半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

友達から素晴らしい自作腕時計を頂きました。

2024-04-15 18:52:17 | 腕時計
もう30年来のお付き合いになるHさん(このブログにも何度も登場してくれています)が、成田まで行く用事の途中に久々に私の所に寄ってくれました。"渡したい物がある" とのことだったので何かな?と思っていたら・・・えええっ、自作の腕時計だって!。実はHさんの仕事は某自動車メーカーの開発エンジニアなんですけど、趣味が高じて数年前から自分で腕時計を組み立てる程になっていたのです。




金属アレルギーの私のために、セイコーのムーブメントをチタンのケースに収めた物を作ってくれました。ダイヤルにはToshi watch & Cō というHさんのメーカー名?が入っているけれど、別にこれを商売にしているわけではないし、今後もそのつもりはないとのこと。長年の付き合いで私の趣味良くを分かってくれていることもあり、サイズもデザインも、まさに私好みの作品で見た瞬間に気に入ってしまいました。




ケースバックももちろんチタン製です。チタニウム製ケースといいつつ、実は体に触れる肝心のここがステンレスで金属アレルギー非対応という腕時計が結構あるんですよ。




見落としがちなバックルにもセイコー純正のチタン製が使われていました。




先日、普段使いにしようか?と思って購入したスクワーレのマスターX パロンバリ コムスビン、現実的にはコレクターズアイテムということもあり中々使う決心がつかなかったけれど・・・これで未使用のままお蔵入りすることが決定してしまいまいましたね(笑)。




というわけで、今後は農作業やクルマの整備の時にはアルクトス・エリートGPW L1を、普段使いには今回頂いた Toshi watch & Cō の腕時計を、ちょっとお出掛け?というときにはIWCポルシェ・デザインのオーシャン2000を使うことにします。



世界にたった一つ、友達が私の為に作ってくれたこの腕時計、これからずっと大切にします。
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誰も知らない?Squaleのこと。スクワーレ・マスターX パロンバリ コムスビンを買いました。

2024-02-24 18:00:00 | 腕時計
日本じゃあまり・・・というより全然メジャーじゃないけれど、私はDOXA(ドクサ)やSquale(スクワーレ)などのダイバーズウオッチ専門メーカーの腕時計が大好きです。でもアレルギーでチタン以外の金属は不可なんで、事実上の選択肢はずっとDOXAのSub 8000Ti(500本限定)、Mission31 Sub(331本限定)、SUB 600T Pscific(200本限定)のたった3つ・・・しかもどれも高額なプレミア付き・・・のみしかありませんでした。昨年、この腕時計が発売されるまでは。




中身はこれ、SqualeのMaster x Palombari Comsubin(マスターX パロンバリ コムスビン)。このモデルはイタリア海軍の水中作戦を専門とする部門であるComsubinのダイバーのために開発されたミリタリーウオッチ。つまり本物のMARINA MILITARE(マリーナ ミリターレ=イタリア海軍)正式採用モデルです。単なるコラボ時計に過ぎないのに、あたかも正式採用されたかのような誤解を招くプロモーションをしている某社の製品とは全然意味合いが異なります。




生産は限定500本で80本がComsubinに納入され、残りの420本が市販されました。まぁ現実には水中での作戦行動中はダイブコンピュータを使うので腕時計は不要ですし、それ以外でも私物のGショックやシチズン(以前、NY0040をベースにした1000m防水の専用モデルが正式採用されていたため、隊員からの評価が高いとのこと)、ガーミンなどのスマートウォッチを使う隊員が多いそうなので、現実には入隊の記念品的な意味合いが大きいのかもしれませんけどね(笑)。




ケースはグレード5のチタン、ガラスはサファイアクリスタルで1200m防水、夜光はスーパールミノバという仕様。ムーブメントはセリタの汎用であるSW200系です。個人的には永久修理保証を謳う5社(パテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ・ピゲ、ジャガー・ルクルト、IWC)以外の場合、むしろ汎用のムーブの方が後々の心配がなくて良いと思っています。以前に色々あったので、小メーカーの自社製ムーブ搭載機にはもう二度と手を出しません。




実際に支給された個体には○○○/500の限定番号に加え、ケースバック中央下部にID番号が打刻されますが、それ以外は市販モデルと同一です。実はチタンケースのSqualeは他に2種あるものの、オールチタンはこのモデルが初です。以前、Squaleがイタリア国家警察のダイバー向けにチタンケースの大変魅力的なモデルを113本のみ限定生産したことを知り購入を考えたことがあるのですが・・・色々調べたらケースバックがステンレスだということが判明したので泣く泣く諦めました。




ストラップはダイビング時に使用するラバーの他、陸上で使用する時のためにComsubinのユニフォームと同じ素材で作られた迷彩柄のストラップが付属しています。このストラップはComsubinからのリクエストで追加されたそうです。




バックルはどちらのストラップもちゃんとチタンになっていました。Squaleのチタン製バックルは、国家警察のダイバーズウォッチとこのモデルのみにしか採用されていません。



率直な話、80年代からSqualeがComsubinに正式採用され続けている理由は、(2020年に本社をミラノからスイスに移転したとはいえ)元々イタリア国内のメーカーだったことや、調達価格が高価過ぎないこと、小メーカーで小回りが利くこと、現実には私物の使用が多く官給品の重要度がさほど高くないこと等々、純粋に機能的な問題ではない要因が多く絡んでいるのでしょう。でもこういう魅力的な機械式腕時計が今でも手に入るということは、大変ありがたいことだと思っています。


■2024年03月23日追記
スクワーレの最上級機種である "マスター" シリーズに、オールチタンのマスター・チタニウム 120ATMが追加されました。マスターX パロンバリ コムスビンの量産バージョンともいえるスペックですが、ブレスがかなり凝ったメカニズムのチタン製(ラバーストラップも付属)となっています。今回は限定モデルではないので、日本にも正規輸入されるかもしれませんね。マスターX パロンバリ コムスビンはもったいなくて未使用のままなので(笑)、普段使い用に1本買おうかな?。
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アルクトス(ARCTOS)・エリートGPW L1、チタンのバックルとテフロンラバーのバンドに交換しました。

2022-12-22 17:34:04 | 腕時計
今年の夏、クルマの整備や農作業をするときに使う腕時計として購入したアルクトス(ARCTOS)・エリートGPW L1、残念ながらバックルはチタンじゃなかったので、汗をかくとそこに触れている部分の皮膚が赤く腫れることがありました。というワケで、予告した通りバックルをこのチタン製の物に交換することにしました。




ネットで調べてみた所、何故かサードパーティーのチタンバックルはドイツから輸入されている物が多いようで、これもドイツのショップから購入しました。まぁ実際の生産国は分かりませんけどね。安価な汎用のバックルなのでグレード2の純チタンじゃなくてグレード5のチタン合金だと思いますけど、幸い今の所はグレード5でもアレルギーの症状は出ません。




当初はバックルのみ交換の予定だったものの、せっかくなのでバンドも純正のシリコンラバーより耐油や耐炎性に優れたFKMラバー(フッ素ラバー)の物に変更することにしました。




新しく購入したバンドには簡単に交換できるクイックリリースタイプが採用されていました。正直、装着感は純正にはかなわないけれど、高価な物ではないので気兼ねなく使えます。山に入るときの為に、オレンジ色のヤツも買っておこうかな?。




この腕時計、作業用と割り切って気兼ねなく使っていたので結構あちこちにぶつけたり擦ったりしたはずなのに、ご覧のようにかすり傷一つ見当たりません。セラミック(酸化ジルコニウム)のケースは恐ろしく硬いので傷が付き難いとは聞いていたけれど、まさかここまでとは思っていませんでした。個人的にはブロンズケースみたいに経年変化を楽しめるような素材の方が好みではあるものの、残念ながら金属アレルギーの私には絶対身に着けることが出来ません。



最初に箱を開けたときには思ったより安っぽいオモチャみたいな感じだと思ってギョッとしたけど(笑)、実際に使ってみたらかなり気に入っちゃいましたよ。最近ではETAムーブ搭載の初期モデルの売り物が出たら是非手に入れたいと思うようになり、海外のサイトを始めあちこちに網を張って探し回っています。
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今度はセラミックケース?。久しぶりに腕時計を買いました。

2022-09-17 18:00:00 | 腕時計
私が普段使用している腕時計はこのIWCポルシェデザインのオーシャン2000です。嗜好品?としてなら他にも好みの腕時計が色々ありますが、未だに実用品でコレより良いと思えるような製品はありません。しかしこの時計、最近では価格が高騰していることもありクルマいじりやガーデニングの時にガンガン使うのはちょっと憚られるようになってきました。やはりそういう時でも気兼ねなく使えるタフな腕時計を追加導入した方が良さそうだなぁ。




冷静に考えればGショックか、いっそガーミンやスントあたりのスマートウォッチにするのでしょうが、機械時計好きの私には中々決心がつきません。さらにそういう製品も大半はケースバッグがステンレスなので、金属アレルギーの私が使える製品は意外に限られるということも分かりました。そこで一時は順当に某社のチタン製腕時計にしようか?と思ったけれど・・・色々調べていたらかなり毛色の違うコチラ、アルクトス(ARCTOS)・エリートGPW L1が目に止まりました。




ドイツのプフォルツハイムにあるアルクトス社は日本では無名であるものの、オルフィナやチュチマ、ジン等と共に西ドイツ空軍にクロノグラフを納入していた会社の一つです。意外?に高い技術を持っている会社の様で、このGPW L1もドイツで初のセラミック(酸化ジルコニウム)ケース採用の腕時計となりました。これなら通常の使用ではまず表面に傷がつく心配はありませんし、裏側もチタン+サファイアクリスタルのスケルトンなので私でも問題ありません。




発売が2011年ということもあり、てっきりもう新品は手に入らないと思っていたら・・・まだ売れ残ってました!。やっぱり一見しただけじゃ安っぽい質感のオモチャみたいな感じだから、ある意味当然かもしれませんね(笑)。999本限定なので、本当は自分の誕生日の番号が欲しかったけれど、さすがにその希望は叶わずちょっとだけズレちゃいました。色はこのブルーの他に、ブラックとホワイトがあったものの、私がオーダーした時には既に在庫切れでした。




残念ながらバックルはチタンじゃなかったので、ココだけはチタンに交換しようと思ってすでにドイツにパーツをオーダーしています。その他、細部の作りも結構しっかりしているし、こりゃちゃんとお金掛かっているよなぁと思ったけれど・・・




スケルトンになっている裏面を見たら、とんでもないことを発見。メーカーの公式サイトによると、ムーブメントはETAの2824がベースと書かれているけど、このムーブメント、どう見てもETAじゃありません。31石と無駄に石も多いし、コレって・・・ロ、ロシアのボストーク(VOSTOK)じゃないか!。ショボ~ン。きっとETAのムーブが供給停止(いわゆるETAの2020年問題)になったんで、途中からこれに変更になったんですね。せめてセリタSW-200にして欲しかったよ~




というわけで最初はちょっと(かなり?)ガッカリしたけれど、気を取り直して精度を確認してみた所、1ヶ月の平均で日差+5秒以内というかなり優秀な数値だったのでビックリ。2年前にコンプリートサービスを受けたオーシャン2000より良い位です。見掛けに寄らず防水性能がたったの5気圧しかない点や後々のメンテナンスの不安はあるものの、いずれ確実にやってくるであろうXデー(スマートウォッチを導入する日)が来るまでは、この2本を使い分けることになりそうです。




話は変わりますが、ちょっとミリタリーウオッチに関して調べる必要があったので、この本を買いました。Konrad Knirim著の『Military Timepieces』、2巻セットです。普通に買うと恐ろしい価格であるものの、運良くたまたまeBayに出ていたのを格安で競り落とすことができました。



これを読んでいたら、思ってもいなかった時計の数々が軍用として正式に採用されていたことを発見!。ミリタリーウオッチの世界は偽物が多いし、色々と闇が深くて恐ろしいというけれど(笑)、確かにそうだろうなぁ。私は近寄らないようにしておきます。
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SICURA (シクラ) サファリ、NATO G10ストラップに交換しました。

2021-02-02 16:58:11 | 腕時計
以前にも書いた通り、現在私が普段使いで使用している腕時計はこれ、IWCポルシェ・デザインのオーシャン2000です。20年ほど前から金属アレルギーが酷くなってしまったため、現在所有している腕時計の中で、日常的に身に付けることが出来る腕時計はこれとオーシャン500しかありません。ロレックスも、オメガも、ブライトリングも・・・・・・持っていた腕時計の大半は手放してしまいました。しかし・・・・・・




・・・・・・実はまだコレ、SICURA(シクラ)のサファリは手許に残してありました。私がこの時計の存在を知ったのは、英国の自動車雑誌でMG創立50周年のアニバーサリー仕様の紹介記事を読んだ時のこと。その記事でこの腕時計には恐らく世界で唯一、この時計のみにしかないと思われる面白いギミック(後述)が隠されていることを知って欲しくなり、何年も探し回った末に手に入れました。残念ながらMGアニバーサリー仕様じゃなかったけれど、私的には十分満足でした。



アレルギーでステンレスのブレスを使うのが厳しくなってきてからは、様々な色のNATOストラップを使ってみたり、ラバーや革のバンドに替えてみたこともありましたが、残念ながら幾分症状が改善される程度の効果しかありませんでしたし、それ以上にどれもあまり似合わなかったこともあり、いつの間にかしまい込んで持っていたことさえ忘れておりました。ところが・・・・・・


・・・・・・つい先日、知人のブログを見ていたら、知らないうちにフェニックス社 (実際に軍用のストラップを納入しているメーカー) のNATO G10ストラップに、グレーとオレンジのラインが入ったバージョンが追加されていたのを発見!。おおおっ、それなら私のサファリの文字盤と色がピッタリじゃないですか!!。というわけで、早速入手して交換してみることにしました。




試しに腕につけてみたらこんな感じでした。どうですか?。中々似合っていると思いませんか?。




最後にタネ明かし。前述の “世界で唯一、この腕時計だけ装備されているギミック” というのはコレ、折り畳みナイフ。ブレードはビクトリノックス製です。



というわけで実際には色々な意味で日常的に身に着けられる腕時計じゃないんですけど、手放さなくて良かったかもしれないなぁ。
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IWCポルシェ・デザイン オーシャン2000、コンプリートサービスが完了しました。

2020-09-17 17:49:05 | 腕時計
先日のことですが、 IWC銀座ブティックにコンプリートサービスに出した IWCポルシェ・デザイン オーシャン2000の作業が完了したという連絡を頂いたので、受け取りにいってきました。




こちらが今回の修理内容。やはりブレスレットは交換を推奨という診断だったため、ブレスレットだけではなくケースも交換ということになりました。同様に ケース&ブレス交換を行ったカミさんのオーシャン500 は本国送りで4ヶ月掛かりましたが、私のオーシャン2000は国内で修理が出来たようで、6週間弱ほどしか掛かりませんでした。




通常、コマ調整の余りコマ以外の部品は返却されないのですが、今回は事情 (いずれ機会があったら書きますね) を説明して、もし可能であればブレスは返却して欲しいとリクエストしたところ、綺麗に洗浄された上にご覧のように立派なケースに入れた状態で返却されてきました。さすが正規店ですね。




ケースを後期型に交換すると今まで所有していたベルクロ・ストラップ用の金具が使えなくなってしまうので、追加でそれもオーダーしておきました。でもご覧のように未開封のままだったので、もったいなくて使えません (笑) 。このままの状態で保管することにします。




本体もこの純正のケースに入って、新品か?と思ってしまうような状態で帰ってきました。でもよくよく考えたらこのオーシャン2000、購入してからケース、ブレス、ダイヤル、ガラス、ベゼル、針、リューズを交換しているので、外から見える部分で購入したときと変わらないのは・・・・・・カレンダーの文字だけ! (笑) 。 “Grandfather's old axe” とか、 “テセウスの船” の故事を思い出さずにはいられません。



最後に気になる費用ですが・・・・・・今回はブレス&ケースの交換が追加となったため、合計26万5800円 (税込み) となりました。確かに裕福とはいえない私にとっては痛い出費であったものの、これだけやった上に2年間の保証が付くことを考えれば、大変満足度の高い内容だと思っています。少なくとも私としては、今後も正規のコンプリートサービス以外に出そうという気は起きません。
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IWCポルシェ・デザイン オーシャン2000、正規店にコンプリートサービスに出しました。

2020-09-01 18:00:00 | 腕時計
ちょっと前の話になってしまうのですが、 動かなくなってしまった  IWCポルシェ・デザインのオーシャン2000を久々にコンプリートサービスに出しました。今まで出していた一番近い正規店が閉店してしまったので、総本山?であるこのIWC銀座ブティックへ直接持ち込むことにしました。




今回もお願いしたのはコンプリートサービス。早いもので、私の所にやって来てから4回目になります。そろそろリューズの交換 (2回目) も必要とのことだったので、見積金額は7万1400円でした。 9年前にコンプリートサービスを受けたとき の料金は4万6000円 (実際にはダイヤルも交換しているので、税込みで合計8万5050円) だったので、リューズなどの交換を含めた料金としては十分想定の範囲内ですね。



ただし、現在中期型はブレスレットの交換が推奨されているため、 以前にコンプリートサービスに出したオーシャン500の時 のように、ブレスだけではなくケース本体も交換が必要 (現在供給されているブレスが後期型のみのため、私の中期型のケースには使用できない) となるため、それを合わせてお願いすると料金は一気に何倍にも上昇します。まぁ仮にそうなったとしても、直さないという選択肢はないんですけどね。
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ポルシェ・デザイン オーシャン2000、コンプリートサービスに出そうと思ったら・・・

2020-05-22 17:09:47 | 腕時計
以前にも書きましたが、私が愛用している腕時計はIWCポルシェ・デザインのオーシャン2000です。学生の頃に手に入れたロレックスに始まり、色々な腕時計を楽しんでいた時期もありましたが、今から20年ほど前に金属アレルギーになってしまい、事実上チタン以外の素材が使えなくなってしまったことを契機に次々に手放し、現在所有している実用腕時計?はホントにコレ1本だけになりました。



いまだにチタン製腕時計でコレよりいいなぁと思えるようなモデルは皆無ですし、同じ時代に販売されていたポルシェ911 3.2カレラとの組み合わせというのも身の丈にも合っている感じがするので、何となくコレが私にとって最後の腕時計になりそうな気がしています。


実は今年の3月頃のこと、そろそろコンプリートサービスに入れようかと思い、息子と買い物に行ったついでにいつもお願いしていた一番近い正規代理店に行ってみたら・・・・・・店舗自体がなくなっていました!。仕方ないので、新型コロナが落ち着いたらIWCの銀座ブティックにでも持ち込もうか?と考えていたところ・・・・・・



・・・・・・動かなくなっちゃいました!!。トホホ~。ずっと快調だったんで、すっかり油断してましたぁ~!!!。まぁ前回のコンプリートサービスから9年も放置しちゃったんで、当然といえば当然ですよね。早めに修理に持ち込みたいとは思っているのですが、IWCの銀座ブティックも新型コロナの影響で休業中だし、しばらくはちょっと不便な生活を我慢しなくちゃなりませんね。
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IWCポルシェ・デザイン・オーシャン2000、修理が完了。

2011-07-15 10:00:01 | 腕時計
正規販売店のチャーミータナカ Lalaport TOKYO-BAY店経由で、リシュモンジャパンへ修理に出していたIWCポルシェ・デザイン・オーシャン2000、修理完了の連絡を頂いたので、昨日受け取りに行ってきました。




明細を見たら通常のコンプリートサービス扱いになってました。完全整備、パッキン交換、防水機能検査はもちろん、ライトポリッシュ、針一式交換まで含めて4万6000円。安い!、安過ぎる!!(by十万石饅頭)これで新品と同じ2年間の保証が付くわけですから、正規のコンプリートサービスに出さない方がいるのが不思議でなりません。余談ですが、コンプリートサービスの料金はオーシャン2000でもオーシャン500でも同じです。



今回は「ダイヤルの周囲に腐食が見られる」ということでそれも交換をお願いしました。コレクション用の時計のリダンは絶対に嫌ですが、これは完全に実用時計ですし、純正の新品ダイヤルへの交換なので問題なし。ちなみにその分の費用は3万5000円でした。オーシャンの話が続いたので、次は別の腕時計の話にしようかな?
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腕時計の話 その3 ポルシェ・デザイン・オーシャン2000、修理に出しました。

2011-05-31 10:00:01 | 腕時計
私が普段使用している時計はコレ、ポルシェ・デザインとIWCとのコラボレーションによって生み出されたオーシャン2000です。以前はいくつかの時計を使い分けていたのですが、12年ほど前にステンレス・アレルギーの症状が出るようになって以来、こればかり使っています。この時計、ご覧のように一見大人しそうなデザインであるものの、元々は軍用のダイバーズ・ウオッチとして開発されたという筋金入り。当時としては驚異的な2000m防水を実現していました。






オーシャン2000には大きく分けて3つの世代があります。私が使っているのはブレスの駒の中に2本のピンが組み込まれている中期モデル。個人的にはこの時代のモデルが一番好きです。




ダイバーズ・ウオッチということもあって、ナイロン製のストラップも付属しています。このストラップには2種類の長さがあり、私の時計には短い方が付属していました。恐らく実際に使用することはないと思いますが、一応長い方も手に入れておきました。




この時計を実際に生産していたのはIWCなので、OHや修理はIWCが担当しています。私の場合、数年に1度の正規代理店であるリシュモンジャパンのIWCテクニカルサービスセンターへコンプリートサービスに出していたため、今までに一度も調子を崩すことはありませんでした。しかし、先日の土曜日に外出しようとしたところ・・・ありゃりゃ、動かなくなってるよ!。こんなことは初めてだなぁ。



保証書を見たら、前回コンプリートサービスを受けたのはちょうど4年前の今頃のことだったんですね。ちょっと早い気がするけど、そろそろOHの時期なのかな?と、いうわけで昨日、いつもと同じように、我が家から一番近い正規販売店のチャーミータナカ LaLaport TOKYO-BAY店経由でコンプリートサービスを依頼することにしました。見積内容や実際に掛かった費用、時間などに関しましては、このブログでご報告させていただきますね。


■2011年06月07日 追記
本日、チャーミータナカより連絡がありました。文字盤の周囲に劣化が見られるので、今回はその交換が必要とのこと。個人的な趣味からいえば文字盤の交換は好きじゃありませんが、この時計はあくまで実用品なので機能の方を優先することにしました。見積価格は税込みで8万5050円。このクラスの時計の文字盤交換を含むコンプリートサービスとしては妥当な所でしょう。さっそく作業をお願いしておきました。完成したら、またこのブログで紹介させていただきます。
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