Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
 6/3夜明け前 月と火星が接近

今朝の富士山(2023/07/31)

2023-07-31 12:06:51 | 富士山

雲が多めでしたが見えました。

<今日のアメダス最低気温>
八王子:25.4℃  富士山:6.8℃ 

昨日は結局、富士山の残雪を再確認できませんでしたが、今朝撮った元画像をチェックしたら・・・

ほんの僅かながら残ってる感じです。6日前の確認画像で見えていた残雪箇所に一致してるんで、
雲のかけらではないと思われますが、ちょっと微妙ではありますねぇ。


4年ぶりの開催!「国営昭和記念公園花火大会」 (2023/07/29)

2023-07-30 17:55:11 | 花火

新型コロナの影響で2020年から中止となっていた「立川まつり 国営昭和記念公園花火大会」が昨夜
4年ぶりに開催されました。ウチから近い所での花火大会なので、これは絶対見逃せないって思って
公園外の某所に陣取って見物・撮影してきました。
ミラーレス一眼で動画を撮ったので、よろしければご覧ください。

1本目の動画は中盤の「芸協玉プログラム」で一尺玉が10発打ち上がるところを捉えたものです。
9発目に上がった(株)齊木煙火本店の「デジタルネオンボール」には周囲から歓声が上がってました。
来月は類似した花火がたくさん打ち上がる「神明の花火」に今年も行くつもりなので、今から楽しみです。
2本目は1.5尺玉3発の打ち上げを含むクライマックスシーンになります。
4年前の記憶が朧げで、特に大玉がどのくらいの大きさに花開くのか分からなかったんで、
両動画とも一部フレームアウトしたり、ズーム操作を誤ったりしてますが、それなりに撮れた感じ。

で、動画から抽出したフレームを元に作成したスチル写真がこちら。

昨夜は都心で隅田川花火大会がやはり4年ぶりに開催され、物凄い人出だったみたいですけど、
立川でもかなりの見物客が訪れ、久々に夏の風物詩を堪能された方が多かったのではないでしょうか。


今朝の富士山(2023/07/30)

2023-07-30 08:45:00 | 富士山

昨日に比べ視界が改善し、スッキリ見えてます。

<今日のアメダス最低気温>
八王子:23.5℃  富士山:7.1℃ 

富士山の残雪はまだ微かに見えてるような気がします。もう少し日が高くなってから再確認したいところですが、
雲が湧き始めたので、時間を置いてしまうと残雪箇所が見えなくなるかもしれません。


真昼のモクモク(2023/07/28)

2023-07-28 14:00:00 | きまぐれ日記

12時台の南の空にこんな雲が立ち上ってました。

丹沢山地の上に発生した積乱雲でした。左側にロボットアームみたいなのが突き出ていて面白いです。
なんかブルーハワイかき氷が食べたくなりますねぇ。
なお、雨雲レーダーでは強いエコーが捉えられてなかったんで、雲直下でも雨脚は意外と弱かったかも?

ちなみにウチから最も近い八王子アメダスの気温は11時台にもう35℃超を記録。4日連続の猛暑日となりました。


来年期待の周期彗星が急増光

2023-07-27 22:50:55 | ほうき星

7月24日の夜に撮影したもう1つの彗星がこちら。


【ポンス・ブルックス彗星(12P)7/25】
 キヤノンEOS Ra+タカハシFSQ-85EDP+レデューサーCR0.73×,F3.8,ISO3200,1.6倍クロップ,
 総露出時間40分(2分×20コマ,加算メトカーフコンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
 口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,等倍トリミング

ど真中に写っている丸いヤツがターゲットの彗星です。前記事で紹介したアトラス彗星(C/2023 E1)と比べると
遠方にいてモーションが小さいため、彗星の動きに合わせたコンポジットでも背景の星はあまり流れてません。

この彗星は1812年7月にフランスの天文学者ポンスが最初に発見し、公転周期70.68年の楕円軌道を持つと計算され、
次の回帰年と推定された1883年に米国の天文学者ブルックスが偶然発見した彗星が同一天体であることが判明し、
連名で呼ばれることになった周期彗星です。非常に有名なハレー彗星(周期約76年)とほぼ同等の公転周期を有し、
一生に2度見ることができたら物凄くラッキーな周期彗星の一つです。

で、ブルックスによる再発見から71年後の1954年には、また太陽に近づいて無事に再観測された記録があります。
さらにその次の回帰が来年4月に巡ってくる予定で、既に米国の天文台にて2020年6月に再検出済でした。
アマチュアでも捉えられるようになったのは今年に入ってからとみられますが、4月で18~19等台とかなり暗く、
今月中旬になってもまだ地球から遠いせいか16等台と、容易に確認できるレベルの明るさではありませんでした。
ところが、20日ごろにアウトバースト(急増光)し、なんと5等級も明るい約11等で観測されるようになってます。
当初は自分の機材での初観測は今秋くらいかなぁーって思っていたら、早くも今週捉えることができました。
上の画像をさらに拡大すると・・・

面積的に広がっているような姿が確認でき、北(上)側に2つツノみたいなのが伸びているのが分かります。
何やらネコの頭みたいなイメージで面白い恰好になってますねぇ。このような姿は世界中で捉えられていて、
ミレニアム・ファルコン号に見立てる人もいるようです。視直径は日毎に大きくなっているらしいので、
今後の形状変化に注目が集まるでしょう。
また、来年の最盛期には4等台まで明るくなるとの当初予想に対し、光度上振れの兆候であれば嬉しいですが、
このような早期の急増光が吉と出るか凶と出るか、今後の成り行きに興味津々です。


一晩中観測可能な比較的明るい彗星(2023年7月下旬)

2023-07-26 22:41:10 | ほうき星

7月24日の夜、ほうき星パパラッチが主目的で伊豆稲取へ行ってきました。
撮影した彗星は2個あって、そのうちの1個は現在観測可能な彗星の中で2番目に明るいものでした。


【アトラス彗星(C/2023 E1)7/25】
 キヤノンEOS Ra+タカハシFSQ-85EDP+レデューサーCR0.73×,F3.8,ISO3200,1.6倍クロップ,
 総露出時間60分(2分×30コマ,加算メトカーフコンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
 口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,等倍トリミング

今年3月の初めにハワイ大学が運用している小惑星地球衝突最終警報システム(ATLAS)が発見した新彗星です。
発見時の光度は18.8等と暗かったものの、7月1日に近日点通過(太陽最接近)となり、明るさのピークを迎えてます。
と言っても予報光度は約9等なので、小型双眼鏡を使って存在確認できるかどうかというレベルです。
天空上で「天の北極」に近いところを動いており、日本では5月から一晩中観測できる状況にあります。
撮影画像のとおり頭部のコマが彗星特有の青緑色に染まって写り、南(下)側にごく短い尾が認められます。
現在、太陽からは離れつつありますが、地球には近づいてきているため移動スピードは大きめで、
彗星の動きに合わせてコンポジットした上の画像では60分間で背景の恒星が意外と長い軌跡になりました。
なお、これまでの観測データから算出された軌道要素によると、公転周期85年の楕円軌道を持つらしいのですが、
前世紀の観測記録は無いみたいです。


今朝の富士山(2023/07/25)

2023-07-25 12:43:38 | 富士山

雲の妨害もなく、スッキリした姿を拝めました。

<今日のアメダス最低気温>
八王子:21.2℃  富士山:4.4℃ 
撮影画像を詳しくチェックしましたが、残雪は確認できませんでした。
昨年の同じ日には数箇所ほど僅かに白いところが見えていたんで、今年は雪解けが早かったみたいです。

<追記>
日が高くなってから再度撮影してみたら、1箇所だけ雪が残っているのを確認。

朝は日差しが弱かったせいで、はっきり捉えられなかったようです。
毎年ココの雪は最後まで残るんですけど、今年もしぶといですねぇ。


今朝の富士山(2023/07/24)

2023-07-24 09:15:06 | 富士山

1週間ぶりに見えたのは、また笠雲のかかった姿でした。

<今日のアメダス最低気温>
八王子:20.9℃  富士山:4.6℃ 

昨日、大暑を迎えましたが、今朝は過ごしやすい気温でした。
ウチの地域の予想最高気温は35℃で、18日以来の猛暑日となりそうです。