エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

118座完登! ユニ石狩岳(1756m)

2021年09月21日 | 山紀行 (十勝・大雪)
ちょっとだけ意識したけれど・・・
北海道百名山
118座全山完登記念!
   東大雪・ユ ニ 石 狩 岳(1756m)
■ 山 行 日        2021年9月21日(火)  日帰り  (前泊あり)
■ コ ー ス        十勝三股コース 往復
■ メ ン バ ー         夫婦登山 №25
■ 登 山 形 態         登山道
■ 地 形 図        1/25000地形図  「石狩岳」
■ 三角点・点名       三角点無し 標高点のみ
■ コースタイム        登り  3時間18分     下り  2時間10分
<登り>
05:45          登山口出発
06:55~07:00    C1136水場
08:15~25       十石峠 (1576m)
09:03          ユニ石狩岳頂上

<下り>
09:35          下山開始
09:58~10:00    十石峠
10:45          C1136水場
11:45          登山口P帯



GPSログを元に地形図に移行したルート図です・・・

★ 通過したユニ石狩岳・・・
大雪山国立公園の中でも帯広に近い一帯の山々を東大雪と呼んでいる。以前は表大雪に対し、
「裏」大雪といっていた。東大雪の主脈は、石狩岳からニペソツ、ウペペサンケへと続くが、ユ
ニ石狩岳はその東端に位置する。石狩川の支流ユニ石狩に由来するが、通路となる石狩川という
意味らしい。東大雪全体が見渡せる展望の山として貴重な存在だと思う。

この一帯を初登頂したのは、25年前の1996年6月で私は、まだ登山初心者の頃だった。
付いて行く登山でどこにどんな山があって、どこから登るのか?そんな基本も知らずに登った時
で2泊3日、今は廃道化した北側のコースから登り、十石峠から何故かユニ石狩岳には寄らずに
音更山の頂上で1泊したことは覚えている。翌日、石狩岳を経由して沼の原に降りてクッチャン
ベツ林道を辿るという周回ルートだった。2泊目のキャンプ地は、沼の原だったが、結局泊らず
に下山し、夜の層雲峡「黒岳の湯」でダニ取りをしたのは今でも忘れない思い出だ。(笑

そんなユニ石狩岳が、北海道百名山に選ばれている事も知らず今まで登る機会を失っていたし、
夫婦で1000m超峰を意識してから、挑戦の機会を模索していたが遠距離である事や林道崩壊
による通行止め情報を聞く度に、そのチャンスは遠のいていたのだと思う。ただ最近になって、
林道の復旧情報や登山アプリでの山行情報も目に止まり、未踏のポン音更山を含めて、1泊2日
計画を立てた事もあった。それは、妻も未踏の全山 (ユニ石狩岳、音更山、ポン音更山、石狩岳、
小石狩岳、ニペの耳、川上岳)を一気に制覇するつもりだったのだ。

だが、すでに時期を逸してしまい秋深まる山中1泊計画は、来年に持ち越しとする事にした。
その計画を少しでも楽にする事と私の北海道百名山完登となる118座目が「ユニ石狩岳」なら
済ませて置くか!と急きょ立てた計画だった。



十石峠から望む「ユニ石狩岳」の山容・・・

★ 振り返れば30年・・・
北海道百名山に拘る事無く、私たち夫婦の挑戦はまだ途中の進行形。ユニ石狩岳も通過点でその
先の道は遠い。たまたま、百名山のリストを上げて見たらあと〇座かぁ~と知って、少し意識す
るようになっただけである。

とは言え、全118座を一つ一つ見て見ると簡単ではない山も多かった。これを目標に頑張って
いる愛好家も多いと思うが、私の場合は完登まで30年掛った事になる。

最初に登った百名山は、1992年5月の「旭岳 2290m」だった。登山を始めて3回目の山で、
まだスキーが滑れなかった時代、ロープウェイ姿見駅から登山靴のツボ足で登頂した事を思い出
した。
下の一覧表に旭岳の登頂日が、(96.07.26) とあるのは夫婦で登った最初の日を記載している。

あれから約30年の時間が流れ、一座一座を振り返ればすでに忘れかけた山も幾つかあった。た
だ、記憶が鮮明で忘れられないのが、昨年登った「ピリカヌプリ」である。夫婦だけでは絶対に
登れないヌビナイ川からの挑戦で私の退職記念として後輩のHくんが誘ってくれた一代イベント
だった。逆に道北の「函岳」と「ピヤシリ山」は山頂直下まで車で行けて、1時間も掛からず登
頂してしまう山もあるのである。日高の山は23座選ばれているが、どの山もしっかり思い出せ
るのは、夫婦で取り組んで来た努力と苦労があったからだと振り返る。

一応、私は118座を完登する事が出来たが、相方の妻チーヤンの未踏峰が10座残っているの
で、これからは意識して早い段階で達成しようと思った次第だ。


※ 拙ブログのカテゴリーでも掲載しています。
  ただ、百名山なのに何故118座あるのかと今も疑問符のままです・・・。


<道北の山>
001.利尻山          1721.0m          (06.06.14)
002.天塩岳          1557.5m          (03.06.15)
003.チトカニウシ山      1445.8m          (17.03.13)
004.ウエンシリ岳       1142.3m          (08.08.04)
005.ピッシリ山        1031.5m          (07.09.05)
006.函 岳          1129.3m          (19.06.14)   
007.三頭山          1009.0m          (07.09.02)
008.ピヤシリ山         986.5m           (19.06.15)
009.礼文岳           490.0m           (06.06.15)

<道東の山>
010.羅臼岳          1660.2m          (96.07.04) (妻・未踏)
011.硫黄山          1562.2m          (97.07.06) (妻・未踏)
012.斜里岳          1547.0m          (05.06.24)
013.雌阿寒岳         1499.0m          (06.10.16)
014.阿寒富士         1475.8m          (06.10.16)
015.海別岳          1419.4m          (21.03.24)
016.雄阿寒岳         1370.5m          (06.10.17)
017.知床岳          1254.2m          (08.03.23)
018.武佐岳          1005.7m          (10.08.04)
019.藻琴山          1000.0m          (10.08.05)
020.摩周岳(カムイヌプリ)    857.0m          (18.11.02) (妻・未踏)
021.西別岳           799.8m          (18.11.02) (妻・未踏)

<大雪・十勝の山>
022.旭 岳          2290.9m          (96.07.27)
023.北鎮岳          2244.0m          (07.08.03)
024.白雲岳          2230.0m          (07.08.04)
025.小泉岳          2158.0m          (95.07.13) (妻・未踏)
026.トムラウシ山       2141.2m          (03.08.30)
027.愛別岳          2112.7m          (20.10.02)
028.赤 岳          2078.5m          (93.09.26)
029.十勝岳          2077.0m          (03.07.27)
030.美瑛岳          2052.3m          (03.07.27)
031.ニペソツ山        2012.7m          (08.09.15)
032.オプタテシケ山      2012.7m          (03.08.31) 
033.上ホロカメットク山    1920.0m          (01.09.16)
034.富良野岳         1912.2m          (01.09.16)
035.黒 岳          1984.0m          (07.08.03)
036.石狩岳          1967.0m          (96.06.23) (妻・未踏)
037.忠別岳          1962.8m          (94.07.24) (妻・未踏)
038.音更山          1932.0m          (96.06.22) (妻・未踏)
039.ニセイカウシュッペ山   1883.0m          (12.07.17)
040.武利岳          1876.2m          (08.08.05)
041.ウぺぺサンケ山      1848.0m          (04.10.10)
042.平 山          1771.0m          (94.07.10)
043.武華山          1758.5m          (96.07.21)
044.ユニ石狩岳        1756.0m          (21.09.21)
045.西クマネシリ岳      1635.0m          (08.10.15)
046.東ヌプカウシヌプリ    1252.2m          (05.02.09)
047.北見富士         1291.0m          (21.09.06)
048.白雲山          1186.0m          (08.10.20)

<日高の山>
049.幌尻岳          2052.4m          (03.06.28)
050.カムイエクウチカウシ山  1979.4m          (04.08.15)
051.1967峰        1967.0m          (13.06.24)
052.戸蔦別岳         1959.0m          (03.06.28)
053.ピパイロ岳        1916.5m          (13.06.24)
054.北戸蔦別岳        1912.0m          (13.06.23)
055.札内岳          1895.5m          (05.09.04)
056.チロロ岳         1879.9m          (06.09.06)
057.十勝幌尻岳        1846.0m          (08.09.08)
058.1839峰        1842.0m          (06.09.13)
059.伏美岳          1792.0m          (04.09.26)
060.芽室岳          1753.7m          (05.08.07)
061.イドンナップ岳      1752.0m          (11.07.20)
062.ペテカリ岳        1736.2m          (12.09.08)
063.コイカクシュサツナイ岳  1721.0m          (06.09.13)
064.ピリカヌプリ       1631.3m          (20.07.25)
065.神威岳          1600.5m          (09.08.11)
066.楽古岳          1471.9m          (05.06.19)
067.野塚岳          1353.2m          (09.07.12)
068.剣 岳          1205.1m          (05.10.13)
069.佐幌岳          1059.5m          (08.09.22)
070.ピセナイ山        1027.6m          (08.11.13)
071.アポイ岳          810.6m          (03.10.05)

<夕張・芦別・樺戸・増毛の山>
072.芦別岳          1726.5m          (09.05.20)
073.夕張岳          1667.8m          (97.09.21)
074.暑寒別岳         1491.4m          (05.05.21)
075.群別岳          1376.3m          (09.04.19)
076.富良野西岳        1331.1m          (08.06.09)
077.浜益岳          1257.7m          (08.04.09)
078.ピンネシリ        1100.3m          (14.11.30)
079.崕 山          1072.0m          (94.10.29)
080.神居尻山          946.0m           (01.10.14)            
081.黄金山           739.5m           (09.09.02)

<道央の山>
082.羊蹄山          1898.0m          (97.10.02)
083.余市岳          1488.1m          (08.06.19)
084.無意根山         1464.0m          (05.04.24)
085.恵庭岳          1319.7m          (94.09.14)
086.漁 岳          1318.0m          (00.07.30)
087.徳舜瞥山         1309.0m          (03.11.16)
088.ニセコアンヌプリ     1308.5m          (08.04.02)
089.札幌岳          1293.3m          (05.11.05)
090.積丹岳          1255.3m          (14.07.20)
091.空沼岳          1251.0m          (05.05.04)
092.オロフレ山        1230.8m          (04.11.21)
093.目国内岳         1220.0m          (03.05.11)
094.雷電山          1211.7m          (07.07.29)
095.定山渓天狗岳       1144.9m          (08.07.29)
096.チセヌプリ        1134.2m          (04.03.07)
097.イワオヌプリ       1116.0m          (02.10.20)
098.尻別岳          1107.4m          (08.06.25)
099.風不死岳         1102.5m          (02.08.16)
100.昆布岳          1045.1m          (07.10.24)
101.樽前山(東山)        1024.0m          (01.03.25) 
102.手稲山          1023.7m          (95.07.05)           
103.神威岳           984.0m          (94.07.06)
104.室蘭岳           911.0m          (04.10.03)
105.有珠山           732.0m          (05.12.08)
106.藻岩山           531.0m          (06.12.28)

<道南の山>
107.狩場山          1519.9m          (93.07.04) (妻・未踏)
108.遊楽部岳         1277.0m          (20.10.27)
109.大平山          1190.6m          (07.06.18)
110.横津岳          1166.9m          (08.09.28)
111.駒ヶ岳(剣ヶ峰・砂原岳)   1131.0m          (15.10.23)
112.大千軒岳         1071.6m          (06.11.01)
113.乙部岳          1016.6m          (07.11.10)
114.雄鉾岳          1000.0m          (03.11.09)
115.長万部岳           972.4m          (03.10.12)
116.黒松内岳           739.8m          (99.10.13) (妻・未踏)
117.恵 山           618.1m          (17.10.26)
118.函館山           334.0m          (17.10.25)



2021年9月21日 ユニ石狩岳(1756m) 初登頂・・・背景は、音更山と石狩岳

★ 頑張るジィとバァ・・・
急きょな計画も問題は、天気予報だった・・。
21日と22日が休みだったので、ゆっくり前泊して22日に登り帰宅する計画だった。
しかし、22日が雨予報となり唯一の晴れは21日のみ。20日は二人とも仕事だったので思案
する。中止か決行か・・・?

自宅から糠平温泉郷まで少なくとも4時間は掛かる。そこから登山口までは更に1時間を要する
ところだ。仕事を終えてから走るとなれば余り好きではない夜のドライブ。

さぁどうするジィとバァ・・・。

「21日が晴れなら、行くしかないっしょ!」・・で、頑張る事にした。


★ 道の駅・かみしほろ泊・・・
自宅のスタートは17時半を過ぎていたが、ホテルハイエースのベットメイキングは前日から終
えていたから着いたら寝るだけになっている。順調とは言えない走りだったが、決めた宿泊先は
「道の駅かみしほろ」と決めて21時半頃に着いた。広い駐車帯には多くの車が停めてあって、
入るところ無しって感じだったが、半ば強引に停めるしか無かった。すでにお休みタイムの車ば
かりだから、静かに安着して早々にベットインする・・・。


★ 最適な宿泊地だった・・・
かみしほろから糠平温泉郷まで僅か30分ほどで着き、更に登山口まで30分と掛からなかった。
なので登山口には5時頃に着いてしまい車中でゆっくり朝食を取った。予報通り天候もまずまず
で雲も無く石狩の稜線がはっきりと見えていた。周りが明るくなって来たので早々出発。結果と
して道の駅かみしほろは、宿泊地として最適だったと安堵する。

十勝三股コースの登山口には、車4台ほどが駐車出来るスペースがあり最初の1台となる。
始めて登るユニ石狩岳の登山道・・・。期待と少しの不安はあれど予定より早いスタートが切れ
たのは好材料だ・・・。



ユニ石狩岳の登山口駐車場・・・3~4台ほど駐車出来る



★ 理想的な登山路・・・
普通の登山靴を履いて、登山道のある山に登るのは、里山を除いて久しぶりかも知れない。
迷う事も無い整備された登山道は、傾斜も緩くフカフカの林道というイメージでスタートした。
トドマツを主体とした針広混合林で気持ちの良い森林帯だった。早朝の一番バッターで山に登る
気分も良く、マイペースで歩いた。

登山口にユニ石狩岳まで5.3㎞と表示があり、標高差は1000mほどだ。
百名山118座完登記念となる山になったユニ石狩岳は、偶然にせよ難易度も時期もコースも良
く、私にとっては最適だった。尚且つ天候に恵まれれば言うこと無しである。

最初の目標は、中間点を少し過ぎた1136mの「水場」。地形図から小さな沢がある事は予想
出来たが、来て見るとホント小さい沢だった。水を補給する事は可能だったが、落ち葉で沢が埋
まっていた。

ここから十石峠までがこのコースの核心部。標高差400m近くの直登ルートで一気に急斜度と
なる。ただ、登山路は九十九折りになっていて次第に樹林帯が薄くなって振り返ると二ペソツ山
をはじめとする展望が開けて来て、足を止める言い訳になった。

登っては止まり、振り返るを繰り返しながら約1時間の登りはあっと言う間で、傾斜が緩む尾根
を辿れば分岐の「十石峠」に着いた。ここでも絶景が広がり目の前には「ユニ石狩岳」の山容が
迫り、反対側には音更山への登山路とそこから続く石狩岳の大きな岩峰群を見渡す事が出来た。
更に二ペソツ山の鋭鋒と台地形のウペペサンケ山が連なり、正しく360度の絶景はこれだと言
いたい見事なものだった。



登山路途中の木に付けられた標識「石狩岳まであと8㎞」と書かれているが・・凄いね❕


標高1400mを過ぎる頃から広葉樹も増えだし、色づいた赤や黄色が目立ってきました・・。






一部のゴゼンタチバナが真赤に紅葉し実をつけていた・・


登山路から望む「温泉岳(1578m)」昨年の10月に登っていたが、全容を見るのは初めてだった。


二ペソツ山とウペペサンケ山(左側)・・同じような写真を何枚も撮ってしまった。


幻想的な西側の風景・・・


朝陽が差して来た小石狩岳付近の山容・・・


小石狩岳(右側)と温泉岳(左側)


紅葉したナナカマドと二ペソツ山のコラボ・・・


十石峠にて

★ いよいよです・・・
8:15  十石峠。 ここまで2時間30分だったが、この絶景がこんなに早く見られるなら
何度でも登りたいと思える素晴らしい場所だった。深呼吸をしながら10分ほど休憩し、最後の
アタックへ臨む事にした。



ウラシマツツジの紅葉・・・


背後のコブが十石峠、一度40mほど降下して登り返すコース


中央奥に「軍艦山」左に「西クマとピリベツ」のオッパイ山も見えている・・・その奥は同定出来ず。


少しずつ音更山と石狩岳の頂上部が見えて来た・・・


二ペソツ山を背に、ユニ石狩岳はもうすぐだ!






ユニ石狩岳頂上から望む石狩連峰・・・

★ 感動、絶景の登頂・・・
9:03 ユニ石狩岳頂上。
すでに十石峠からユニ石狩岳へのルートが見えていて、最後のアタックにテンションは上がって行く。
記録では登り約40分、下りで30分とありアタックと言っても大汗を掻く事は無いだろう。
登山道は明瞭で十石峠から一旦40mほどの下りとなりそこから約200mの登りが待っている。
紅葉したウラシマツツジが沿道を彩り、平らな石を敷き詰めたような登山路と白樺樹林の中を潜って
コルに着く。そこからは低いハイマツを交えるも歩き易く秋風を感じながら頂上を目指した。
途中、何度も足を止めて振り返る景色は、すでに感動の領域だった。







頂上からの眺望。右に音更山、左に石狩連山・・・


頂上からの眺望。二ペソツ山とウペペサンケ山


頂上からの眺望。クマネシリ三山とピリベツ山を望む


頂上からの眺望。表大雪・旭岳などを望む

★ 忘れたくない感動の展望・・・
二人一緒に頂上標識に手を触れて、初登頂を喜んだ。
誰も居ない貸切の頂上は、風も無く虫も居ない快適な場所で360度の絶景を二人締めする。

一つ一つ山座同定しながら、これまで自分たちで登って来た山々とまだ未踏の山を探しながら、
見飽きない景色に時間を忘れていた。まるで北海道の山がすべて見えているような景色は、自
分の中でも他に記憶が無く忘れられない景色がここにあると思った。きっと25年前に来てい
たらこんな景色も忘れてもう来なかったかも知れないが、最後の最後に残ったユニ石狩岳に改
めてお礼を言いたくなった。この山域にはもう少しお邪魔する機会もあるので、よろしくお願
いしますと挨拶して下山する事にした。



普段はあまり撮らない自分写真だがたまには被写体になって見た・・


ユニ石狩岳の下り。見上げると映える青空がとても奇麗だった。


「ツタカエデ」の一種かと? 目線に映える黄色や赤にとても癒された下山だった・・


「ナナカマド」の赤はまだバラバラだったが、この赤と見に足が止まった・・


「クロマメノキ」大粒の実はとても美味しく、登行のエネルギーになってくれた


もう少しで登山口・・・お疲れ様でした~。

★ 大切な節目に・・・
結果を振り返り、思えば30年かぁ~と時間の経過に感嘆する。
意識していなかった「北海道百名山」だったかも知れないが、数えたらあと〇〇座かと
分かれば、登りたくなるのは人情だろう。妻チーヤンも数えて見たらあと10座と分か
り、この先の優先順位に揉めそうである 笑

とは言え、私たちの目標は1000m超峰全山だからその完登は遥かに遠い・・・・。
それでも道半ばではあるが、これを一つの節目として素直に百名山完登を喜びたいと思
った。
多くの方からお祝いのメッセージやコメントを頂き、本当に嬉しかったしこれからも頑
張ろういう決意と勇気そして元気を頂いた。

もう60半ばなのかまだ60そこそこなのか・・健康と体力と気力を絶やさないように
人と自然への感謝を忘れず、今後も精進して行こうと思っている。そうした思いを出さ
せてくれた百名山完登であり、大切な節目。私たち夫婦の1ぺージとして残したい。

ありがとうございます。