半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

森美術館で、BMW M1 “アートカー” に遭遇!。

2014-03-03 19:47:31 | BMW M1
さて、今日は昨日の続き。六本木ヒルズの森美術館で開催されている 『アンディー・ウォーホル展』 で遭遇したある信じられない作品のお話です。




昨日、 “私にとって、アンディ・ウォーホルのイメージといえば、ずっと 「TDKカセットテープのCMに出ていた変な芸術家で、キャンベル・スープの缶の絵を描いた人」 という程度でした” と書きましたが、実はもう一つ、 「M1のアートカーを製作した人」 でもありました。というわけで、今回の企画展でも、製作風景の写真か、運が良ければ1/5モデルでも見られるかな?と思っていたら……



……何と本物が展示されてました!。しかも展示場所がロビーなので写真撮影も自由!!。BMWからのプレスリリースがで出ていたようですが、全然気づいていませんでした。ホント、目の前に突如これが現れたときには、我が目を疑いましたよ。


このクルマ、御覧の通りのプロカーベースのIMSA仕様で、79年のル・マン24時間でクラス2位、総合6位に入賞したというクルマその物です。






製作時の様子やレースでの活躍を紹介するビデオも流れていました。写真では見たことあったけど、本当に自分で塗っていたのでビックリ。



こりゃどんなに傷んでも、レストアで塗り替えちゃったりできませんね (笑) 。世界で最も価値があるBMW M1であることは、誰にも異論はないでしょう。今となっては、ちょっと値段の付けようがないだろうなぁ。

元BMW M1オーナーのはしくれとしては、これが見られただけでもここまで来たかいがありました。
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BMW M1、その後・・・

2010-11-27 10:00:49 | BMW M1
以前私が所有していたBMW M1、現オーナーが写真を送って下さいました。前後バンパー、無塗装のままお渡ししてしまいましたが、美しく仕上がっていたのですね。やはり旧いスーパーカーだけあって、現オーナーの下でも色々やらかしてくれたようですが(笑)、どうやら良い子になりつつあるようで安心いたしました。





それにしても、M1に相応しいオーナーに巡り合えて良かったなぁ。もし私が持ち続けていたとしたら、今頃どこかのガレージの奥で、埃をかぶってたことでしょう。


現オーナーは鉄道の趣味もある方なので、汽車好きの息子のためにこのような本も贈って下さいました。息子も大喜びです。ありがとうございました。




最後に本日のオマケ。今から2年ほど前、息子のリクエストで訪問したオーストラリアの鉄道博物館。



巨大な倉庫、二棟の中に車両がびっしりと収められていました。
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私のBMW M1コレクション その16

2010-11-16 10:00:18 | BMW M1
実車を手放してしまったこともあり、しばらくブランクが開いてしまいましたが、今日は久々に 「私のBMW M1コレクション」 について書くことにしましょう。

今回紹介するのはこれ、当時のディーラーに配布されたM1の販売マニュアルです。恐らく、こんなものが存在していたことを知っているという方は、かなり少ないんじゃないかな?




中身はM1を販売する方法はもちろんのこと、カタログやプレミアム (ノベルティ) といった販促に使用するアイテムの紹介、メーカーにそれをオーダーするためのフォーム等まで含まれています。







恐らく当時でもM1の新車が割り当てられたディーラーは非常に少なかったはずですが、それでもわざわざこんなものを作っていたのですね。
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BMW 635CSi、懐かしいなぁ。

2010-09-15 18:01:50 | BMW M1
今日の国際自動車商会さんの取材、個人的に一番刺さったのはこのクルマ。BMWの635CSi (E24) です。バブル期に現在の仕事を始めた私にとっては、色々な思い出があるクルマです。そういえば、あの頃は 「世界で一番美しいクーペ」 といわれていたなぁ。







ご覧のようにビカビカで持病のダッシュ割れ (しかもパーツは供給終了) さえもなし。北米からの並行輸入車という点がちょっと惜しいですが、国際自動車商会でずっと面倒を見てきたクルマということで、走行距離はわずか16556マイル (約2万6500km) 。コレで148万円と聞いて、もう少しで 「私、買います」 といいそうになりました。でも残念ながら、我が家のシャッター付きガレージは一台分しかありません。このような個体を野晒しにしてしまうわけには行きません。残念。
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BMW M1、再会?

2010-09-02 17:01:51 | BMW M1
BISへ取材に行く途中、シミズテクニカルファクトリーにRSiを見せにいったら、赤いBMW M1が入庫してました。



私が所有していたクルマとは、細かい所が色々違いますね。並べて較べてみたかったなぁ。
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さよなら、BMW M1。素敵な想い出をありがとう。

2010-06-10 22:43:36 | BMW M1
突然ですが、BMW M1、手放しました。本日、キャリアカーに載せられて私の元を去ってゆきました。私が所有していた期間はちょうど10年間。長かったような、短かったような……。このM1、ここ3年ほどの間、シミズテクニカルファクトリーの清水さんのご好意に甘えて、修理という名目で預かっていただいておりました。しかし、今月の末に清水さんの工場が移転(ついに新工場、ご購入です!)することもあり、これ以上無理をお願いするわけにも行かなくなりました。




とはいうものの、私の方でも家族で移動できるクルマの新規導入や私自身の次のプロジェクト等もあり、引き取ってきても自宅にはM1を置くスペースが確保できません。さて、困ったなぁ。ところが先月になって、思いもよらぬ方から偶然に「M1を探している方がいるのだけれど……」というお話をいただき、トントン拍子に話が進みました。あまりにタイムリーで出来過ぎにも思えるようなお話でしたが、話が決まるときというのはこういうものなんでしょうね。正直大変助かりました。



このM1というクルマ、やはり色々と手強い部分もあり、普通の方では維持するのは困難だと思います。しかし、幸い新しいオーナーは旧いクルマに対する造詣も深い方なので、きっとこのクルマを手なずけてくださることでしょう。
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BMW M1、久々に走らせました。

2010-05-23 23:13:10 | BMW M1
生憎の雨模様になってしまいましたが、今日はお馴染みのシミズテクニカルファクトリーまで出かけて、久々にBMW M1を動かしてみることにしました。





しばらく乗っていなかったものの、清水さんが事前に軽く様子を見ておいてくれたおかげで特に大きな問題は見当たらず。相変わらず乗りやすいので助かります。

実は今日、M1を動かしたのには理由があります。その理由に関しては、また日を改めて書くことにしましょう。
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私のBMW M1コレクション その15

2010-05-21 20:48:20 | BMW M1
「私のBMW M1コレクション その15」 はこれ。ホイールのボルトです。

BMW M1の場合、純正オリジナルでは黒染めで、このように頭部が凹んだ形状のホイール・ボルトが採用されています。しかし、残念ながらこのボルトは供給が終了していることもあって、頭部がフラットなボルトに交換されているクルマも見かけますね。




ボルトというのはある意味消耗品でもあるので、いつかは交換しなければなりません。もちろん同一規格のボルトであれば問題なく使用できるのですが、私としてはこういう目に見える部分が変ってしまうのは嫌なので、ドイツの業者から一台分、20本譲ってもらうことにしました。これで当分は安心でしょう。




今度、ちょっとだけM1を走らせて見ることになりました。清水さんに預かっていただいている間に車検が切れちゃったので、今日は近所のトヨタで自賠責を切ってもらって、市役所で仮ナンバーを借りてきました。



一応、シミズテクニカルファクトリーの清水さんに電話して状態を確認してみたところ、 「エンジンも一発で掛かりますし、別に何も問題ないと思いますよ」 とのこと。久々なんで楽しみです。
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私のBMW M1コレクション その14 純正ステッカー類

2010-05-19 20:22:38 | BMW M1
ステッカー類はパーツの品番が設定されてないケースもあり、レストアの障害になることが少なくありません。ステッカー残したままじゃ色塗れませんからね。そんなわけで、私もM1用のステッカー類をコツコツ買い集めていました。まず最初はこれ。リアフードのステッカー。何故かこれが入手困難だと思い込んでいる方が多いようですが、そんなことはありません。今でも普通にディーラー経由で手に入ります。私が2001年に岐阜の ネクストワン 経由で入手したときは3400円でした。




これはタイヤ・プレッシャーのステッカー。これも新品が入手可能です。




これは純正のテクチル(防錆剤)のステッカー。本来はリアウィンドウに貼ってあるのですが、既に残っていないクルマが多いようです。幸い私のクルマには残っていましたが、一応予備に入手しました。残念ながらこれはもう供給が終了しています。これはドイツの業者から購入しています。




こちらはイグニッションの高電圧注意のステッカー。これも手に入らなかったので、ドイツの業者から購入しました。




これはフロントウィンドウ内側に貼り付ける慣らし運転のシール。私のクルマはガラスを交換したので、パーツとして入手しました。現在でも入手可能です。




これはシャシー・プレート。ご覧のように新品です。ちょっと不思議な感じがしますが、これも普通にパーツとして購入可能です。




これはホイールのリムに貼るカンパニョーロのステッカー。パーツとしての設定は最初からなかったものの、現在ではこのようにリプロが入手できるようになりました。




さて、これは何だと思いますか?パーツリスト上で欠品だったので、前述の ネクストワン さんに頼んで2個手に入れたのですが……



……正解はルームミラーをフロントグラスに接着するときに使用するベース。でも、さすがにこれは一生使うことはないだろうなぁ(笑)。
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私のBMW M1コレクション その13 純正車載工具セット

2010-05-18 20:45:00 | BMW M1
「私のBMW M1コレクション その13」はこれ。純正工具セットです。ドイツのハイコ(HEYCO)で、本来は22点セットという非常に充実した内容。スペアタイヤカバー裏のポケットに収納されるようになっています。すでにセットでの供給は終了していました。岐阜のネクストワン経由でバラ売りでオーダーしてみたところ、ツールバッグ、ジャッキ本体、オープンエンドスパナが3種、リングスパナが2種、ウォーターポンププライヤー、ピンが入手できました。 




その後、海外のM1オーナーから購入したり、eBayで落札したりして、ジャッキ本体をもう1個、エクステンション、ラチェット、オープンエンドスパナ2個、ソケットレンチを入手。10年掛かってようやくここまで揃いました。




この袋状の部分はジャッキの収納部分。これは新品で入手した未使用のジャッキです。




この画像は、取扱説明書に掲載されている純正工具の内容。この画像では分かりませんが、ドライバーのハンドル部分は緑色の樹脂製です。



残りはコンビネーションプライヤー、リングスパナが2本、ドライバーが5本、スパークプラグレンチ、ソケットレンチ。今までツールキットのフルセットが売りに出されているのは見たことがないので、やはりオークションなどで旧いハイコやBMWのツールの売り物を探して、1本1本揃えて行くしかないでしょうね。
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