半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

神奈川県立近代美術館葉山で、『アレック・ソス Gathered Leaves』を観ました。

2022-09-30 17:59:04 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で神奈川県立近代美術館 葉山に行きました。




お目当ての企画展はコチラ、『アレック・ソス Gathered Leaves』です。




アメリカの写真家、アレック・ソスの作品を観るのは今回初めてでしたが、こうやって沢山の作品を並べて鑑賞することが出来る環境だと、ドキュメンタリー写真的な手法の効果がより生きてきますね。今回もまるでロードムービーを見ているかのような面白さがありましたよ。館内で上映されていた映像作品も、色々な意味で考えさせられる内容でした。ちょっと長いけれど、ご覧になることをお勧めします。






今回は写真撮影可だったので、いつものように少しだけ会場の雰囲気をご覧に入れることにしましょう。











今回の作品の中には隠遁生活を送っている方々をテーマにしている一連の作品があったのですが、現代では隠者でさえもコンピュータを持つ時代になったということが分かり、ちょっと不思議な気持ちになりました。

この企画展、会期は10月10日までで、特に事前予約の必要はございません。
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ピンチヒッターはコレ!。マイク H. フランクリンのボタンロック フォルダーです.。

2022-09-29 18:30:50 | ナイフ


ちょっと情けないミスをしてしまって、手元からバックの110が1本も無くなってしまいました!。トホホ~。まぁ以前にも書いた通り、あれは私にとって絶対必要な道具になってしまったので必ずまた同じヤツを買いますけど、それまで書斎のデスクの上にナイフがないと凄く不便なんで、買ったままお蔵入りになっていたコレを引っ張り出してきました。往年のカスタムナイフビルダー、マイク H. フランクリンが製作したボタンロック フォルダーです。




チタニウム+アバロン(アワビ)のハンドルというバック110とはかけ離れたテイストのデザインではあるものの、実はこういうのも嫌いじゃないんですよ(笑)。同じフランクリンでも、94年にHAWGになって以降の直線的なデザインの作品には全然興味ないんですけどね。私の場合、封筒を開くために使用する機会が多いので、デスク上に置くナイフとしてはこういうクリップポイントのブレードがマストです。ブレードの鋼材はATS-34なんで、私の用途にはちょっと贅沢かな。




こうやって片手で簡単に開閉できるという点も、サムスタッドなしの標準型110にはない大きなメリットです。さすがに一流の作家による手作りのカスタムナイフだけあって、開閉は量産品のバック110とは比較にならない程スムース。側面のボタンを押しならがら人差し指でブレードの背にある指かけの部分を引くと、シュコンッ!と気持ちよく刃が開きます。個人的にはサムスタッドみたいにブレードに何か付けるタイプより、こういうシンプルなタイプの方が好みです。




このシリアルナンバーを見る限り、どうやら92年に製作された作品のようですね。フランクリン氏ご自身はまだ存命であるものの、さすがに1960年代からナイフ作りをしていた方ということもあり、既にこういったカスタムナイフの製作からは引退しているようです。ハンドルがチタンで超軽量ということもあり、110みたいに文鎮代わりには使えないけれど(笑)、次の110が来るまでの間は書斎のデスクの上で頑張ってもらうことにします。




フランクリンといえば、私と同世代の皆様にとってはあの難物、ステライト6Kをブレードに使うことが出来た数少ないビルダーの一人として記憶に残っていることと思います。私がナイフに興味を持った70年代後半には、ステライト6Kのナイフは異常に高価で軽々しく手を出せる品物ではなく、正に “謎の超合金” というイメージでした。しかし、どうしてもその正体を確かめたくなった私は、その後フランクリンを含めて何本かのステライトのナイフを手に入れてみたのですが・・・









・・・この話はまた別の機会に。
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佐倉マナーハウスで、英国アンティークのジョイントスツールを買いました。

2022-09-28 18:00:00 | アンティーク家具
先日のこと、佐倉マナーハウスの店長のNさんから、我が家で探しているアイテムに近そうな物がショールームに届いたと電話がありました。ちょっと前に輸入したというお話は伺っていたのですが、リペア(というより仕上げ直しかな?)に出しているということだったので、もし入荷したら取り敢えずキープして連絡が欲しいとお願いしていたのです。というわけで、早速時間を作ってカミさんと二人で見に行くことにしました。




そのアイテムとはコレ、ジョイントスツール!。椅子にも踏み台にもなるという家具です。我が家の台所では昔から丸いスチールパイプのスツールを使っていたので、ずっと何とかしたいなぁと思っていたけれど、中々コレッ!という物がなくて探し続けていました。今回紹介していただいた品物はサイズも高さもほぼ我が家の希望通りだったので即決。カミさんへの少し遅めの誕生日プレゼントにさせていただきました。




残念ながらご足の形がシンプルなターニングレッグなので、ダイニングで使用しているエリザベス様式(アカンサスのバルボスレッグ)の家具達とはテイストが違うけど、まぁキッチンで使用する家具なので許容範囲ですね。




せっかく訪問したので、もちろん今回もティールームで一休みさせていただきました。カミさんはエリザベスケーキとアイスティーで・・・






私はジンジャーケーキとマグコーヒーを頂きました。





結婚してから二十数年、少しずつ英国アンティークの家具を揃えてきたけれど、あと少しで主要な家具がすべて揃います。でも、もしすべて揃ったとしても、アンティークショップ巡りは続けることになるんだろうなぁ・・・
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ダイハツ・ムーヴ(L902S)の足回りリフレッシュ その2。リアサスペンション編。

2022-09-27 18:00:00 | ダイハツ・ムーヴ
今日は先日の続きということで、リアサスペンションのリフレッシュ内容をご覧に入れることにしましょう。

ショックやスプリングシートの交換だけなら車載のままで作業出来ますが、今回はブッシュ交換も実施するので最初にリアサスペンション・アッシーをそっくり下ろしました。




この画像の中央がリアサスペンションのブッシュ。目視では劣化は分からないものの、流石に22年間無交換のままなので本来の性能は維持できていないでしょう。サービスマニュアルでは専用のSST(特殊工具)を使用して交換するように指定されていたものの、VW専門店のワイルドシングにはそんなものがあるはずはないので(笑)、坪田メカが自作した治具を使って交換しました。






スプリングの上下にはこのようなラバー製のシートが挟み込まれています。既に上下ともにボロボロで一部崩壊しているという状態。後ろか見るとちょっと車体が傾いて見えたのは、おそらくココが原因だったと思われます。






ショックはフロント同様にKYBのニューSRスペシャル。まだまだしばらく乗るつもりなんで、数年もってくれたら嬉しいなぁ(笑)。次のステップとしては、コペン用に設定されていたビルシュタインのショックをベースに減衰力調整をして流用することを考えています。





今回の車検時に発生した追加整備の内容と、掛かった全費用は10月1日のブログで公開いたします。

■現在の走行距離
(2022年09月27日現在) : 11万7466㎞
■前回からの走行距離 (09月22日~09月27日) : 0km
■今回の維持費 : 0円
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国立近代美術館で、『ゲルハルト・リヒター展』を観ました。

2022-09-26 18:00:00 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で国立近代美術館に行きました。




お目当ての企画展はコチラ、『ゲルハルト・リヒター展』です。




ゲルハルト・リヒターの作品、この国立近代美術館に収蔵されている作品もあるので目にする機会はありましたが、こういう形でまとめて観るのは初めてのことでした。








今回は一部を除いて写真撮影可だったので、いつものようにちょっとだけ会場の雰囲気をご覧に入れることにしましょう。











今回の目玉は間違いなく日本初公開の《ビルケナウ》だと思いますが、個人的にはフォト・ペインティングの《モーターボート(第1ヴァージョン)》が良かったかな。

この企画展、会期は10月2日までで、日時指定の事前予約も可能ですが、私達が訪問した日には普通に当日券を購入することが出来ました。
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えっ、100年に一度しか花が咲かないの?。夢の島熱帯植物館で出会った植物とは?。

2022-09-25 18:00:00 | 動物園、水族館、植物園
カミさんと二人で夢の島熱帯植物館に行きました。




皆さんご存じの通り、私達夫婦は熱帯温室が大好き!。子供達が成長したらこういう場所には行かなくなってしまうかな?と思っていたけれど、全然そんなことはありませんでした(笑)。






撮った写真を見ていたら、相変わらずトロピカルフルーツばかりでした(笑)。












ココには温室を見ながら楽しめるカフェがあるので、アイスケーキを頂きながら一休みしました。






庭を散策していたらコレを発見!。皆さん、コレが何だかご存じですか?。






正解はリュウゼツラン。この植物、英名ではセンチュリー・プラントという名称とのこと。さすがに一世紀=100年に一度しか花が咲かないわけではないにしろ、日本に植えた場合には30~50年に一度しか花を見ることが出来ないんですね。残念ながら今回は花はほぼ終わっていたものの、実を見ることはできましたよ。



我が家の果樹園にも植えてみたいけど、残念ながら生きている間に花が咲くのを見ることが出来るかどうか分かりませんね。まぁこのリュウゼツラン程じゃないけれど、老後に果樹を楽しもうと思ったら、遅くとも四十代の内に計画をスタートさせることをお勧めします。
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久々に上野精養軒本店 レストランでランチを食べました。

2022-09-24 18:00:00 | 食べ歩き
さて、今日は昨日のブログの続きです。

東京都美術館で展覧会を楽しんだカミさんと私は、せっかく上野まで来たので親子丼でも食べようと某店に向かったのですが・・・お昼の営業時間に間に合わずに空振り!。というわけでプランBに変更。久々(このブログに登場するのは10年振り!)にコチラ、上野精養軒の本店のレストランに行くことにしました。以前はカフェラン ランドーレという店名だったはずだけど、いつの間にかただの上野精養軒本店レストラン!という名称に変わってました(笑)。




というわけで、頂いたのはこのような料理。







私てとしては、こういうザ・洋食屋さんという雰囲気は嫌いじゃありません。そういえば、日比谷公園の松本楼にも久しく行っていないので、今度丸の内当たりの美術館に行く機会があったら、ちょっと足を延ばしてみようかな?。
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東京都美術館で、『フィン・ユールとデンマークの椅子』を観ました。

2022-09-23 18:00:00 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で東京都美術館に行きました。




お目当ての企画展はコチラ、『フィン・ユールとデンマークの椅子』です。




カミさんや私が愛用しているのは英国アンティークのデスクなので北欧の家具は似合いませんが、子供達の部屋はずっと北欧の家具を使用しているんですよ。






フィン・ユールの作品、以前紹介したこの『1000 Chairs』にも4点ほど紹介されています。




一部のスペースを除いて写真撮影可で、最後の展示室では代表作に座ることも出来ました。残念ながら私達の体形では足が短すぎて?、座り心地がイマイチという作品が少なくなかったんですけどね(笑)。









この展覧会、会期は10月9日までで、特に事前予約は実用ありません。

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マリウスファーブルのマルセイユ石けん、ビッグバー2.5kgを買いました。

2022-09-22 18:00:00 | 機械/道具/生活雑貨
そろそろ石けんのストックが少なくなってきたので、いつものようにマリウスファーブルのマルセイユ石けん、ビッグバー2.5kgを買いました。前回買ったのは昨年の9月だったので、今回も約1年もちましたね。




乾燥して硬くなってしまうと切りにくいので、私は品物が手許に届いたらなるべく早くカットします。こういうカット用のワイヤーも付属しているけれど・・・




今回もモーゼスの#6ハンターズ・ボウイを使いました。私の場合、刃渡り4インチを超えるようなナイフというのはほぼ使い道がなくて、物を切るのは1年振りです。私ももう物を減らさなくてはならない年齢になってしまったし、このまま死蔵するより、そろそろ手放すことを考えた方が良いのかな?。






カットした石鹸はもう20年以上使っているこの木箱に入れ、洗面所に置いています。インテリアとしても悪くないですよ。



カミさんも私もあまり肌が強い方ではないし、元々香料入りの石鹸は好きではないので、もうこれ以外の石鹸は使えません。最近の原材料費や輸送費の高騰、円安の影響などもあり、残念ながらこの石鹼も値上げになってしまったけれど、恐らくこれから先も他の石鹸を買うことはないでしょう。
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ダイハツ・ムーヴ(L902S)の足回りリフレッシュ その1。フロントサスペンション編。

2022-09-21 18:00:00 | ダイハツ・ムーヴ
先日も書いた通り、車検のためにワイルドシングに入庫中のダイハツ・ムーヴ(L902S)、今回はかねてよりの計画通り、足回りのリフレッシュを実施することにしました。ということで、今回はフロントサスペンション周りの作業についてご報告させていただきます。




まずはコレ。抜けてしまった(と思われる)ショックアブソーバーの交換。最初は純正にしようと思っていたのですが、純正でもKYB(カヤバ工業)製であることが分かったので、同じKYB製のアフターマーケット向け製品で、価格的も割安感のあるニューSRスペシャルを試してみることにしました。




もちろんサスペンションサポート(アッパーマウント)やスプリングアッパーシート、スプリングバンパーなども全て交換です。






アッパーマウント、こうやって比較すると少し潰れているのが分かりますね。




このクルマには付いていなかったものの、坪田メカがパーツリストを確認したらスプリングの上下にもシートを取り付けるようになっていたため装着することにしました。シートといっても、ご覧のようなスプリングチューブのような形状でした。




ニューSRスペシャルは純正より若干減衰力がUPしているそうですが、残念ながらこのクルマの新車の状態を知らない(仮に知ってても覚えていない)ので、交換してもどの程度の違いかは分からないだろうなぁ~(笑)。




これはロワアームの付け根のブッシュ。元の形が分からないくらい変形していました。ちなみに、ラバーブッシュ類は全てブリヂストン製でした。






これはアウター側のフロントスタビライザーブッシュ(ストラットバークッション)。偏芯こそしていなかったものの、画像のように潰れている上に硬化してひび割れてました。






これはボディ側のスタビライザーブッシュ。変形して偏芯していました。





明らかに破損してるといえるような部分こそなかったものの、さすがに新車から22年間、一度も大きく手を入れることなしに済ませてきたので、各部に相応のダメージの蓄積がありました。現在街中を走っている同年代の軽自動の大半はこんな危険な状態なんだろうなぁ。交換したら乗り味がどのように変化するのか楽しみです。というわけで、リヤ編は9月27日のブログにて。

■現在の走行距離
(2022年09月21日現在) : 11万7466㎞
■前回からの走行距離 (09月04日~09月21日) : 0km
■今回の維持費 : 0円
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