エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

夕張・人漁山(にんりょうやま) (487m)

2009年02月28日 | 山紀行 (増毛・夕張・芦別)
夕張山系 人漁山 (にんりょうやま)(487m)
■ 山 行 日     2009年2月27日(金)  日帰り 快晴
■ ル ー ト     JR石勝線十三里駅~北西尾根ルート
■ メ ン バ ー      夫婦登山 №11
■ 登 山 形 態      山スキー
■ 地 形 図     1/25000地形図 「十三里」「紅葉山」
■ 三角点・点名    四等三角点  点名「人漁山 ニンリョウヤマ」
■ コースタイム    登り 2時間30分  下り 40分
<登り>
11:35      登山口(十三里駅)
13:10      ヘアピンカーブ
13:45      稜線コル
14:05      人漁山(487m)頂上

<下り>
14:20      下山開始
14:50      高速道路横の林道(橋)
15:00      登山口


情けない話×2から持ち上がった「人漁山・にんりょうやま」に急きょ変更となり登って来た。

山の紹介(報告)は、HYMLのメンバー・スガワラ@初山のぼる&いくよさんのMLから一部引用させて頂く
事にする。

登山口は、JR石勝線・十三里駅。国道274号線と並行する様にJR線が走る。滝ノ上を過ぎて十三里駅よ
り約700m手前に踏切がありこれを渡ってすぐに右折する。国道とは線路を挟んだ反対側を走り十三里駅に
着く。駐車は、駅横の道路脇かすぐ近くの鳥居と小屋のある除雪されたスペースに停める。ここからすぐ北側
の平地(畑地だと思う)を辿り100mくらい斜めに北上すると高速道の下を潜る隧道があり潜るとすぐ正面には
林道(地形図には載っていない)と橋が確認出来る。林道傍には廃虚となった小屋がある。スガワラ@さんの正
解ルートは、この橋を渡ってすぐ北西側の尾根に取付き地図上のC258を目指して登る。最初はちょっとキ
ツイ登りと潅木帯があるので汗を掻く場面だが200m付近から作業道らしき道に出合いそれはC258尾根
へと延びているので利用する。更に尾根上の作業道を辿って登ると地形図に記載された林道のヘアピンカーブ
付近(標高約305m)と出合うがこれとは別に道は尾根上にずっと延びている。(作業道は頂上直下まで付いて
いる)350m付近から400m付近までの作業道は大きくジグを切りながら延びているが、迷うことはないと
思う。最後は頂上北側の稜線コル付近に出て直下に続く道を辿り北側から登頂した。直下の北斜面は固く積雪
が無い場合はスキーアイゼンが必要だろう。

頂上標識やテープは無いが「カバノアナタケ」の採られた跡のダケカンバがあるので目印になるだろう。

結果的には、最初の尾根取付きだけ道は無いがC258手前の作業道に出合うと頂上まで道路上を登る・・と
考えてもいいだろう。

エバ夫婦の登りルート・・

しかし、エバ夫婦。このルートは下りに発見し僅か30分で下山する事が出来たが実際の登りルートは、違っ
た(と言うより間違ったが正解です)。

高速道路を潜って林道に出合ってから右側に林道を辿ってしまい三角点のある258.7mの尾根に登ってし
まったのだ。ここまで少しキツイ急斜面だったが登り切ると比較的平坦な尾根上となりC274を経由して地
形図上の林道(標高約280m付近)に出合う。三角点付近からは人漁山が確認出来た。驚いたのはこの尾根上
に頻繁ピンクの標識テープが付いていたこととカンジキのトレースがあった事だ。しかし、そのトレースはC
274付近から南西側の沢筋に降りてしまいルートから外れてしまった。きっと鹿打ちのハンターだろう・・
と納得する。

立派な林道に出てからは直線的に南西方向に約250m進み今度は北西に進路を変えて250mほど沢筋に
辿る。林道は沢を跨いで左にUターンし人漁山の東斜面をかすめ南東に延びている。ルートは、Uターンし
て少し進んだ東斜面に取付く。良く見るとここにもテープが頻繁に付いていた。ありがたく利用させて頂き
登ると頂上北側稜線のコルよりほんの少し北側に出た。ここにも作業道があり後はコル付近で下りに利用し
た正解ルートと出合い頂上に至った。



人漁山頂上への北斜面を登る・・


頂上直下は少し痩せていて東側に小さな雪庇が・・


人漁山 (486.9m) 頂上


頂上には、カバノアナタケ(採った跡の痕跡)がある・・

展望的には、木々が邪魔をして「見渡す限り・・」とは言えないが南隣のC446ピークと北側の約550m
ピーク、そして鬼首山から南東に延びている長い稜線ははっきりと確認出来た。また、眼下の南東側には登山
口の国道、高速道路、橋などが見えるし西側には由仁町川端付近の集落が望む事が出来た。

スガワラ@さんとは、別ルートになってしまったが手軽な面白い山を知ることが出来て楽しい一座の登頂とな
りました。このページをお借りしてお礼申し上げます。
もし、HPかブログを開設しているならお知らせ下されば幸いです。

※ 2020年12月19日 一部編集して再更新しています・・