颱風の 怖さ経験 いまもなお
記録に残る 伊勢湾のサマ
伊勢湾台風のとき、小学生だった
父は、朝5時には会社へ出勤。
そのときは まだ風もなく 大丈夫
警報が出て 7時警報
昼前に 強風と雨 猛烈に
ドシャピシャ雨戸 家族固まる
夜が怖い。猛烈な風雨に雨戸がガシャと音
そのうちに小部屋との境から雨漏りが。
手分けして、バケツを置いた。
固まって寝たよ。
父が「帰宅したのは、2日経過してからだった。
コンビナートの仕事をしていたので、
見回りとか閉鎖の仕事で多忙だったと。
コンビナートというのは、かってに
ボンベなど閉じるべからず。
順序があるらしくて、チェックしつつ閉じたとか。
あのとき、木曽三川の下流域に
5000人の靴塚があったのです。
死んで流された人の靴よ。
少なくとも3日間は学校も行けなかった。
今だから、知ってもらいたいと。