これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

着物のような感覚で洋服作り・・・一枚のパターンを展開させて 着画

2017-09-30 | 洋服 手作り
洋服を着た時に、着画を撮る事は滅多にないのですが、友人に写メを送るために自撮りしたものや、旅行中の写真のなかに、数点あったので、着た時のイメージ紹介になればと思います

マレーシアバティクで縫ったワンピース


ベルギー、ブルュセルのグランパレスの広場で

この写真をみて、私にはもう少し長い方がいいなと思い、以後丈を伸ばして作りました

パリのマンモルタルのサクレクール寺院の前で



黒いワンピース

こちらは細かいプリーツのような特殊な織りで、黒だけど、体のラインと関係なく肩から落ちるので、太めに見えます(笑)

生地を半分に分け合って買ったので、ブラウスが精一杯のエトロのプリント



綿100%で、ピケのような織りで、厚みもあり、布の落ち感が好みのラインを作ってくれて、お気に入りの一枚でもになりました

パリのプローニュの森を散歩した時に

和柄のプリントのワンピース

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着物のような感覚で 、洋服作り ・・・一枚のパターンを色々と展開させて  その3

2017-09-29 | 洋服 手作り
八月に縫ったもの

① ここ数年毎年、ブルーベリーの木を30本ほどお持ちの方から、摘み放題に招待されて行っていました。

  妹のママ友なのですが、私もお言葉に甘えて、1人で行ったり、プーさんと行ったり、孫ちゃんも連れて行ったり

  それが私の都合で今年で最後となるので、これまでのお礼を込めて、奥様に一枚縫って差し上げたいと思い立ちました。
  日暮里の繊維街に友人と出かけて買ったのは、リネンのプリント柄です

  見返しは、やはり袖ぐり衿ぐりの続き見返しで、表の一色をとって 茶色の木綿



  異素材を使うときは、必ずどちらもしっかり水通しして、洗濯しても表と裏の縮みに違いが生じないようにしています

  ボタンをどんなデザインにしようか色々悩んで、友人にアドバイスもらいながら決めました



  こういう時、さっと写真をとって ラインで送って、色々コメントもらって・・・スマホのラインは、便利です(笑)

  小柄な方なので、パターンはSサイズを取り直して、前後差や衿ぐりの開きもオリジナルより下げて作りました

  私たちが 夢中でブルーベリーを摘んでいる間に、試着されたようで、着てみてぴったりサイズだったと言われて 一安心


② 今年89歳の母は、まだまだ元気で自立した生活を送っていますが、やはり普段の着るものが以前と変わってきました

  トップスとパンツの組み合わせがほとんどです

  そんな母が一日おきに連れて行ってもらう温泉のお風呂上がりや、日中のシャワーを浴びた後に、さっと着れる盛夏服を縫いました

  脱ぎ着がしやすいように、持ち出しをつけて、裾まで前あきです



  生地は、七月に縫った和柄のプリントと同じですが、素材が少し違っていて、綿100%でも、目が詰まっています

  まだまだ仕事も現役で 手先の細かい仕事も出来るので、小さなボタンをたくさんつけました




③ 手持ちのテンセル100%の生地を処分したくて、作った一枚



  テンセルのひんやり感が、着心地のいい一枚に仕上がりました

  前にスラッシュのあきをつけて




④ ①の生地を買いに行ったとき、セールで安くなっていたので、つい買ってしまったリネン100%のプリント柄

   110㎝幅で1.8Ⅿ 2160円



  110㎝幅だと、身丈の2倍+縫い代や見返し分が必要なのですが、縦方向にパターンを置くには、分量足らず。柄を横置きにしてみても違和感がなかったので、横地扱いで裁断して作りました

  見返しは続き見返しで、共布。開きを後ろに変えて ( チョーカーなどのアクセサリーをつけたい時、前あきでボタンが主張しすぎると くどくなるので 後あきに)

  そして久しぶりにくるみボタンを作ってつけてみました



  私は、後ろ開きにする時は、ファスナーか、この程度の開きを限度にしています。

  後ろにボタンをたくさんつけたり、重めのボタンをつけたりすると、着ているうちに前身頃が後ろ身頃の見返しの布や付属品の重さに負けて、衿が後ろに抜けてしまい着心地が悪くなるからです。


⑤ ④と一緒に買ったリネンの先染め格子柄

  150㎝幅で1.5m 1816円 セール品

  こちらは布幅がたっぷりあったので、前を全部開けて仕立てることにしました ( 裾まで通しの見返しが取れるからです )

 


  ボタンは貝ボタンで、六角形

  このような大きな格子柄を 左右や前後の格子の位置を揃えるのはかなり面倒な作業です

  大きな裁ち台かそれに代わる台に、布を二つ折りにして、仕付け糸であちこち大きく縫っていきます

  縦に二箇所から三箇所
  横にはもう少し多めに



👆はっきりとは見えませんが、よーく見ると仕付け糸でザックリ縫ってあるのがわかります


  このようにして二枚の布の格子の位置が重なって、裁断時に動かないようにしてから、型紙を置いて裁断

  見返しも必要だし、ザックリ織られた布なので、ボタンホール部分だけ接着テープを貼ったり、一番シンプルなデザインのものに比べて、完成に要する時間は3倍ほど

  手をかけて出来上がった割に、家着の範疇に思えるのは、試着した時のスッピンだったから?😢


8月に6枚縫ったつもりが、5枚しか縫っていなかった

一月前の記憶も いい加減になってきており、自分の備忘録も兼ねて アップしています



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着物のような感覚で、洋服作り ・・・ 一枚のパターンを色々と展開させて その2

2017-09-28 | 洋服 手作り
着物と同じように 一つのパターンから作ったワンピース 7月編は

① 和柄のワンピース 綿100%

  同じ生地で対丈の水屋着を縫ったのですが、生地の感触が好きで買い足してあったもので





② イケアのインテリアファブリックの量り売りのプリント生地で 綿100%



  この生地ではパーカーを以前縫っていますが、まだまだたっぷりと残っていたので 布の処分を兼ねて家着のつもりで縫いました

  朝起きて パジャマから着替えるのに、暑い夏は体にまとわりつかないこのデザインは打ってつけでした



  トルソーの肩のラインと ワンピースの肩のラインが一致しています
  
  これは 前身頃の型紙と後身頃の型紙を操作して 前後差をつけた後のデザインです

  後身頃を1㎝長くし、前身頃を1㎝短くしました

  2cmの前後差が出来て やっとトルソーの肩と同じ位置になっています

  パターンを修正する前は 前後差があまりなくて、着ているうちに衿ぐりが後ろに移動して着ずらいデザインでした

  6月から縫い始めたものは すべてこの前後差を作る修正をパターンでしてあります


③ フランスのモンマルトルの丘の近くの繊維街で 旅行の記念に買った生地は リネン100% 生地もプリントもフランス製と書いてあったインテリアファブリックです





  ①と同じデザインですが、見返しを袖ぐりと襟ぐりを続き見返しにして、裏はシルク100%の残り切れを使いました

  これは大正解でした

  インテリアファブリックでもあるし、麻だし ざっくりと織られた生地の肌触りは デリケートなデコルテ部分にはあまり気分のいいものではないからです

  こちらは 家着ではなく 外出着として作ったので、ボタンもおしゃれして コロンとした貝を貼ったもの


ワンピースはすべて一重で裏無しの仕立てです

デザインはシンプルだし、縫うところも少なく早く縫いあがるのですが、裾だけは手まつりというのにこだわっています

ボタンのループも ①は出来上がった後、糸でループを作りましたが、③は最初にループを見返しとの間にはめ込んで 縫ってあります

些細なことですが、①と③では おしゃれ度が全く違って見えるのは私だけ?


ループの付いたあきの作り方については 別記事で取り上げる予定です







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着物のような感覚で、洋服作り ・・・ 一枚のパターンを色々と展開させて その1

2017-09-27 | 洋服 手作り
昨年、友人から勧められて買ったパターン付きのデザインブック

その中に、着た時のアウトラインが気に入ってるものがあり、繰り返し 同じパターンでワンピースを縫い続けてしまいました

着物は、寝巻きから普段着、外出着、フォーマルまでほとんど形は同じで、素材や細かいディテールが違うだけです

この着物の概念を洋服に取り入れる事にしてみたのです

六月 6枚

七月に 3枚

八月 6枚

朝晩の日常着だったり、ちょっとした外出着だったり

自分用 プーさん用 妹に 知り合いのお世話になった方に トトの母様に

最初の基本形は、後ろにスラッシュの開きがあるデザインで、すこしボートネック風

それを毎回、すこしずつデザインを変えて、衿ぐりを深くしてみたり、開き無しにしてみたり

前にスラッシュの開きを入れたり、ファスナーをつけてみたり

二枚は裾まで開けて、ボタンをつけました

ここまで色々と縫えたのはデザインがとてもシンプルだから

そんな数々のワンピースをアップしていこうと思います


① クアラルンプールで買った、マレーシアバティックの生地は、綿100

 



残念な事に 日本人ほど染めが繊細でない

楽しいローケツ染めですが、地の目をしっかり通したら、最初に見た時とプリントのイメージが変わってしまいました

クネクネ踊ってあるような染めになってしまいました


② 五反田TOCにある問屋さんで買ったプリント生地は、友人と着分を半分こしたのでブラウスに



生地はイタリア製 エトロ 綿100

衿ぐりと袖ぐりを続き見返しにして 表からミシンステッチをかけました


裏の様子



③ 妹がイギリスに駐在でいた頃、買ったという生地は レーヨン100で 大胆なプリント



トルソーに着せると、着た時の雰囲気に近くなります



衿ぐりの深さはブラウスと同じ

開きなしです


④ 右手首を骨折してギブスをはめられたプーさんから、腕が上がらないとメッセージが入ったのは、フランスに出発する5日前

急いで開きのある着やすいデザインに変更して作った一枚は、ウエストよりかなり下までファスナーをつけた前明き



綿100のチェックなので、アクセントに衿ぐりからファスナーの周りにグロブランテープで飾りを



⑤ プーさんにもう一枚
  綿100の綿ローンプリントは持ち出しをつけて前明きに ボタンホールを10個




⑥ 背中を大きく開けて、リボンを結ぶデザインにしたのは、少し改まったオシャレがしたい時の服として


衿ぐりと袖ぐりをつづき見返しにして


  生地は五反田ゴトウで買った、綿と化繊の混紡で、細かいプリーツが織り出されています
  イタリア製生地で ベルサーチ

ここまでが、六月に縫ったフレンチスリーブのワンピースとブラウスになります

6着の中で 手元に残ったのは ①と②だけ

③は 作った服の写メを見た妹が 一番好きな柄だというので、一回着用後 妹の元に

⑥も1回パリでちょっとおしゃれして出かけたランチに着た後、プーさんが着たいというので、置いて帰りました

衿のあき具合を好みに近づけたくて、オリジナルのパターンより2cmほど深くしてあります

利用した本は 大人の日常着というタイトルのパターン付き本です

アマゾンの口コミでも結構辛口のレビューがあるのですが、似たような感想を持ってしまいます

よってずいぶんとオリジナルをアレンジしてしまったのですが、アレンジの方法なども追ってアップ出来ればと思っています

市販のパターンを使って 自分のイメージ通りの服を作ることは なかなかハードルが高いものです

それでも 少々の直しで自分のイメージに合う一枚のパターンが出来上がるんだったら、このように複数枚縫う場合には とても便利なもので、使わなきゃ損と思うこの頃です

大人の日常服 (Heart Warming Life Series)
中野ユカリ
日本ヴォーグ社










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着物用エプロン(食事用)・・・ より簡単な作り方

2017-09-25 | 身の回りの小物 手作り
ひとつ前の記事 着物用エプロンの関連です

布を扱うとき、直線部分を同じ幅で折ってアイロンをかけるのは 比較的簡単ですが、バイアスにカットしてある伸びる生地を同じ幅に折るのは 慣れないと難しいものです

しかも三つ折りとなると 二回折りをつけなければなりません

そこで、生地に余裕があるときは、バイアス部分の三つ折りを省いた仕立て方をするという方法があります

洗い張りした反物で この簡単な方法で作ってみました

作り方

① 必要量にカットした布を中央から半分に折り、さらに続き見返し部分を折りますが、この時、型紙の斜め線部分より1.5㎝~2cm長くなるように折ります

  4枚重なった布の耳がきちんとそろっていることを確認して、型紙を置きます



② 着物用エプロンの作り方と重複する部分は 省いて説明しますが、斜線部分より1㎝外側にチャコで印をつけます(1㎝が縫い代になります)

  チャコで印をつけた部分にはさみを入れます

③ 見返し部分の裁ち目を三つ折りにします



④ 折った部分にミシンをかけます(端ミシン)

  ミシンをかけた後、飛び出した余分な縫い代をカットします

 


⑤ 裾を出来上がりに折ります

  まず1㎝の幅で折って、2cmの上がり幅になるようにもう一度折ります


⑥ 折った部分を中表になるように逆に折り返して、1㎝弱の幅でミシンをかけます



⑦ 斜めの部分を表と見返し部分の端っこがきちんと合うように待ち針でとめて、ミシンをかけます



⑧ 衿に挟み込む部分のVの部分に印を入れてその後、補強の為に接着テープを貼ります

  ミシンをかけます


⑨ 切込みを入れて、ミシンで縫った部分を出来上がりに折ってから 表に返して、きれいに形を整えて アイロンで押さえます

  両端の耳の部分を1㎝幅でアイロンで織り上げます

  余分な縫い代は見えないように、中に折りこみます

 
  


⑩ 紐を裁ち目が折り目の中に入るようにして、待ち針でとめます



⑪ エプロンの周りを一筆書きのようにミシンで一周します

⑫ 紐を反対側に折り返して、表からミシンをかけまて 出来上がりです

  



着物用エプロンを入れる袋

取り出したり、入れたりしやすいように滑りのよい八掛けの洗い張りしたものにエプロンの生地をパッチワーク風に張り付けて、袋を作りました( 今回使った生地は紬で滑りが悪いので )

裁ち目が内側にあるとほつれてくるので、袋縫いにしてあります

紐を取った後の三角形の残り部分をそのままの形で利用しました(裏・表に張り付けてあります)

 









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着物用エプロン(食事用)・・・ 作り方

2017-09-25 | 身の回りの小物 手作り
とあるネットショップで きものカフェエプロンという名前で売られている食事用のエプロンを作り方です

着物周りの小物としては 高いお値段ではないので、気に入った柄があれば 買えばいいのですが、手作り派は何でも作ってみたくなります(笑)

私は 結婚披露宴で留袖に合う黒い正絹のエプロンが欲しくて作りました


作り方は ミシンがあれば簡単です

手縫いでも もちろん出来ます

材料は エプロン用に 反物一幅で100㎝~150㎝ ( 長い方が作業工程の少ない手早い作り方になります )

    ソフトプラスチックなどの衿に挟むための板(芯)  10㎝程度

    糸 針 あれば接着テープか接着芯少々

作り方

① 布をまずたてに半分に折り、さらに折り返り部分( 洋服や着物では見返し部分 )を横に折ります

  この作業はアイロンを使って丁寧に 端っこの耳がきれいに合うように

  裁ち目も合わさるように

  手前と右側にわがくるように 布を置きます



② 作った型紙を布のわに添うように置いて 待ち針で留めます

  この時、型紙が図のように斜めにカットされていれば、から少々(1㎝ )離れます

  製図の回で記載された赤い三角形の部分です

 


③ はさみを入れるのは 型紙の斜め線の部分だけですので、型紙から1㎝離れたところに裁断用の印を入れます(チョークで)

  裁断用の印を入れたら、4枚に重なった布が動かないように注意しながら カットします

 


④ 次に 紐2本を 切り取った残り布から取ります

  出来上がり幅にあまりとらわれずに 長さを確保するような取り方をします

  チョークで印をつけます



⑤ 紐用の布2本がとれました
  



⑥ まず紐を縫います

  縫い方は アルファペットのLのように片方が袋になるように縫います

  この時、出来上がり幅が3㎝の場合は 3.3~3.5㎝ほどの幅で縫うようにします

  ミシンの場合は 最初と最後は返し縫をして ほつれないようにしておきます

  


  縫い終わったら、出来上がり幅にアイロンで折って 片方も折ります

  きちんと折って、折り目の重なり部分が動かないように 縫い代を縫いとめるか、接着材(糊)少々を付けてアイロンをかけておくと、表に返すとき 作業がしやすいし、きれいに返すことができます

⑦ 返した紐に収まる幅の芯を切って準備して、中に入れます



⑧ 芯が動かないように 芯のきわをミシンで縫いとめます




紐が出来上がったら、エプロン本体を縫い始めます


⑨ 見返し部分の裁ち目を三つ折りにアイロンをかけます

  まず1回折ってアイロンをかけ

 


⑩ もう一度折って アイロンで押さえます

  この折った部分をミシンで縫うと裁ち目が隠れて ほつれ止めになります



⑪ 三つ折りした部分にミシンをかけたところです



⑫ 衿の切込み部分は 細長い二等辺三角形になっていますが、その部分をミシンで縫います

  ここは少し細かい針目で そして最初と最後は返し縫いを忘れずに



⑬ 縫い終わったら はさみで切込みを入れます

   vの部分は縫ったところを飛び越さないように注意しながら、出来るだけぎりぎりのところまで

  ここで補強の為に 切込みの先端部分だけ接着テープを少々貼りました

  最初にテープを貼ってから縫えばよかったと 少々後悔

 


⑭ アイロンで今回は縫い目ぎりぎりの所を折っていきます

 アイロンで折りを付けた後 表に返して 毛抜き合わせになるようにアイロンで押さえます

 ( 毛抜き合わせとは 表から見ても裏から見ても反対側の布が見えないような折り方です )

 


⑮ 斜めに裁断した部分をアイロンで三つ折りにします

  耳の部分は二つ折り 飛び出した三角の縫い代は内側に折りこんで見えないようにします

  裾も三つ折り( 最初に1㎝の深さで折って 次に2cmの深さで折る )



⑯ 衿の芯を準備して まず 上に置いてみます

  製図した型を元に それより大きさが大きかったり ぎりぎり同寸法の場合は少し切り落とします

  見返しとの間に入れ込んで、待ち針で軽くとめて(芯を外して 待ち針を打つ )



⑰ 裏側から ミシンで両端 裾 斜線部分 切込み部分(Ⅴの部分)などを一筆書きのように縫って一周させます



⑱ 紐をつけます

  紐の裁ち目部分を1㎝ほど内側に折り返し、エプロンの裏側に折った部分が中になるように置いて、待ち針を打って、紐を止め付けます

  ミシンで四角に縫うと 収まりの良い紐付けになります



⑲ 完成です

 共布があれば、小さく折りたたんだエプロンを入れる小袋を縫っておくと便利だと思います ( 今回は作ってありません )

 


 








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着物で食事の時の 着物用エプロンの製図 ・・・・ 手作りしてみたい方へ

2017-09-23 | 身の回りの小物 手作り
着物で食事用エプロン の 過去記事にコメントというかリクエストいただきました

型紙を図にしましたので、作ってみようと思われる方は ご参考にしてください

ここで表示されているものは、実物大の寸法の縮小版ではなく、図にしたものですから、イメージとしてとらえてください

表記の寸法で製図していけば、実物の型紙が出来上がります

どんな生地でも作ることが出来ますが、反物幅(着物用の生地)で作れるような幅寸法になっています

① 


 型紙の寸法はこれだけです

 洋裁の慣れない方は 型紙の製図の仕方も不案内でしょうから、すこし分解した図も作ってみました

 いくつかの長方形と三角形をパズルのように組み合わせると エプロンの型紙になると思ってください

② 


 まず一番大きな長方形を作り、長方形の短い辺側に二つの細長い長方形を作り、図のように斜線を入れて、三角形を作る

 着物の衿に挟み込む部分はスリットが入りますが、この部分は切り取らず、そのままにしておいて、出来上がり線だけ入れておく方が、エプロンを製作するときに、生地の扱いが楽だと思います

③ 


 こちらは、帯締めに挟むための紐の製図と布の大きさです

④ 


 布に出来上がった型紙を置くときは 布を半分に折り、さらに衿に挟み込む部分の裏側を続き裁ちにするために、折り返してあります

 正面から見て右手の部分は 布が4枚重なることになります

 折り返す分量は最低でも15cmほどは必要ですが、生地に余裕があれば、斜線の部分が全部重なるくらい折り返した方が、作るのも簡単だと思います

 ③の紐の布の分量は 縫い代を含んだ寸法です

 ④の型紙を置いた図は 縫い代をいれてありません

 くれぐれも縫い代を入れて裁断するようにしてください

 縫い代の分量は 裾で 3㎝~5㎝ 脇で1㎝~1.5㎝ 斜線部分も1㎝~1.5㎝は必要です

 
ほかに、着物の衿に挟み込むためと、帯締めに挟むために 芯が必要になります

⑤ 


 芯の素材は 固めではさみでカットできる素材なら どんなものでも

 私は 手作りバッグの底板などにする ソフトプラスチックをカットして使っています

 手芸店で買い求めていますが、ホームセンターやダイソーとかでも利用できるような素材があるようです










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