Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
 6/3夜明け前 月と火星が接近

甲府盆地の夜景(3)

2009-03-30 07:36:17 | 夜景

坊ヶ峯からの夜景の続きです。

展望台から北東方向を望んだ際の夜景がこちら↓

※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

75mm中望遠レンズで撮影した画像です。

左から右に延びているのが中央自動車道。

左上側で街灯が天に向かって並んでいるようなところは、

笛吹川フルーツ公園に通じる道路のようです。

その付け根あたりが温泉で有名な石和の市街地でしょうネ。

 

正反対の南西方向を望むと、こんな夜景が見えます↓

※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

こちらは200mm望遠レンズで撮影しています。

手前側に中央自動車道が写っていて、左下端が甲府南ICです。

右寄りで蛇行しながら奥に延びている道は3月に開通したばかりの、

「新山梨環状道路・南区間」と呼ばれる高規格道路のようです。

しかしまぁ、こんなにたくさんの照明灯が本当に必要なのか?

って問いたくなりますねぇ。


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
にーなな [2009年5月9日 21:11]
こんばんは。
中央高速の水銀灯は抜群の夜景を提供してくれますよね。。綺麗ですね。
1枚目のショットの、
>左上側で街灯が天に向かって並んでいるようなところは
ぱっと見ると道路かどうかわからなくてどういう場所なんだろうと不思議に思った経験があります。20号を勝沼方面に走行中に遭遇したときでしたね(笑)

fornax8 [2009年5月10日 11:23]
にーななさん、毎度コメントありがとうございます。
坊ヶ峯は中央道のすぐそばですので、双眼鏡で覗くと
行き交う車が手に取れそうな感じに見えて楽しめます。
笛吹川フルーツ公園へ向う道はホントに目立ちますネ。
南西側の新しい道の夜景もゴージャスな感じでイイですヨ。

甲府盆地の夜景(2)

2009-03-28 08:35:01 | 夜景

中央自動車道の境川PAの近くにテレビ放送用アンテナが林立する

坊ヶ峯という小高い丘のような所があります。

そこの展望台から撮った夜景がこちら↓

※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

200mmの望遠レンズで甲府駅付近を狙ったものです。

先日紹介した太良ヶ峠とは反対の南側から眺めた夜景になるので、

山梨一の高層ビルであるセインツ.25は右寄りに写っていますネ。

太良ヶ峠より標高が低く、甲府市街から近いということで、

鳥瞰図的な奥行感は劣るようです。

 

カメラを西へ振ると、とっても賑やかな所が写りました↓

※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

ここは中央自動車道の甲府昭和IC付近で、結構明るくて目立ちます。

右寄りの高い建物はアピオ甲府という結婚式場でした。

左寄りの紅白の鉄塔は地図で調べるとNTTの施設らしいです。

 

さて、この坊ヶ峯からは180度超のパノラマ夜景が楽しめます。

21時ごろまでですとNHKのテレビ塔が緑色にライトアップされていて、

遠くからでも概略位置がつかめます。展望地はその僅か北にあります。

駐車スペースは3台ほどで、そこの説明看板によると、

武田信玄の父である武田信虎の時代の古戦場だったようです。

展望台は駐車スペースから徒歩1分程度のところにありますが、

テレビ山梨の発信塔の裏にあるためちょっとわかりづらく、

狭い通路には照明もないので、夜中に行く際は懐中電灯必携です。


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
にーなな [2009年5月9日 20:58]
こんばんは。
甲府昭和IC付近の夜景も素敵ですね。。交通量も多くショッピングモールやビジネスホテルなどがあり賑やかです。ご紹介の坊ヶ峯も、行ってみたいところですね。
fornax8 [2009年5月10日 11:21]
にーななさん、こんにちは。
坊ヶ峯からは比較的近望の夜景が楽しめます。
アンテナ群の一角に展望台があるとは、つい最近まで知りませんでした。
それほど高いところではないので、東京都心のビル展望台から見る夜景に
近い雰囲気があります。甲府昭和IC付近の賑やかさが目立ちますネ。

♪ Someday love will find you...

2009-03-25 01:11:51 | エバーグリーン

やりましたね、侍ジャパン。

パワー野球のキューバも、ベースボール発祥の地のUSAも撃破し、

最大のライバルである韓国にも勝ち越してのV2達成は天晴れでした。

 

さて、テレビ中継の視聴率もかなり高かったようですが、

TBSがテーマ曲に採用していたのは、何とも懐かしいジャーニーの

「セパレイト・ウェイズ」でした。

YouTubeのクリップを貼っておきましょう↓

1983年に全米チャート最高位8位まで行ったヒット曲です。

一部の音楽評論家からは「産業ロックバンド」の最たるグループと

揶揄されたりしてましたが、個人的には嫌いではなかったんですよねー。

いまだにアナログLPを2枚ほど持っていたりしますし。

"Open Arms" という名曲を残したことでも有名です。


甲府盆地の夜景(1)

2009-03-22 18:46:17 | 夜景

甲府市と山梨市の境界に太良ヶ峠という好展望地があります。

そこから撮った夜景がこちら↓

※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

200mmの望遠レンズで甲府駅付近を狙ったものです。

ほぼ中央下寄りの青っぽく写っているのが南口前の某ホテルです。

左端の高い建物はセインツ.25という県内一のノッポビルとのこと。

 

この峠からの夜景は光量も豊富で、なかなかの絶景です。

視界が限られていることとスペースが狭いのが難点でしょうか。

山梨市側からアクセスしないと道が狭くてちょっと大変かも?

街灯もほとんど無いところなので、真夜中はかな~り怖いです。

 

山梨市には新日本三大夜景のスポットに選定されたことで有名な

笛吹川フルーツ公園がありますが、そこからの夜景は明るさ的に

イマイチなので、個人的にはこの峠からの夜景の方が好みです。


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
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にーなな [2009年5月9日 20:40]
こんばんは。
お邪魔しております。綺麗ですよね~ご紹介の太良ヶ峠、確か昼間に通ったことはありましたが(当時仕事で。)このようにすばらしい夜景が見れるところがあったのですね。山梨へはいく機会がありますので、時間見つけてアクセスしたいですね。。

fornax8 [2009年5月10日 11:18]
にーななさん、毎度ご訪問&カキコありがとうございます。
太良ヶ峠からの眺望も面白いですヨ。
昨年の秋に、笛吹川フルーツ公園まで夜景を見に行ったのですが、
新日本三大夜景に選ばれた割には光量的にイマイチだったので、
ついでに足を延ばしてみたら、こっちの夜景の方が圧倒的に素晴らしくて、
三脚まで引っ張り出して撮影した次第です。
駐車スペースは1,2台分しかなく、眺望可能なところも狭いので、
先客がいると素通りするしかなかったりするのが辛いところです。

春分点

2009-03-20 01:52:28 | 夜空のコラム

おひつじ、おうし、ふたご、かに、しし、おとめ、

てんびん、さそり、いて、やぎ、みずがめ、うお

と言えば、星占いでお馴染みの黄道12星座ですネ。

黄道(こうどう)とは天空上における太陽の通り道のことです。

その黄道が上の12星座を通っているわけです。

実際には太陽の周りを地球が周回(公転と呼びます)しているのですが、

見かけ上、季節がめぐるにつれて太陽が12星座の中を西から東に

移動していき、1年でほぼ同じところに戻ってきます。

 

さて、その黄道と、地球上の赤道を空に投影した際の線である

天の赤道とが交わる点が2つあるのですが、

太陽が天の赤道の南から北へ移っていく過程での交点を春分点と呼び、

そこに太陽がやってくる日が「春分の日」なんですね。

 

春分点は現在うお座の中にありますが、これは長~い年月とともに

移動していき、590年後にはうお座の西隣のみずがめ座に移ります。

その先の西暦4313年にはやぎ座へ、6302年にはいて座へと移動。

西暦15000年ごろには現在と正反対のおとめ座に春分点が位置します。

現在は冬の代表星座であるオリオン座はその頃、夏の星座と化し、

冬には東京から南十字星が見えるようになっているはずです。

 

そして、春分点が再びうお座にやってくるのは西暦25824年と

かなり先のことになります。

西暦15000年7月10日21時の星空(Astroarts ステラナビゲータによる)
※黄色い線が黄道、赤い線が天の赤道です。
 星座を構成する星の固有運動による位置変化は考慮されていません。


♪ NaNaNaNaNa,Nineteen

2009-03-16 07:14:23 | エバーグリーン

今回のお気に入り曲は、ちょっと変わったところで、

ポール・ハードキャッスルの "19" です。

YouTubeにあるMVはこちら↓

ヒットしたのは1985年で、チャートでは一桁の順位まではいきませんでしたが、

とっても印象度の高い1曲でした。

ベトナム戦争という重い題材ですが、曲調はエレポップ路線。

初めて聞いた時、サンプリング&ミキシングしまくりのアレンジに唖然としました。

こういうのは生理的に受付けないという人も結構いるかもしれませんネ。

 

で、この曲にはジャパニーズ・ミックス・バージョンというのがありまして、

それもYouTubeにあったので、貼っておきましょう。

当時日テレの局アナだった小林完吾さんの日本語ナレーションをミキシングして、

散りばめたものです。

「じゅじゅじゅじゅじゅっ、じゅうじゅうじゅう、じゅじゅじゅじゅじゅっ、じゅうきゅう」

のフレーズは笑えます。


あまのがわ

2009-03-14 12:17:08 | 夜空のコラム

太陽系は天の川銀河(銀河系)の中にあることはよく知られています。

銀河系は数千億個単位の恒星からなる棒渦巻銀河で、

個人的には、こんな姿(↓)に似てるんじゃないかと考えてます。


おおぐま座のM109銀河(長野県大池高原にて2008年撮影)

もし横から眺めたらこんな恰好(↓)に相当するとも言われてます。


かみのけ座のNGC4565銀河(富士山富士宮五合目にて2005年撮影)

意外と薄っぺらな円盤状だったりするんですネ。

中心部だけふくらんでいますが、これは「バルジ」と呼ばれています。

太陽は銀河系の渦巻の回転面の中にあることがわかっており、

その上、中心のバルジからは結構離れた「郊外」に位置しているため、

銀河の中心方向を眺めるとNGC4565銀河と類似した姿が見られます。

それはこんなイメージです↓


昇る夏の天の川(山梨県みずがき山自然公園にて2007年撮影)

いわゆる天の川は銀河系を横から見た姿に他ならないのです。

写真右寄りの明るい部分が銀河中心方向にあたる「いて座」で、

いくらかふくらんでいるように見えるのはバルジがあるせいでしょうネ。

残念ながら日本からは銀河中心より北半分しか見えませんが、

南半球ではNGC4565銀河によく似た姿をとらえられるそうです。

いつかはオーストラリア大陸のど真ん中あたりで、

銀河系のパノラマイメージを拝んでみたいものです。


♪ I don't want your・・・

2009-03-11 07:26:36 | エバーグリーン

今回のお気に入り曲は、ちょっとハードなロックで、

デフ・レパードの「フォトグラフ」です。

例によってYouTubeから、MVを貼っときましょう。

1983年の大ヒットアルバム "Pyromania"(邦題「炎のターゲット」)

からのシングルカット曲です。

イントロから続くギターリフがシンプルながらもカッコイイ!

メインヴォーカルのサビやコーラスのメロディもキャッチーで、

ヘヴィなサウンドにしては、とっつき難さがありません。

デフ・レパードは英国生まれのハードロックバンドで、現在も活動中です。

昨年の秋には久々に来日し、武道館公演をやったようですネ。

 

アルバム "Pyromania" は全世界で1000万枚以上も売れた超メガヒット盤に

なりましたが、全米チャートではNo.1になることはありませんでした。

その上をいくモンスターアルバムが同時期にあったためです。

そのアルバムとは... マイケル・ジャクソンの「スリラー」。


星空と夜景のツーショット

2009-03-10 12:29:22 | 星景写真

2回に分けて紹介した有間峠からの夜景写真、いかがでしたでしょうか?

実は同じ晩に広角レンズを使って、こんなのも撮ってました↓

※画像をクリックすると、大きい画像が別ウィンドウで開きます。

東の空から昇ってくるオリオン座を、三脚に固定したカメラで夜景と一緒に狙った写真です。

題して「光の海の彼方のオリオン」。

地上の市街光は止まって写っていますが、星は地球の自転によって位置が変わっていく

(いわゆる日周運動で時々刻々と動いていく)ため、長時間露出では光跡となって写ります。

地上の風景と一緒に星空を撮った写真を「星景写真」と呼んだりするのですが、

これもそのカテゴリーに入るかと思います。

 

さて、オリオン座の日周運動による光跡は露出時間に比例して長くなっていきますが、

上の写真のように光跡を長~く写すには、1時間以上の露出時間が必要となります。

では、普通に1時間以上カメラのシャッターを開きっ放しにしたらどうなるか?

多分デジカメがバッテリー切れになる・・・というオチは別問題として、

予想される結果はというと・・・

市街光は星の光より強烈なので、おそらく夜景部分は完全に露出オーバーとなり、

間違いなく白く飛んで写ってしまうはずです。

もし、レンズのF値を明るめに設定していたら、空も白けて写ってしまい、

明るい背景に星の光跡が埋もれてしまったことでしょう。

逆にF値を暗めに設定すると、市街光より微弱な星の光はハッキリと写ってはくれません。

市街光と星の光跡をバランスよく描出するにはどうするか?

そのからくりはまた次回ということで。


有間峠からの夜景(2)

2009-03-09 12:36:07 | 夜景

写真からランドマーク探しの巻。

最初にわかったのは、なんといってもコイツ↓

お馴染みの「東京タワー」ですネ。

その下(手前側)に写っている塔は「スカイタワー西東京」と判明。

なんでも、てっぺんのイルミネーションの色が明日の天気予報を示しているそうです。

この写真では紫色で、「明日は晴れ」と予報しているらしい。

ちなみに緑が曇り、水色が雨の予報に対応しているとのことです。

しかしまぁ、このタワーの付け根あたりの照明はえらく明るいですなぁ。何があるんだか?

 

「スカイタワー西東京」のさらに手前に白い大物を発見↓

これは西武ドームでした。言わずと知れた埼玉西武ライオンズの本拠地球場です。

一昨年まではネーミングライツにより別な名前になってましたネ。

その左側には湖面のようなものが見えますが、西武ドームに近い狭山湖でしょうか?


遠い方に目を転ずると、こんなのも写ってました↓

右端に写っているのが葛西臨海公園の「ダイヤと花の大観覧車」です。

ほぼこちらを向いているので、わかりやすいですネ。

この先にTDLがあるはずなんですが、ちょっとわかりません。

左端の明るいビルは地図等で調べたところでは、どうも東京駅のそばにある

「グラントウキョウサウスタワー」のようです。商業ビルはなんとも明るいこと。