エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

道南オフミプラン・・・磐石岳 (ばんじゃくだけ)(496.4m)と盤石温泉

2011年11月20日 | 山紀行 (道南)
道南オフミプラン・・・磐石岳(ばんじゃくだけ) (496.4m) <八雲町>
<磐石岳林道~送電線下刈り分け道~南尾根~西面直登沢~磐石岳林道>
                                       (循環縦走)

■ 山 行 日   2011年11月20日(日)     日帰り
■ ル ー ト    磐石岳林道~循環縦走
■ メ ン バ ー 
  sakag、シラネアオイ、ナッキー、Tao
               厚ぬり、タケポン、しゅうたろう、八雲の菅ちゃん、エバ

■ 登 山 形 態   刈り払い道~沢下り
■ 地 形 図   1/25000地形図   「野田追岳」


■ コースタイム  登り 35分  下り 55分
<登り>
磐石岳林道送電線下刈り分け道出合 8:40---磐石岳頂上 9:15
<下り>
頂上下山開始 9:32---南尾根頂上直下 9:35---西直登沢 9:45
---磐石岳林道出合 10:15---登山口 10:30


地形図GPSトラックログは「一人歩きの北海道山紀行ログ」を参照

前日のオフミ報告はこちら・・・


【11/20 (日)】  晴れ~くもり

  前日からお世話になったオフミ会場の山荘から3台の車に分乗して出発する。
下山後に楽しみの「盤石温泉」を右手に通り過ぎ磐石岳林道に入って行く。きれいに整備された広域基幹林道「盤石岳線」と名が付いているが良く見ると「盤石」と「磐石」の違いがあって、林道の途中にあるトンネルと山は「磐石」で林道と温泉は「盤石」の字が使われいた。理由は不明だが統一して頂くとありがたいが・・・・

 今回のルートは、案内役の函館guchiパパが先月登った逆コースで登る事になった。詳しい地形図とアプローチなどは、こちらを参照して頂き私からの説明は割愛したい。




出発の朝、山荘前からすでに「磐石岳」が間近に望める・・


林道起点から約6キロにある林道上のトンネル「磐石岳トンネル」全長405m]

<登山開始>
トンネルを抜けて200~300m進むと送電線の下を通過する。その近くに尾根を上手く利用した刈り分け道(管理道)の取付きがあり今回の登山口となる。
林道脇に分散して駐車しオフミ登山の開始となった。

取付きはいきなり5mほどの急斜面の登りとなり苦労していた参加者も居た。参加者の登山歴は聞いていなかったが初心者の方も何名か居たようで藪道や沢筋を歩くのは初めてらしい。最初からゆっくりと歩き景色を見る余裕たっぷりである。



登山口となった林道から管理道の取付き斜面・・・


何度か送電線の下を通過するが振り返ると小鉾岳(791.6m)を西に望む (写真左端の奥)


磐石岳南尾根C504ピーク付近から北東に望む「駒ヶ岳」のズーム


南尾根付近の管理道は刈り分けされた登山道だ・・・


「磐石岳」頂上 三等三角点

★ 全員無事登頂!・・・

登り35分
呆気ない登頂もじんわりと汗を感じた爽やかな登頂だった。
幸いにして天候にも恵まれ風も無く穏やかな山頂でまずは初登頂を喜び合う。
展望は東側のみで西側は灌木で視界が悪い。尾根から見えていた駒ヶ岳を始め南東にはギザギザした山容の狗神岳(899m)や東には毛無山(684m)や坊主山(377m)などを展望出来た。標高の割には展望台的要素があり気軽に登れる面では地元組にお勧めの山である。

★ 藪山訓練?・・・

 わずか15分程の休憩ものんびりした気分で下山開始となった。
下山ルートは当初、エバとguchiパパが沢ルートから林道に向かい他のメンバーは登って来た尾根道からを予定していたが結局全員が「沢ルートに挑戦・・」となり山頂すぐの南尾根から急な西斜面を下りて沢に取付く事になった。初冬の山面は藪も薄くなり藪山好きのエバやguchiパパにとってはヤブと認めたくない程の薄い笹薮だが、山初心者にとっては必死の急斜面と藪に感じたかも知れない。



「磐石岳 (496.4m)」頂上にて・・・guchiパパの隣が宴会で不明だったしょうたろうさんです。


急斜面の笹薮を慎重に降りるメンバー・・・


ほとんど水流の無い沢を下るも慣れない初心者は慎重に・・・


尾根から沢、林道まで約40分程でした。あとは少し歩いて登山口です。

★ サプライズ登山終了・・・

10:30  登山口
全員無事登山口下山です。のんびりと登れたサプライズ磐石岳、全行程でもわずか2時間でしたが満足の下山でした。低山でも楽しく面白い山はまだまだ沢山ありますが、山荘と温泉付きの山はそう沢山無いと思います。お薦めの良い山でした。

★ 最高です・・・磐石温泉!

 下山した登山口林道を降り切らない内にこの「磐石温泉」がぽつりとたたずんでいます。
希望者のみの入浴でしたがエバとシラネアオイさん、函館のタケポンさんと友人のしょうたろう(女性)が入りました。



林道の起点から約750mほどにある無人・無料の温泉


中には脱衣場と浴槽、桶、椅子、シャンプーなどもありました。電気も点きます。


飲める温泉でした。 シラネアオイさんとゆっくり温まりましたぁ~


もう、満足満足です。皆さん お疲れ様でした。



☆ この後参加者は各々解散しましたが、エバとシラネアオイさん、ナッキーさん、八雲の菅ちゃんで八雲のbaba宅へお邪魔してクライミング講習を受けました。久々のクライミングですぐに腕パンパンの情けなさでしたが、すばらしいウォールで楽しかったです。babaさんありがとうございました。


シラネアオイさんむ


八雲の菅ちゃん 24歳で~す


岩内のナッキーさん


へっぴり腰のエバ  確保者はオーナーのbabaさんです