エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

濃昼岳(621m)に雪は無し・・・

2019年04月27日 | 山紀行 (増毛・夕張・芦別)
遅過ぎた気になる山・・・
平成最後も中途半端、濃昼岳(621m)
帰路は、小雨の中 道の駅新御三家巡り
■ 山 行 日    2019年4月26日(金)   日帰り
■ ル ー ト    濃昼川林道ルート
■ メ ン バ ー     夫婦登山 №13
■ 登 山 形 態     登山靴
■ 地 形 図    1/25000地形図  「濃昼」 「柏木」
■ 三角点・点名   三角点無し 標高点のみ
■ コースタイム   林道のみ 登り 1時間10分  下り 50分
<登り>
08:20 林道ゲート前出発
09:30 林道分岐(尾根取付き点)
 雪無しの笹藪で中止

<下り>
09:40 下山開始
10:30 林道ゲートP


★ 往復2時間の散歩・・・
今年二度目の「ピリカヌプリ計画」は悪天候予報で呆気無く中止と決め、悶々
とする3日間が何気に過ぎようとしていた。
その最終日、痺れを切らしたのは私だけではなく妻チーヤンも同じだった。
天気予報もかんばしくない中、幾つか候補が上がったが、二人とも未踏の低山
だった「濃昼岳」と決まる。早々、山行記録を検索し地形図を広げてルートや
タイムなどを検討した。がしかし、「雪山ガイド」に掲載されていたことを失
念し、見ないまま出発。

この時期でも増毛山魂なら雪はあるだろうと安心していたのに、行って見れば
もう雪は無かった・・・。
ダメ元で濃昼川林道を出発し、林道分岐で尾根の取付き点となる場所まで行く
事にし、結果ただの散歩で終了した。

今日の山行が、私たちにとって平成最後でもあったのにこんな中途半端で終わ
るとは、まさに今年の自分たちを象徴する山行に思えて情けなかった・・。



登山口となる濃昼川林道ゲート手前・・・雪はほとんど解けて春の陽気だ!


奥に入って行くとまだ残雪が所々に出て来た・・・


ゲートから3kmほど歩いた林道からようやく濃昼岳を望む


ゲートから約3.5kmの林道分岐(尾根取付き点)に標識がある

★ シーズン終了の笹藪・・・
地形図を出しながら林道を歩き、どの山が濃昼岳だ?と山座同定を試みるも全部
違う山だった。「これだぁ~!」と分かったのは、林道分岐近くまで来てようや
くである。それほど特徴的な山ではなく林道から見る山容はどっしり型で正直登
行意欲がわかない平凡な山だった。(濃昼岳さん、ゴメンなさい)
林道分岐点は、同時に尾根への取付き点でもありそこに矢印型の「頂上」と書か
れた標識とピンテが木に取り付けられていた。しかし、雪は全くなく笹藪と灌木
で私たちを迎えていた。躊躇しながらも、この先に再び残雪が現れる事を期待し
て、一応藪に突入した。両手で笹を掻き分け4~50m進むとピンテが要所要所
に付けられているようだった。がしかし、残雪は無くここで足を止めた。

林道から見た山の斜面にも残雪は少なくこのまま進んでも藪の中を登るのは歴然
で苦労して登らなければならない程の使命感は無かった。この山は、残雪期に登
る山であり景色を望むならすでにシーズンの終了を示す笹藪がそのサインだった
のだ。
機会があればまだ来期に再訪しよう・・。と下山を決めた。


★ 道の駅巡り・・・
先日(4/19)オープンしたわが街安平町の道の駅「D51ステーション」を筆頭に
昨年オープンした厚田村の「石狩あいろーど厚田」と一昨年オープンした当別町
の道の駅「北欧の風とうべつ」がルート上にありまだ立ち寄っていなかったので
ぐるりと巡りながら帰宅する事にした。それぞれ道内の道の駅では最新3駅でも
あり(他にも七飯町と美瑛町にもオープン)エバ夫婦の関心度は高い。


★ 道の駅「石狩あいろーど厚田」・・・
国道231号線沿い厚田にある道内120番目の道の駅で2018年4月27日
にオープンしていた。日本海を見下ろす2階のフードコートや3階展望台デッキ
からの夕日が絶景と言う。地域特産品や食材を使ったテナントショップ、こども
広場、恋微の聖地、戸田城聖生家、厚田キャンプ場も公園内にあり、厚田市場も
10分ほど歩いた港にある。

フードコートの一つ「石狩二三一」は、札幌駅前で寿司居酒屋を営む二三一の姉
妹店で厚田で獲れたニシンと数の子を使った「ニシンバッテラ」が目に留まり購
入。ボリューム満点もペロリと食べてしまい美味しかった。



二三一バッテラ 1,000円


戸田城聖の生家その1


その2


その3


2階フードコートの奥に展示されていた、八田美津制作の浜益創作人形







★ 別枠で・・・
道の駅巡りは、この後「北欧の風とうべつ」と最後に地元「あびらD51ステーシ
ョン」に立ち寄ったが、小雨も降り出し長居は出来なかったので、別の機会に紹介
したいと思う。