エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

山頂は豊浦漁港ホタテの稚貝・・

2018年04月11日 | 山へ行かない日
快晴のロングドライブ・・・
豊浦漁港でホタテの稚貝

【4月10日(火)晴れ】

★ じっとしていられない・・・
「やってまった・・」から一夜を明けて、朝から快晴の兆しでガスが立ち込める。
痛めた脹脛はやっぱり痛い・・・。
「どうやっても今日の山は無理かぁ~」と諦めながらだんだん天気になる外を恨めしく眺めた。
4時には出発して7時には現地到着。7時半には登行開始・・・のはずだったのに。
今日はやっぱり登山日和だぁ~。何度も悔やみながらどうする事も出来ない自分に腹が立つ。
だからこんな天気にじっとしてはいられず、とにかくどこかへ行きたかった・・・。


★ 岳友からのメール・・・
先日、伊達に住む岳友よりメールが届いていた。
豊浦漁港で「ホタテの稚貝」の加工が始まったので近くに来る時は是非・・・という内容だ。
それは昨年4月、ニセコの大魔人山荘で岳友の「傘寿のお祝い」をした時、伊達から参加して
いた仲間の差し入れが「ホタテの稚貝」だった。それが話題になって買った場所を聞くと
豊浦漁港の加工場と分かった。
翌日、希望者数組が豊浦漁港に寄り大量の稚貝を購入して帰宅した・・・。

今年もタイミング良くその情報が入り期間中に是非購入したいと思っていたところだった。
とは言っても豊浦町は自宅から130キロ程あり近くは無い。何かのついでになら寄れるが
稚貝を買うためだけに行くのは躊躇するところと言うのが正直な気持ち。

されど、豊浦漁港を山に見立てて稚貝を山頂と例えれば130キロは遠くないと考える。
とにかく今日のこの天気でじっとしてはいられず出掛けるには良いチャンスだったのだ。

上さんも一緒にドライブに誘い「豊浦稚貝山頂」を目指して出発する事にした次第だ。



これがホタテの稚貝・・・


購入したのはクーラー2個、約60ℓくらい・・・重さは約10㎏

★ 安着でキッチンドリンカー・・・
途中、伊達の道の駅に寄って美味しそうな食材を購入 7000円越えだった 笑
メールをくれた岳友に電話を入れると彼女はすでに豊浦漁港に居てこれから購入するところと言う。

シーズン初めの今は値段も安いと言うので期待して漁港を目指した。
彼女とは途中ですれ違ったかも知れないが、漁港に着いて漁師のおじさんに聞くと少し前に
来ていたよと教えてくれた。早々用意していたクーラーとバケツに稚貝をいっぱい入れて
もらい目分量で言われた料金を支払って帰宅した。

ドライブは往復で約5時間も長く感じる事は無かった。
帰宅後は、すぐに稚貝を持ち込み蒸す準備をしてから「安着の儀」を執り行う。

大量の稚貝を今日の内に全部蒸し上げないと活きが悪くなるので大変な作業だ。
しかし、ピールを飲みながら夫婦の共同作業は手慣れたもの。
大鍋を二つ使用してそれぞれ数回蒸し上げ、口の開いた貝から身を取り出す。



新鮮なので生で食べて見たが美味しかった・・・


刺身で食べた稚貝・・・ビールの消化が早い。

<レシピ>

大鍋に稚貝だけをそのまま投入。水や調味料など一切入れない。


最初は弱火で蒸し、後に強火にする。貝の口が開けば終了。


出来上がり!


保存は冷凍で・・・色々なものに使えます。

★ 情報・・・

豊浦漁港での稚貝の加工は5月20日頃まで行われているそうです。
お問合せは、豊浦漁協か直接加工場の漁師さんに・・・
とは言っても電話番号、ここでは申し上げられません。

稚貝の値段も「浜値」とだけ伝えましょう。まぁ10㎏程で2,000円位です。

購入時は、稚貝を入れる容器(クーラー、バケツ、ビニール袋など)は必ず用意して下さいね。
また、加工場は常に水が流れている場所なので長靴を履いていた方が安心です。
看板も無し、売り場も一見分からないと思いますので、漁港で会った方に尋ねると良いと思います。

住所 虻田郡豊浦町海岸町で漁港の一番西側の加工場(建物)です。


山に行けない日、山へ行かない日の過ごし方も色々だが、自分の「不徳の致すところ」と
悔み切れない日も、無事「山頂、豊浦稚貝」をゲットして良かったと思えば気が晴れるもの。
痛めた足を早く治してまた走れることを楽しみに精進する事にしよう・・・

ホタテの稚貝・・・旨かった!







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