Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
 6/3夜明け前 月と火星が接近

今夕の富士山(2023/08/31)

2023-08-31 19:36:51 | 富士山

昨日の午後から外出中で今日の朝撮りができず、帰宅してから夕撮りということになりました。

<今日のアメダス最高気温
八王子:34.2℃  富士山:9.7℃

異常な高温となった8月も今日でお終いですが、9月に入ってもしばらくは猛暑が続くとか。
新潟県では水不足でお米の品質に悪影響が出てるらしく、かなり心配な状況になってます。
こんな夏が来年以降も続くようなことがないよう祈るばかりです。


8月29日明け方の西村彗星(C/2023 P1)

2023-08-30 17:25:01 | ほうき星

火曜日の明け方に撮影した西村彗星の画像がこちら。


【西村彗星(C/2023 P1)8/29】
 キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,STARRY NIGHTフィルター,
 総露出時間20分(2分×10コマ,加算メトカーフコンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
 口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,解像度変更・トリミングあり,新潟県魚沼市にて

前回より東天の光害の影響が少ない所で撮ったせいもあり、尾がしっかり写ってくれました。
眼視では口径5cmの双眼鏡を使って割と簡単に見つけられましたが、さすがに尾までは確認不能でした。
で、同じ空に見えていた星雲星団と見比べて見たところ、オリオン座のM78星雲(光度8.3等)より明るく、
ぺガスス座の球状星団M15(光度6.2等)より暗い感じでしたので、頭部コマの光度は約7等とみられます。
今のところ予想通りの順調な光度上昇を示していて優等生って感じですけど、このまま急増光がなければ
肉眼で楽々見えるレベルになるのは期待薄かな? でも、彗星の明るさは水物で、突然大化けする可能性も
ゼロではないので、引き続き撮影チャンスを逃さずに追跡できればと思います。


今朝の富士山(2023/08/30)

2023-08-30 09:18:15 | 富士山

雲が多くて日差しが弱い割に山肌の色が分かるほどしっかり見えてます。

<今日のアメダス最低気温>
八王子:23.8℃  富士山:4.8℃

台風9号と10号はいずれも日本列島から逸れて行きましたが、台風11号は北西方向に移動中で、
週末には沖縄へかなり近づきそうで心配な状況です。また、列島の遥か南東の海上にある熱帯低気圧が
台風12号になる見込みで、来週前半に西日本へ接近するような進路予想が発表されてます。
また逸れて行って欲しいですが、どうなることやら。


今朝の富士山(2023/08/28)

2023-08-28 12:07:18 | 富士山

曇り空で日差しがほとんど無く、夕方に撮ったシルエットみたいなイメージです。

<今日のアメダス最低気温>
八王子:24.1℃  富士山:3.5℃

台風10号が足早に北上し、太平洋上を東進して過ぎ去ろうとしている中、新たに台風11号が発生した模様で、
今週末には沖縄を直撃するような進路予想になっているのが気になります。例年の9月には日本列島上陸コースを
辿る台風が多くなるので、これからも要注意ですね。


今日の太陽(2023/08/27)

2023-08-27 19:18:53 | 太陽

6日ぶりに太陽面を撮影。


EOS60Da+EF70-300mm F4-5.6ISⅡUSM(@300mm)+ND10000太陽撮影用フィルター(コレ無しでは危険!) 

前回の撮影時に左端に見えていた黒点が自転でほぼ中央にやってきてました。
かなり大きいと予想してたんですけど、それほどでもなかったですねぇ。むしろ左下のヤツの方が目立ってます。


西村彗星(C/2023 P1)のシッポを捉えた!

2023-08-27 11:15:27 | ほうき星

26日の明け方に再び西村彗星を撮影。得られた画像がコレです。


【西村彗星(C/2023 P1)8/26】
 キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,STARRY NIGHTフィルター,
 総露出時間32分(2分×16コマ,加算メトカーフコンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
 口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,解像度変更・トリミングあり,静岡県東伊豆町にて

今回も主砲を使って撮影。薄らではありますが、右(西)方向に尾が伸びている姿が捉えられました。
予報光度は約8等でしたが実際は7等台中盤に達しているらしく、頭部コマは口径5cmの双眼鏡で容易に確認でき、
同じ空に見えていたオリオン座のM78星雲と見比べて、ほとんど同等という印象でした。
このままのペースで明るくなっていくと、最大光度は1等台まで到達するかもしれません。
但し、太陽へ接近するにつれて薄明開始時の地平高度が下がっていくので、観測条件は悪化する一方で、
肉眼で見えるようになるかどうかは微妙な感じがします。
写真撮影では来週半ばまでは追跡できそうなので、今後もチャンスがあれば何度か狙ってみたいところです。


銀河系の内と外の天体が並ぶところ

2023-08-26 18:51:17 | 遠征日誌

西村彗星を再撮影した21日未明にこんなのも撮ってました。


【NGC6946&NGC6939】
 キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,STARRY NIGHTフィルター,
 総露出時間60分(5分×12コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
 口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり,静岡県東伊豆町にて

撮影エリアはケフェウス座の一角で、こんなところです。


AstroArts社ステラナビゲータにて作成

銀河系の外にある渦巻銀河(NGC6946)と銀河系内にある散開星団(NGC6946)が並んでいる珍しい天域になります。
WikipediaによるとNGC6946は2250万光年の彼方にあり、NGC6939までの距離は3860光年ということで、
実は奥行方向にかなりの隔たりがあります。そんなに離れているのに見掛けのサイズがほとんど変わらず、
しかも地球からは並んで見えるというのは奇跡的と言えるかもしれません。
ちなみに光度はNGC6946が9.6等、NGC6939が7.8等で、口径20cmの望遠鏡で仲良く並ぶ姿が眼視で確認可能です。
但し、NGC6946の渦巻き構造を確認するにはもっと大口径の望遠鏡が必要でしょう。


土星(2023/08/24)

2023-08-25 17:18:10 | 惑星

昨夜、観測好期になっている土星を撮影しました。


【土星 2023.8.24 23時台】
 タカハシμ-180+2.5倍バローレンズ+ADC+CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool),,UV/IRカットフィルター,
合成F値=30,タカハシEM-200Temma2M赤道儀,取得動画の600/2000フレームをAS!3にてスタック×8セット,
 Registax6でwavelet処理

個人的に土星の撮影は2年ぶりでした。前回の撮影時より環の傾きが小さくなり、土星本体の南側が隠されずに
見える状況となってます。気流は割と安定していたのか、像の揺らぎは少なめでした。


今朝の富士山(2023/08/25)

2023-08-25 08:38:01 | 富士山

久々にクッキリ見えてます。

<今日のアメダス最低気温>
八王子:22.9℃  富士山:4.4℃

ここ2日で相次いで発生したダブル台風が気になります。台風9号はフィリピンの東海上で停滞中(迷走気味?)で、
沖縄に影響が出るのは来週になってからでしょうか。一方、台風10号は日本列島の遥か南東の海上にあって
これから北上し、来週前半には東日本に接近する可能性があります。どちらも暴れずに早く消えて欲しいです。