Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
 6/3夜明け前 月と火星が接近

Sh2-11

2021-09-25 00:15:22 | シャープレス天体アルバム

【Sh2-11】
 赤経:17h26m31s 赤緯:-34゚12' 20"
 星座:さそり座
 視直径:90'
 他カタログNo.:NGC6357
 ニックネーム:彼岸花星雲,戦争と平和星雲(The War & Peace nebula),
                 ロブスター星雲(Robster nebula),まど神星雲(Madokami nebula)※一部分のみ
 南中日時(@東京):4月24日03時,6月9日00時,7月24日21時 ※あくまで目安です。

 撮影日時:2015/05/23 00:51
 撮影地:新潟県十日町市
 撮影機材:キヤノンEOS60Da+タカハシε-180EDC(F2.8),ASTRO LPR Type2フィルター使用,
             タカハシEM-200Temma2M赤道儀,ペンシルボーグ+QHY5LⅡM+PHD Guidingにより恒星ガイド
 撮影条件:ISO800,露出4分×8コマ
 画像処理:Digital Photo Professionalにて現像,ステライメージVer.7,PhotoshopCS3にて処理
             トリミングあり
 メモ:さそり座の尾の毒針付近にある輝線星雲です。その形態から日本では「彼岸花星雲」という
    呼称が付いています。海外では東側(左側)をドクロ、西側(右側)を鳩に見立て "The War
    & Peace nebula"(戦争と平和星雲)と呼ばれる他、ロブスター星雲の愛称もあるようです。
    また、最も明るい部分(上の画像で中心からやや右寄り)が「魔法少女まどか☆マギカ」の
    主人公が変身した「アルティメットまどか」に見えるとして、"Madokami nebula"への改名を
    望む一人の米国人が世界的な署名活動を行い、話題になりました。いわゆるHⅡ領域の赤い
    輝線星雲であることと、日本では南中高度が低めなこともあり、望遠鏡を使っても眼視での
    確認はまず無理で、低空までスッキリ晴れていないと綺麗に撮影するのも難しい天体です。

 星図:


 AstroArts社ステラナビゲータにて作成


今夕の富士山(2021/09/23)

2021-09-23 19:48:51 | 富士山

朝は視界不良で見えませんでしたが、日没後にシルエットが見えてきたところを撮影。

20日に富士山頂で今年の最高気温15.7℃を記録し、一日の平均気温も今年最高となったため、
9/7に発表された初冠雪が昨日取り消しとなりました。これは前代未聞の出来事で吃驚でした!
朝晩は涼しくなってきましたが、日中は暑い日が続いてるんで、熱中症にはまだ注意が必要です。


今日の太陽(2021/09/23)

2021-09-23 10:46:37 | 太陽

3日ぶりに太陽面を撮影。


EOS60Da+EF70-300mm F4-5.6ISⅡUSM(@300mm)+ND10000太陽撮影用フィルター

3日前に左端に見えていた黒点群2つが自転で中央寄りにやってきました。上側のヤツは消えてませんね。
それらとは別に右上側に新たな黒点が出現した模様。しばらくは黒点ゼロの日を免れそうな感じです。


中秋の名月(2021/09/21)

2021-09-21 23:00:00 | 

日没後から雲が増えていき、今年の名月は見られないかも?と半分諦めていたんですけど、
22時過ぎから雲が切れ始め、何とか撮影することができました。


 キヤノンEOS Ra+タカハシμ-180+フラットナーレデューサー,F9.8,ISO200,露出1/500秒
 タカハシEM-200Temma2M赤道儀にて恒星時追尾,連写した10枚をコンポジット後、適当に画像処理

大砲をセットアップしていた甲斐もあって、鮮明に捉えることができました。
今年の中秋の名月は満月の日に見えると話題になってますが、満月となった時刻は朝の08:52でした。
上の画像の撮影時には12時間以上経っているんで、実は右側(西側)が翳り始めてます。
9月の満月は「ハーベストムーン」と呼ばれますが、日本人には「中秋の名月」の方が馴染み深いです。
ちなみに、来年も再来年も満月となる日に名月が見られるんだそうですよ。


今日の太陽(2021/09/20)

2021-09-20 17:30:55 | 太陽

4日ぶりに太陽面を撮影。


EOS60Da+EF70-300mm F4-5.6ISⅡUSM(@300mm)+ND10000太陽撮影用フィルター

左端の上下2箇所ほどに黒点群が見えてきて、無黒点状態から脱しました。
自転で中央に来ないと規模が分かりませんが、上側の黒点は数日で消えてしまうかもしれません。