Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

去年のリベンジ

2017年04月30日 | 家庭料理
岐阜でゴッソリ採って来た金柑で、甘煮を作りました。
約1㎏の金柑を水洗いし、竹串でつくつく穴を開ける。
3分間ほど下茹でし、ひたひたになる位の水と500gの砂糖、酢100ccを加えて
圧力鍋で3分間圧力をかけた後、蓋を取って弱火で煮込む。




去年は三温糖とバルサミコ酢を使って、どす黒い仕上がりになってしまったので
今回は、グラニュー糖と普通のお酢で。
しかし去年ほどではないにしろ、やっぱり茶色っぽくなるのねえ。

今回の反省は、煮詰めすぎたこと。
とろとろと3時間ほども煮込んで、煮汁がかなりなくなってしまった。
黄金色のシロップが美味しいのに、惜しいことをしました。



今回、シロップ漬けというのも作ってみました。
金柑を半分に切って種を出し、同量の氷砂糖を入れるというだけのもの。
これで10日間くらいで食べられるようになるのだそうです。
楽しみ!
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「奇跡のパンケーキ・フリッパーズ」

2017年04月28日 | グルメ
自由が丘のパンケーキ屋「フリッパーズ」に行って来ました。
”新食感&新体験の「奇跡のパンケーキ」を提案するスフレパンケーキ専門店”
という謳い文句のこの店、去年の秋のオープン時は相当並んでいたらしいのですが
今回は15分待ちくらいでした。
お洒落なブティックの中、階段を上って3階に、明るいそのお店はあります。
フランスの農家のキッチンをイメージしたような店内です。



「奇跡のパンケーキ・プレーン」「フレッシュフルーツ・パンケーキ」
「熟成ベーコンとエッグのパンケーキ」を頼んでシェア。
確かにふわふわのトロトロ、プリンのようにすくって食べる感じで
ナイフが要りません。
口の中でとろけるようです。
どうしたらこんなにふわふわのパンケーキが焼けるのだろう?
そして口直しのオカズ系パンケーキ、こちらは全粒粉100%でしっかりした食感。
こんがり焼いたベーコンと半熟の卵を絡めて、素朴な味で美味しい。

ここ数年のパンケーキブームに乗じて、色々なお店のパンケーキを食べて来ました。
パンケーキというと思い出すのは、息子たちの幼かった頃。
「ぐりとぐら」「ちびくろサンボ」などの絵本のパンケーキを夢中で見ていたこと。
休日のブランチに私が焼いた、不格好なパンケーキに喜んでいたこと。
パンケーキというのは、なんとなく幸せの匂いがするような気がする。
だから私はパンケーキが好きなのかもしれません。

「フリッパーズ」 http://flippers-pancake.jp/
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銀座シックス

2017年04月27日 | お出かけ


先週オープンしたばかりの、銀座シックスに行って来ました。
松坂屋跡にできた、地上13階地下3階の銀座エリア最大という商業施設です。



まだまだ混んでいましたが、全館をざっと見て来ました。
吹き抜けの天井からは、草間彌生のカボチャのバルーンが賑やかにぶら下がっています。
草間彌生のグッズショップもあり、あのカラフルな色彩の小物が所狭しと。



高級フードコートという謳い文句の「銀座大食堂」でランチを。
昨日の1時頃に行って、20分待ちくらいでした。
ここは面白い造りで、バーのようなカウンター席あり、クラブのようなゆったりしたソファ席あり、
大通りを見下ろすオープンテラス席あり。
写真のメニューにあるものから選んで注文します。
この日は、標津イクラ丼と大海老天丼を、友人と。
フードコートと言っても、セルフサービスではなく、フルサービスです。
この値段なら当然かとも思いますが。
しかし、どちらも美味しい!



6階はこの大食堂と幾つかのレストラン、そして広いTSUTAYAが。
やはりスタバも併設してあり、コーヒーを飲みながら読書できるようです。
こんなロボット(?)もいて、小さな声で鳴いていました。



気になっていたカフェは何処も並んでいたので
地下の食品売り場の辻利で抹茶ソフトを。
ここも結構な行列でしたが。
オープンしたてで、店員さんもまだ戸惑っているような所が散見されましたが
目新しいお店も色々入っているようで、銀座に行くのが当分楽しみになりそうです。



銀座シックス https://ginza6.tokyo/
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長良川マラソン

2017年04月25日 | 社会


長良川マラソンがこの週末、岐阜で行われました。
正式名称は、高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン。
夫の親戚宅の真ん前を通り抜けるということで
水出しや和菓子の差し入れをすることになり、
帰省のついでに、そのお手伝いをして来ました。

朝から1200人分の登り鮎、その数倍分の紙コップと水を用意して待機。
先頭集団が来たと思ったら、あっという間に通り過ぎてしまいました。
先頭は、招待されたエリート選手たちなのだそうです。
まあその速いこと!
いかにハーフとは言え、あの速さで20㎞を走るなんて。
子どもの頃から長距離走が苦手で、マラソン大会などあるというと
その前日には雨乞いに必死だった私から見ると、信じられない話です。



その後、一般選手たちが来ると、水出し場は戦場のように。
うず高く積まれていた登り鮎も、瞬く間に無くなりました。
参加者9千人というから、無理もないか。
岐阜のゆるキャラ、ウータンも応援。
鵜と鵜匠を組み合わせるって、ちょっと無理があるような気もしますがw

この親戚宅、玉井屋がある岐阜市の長良川河畔、川原町と呼ばれる地域は、
古い町屋風の家並みが続いています。
この辺りは景観条例も厳しく、銀行のATMもこんなにお洒落。
ちなみに登り鮎というのはこんな感じのお菓子です。
どうぞご贔屓に。
http://www.tamaiya-honpo.com/okashi/index2.html

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愛される喜劇「フィガロの結婚」

2017年04月21日 | 劇、オペラ、コンサート


昨夜、新国立劇場で「フィガロの結婚」鑑賞。
あまりにも有名なこの喜劇は、映画「アマデウス」でその場面が
多く出ていたこともあって、楽しみにしていました。

「セビリアの理髪師」に出て来たフィガロと、その恋人スザンヌの結婚をめぐる一日。
歌われる曲はどれも耳に馴染んだ、聞き覚えのある曲ばかり。
喜びに満ち溢れたような歌が多くて、モーツアルトの喜劇は本当に楽しい。

ただこの喜劇には「領主権」という言葉が出てきます。
「初夜権」とも訳される言葉。
中世のヨーロッパにおいて権力者が統治する地域の新婚夫婦の初夜に、
新郎よりも先に新婦と性交をすることができたとする権利。
小間使いのスザンヌによこしまな気持ちを持った伯爵が、
これを使って彼女を強引に奪い取ろうとするのです。
しかし伯爵も、ただ威張った権力者という訳ではなく、
最初はいい人ぶってその権利を放棄したのですが、スザンヌをものにしたくて
なんとかその権利を復活させようと画策するのです。
それをフィガロやスザンヌ、伯爵夫人たちにとっちめられるというマヌケな話。
舞台の中央に巨大な白いクローゼットが据えられ、その中で様々な駆け引きが行われる。
人間の欲望の象徴のようでもあります。

なんにしても、1786年にウィーンで初演されたこの演目が
今になっても尚、世界中で上演されているというのは凄いですねえ。

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「ライオン 〜25年目のただいま〜」

2017年04月19日 | 映画


インドで迷子になった5歳の少年が、オーストラリアの家庭の養子となって育ち、
25年後にGoogle Earthで故郷を探し出したという、実話を基にした話。

1986年、インドのスラム街で5歳のサルーは、母と兄と妹と
貧しいながらも逞しく、幸せに暮らしていた。
ある日、駅で一人になったサルーは、間違った電車に乗り込み、
1600キロ離れたコルカタに運ばれてしまう。
言葉も通じない大都会の路上を、5歳の幼児が泣きながら彷徨う。
人身売買や子ども誘拐団の手から危うい所で逃れ、ようやく孤児院に入れられるが
そこも家畜小屋のような酷い所で、性的虐待などもまかり通っていた。
サルーがオーストラリアの裕福な家庭に養子として迎え入れられたのは
本当に幸運だったと言えるでしょう。



そこで何不自由なく育ったサルーですが
25年後、ふとしたことから自分の幼少期を思い出す。
そこからGoogleEarthを使って、必死になって自分の出身地を探し出すという、
途方もない話なのですが、これが実話だというのだから驚きます。

年間8万人もの子供がインドで行方不明になるというテロップが、ラストに流れます。
貧困、児童労働、人身売買、文盲率の高さといった事情が、その背景にあるのでしょう。
2年ほど前にインドに旅行した時に見た、あの街なかのカオスを思い出します。
何しろ路上に、牛、馬、犬、猫、サル、ヤギ、ニワトリ、ブタ、人、
そうしたものがごちゃ混ぜになっているのですから。



サルーを養子に迎えたオーストラリア人の夫婦の献身的な愛情には
頭が下がるばかりですが
愛情とお金をかければ子どもは問題なく育つかと言えば、そうとも限らない。
利発なサルーは素直にまっすぐ育ちますが
その後に夫婦は、マントッシュというインド人の男の子をまた養子に迎えるのです。
しかし彼は、最初から自傷癖など精神的な問題を抱えていて
それは、25年経っても治らなかったのです。
詳しくは語られないのですが、孤児院で余程酷い目に遭ったとしか思えない。



サルーが仕事もやめてしまい、一人閉じ籠ってPCでひたすら故郷を探すあたり、
恋人とも別れたりで少々中だるみしますが(事実だから仕方ないのか)
見応えのある映画です。
原題は「Lion」。
その意味は、ラストで明かされます。

公式HP http://gaga.ne.jp/lion/
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大きいのも小さいのも

2017年04月17日 | お出かけ


今年初めての夏日だったという昨日、タロウを連れて代々木公園の
わんわんカーニバルに行って来ました。
犬のパレードや各種犬コンテストなど、盛り沢山のドッグイベントです。
犬嫌いのタロウは遠くから眺めるだけですが、それでも出かけるだけでも嬉しいらしい。
代々木公園までは車で行きましたが
私と一緒に1万歩近く、短い脚でチョコチョコとよく歩きました。



東京中の犬が集結したのじゃないかと思えるほどの
大きいのや小さいのや沢山の犬に出逢えて、私も嬉しい。
巨大なフワフワのぬいぐるみのようなイングリッシュ・オールド・シープドッグや
ロシアの貴公子と呼ばれるボルゾイ、
ラブラドールとプードルをかけ合わせて作ったというラブラドゥードルなど
珍しい犬種もいっぱい。

  

私が目を引かれるのは、やはり大型犬です。
しかし大型犬を飼うには、当然それだけのスペースが要る。
餌の量も排泄物の量も散歩の量も、何もかもが小型犬とは桁違い。
老後の介護も大変だし、小型犬に比べて寿命も短いし…
大型犬に、体を押し倒す勢いで甘えられると
私など嬉しくて、ぼぅっとしてしまうのですけど。



という訳で、大型犬は、見るだけを楽しませて頂きます。
帰宅して帽子をつけたまま爆睡するタロウ。


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「ムーンライト」

2017年04月13日 | 映画


マイアミの貧困地域で暮らす少年シャロン。
母親は麻薬常習者で、時に体を売って暮らしている。
母親からも育児放棄され、誰からも愛されない子どもが、自分に自信を持てるわけがない。
暗くいつも俯きがち、体も小さく弱々しいとなれば、いじめられるのは目に見えている。

ある日いじめられるところを助けてくれた男性フアンは
唯一、シャロンを気に掛けてくれた大人だった。
頑なに殻に閉じ籠っていたシャロンは、少しずつフアンに心を許していくが…
彼は、母親にヤクを売る密売人であった。



この映画、シャロンが暮らす近所も学校の中も何処を見ても、
殆ど黒人しか出て来ないのです。
アメリカには何度も行っていますが、こんな所があるのかと今更ながら驚く思い。
高校に入っても相変わらずいじめられている、弱々しいシャロン。
つい母親目線になって、これ以上悪いことが起こらないでと祈るような思いで見ていると
シャロンの唯一の友人、幼馴染のケヴィンに、徹底的に裏切られてしまう。



映画は、シャロンの少年期、青年期、成人期の3部に分けて描かれます。
このポスター、なんとその、3人の顔で合成されていたのですね。
成人期のシャロンが現れた時には目を見張りました。
小さく弱々しく何処でもいじめられていたシャロンが
筋骨隆々、金歯と金のネックレスで武装した牡牛のような姿となって現れる。
彼が選んだ職業は…
悲しいが、しかしあの境遇では、仕方がなかったのだろうなあ。

全編を通して台詞も説明も極端に少なく、
視聴者は自分で想像しながら観なければならない。
フアンは突然死んでしまうが、どうせロクな死に方じゃなかったろうとか
少年院でいじめられっ子のシャロンはどんな酷い目に遭ったのだろう、
それを克服するために身体を鍛えて、あの牡牛のような姿になったのだろうとか。
逆に言えば、行間が多くを物語る作品でもあります。
最後に、シャロンの魂が救われたように見えるシーンがあり、
我々も、かろうじてホッとすることができます。



貧困、麻薬、暴力、黒人、ゲイ。
この作品がアカデミー賞を取ったのは「強い白人のアメリカ」を主張するトランプに
対抗してのことであるとも言われているようですが
それを差し引いても、静かに心に沁みる作品です。

2017年アカデミー賞作品賞。
監督はバリー・ジェンキンス、脚本も。
「ムーンライト」 http://moonlight-movie.jp/index.html


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「未来よこんにちは」

2017年04月09日 | 映画


パリの高校で哲学を教える50代後半のナタリー(イザベル・ユペール)。
ある日突然、夫に好きな人ができたと離婚を切り出され、
年老いた母親も他界、付き合いの長かった出版社からも契約を打ち切られる。
バカンスシーズンを前に一人ぼっちになってしまい、途方に暮れるナタリー。

予告編で、おおよそ以上の情報を得てからの鑑賞。
自分と同じ位の歳のヒロインが、人生の困難をどんな風に乗り越えていくのかと
楽しみにしていました。
しかし…



ナタリーが泣いたり怒ったり、騒いだりするシーンは殆どない。
何が起きても淡々と受け止め、諦念しているように見える。
一人になって、一番可愛がっていた教え子の所で彼女は休暇を過ごすのですが
彼からも、彼女の生き方を否定するようなことを言われる。
これだけのことが立て続けに起きたら
私だったら鬱になるか、ヒステリーを起こしていると思うのだけど。
映画の冒頭から彼女はセカセカと歩き廻るのですが
何が起きても、それは変わらない。
年中せわしなく歩き回るのは、立ち止まりたくないという彼女の意思の表れなのか。



結局私は、ヒロインに感情移入できないままに終わってしまったのでした。
「それでも人生は続く」映画の一つということなのか。
大体私は、映画の中で引用される哲学者アランの
「それがかなえられないものであり、幻であっても、希望を持つことそれ自体が幸福なのだ」
という言葉にも、全く納得できないのです。
叶えられない希望なんて、持つだけ無駄じゃないかと思ってしまう。
終盤で一人の部屋に帰った彼女、そして流れる「オーマイラブ、マイダーリン」と
いう「Unchained Melody」は心に深く沁みましたが…



原題「L'AVENIR」(THINGS TO COME)
公式HP http://crest-inter.co.jp/mirai/
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目黒川の桜と歩幅

2017年04月08日 | お出かけ


この週末は、花散らしの雨のようですね。
先の日記でスマホの万歩計の数字を出したら、結構驚かれたようです。
タロウの散歩もあるし、日頃からよく歩いている方なので
私にとっては珍しい数字でもないのですが。



SNSで、歩幅が広いですねとコメントされたのにも驚きました。
歩幅なんて気にしたこともなかったのですが
この日の距離を歩数で割ると11,100(m)÷14,638(歩)=0.758(m)となり、
歩幅は76㎝ほどになります。
5㎝ヒールのパンプスとパンツだったので
歩幅もいつもより少々広かったようです。



最近よく歩いた日を万歩計で探してみたら
先月の九州旅行の日が出て来ました。
午前中長崎市内を、午後はハウステンボスを歩き廻った日でした。
13,400÷20,432=0.655で歩幅は66㎝。
この時は旅行用に楽なスニーカーを履いていたのですが
靴によってこんなに違ってくるとは。

ちなみにOMRONによると、身長×0.45が歩幅の目安なのだそうです。
(どういう根拠の数字なのかよくわかりませんが)
それによると私のは、159×0.45=71.55で72㎝ほど。
知らなかった…



写真は目黒川の桜並木。
今や関東圏の桜の名所の人気No.1なのですって。
世界中から観光客が押し寄せて、物凄い人波でした。

歩幅の目安 http://www.faq.healthcare.omron.co.jp/faq/show/4195?site_domain=jp
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