これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

大島紬袷から単の対丈コートを仕上げる

2024-03-23 | 着物



2月に洗い張してあった染め大島紬から単の対丈コートを縫っていました

5カ所に紐を付ければ出来上がりだったのに、なかなか針仕事出来ず

今日は朝から雨

紐を作って、付けてやっと完成

対丈の単コートは、2009年、2010年、2011年と3年続けて、袷の着物の洗い張りからリメイクして仕立てていました

どれも10年以上着ているので、裾の傷みが出てきて、お直しも数回

そろそろ新しいコートが必要

そこで、取り敢えずの一枚は、染め大島紬を洗い張りしてあった反物から仕立てることに

染め大島なので、裏は染めてありません



この赤の差し色がどうも好きでないんだけど

継母からお下がりでもらった着物で数回着た後、解き洗いに出しました

早々に着て着て、着て、着倒すつもり🤣

仕立ては、歩きながら上前裾から裏が翻ったりした時、表との差が大きくならないように工夫

といっても、裾の返しをたっぷり取っただけですが

単の対丈コートは、塵よけとして利用しています

でもそこそこ防寒の役目もあり、出番が多いコートです

出来たら新反でもう一枚縫いたいところ

ヤフオクで好みの柄でいいものないか、狙うつもりです(笑)

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

昨日から2回目の薬を飲んだベス🐕‍🦺、激しい甘噛みはしていない様子

薬が効いてきたようです

今夜も早々と、トトさんにお布団出してとせっついて







私の掛け布団の上でいつものように丸まっているので、少しちょっかい出して

2年前は甘噛みして抜けた毛が布団カバーに付きまくって大変でしたが、今回はそこまで悪くないようです

カバー類にもベス🐕‍🦺の毛は、たまに見つける程度

この状態からどんどん良くなってくれるかなぁ

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

今日は夫婦で大好きなツナと筍のパスタ


たっぷりのみじん切りしたニンニクをオリーブオイルで炒めて、ツナと筍を炒めて、醤油を回し入れた後 焦がすほどに炒めて

最後に茹で上がった麺と茹で汁お玉一杯入れて絡めて完成



麺はグリーンコープで注文した玄米パスタ

デュラムセモリナと変わらぬ美味しいパスタでした

他はサラダと、切り昆布の炒め煮(筍たっぷり入れて)

食後は、妹がお供えに送ってくれた宇都宮とらやさんのお手盛り最中


最中の中に袋の餡を詰めて、パリパリの最中皮が香ばしい美味しい最中でした



お抹茶も二服
二服目は同じくとらやさんの黒糖サブレ



フフフ
甘いものたっぷりで至福の時間(笑)



幸せも体重も右肩上がり😅
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ガス警報器の交換 / 着物の裾フキの応急処置

2024-02-12 | 着物
今回の上京の目的はマンション管理

五年に一度、ガス警報器は新しく交換する事が法律で決まっているのだとか

でも不思議なことに、過去に交換してもらった記憶はなく

今回は昨年7月から順次交換

不在のために、3枚も協力お願いの手紙がポストに入っていました

こちらの都合に合わせて訪問、交換してくれるというので、1月末に予約してありました

ところが、鎌倉巴会が始まると聞いて、この日に変更してもらったのです

鎌倉から帰ってきて、予定の3時までに1時間の待ち時間

ここで、着物の裾の擦り切れたフキにテープを軽く縫い付ける針仕事

1cm幅ほどのレースを付けました(ガロンテープが売っていなかったので)


着物無しで選んだ色だったのに、全く同じ色でした

表から見ると

こんな感じ


ほとんどわかりません

これで応急処置が終わりました

タイミングよく、警報器交換の方もいらして、無事終了

説明を聞き終わっても20分ぐらいの所用時間でした

この後、名古屋帯を博多半幅帯に変え、割り角出しに結び直して、宇都宮へ

妹が宇都宮に住んでいて、2年ぶりかな?の再会です

でもこれが、私は日頃のサザエさんぶりを発揮してしまい、なかなか大変な道中になってしまったのでした
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着物のお直し・・・単の対丈着物コートの裾切れとガロンテープもどき貼り

2024-01-29 | 着物



今朝の冷え込みでバケツには氷🪣



厚さ1cm近くありました

毎年は見られない現象・・・寒ッ

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

昨日の雨、今日の冷え込みでお籠もり

着物用対丈コートの裾が擦り切れていたので、お直し



裾上げを解いてみると、4カ所擦り切れて糸が無くなっているほど



裏に白い紙を挟むと、擦り切れの酷さがよくわかります

その上は、最初に擦り切れて一度お直しした跡

布が弱っているので、接着芯を貼って補強し、1cmちょっと下を縫い直し

折り返しが短くなるので、折り込んである縫い代も少し出しました

褄下と裾の角は額縁仕立てです

ここがややこしい部分

左右の褄下の額縁仕立ててをどうにかやり遂げ

裏側から見た状態です


折り返し部分をくけて、お直し終了

この対丈コートは2009年に仕立てていました



母の色大島紬を洗い張りして、コートに仕立て直しました

もう15年も前の仕立て物

チリよけと軽い防寒用なので、よく着ました

こちらに住むようになってからは移動は車中心ですが、川崎では徒歩、階段、電車の繰り返し

よく歩くから、裾の傷みも激しく、裾切れして直したのは今回が2回目

元々母の着物の仕立て直しなので、もう十分着たことになるのですが、思い入れがあり捨てられません

こうして手を入れて、もう一度気持ちよく使えるようになりましたが、また同じように裾切れは起こります

そこで、裾の傷みを防ぐための、ガロンテープを縫い付けることに

ところが手持ちのガロンテープでは、色が合いません

専用のガロンテープに拘る必要もないやと、代用品を手持ちの材料から選んだのは、チロリアンテープ

着物の裾裏にテープが0.5mmほど出るように軽くとじつけました





たたむと、表からはほとんどわからないけど


ズームすると


裾が細いのは畳んで2つに折るとよくわかります


今年から大河ドラマは平安時代の貴族文化

このコートの肩裏は、そんな時代の手描き染め


着ていると全く人目につかない裏地

でもこんな柄だと、気分が上がります😊



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嫁入りした着物(道中着)

2024-01-25 | 着物
今日はお茶の稽古


木曜日社中場今4人です

3人は60代、お一人だけ40代半ばの方が数年前から一緒にお稽古始めました

お子様はまだ小学生と中学生

身長が私より5〜6cm高い方です

冬物のコートは持っていらっしゃらず、今日のような気温の低い日も、ショールを羽織るだけ

先月お会いした時に、着物の裄などをお尋ねしたら、私とあまり変わらず

道中着の残り切れで作った小物入れをお見せして、この柄の道中着があるので使われないかお聞きしました

すると、可愛い😍とお好みに合ったようです

私にはもう若い柄なので良かったら使って欲しいと言うと、最初は遠慮されながらも使いたいと

今日持って行きました

たとう紙もそのままで


私は着物や帯やコートは、たとう紙にカードを挟んでいます

メモぐらいではすぐに見つけられないので、写真とサイズと仕立てた年を記したカードをラミネート加工

これから着物を増していかれる時に、参考になるようにそのままカードも付けてお渡ししました



母の姉に当たる伯母が、私の結婚の時に帯と着物とお祝いにと仕立ててくれた着物でした

結局一度も袖を通すことなく、解いて道中着へ仕立て直し

2010年の2月に完成と記してあります

一年に一度も袖を通さない年もあったので、着用は数えるほど

ここ数年は箪笥の中で眠っていました

一応中を改めましたが、特にシミとか傷みも見当たらないので大丈夫と判断

新しい持ち主のところで、もう一度働いてくれればこの道中着も冥利に尽きるってことで

もし失礼に当たらなければ、帯やもう着そうにない着物も少しずつ整理していこうと考えています







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大島紬のお直し完成 / 迷い込んで閉じ込められた猫

2024-01-24 | 着物
昨日から霰が舞う北風

今日も雪は降らないけど、霰が地面を覆うほど降っていて、お籠もりでした

こんな日はチクチク針仕事

もう2年前のことですが、トトさんの伯母が亡くなり、昨年暮れに叔母(妹)経由で伯母の着物を貰いました

私の寸法に直してすぐに着ようと思い立ち、針仕事


着物と帯を譲り受けた・・・伯母の形見分け - これってやはり化石? 私のライフスタイル!

着物と帯を譲り受けた・・・伯母の形見分け - これってやはり化石? 私のライフスタイル!

今日は3人ベス🐕‍🦺とトトさんとで暮れのご挨拶行き先は鹿児島市内に住むトトさんの母様の妹2人私は着物でした暮れの挨拶だけは、紬の着物を着て行くように...

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衿を外し、袖を外し、袖付けのヘラ跡や袖幅のヘラ跡を直してからの仕立て直し

今日の午後どうにか完成


袖幅は5分ほど広くして、肩幅も出しました



袖のヘラ跡がうっすら残っていますが、洗い張りしてもこの程度は残るので、上々の出来

他に袖丈を詰めて、褄下寸法も出し、身八つ口も下げて、衽下がりも下げて・・・ちょこちょことお直しした場所は8ヶ所以上

衿付けの段階で、付け込み寸法も変更


上の糸印が最初の付け込み(衿付けの位置)で、下の糸印が今回の付け込みです

5分から8分に変更

後ろ衿が着物を肩にかけた時に、自然に後ろに抜けるように、付け込み寸法は8分に統一しています

この着物、解いてみてわかるのですが、1人の人の針仕事ではありませんでした

袖作りは多分和裁ビギナーか和裁学校の生徒さん

見頃は和裁職人が仕立てるような見事な針仕事

袖を外して裏返した時に、あまりにもひどい縫い目で、全部解きたい衝動に

手間をかけたくなくて、袖口と袖口下だけはそのまま使いましたが

ところが身ごろの方の仕立ては、解くのが惜しいほど綺麗でした

中綴じのしつけ糸の運びや止めでさえ、唸るほど美しい

久しぶりに、部分的ですが着物を解いて勉強になりました

今月中に早速袖を通すつもりです

伯母の着物を着れば、伯母の供養になると思って

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

今日針仕事していて、昼前と午後に猫の鳴き声を聞きました

私のアトリエ(趣味の部屋)は、母屋続きの小屋の2階をリノベーションして作ってあります

部屋の後ろから聞こえたようで、寒くて軒下にでもいるのかなと一度は確認

見当たらず

午後、ガサゴソ音がして、トトさんが燃えないゴミの分別を小屋の下でしているのかもと、その時は思ったのです

もう一度鳴き声がしました

4時半まで2階にいましたが、猫の鳴き声はそれ以後なし

5時過ぎにベス🐕‍🦺の短い散歩から帰ってきたトトさんは離れの戸締りなどして、私にもう外の用はないでしょ?と

生ゴミをコンポストに入れてとお願いのついでに、猫が2回ほど鳴いていたんだけど、小屋の中にいないわよね? と確認を頼みました

トトさんがシャッターを開けると、階段の裏にいた猫が走って軽トラに移り、二段になっている棚の上に飛び乗ったそうです

棚の上だと危なっかそうで、竹のバラ(大きなザル)を取り去ろうとしたら、またまた動いて階段裏へ

近づくと足元を走っていったけど、小屋の中にいるのか、外に出たのかわからないと

灯も全部つけて探すけど見当たらず

プラごみのポリ袋が噛みちぎられて、中を引っ掻き出しています

他に爪でも研いだのか発砲スチロールの箱や蓋が削られてあちこちに散乱

別の棚の釘の箱が落ちていて、釘も床に散乱

今日はこの時までシャッターを開けていません

どうやら昨日の夕方シャッター閉めた時に閉じ込めたらしい

今日2回も階段の登り降りしたのに全く猫の気配を感じなかったのは、隠れていた?

猫は我が家の庭によく遊びに来る茶トラだったとトトさん

もう一度シャッターを下ろす時に、念のために水を置いておく?と言ってみましたが、逃げただろうとトトさん

昨日は風が強く霰模様で寒かったので、小屋の中に入り込んだのでしょう

私が2階に上がって針仕事しなければ今日も気づかずに、猫は二晩目を過ごすことになったかも

閉じ込めたのが一日だけで良かったと胸を撫で下ろしました

猫の死骸など例え小屋の中でもごめんですから








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大島紬の寸法直しを始める・・・伯母の形見の着物をマイ寸法へ

2024-01-05 | 着物



昨年暮れにもらったトトさんの母様の姉(伯母)の着物


着物と帯を譲り受けた・・・伯母の形見分け - これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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今日は3人ベス🐕‍🦺とトトさんとで暮れのご挨拶行き先は鹿児島市内に住むトトさんの母様の妹2人私は着物でした暮れの挨拶だけは、紬の着物を着て行くように...

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持ち帰ったきて寸法を計ったら、着物丈はほぼ問題なし

身幅も標準

ただ、裄(肩幅と袖幅)が私にはかなり短め

他の寸法も改めてみたら、少しずつ寸法が合いません

袖丈も1.5cmほど長いし、褄下は短め

衽下がりも身八つ口も短め

袖丈は1.5cmぐらい長くても気にしない!という考え方ももちろん有りです

でも合わせる長襦袢の袖丈が寸足らずになるし

手を加えるなら、着やすい着物寸法に直して着たいので、できる範囲でお直しすることにしました

まず、掛け衿を外し、衿を解きます

次に表と裏の綴じを取り、表袖の袖付けを解き、続いて裏袖の袖丈も解いて、見頃から外しました

袖の振りも解いて、アイロンかけて、その後筋消し

筋消しには、プリーツ加工液を使って消しています(あくまでも自己流)

見頃の袖付の折印もアイロンをかけた後、筋消し

今日はここまで

衽下がりの寸法が短いと、左右の衿を合わせた時に衿元が詰まった感じの着付けになります


若い方やバストの豊かな人はこの寸法を短めにした方が、衿元が崩れず綺麗な着付けになるのですが

ゆったり着たい私は、もう少し下げたい

と、あちこち手を入れるとなれば、直しに時間もかかります

焦らずに、春ぐらいにお直し終了を目指して、チクチク針仕事開始です



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着物と帯を譲り受けた・・・伯母の形見分け

2023-12-29 | 着物



今日は3人ベス🐕‍🦺とトトさんとで暮れのご挨拶

行き先は鹿児島市内に住むトトさんの母様の妹2人

私は着物でした
暮れの挨拶だけは、紬の着物を着て行くようにしています

トトさんの母様は7人兄弟姉妹でしたが、今では3人だけ

85才超えや90歳目前と2人とも高齢ですが、一生懸命自活しています

昨年3月だったか、その兄弟姉妹の長女である伯母が亡くなりました

その伯母から、生前私は洒落帯を2本いただいています

会いにいった叔母が、伯母の着物が風呂敷包2抱えあるけど、開けてみてもいない
おたかさんは着物着るから、どれでも気に入ったものがあれば持っていって!

と、手に負えない物を預かっているような口調でしきりに言うのです

トトさんも私も、伯母さんが元気な時に帯を2本もらっていると言うのですが、わかってくれないのか、わからないふりしたのか

風呂敷開けて見てちょうだいと言われて、2つの風呂敷を広げました

単や袷、羽織、帯など、ほとんど手を通したりしていないのです

袷の大島紬を一枚選びました

そして2本の帯を取ってどちらかいただくと言うと、塩瀬に手描きの染めの帯が似合うだろうと、叔母



落款があり、作家物の絵のようです

大島紬はとても細かな絣です



着物は持ち帰ってきて丈を計ると、私が十分着られる長さがあります

ただ袖幅と肩幅は直さなければ、裄足らず

面倒ですが、頑張ってお直ししましょう

伯母にとって甥っ子の嫁になる私ですが、私も子供達もとても可愛がってくれました

伯母は私が着物を着て 暮れや年賀に行くととても喜んでくれていました

伯母の形見の着物を着ることが、私が出来る供養なのかもしれません
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着物と帯を譲り受けた・・・伯母の形見分け

2023-12-29 | 着物



今日は3人ベス🐕‍🦺とトトさんとで暮れのご挨拶

行き先は鹿児島市内に住むトトさんの母様の妹2人

私は着物でした
暮れの挨拶だけは、紬の着物を着て行くようにしています

トトさんの母様は7人兄弟姉妹でしたが、今では3人だけ

85才超えや90歳目前と2人とも高齢ですが、一生懸命自活しています

昨年3月だったか、その兄弟姉妹の長女である伯母が亡くなりました

その伯母から、生前私は洒落帯を2本いただいています

会いにいった叔母が、伯母の着物が風呂敷包2抱えあるけど、開けてみてもいない
おたかさんは着物着るから、どれでも気に入ったものがあれば持っていって!

と、手に負えない物を預かっているような口調でしきりに言うのです

トトさんも私も、伯母さんが元気な時に帯を2本もらっていると言うのですが、わかってくれないのか、わからないふりしたのか

風呂敷開けて見てちょうだいと言われて、2つの風呂敷を広げました

単や袷、羽織、帯など、ほとんど手を通したりしていないのです

袷の大島紬を一枚選びました

そして2本の帯を取ってどちらかいただくと言うと、塩瀬に手描きの染めの帯が似合うだろうと、叔母



落款があり、作家物の絵のようです

大島紬はとても細かな絣です



着物は持ち帰ってきて丈を計ると、私が十分着られる長さがあります

ただ袖幅と肩幅は直さなければ、裄足らず

面倒ですが、頑張ってお直ししましょう

伯母にとって甥っ子の嫁になる私ですが、私も子供達もとても可愛がってくれました

伯母は私が着物を着て 暮れや年賀に行くととても喜んでくれていました

伯母の形見の着物を着ることが、私が出来る供養なのかもしれません
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着物から半幅帯・・・2度目のリメイク

2023-12-12 | 着物



茨城県の織物の 染め用の結城紬でろうけつ染めがしてあった染小紋(継母から譲り受けた着物でした)

これを洗い張りした後、帯に仕立てました

50代半ばの頃の事です

2部式名古屋帯1本と、半幅帯

半幅帯は、寸法を間違ったようで短くて締めにくい

もう何年も箪笥の中で、出番がなかったこの半幅帯を解いて、やり直し

寸法を計ると、3.16m

3.5mあると、普通の帯結びは出来ます

今回は割角出しが結べるように長めの3.7mになるように、足しました

帯の芯入れは結構面倒です

帯側に50cmごとに印をし、帯芯は50.5cm(1%)とわずか長めに印付け

その後、帯地と帯芯の印を合わせて、ピーンと帯を引っ張って芯が弛まないようにして、綴じていきます

少しの空き時間を見つけて、気分転換のつもりで、1日に1時間ちょっとずつ

今日で3日目

完成しました

長さを出す時、帯芯はこれまでの芯に継ぎ足そうと考えていましが、足すほど半端な帯芯が残っておらず

少しもったいないかなぁと悩みながら、新しい帯芯を使って

普段着物には半幅帯を合わせるのが好きです

面倒だなぁと、長いことほっておいたのですが、やり始めると、それなりに楽しい時間でした

締めない袋帯や名古屋帯を半幅帯にリメイク・・・いい考えに思えてきました



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シルクウールの道中着・・・普段着物用に完成

2023-11-30 | 着物



今年の春くらいに取り掛かり、放っていた道中着です

どうにか完成


実際の色は利休ねず

利休ねずとは、緑色だけど灰色がかった色味

利休が好んだ色ではなく、後世の人が利休→茶人→ 抹茶や茶葉をイメージしてつけたそう

誰にも似合いそうな落ち着いた色です

今時、シルクウールの反物(羽尺・・・着物には足りない用尺)など製造していないのでは?

7年ほど前に、地元の呉服屋さんの店仕舞いでワゴンに入っていました

見切り品のようなお値段だったので、つい買ってしまいましたが、仕立てでは難儀しました

裏地の正絹と馴染みが悪いのです

どうにか仕立て上げましたが、95点ぐらいかなぁ
結果、お仕立て頼まれても絶対に扱いたくない素材に位置付け(お仕立て引き受けてませんが)

裏地は長襦袢の残り(無双の袖だけ使っていたので)



それも、袖分は取れずに、同じ黒の地模様だけの長襦袢反物を使って

表地にコストかかっていないのですから、裏もある物利用

五十前後に仕立てた和装コート類がなんだか合わない物も出てきだと思うこの頃、新しい道中着や羽織ものが欲しくなってきています

やりかけで、途中で投げ出したような状態の物があるって、目の上のたんこぶ

そういうものをいくつか抱えていて自己嫌悪に陥っているのですが、ひとつ片づきました

やれやれです😅



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