Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

15人の子どもと25人の大人

2015年02月28日 | 社会
FBで見つけた優しいニュース。



フロリダ在住のアシュリー・ブラッティさんは、自閉症で癲癇持ちの息子グレン君
の6歳の誕生パーティに、16人のクラスメイト全員を招待したのだそうです。
しかしその日、誰も現れなかった。
朝から楽しみにしていたグレン君は、誰も来ないことを知ると目を涙でいっぱいにした。
アシュリーさんは思わずFBのローカル・コミュニティのページに
そのことを書きこんだのですと。

'I know this might be something silly to rant about, but my heart is breaking
for my son. We invited his whole class (16 kids) over for his 6th birthday
party today. Not one kid came,'

「こんなこと言うのは馬鹿げているかもしれませんが、でも、息子のクラスメイト16人を
招待したのに一人も来てくれないなんて。胸が張り裂けそうです。」



すると、この投稿を見た人々が、自分の子どもを連れて行ってもいいかとメッセージを。
さらには地元オセオラ郡の警察がこれを見て、パトカーと消防車、
ヘリコプターまで出動して駆けつけたのだそうです。
結果的に、15人の子どもと25人の大人が誕生パーティに参加し、
プレゼントとケーキでお祝いし、みんなで遊んでグレン君は大喜びだったのですって。



アメリカって…
腹が立つニュースも多いのですけど
こんなことを臆面もなくやってのけるという点は
やっぱりいいなあ。

dozens of cops and firefighters flocked to autistic boy's birthday
http://tinyurl.com/lu2okqr
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「きっと、星のせいじゃない」

2015年02月26日 | 映画

少々変わったタイトルの、少々変わった映画です。
先週から公開されたばかりのアメリカ映画、ジョシュ・ブーン監督。

主人公のヘイゼルは、甲状腺の癌が肺に転移した末期の癌患者。
今は薬が効いて小康状態を保っているが、酸素ボンベの装着が24時間放せない。
13歳で発病してから入退院を繰り返し、学校にも行けずに療養生活。
母親の勧めで嫌々癌患者の集会に参加し、そこで18歳のオーガスタスと知り合う。
彼は骨肉腫で片足を失っているが、明るい青年で、一目でヘイゼルが好きになる。
二人は好きな本を交換し、それについて語り始める…



どう考えても、悲惨な状況なのです。
若い恋人たちは病気のこともよくわかっていて
お互いに自分への弔辞を頼んだりする。
が、登場人物はあくまでも優しく、ユーモアに満ちていたりする。
ヘイぜルは妙に冷めていて、自分や周りの人々をクールに観察している節がある。
泣いたり叫んだり絶望したりという段階は、とっくに終わってしまったのかもしれませんが…
難病ものなのに、基本明るく、お涙頂戴という感じではない。
一体この話、どうやって収束させるのだろう?と観ていると…



やられました。
奇跡は訪れなかった。

そういう人生もあるんだね。
つらくって悲しくって望みなし。
でも、君たちはよくやった。
時間は長さじゃなくて、その密度が大事なんだって証明してくれた。
もう頑張らなくっていいから、ゆっくりお休み…



「きっと星のせいじゃない」(the fault in our stars)この変わったタイトルは
シェークスピアの「ジュリアス・シーザー」の中のキャシアスの台詞
「The fault, dear Brutus, is not in our stars, But in ourselves, that we are underlings. 」
(だから、ブルータス、おれたちが人の風下に立つのは運勢の星が悪いのではない、
罪はおれたち自身にある)からとったものなのだそうです。(Wikiより)
原作はジョン・グリーンの同名小説。
こちらの邦題は「さよならを待つふたりのために」。
私は映画の邦題の方が好きですが、"the fault in our stars"というのは
「君たちのせいじゃない、持って生まれた星のせいなんだよ」という、
逆の意味だと思うんだけどな…

「きっと、星のせいじゃない」 http://www.foxmovies-jp.com/kitto-hoshi/
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「グレート デイズ! 夢に挑んだ父と子」

2015年02月24日 | 映画


トライアスロンの中で最も過酷だと言われている「アイアンマンレース」。
水泳3.8Km自転車180Kmマラソン42.195km。
それを、車椅子に乗った18歳の息子を連れてやるなんて。
つまり、息子を乗せたボートを引っ張りながら泳ぎ、息子を乗せた自転車で180km走り、
息子を乗せた車椅子を押しながら、フルマラソンをしなければならない。
どう考えても不可能でしょう、と思うのですが
それをやり遂げた親子が、アメリカには実在するのですね。
その親子にインスパイアされて作られたというのが、この映画です。
2013年フランス映画、ニルス・タヴェルニエ監督。

舞台はフランス、アルプス山脈の麓の緑豊かなアヌシー地方。
ポールは元トライアスロン選手で、生まれつき障害を持って歩けない息子に
まともに向き合うことができず、息子の世話は妻にまかせっきり。
ずっと仕事に逃げていたが、ある日リストラに遭ってしまう。
不機嫌な顔をして終日家にいる父親に、アイアンマンレースに出たいと
息子ジュリアンは言うのです。



映画に出てくるのは、立派な人間ばかりではない。
父親は障害児の息子から逃げているし、息子からレースに出たいと言われた時も
とんでもない、自分にはもう体力がないし、そんな金もないと言下に断る。
母親は大きな愛で必死に息子の世話をするが
時にそれが息子の自立を邪魔しているようでもある。
娘は「弟は決してつきあいやすい存在ではなかった。体も性格も悪くて
世話するのは大変だった」とみんなの前で言ってのける。
ジュリアンは明るく前向きな障害者ではあるが、逆に言えば
自分の立場をわきまえず、わがままなことこの上ない。
(アイアンマンレースに出たいということ自体、その最たるものです)

そんな不完全な家族が、紆余曲折を経て、過酷なレースに向かって一致団結するのです。
練習していて事故に遭ったり、怪我をしたり。
レース当日も、序盤の水泳から父親はもうふらふら。
みんながとっくに自転車で走っている頃に、必死に息子を負ぶって陸に上がり、
ふらつきながら着替えさせたりしている。
朝6時から夜10時までのアイアンマンレースの、なんと過酷なこと。
体力の限界に挑戦する父親のなりふり構わない姿の、なんと必死なこと。
そして路上の人々のこの親子に対する応援の、なんとあたたかいこと。
ラストには涙腺が決壊します。

この作品はフィクションですが
インスパイアされたというアメリカのホイト親子のことを調べてみました。
1962年、脳性小児麻痺のリック・ホイト誕生。
リックは首だけ動かせて、声を出せず、耳が聞こえているかもわからなかった。
両親は自分たちの手で息子に教育をし、14歳の時に一般の中学に入学。
父親ディックは息子の願いを聞いて、車椅子を押してマラソン大会に出るようになる。
1989年には、トライアスロンの最高峰であるアイアンマン世界選手権に二人で出場、
14時間26分4秒で完走した。
リックはボストン大学に入学して学位を取得、優秀な成績で卒業。
現在はコンピュータ研究室で障害者用の補助器具を開発している。


ホイト親子

世の中には、偉い親子が存在するのですね…

「グレート デイズ! 夢に挑んだ父と子」 http://greatdays.gaga.ne.jp/
「ホイト親子」 http://tinyurl.com/p4uwgkn
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつもの彼女じゃない!

2015年02月23日 | 社会
第87回アカデミー賞が今日、発表されました。
作品賞は「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」。
主演男優賞「博士と彼女のセオリー」のエディ・レッドメイン。
主演女優賞「アリスのままで」のジュリアン・ムーア。
どれも日本未公開のものばかりなので、内容については語れません。
観るのが楽しみです。

毎年のことながら、女優たちのドレスのきらびやかなこと。
印象的だったものを少しばかりネットから拾ってご紹介します。


マリオン・コティヤール 水玉模様とは珍しい。


ジュリアン・ムーア シャネルの特注ドレスですって。


エマ・ストーン この繊細な薄緑色、なんて美しい!


ジェニファー・ロペス うーん…生々しすぎて、私は好きになれません。

一番びっくりしたのは、レディ・ガガ。
映画サウンド・オブ・ミュージックのトリビュートをメドレーで見事に歌い上げたのですが、
純白のふんわりしたドレスに、ナチュラルなロングヘア。
生肉ドレスや海老カチューシャ、薔薇の全身タイツや宇宙人ルックといった、
いつもの奇抜なガガ・ファッションはどうしちゃったの?
ガガが歌う動画を貼ったのですが、削除されてしまったので写真を貼り直します。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真実の愛のため

2015年02月20日 | 社会
FBで見つけた、ほっこり心があたたまる記事。



ある日、こんな張り紙が窓に張られたのだそうです。
要約すると
「我家の犬がお宅の猫に恋焦がれて、半年間毎日、この窓辺に前足をかけて見つめていました。
でも最近、お宅のその窓辺に植物が置かれて、猫ちゃんの姿が見えなくなってしまいました。
それでも犬は毎日、愛しい猫の姿を探し求めてしょんぼり眺めています。
どうか、その植物を、違う窓辺に置き換えて頂けませんか?隣人より」



”After a few days, love was in the air once again!
There, sitting in the window, was the dog’s favorite cat with a note
posted in the window “For True Love”!

数日後、愛は復活しました!
「真実の愛のため」と書かれた張り紙とともに
ワンコ待望の愛しい猫の姿が窓辺に戻ったのですって…



どうでもいいといえば、実にどうでもいい話なんですけど。
殺伐としたニュースが続く今日この頃、
なんとも心が温まります。

Note From Neighbor Saves The Day For Heartbroken Dog
http://www.reshareworthy.com/dog-and-cat-in-love-by-windows/#72SsbyXBjOIzHEp5.99
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フォーカスできました!

2015年02月18日 | 社会
ニューオータニで人間ドックを受けた昨日、
ランチしてから久しぶりにお庭を散歩しました。
雪がかすかにちらつく様な冬枯れの庭。
梅の花がほころんでいるのを見つけて写真に撮ったのはいいのですが
手前の花が、どうしてもボケてしまう。



iPhoneではこれが限界なのか?と思って帰宅してから
例によって検索してみたら…
ちゃんと説明がありました。
撮影画面をタップすると、黄色い枠が出てそこに露出とフォーカスが設定される。
AE/AFロックという表示が出るまで画面を長押しすれば
露出とフォーカスが固定される。



今日は終日雨だったので、部屋の中から。
手前のシクラメンにフォーカスしたのがこちら。



手前の花と背景の両方にフォーカスしたのがこちら。
iPhoneでもできるじゃん…
私が知らなかっただけなのかもしれませんが。



おまけの、花に囲まれたタロウ。

iPhoneカメラの基本操作  http://www.teach-me.biz/iphone/camera.html
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新幹線からのベストポイント

2015年02月14日 | 社会
用があって岐阜に帰省しています。

新幹線の中から、いつもはなんとなく見ている富士山ですが
あまりにもお天気がよかったのと、予約した席が下り方面右側の窓側だったことから
今日は気合を入れて撮ってみようかと。
「新幹線 富士山 撮影ポイント」などで検索してみたら
懇切丁寧に解説してくれているサイトを見つけました。

それによると
東京駅から45分くらい経った、三島駅通過後3分辺りの地点がベストポイントであると。
しかも、動画までつけての説明。
その通りにやってみたら…
iPhoneでもこんな写真が撮れました。
そう、天気がよければ富士山は綺麗に見えるのですが
撮影するとなると電線が入ったり防音壁が邪魔したり、結構難しいのです。
自分でもびっくり!



参考にさせて頂いたサイトはこちらです。

新幹線の車内から富士山を撮る! ベストショットの撮り方 
http://zakkicho2.blog.so-net.ne.jp/archive/201305-1
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新種が続々

2015年02月12日 | 家庭
今日は午前中いつものように我家でトールペイント教室、
午後からは学生時代の友人が3人遊びに来てくれました。



お土産に頂いた果物。
(他にもお土産いっぱい…ありがとうございました)
この真ん中の黄色いのは、メロンほどもある大きなもので
メローゴールドという新種の果物なのだそうです。
私は初めて頂きましたが、ジューシーで甘くて美味しかった。
ネットで見てみたら
4倍体グレープフルーツとポメロ(ブンタン)を交配して作られた品種で、
アメリカ、カリフォルニアで生まれたものなのだそうです。
食物繊維もビタミンCも、グレープフルーツよりも多いのだとか。
きよみ、はるみ、せとか、シラヌイ、それにメローゴールド。
新しい果物が続々と生まれているのですね。



インドで買った紅茶でチャイを作って出したら喜ばれました。
作り方を訊かれたので、簡単ですが書いてみます。
牛乳と水を半々に鍋に入れ、火にかける。
煮立ったら紅茶の葉を入れ、弱火にして少し煮出す。
茶漉しを使ってカップに入れ、シナモンをふりかける。

インドではおなかを壊して散々な目に遭いましたが、
何処でもチャイは美味しかったのです。
(シナモンは私流のアレンジ)
ロイヤル・ミルクティの作り方と一緒ですが
安い茶葉で充分です。
煮出すと、こっくりとしたチャイができます。

メローゴールドとは? http://matome.naver.jp/odai/2139125221475285801
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栄枯盛衰物語@青山

2015年02月08日 | 社会

(青山の路地で以前撮った写真)

久しぶりに、青山の糖朝に行ってみたのです。
香港で人気のデザートレストラン、日本初上陸という触れ込みで
表参道の駅近くにできたのはもう10年ほども前か。
その頃はマスコミにも随分取り上げられ、連日行列ができていました。

そうしたら、なんとなくなっている!
「上島珈琲店」に変わっているではありませんか。
ここは甘いデザートだけではなく、香港麺・お粥・点心など豊富に揃っていて
軽くランチしたいという時にピッタリだったのに。
「豆腐花」というのは、豆乳で作るプリンみたいなもので
私は「マンゴー入り豆腐花黒蜜がけ」が大好きだったのに。
あんなに流行っていたのに何故?
最近は行ってなかったので様子が分からないのだけど
飽きられてしまったのかな?


(青山のチョコレート店)

しかも、他のお店を探して表参道界隈を歩いてると
にぎやかな、というより騒がしい一団が。
ブランドショップの紙袋を幾つも手に持ち、
道幅いっぱいに広がって大声で喋りながら歩いている。
その言葉は日本語ではなく…

銀座が彼らに占められるようになって久しいのに。
大声で喋りながら歩く、食べながら歩く、ゴミをまき散らす、
順番を守らない、デパートのディスプレイ部分に座り込む。
先日は、ユニクロ銀座店のあの広々とした店内の床に座り込み、
飲食している一団を見てしましました。
私は個人的に、あの国のとても良い人も知っているので
みんながこうだとは思いたくないのですが
これだけ数を見てしまうと、言葉を失くします。
青山にはデパートやユニクロはないからと安心していたのですが…
ううむ。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「小豆豆」って?

2015年02月06日 | 社会


今日の朝日新聞「特派員メモ」に
北京からの、ちょっと微笑ましい記事が載っていました。

黒柳徹子氏の「窓際のトットちゃん」が中国でもずっとベストセラーなのだそうです。
中国では「小豆豆」と親しまれ、既に800万部を売り上げ、
日本の売上数をもうすぐ上回りそうだというのです。
昨年日本で出版された絵本版が中国でも早速翻訳され、
1月に北京で開かれたその発表会に、メディアやフアンが大勢詰めかけたのですと。

中国のある児童作家は
「中国の子どもや教師にとってあこがれの教育が描かれているから」と。
中国の学校は規律が厳しく、日本以上に知識を詰め込まれる面があるのだそうです。
ありのままのトットちゃんを受け止めてくれる「トモエ学園」は
中国にもあって欲しい理想の学校像なのであろうと。

そして記事は、可愛らしいエピソードで終わっています。
”その発表会の終わり頃、4歳くらいの女の子が手をあげ、
「ママのおなかの中でトットちゃんを聞いたの。絵本も楽しみ」。
報道陣向けの質問時間だなんて、知ったこっちゃない堂々とした意見表明。
この国でも「小豆豆」は育っている、と嬉しくなった。”

「窓際のトットちゃん」は評判になった頃に読んだきりで詳細は忘れてしまったし、
先月発売されたという絵本を私は見ていませんが
トットちゃんが普通の小学校に入学してすぐに退学になってしまったことは覚えています。
その理由は机の蓋をバタンバタンと騒がしくしたり、
授業中もいつも窓の外を眺めていたことなどと知って
今で言う発達障害の一種だったのかなあとなんとなく思いました。
そんなトットちゃんに「きみはほんとうはいい子なんだよ」と
トモエ学園の校長先生はいつも言ってくれた。
そんな先生に私も出会いたかったと思ったものです。
子どもを生かすも殺すも、周りの大人次第なのだと。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする