地域ねこ「ちゃあ」と「サバ」

隣家とのすき間で生まれたチャトラ♂「ちゃあ」と、いつの間にかいっしょに住み着いたキジトラ♀「サバ」の2にゃん写真物語

「ちゃあ」と「サバ」とは?

2024年05月18日 | ちゃあ と サバ
2015年5月、我が家と隣家との隙間に1匹の三毛猫がやってきました。お腹が大きく、どうも出産する場所を探してここに来たようです。
狭いので、追い出せないでいるうちに出産してしまったようで、小さな茶色い毛玉がそこにありました。この子が「ちゃあ」でした。そうなるとなおさら追い出すわけにいかず、見守ることにしたのです。
珍しく一人っ子の小さな小さな茶色い仔猫なので「チビチャ」と呼ぶようになりました。三毛のお母ちゃんの献身的な子育てで、チビチャはみるみる大きくなりました。
3ヵ月がたった頃、お母ちゃんはもう独り立ちできると思ったのか、子育てを終えてチビチャを残し出て行きました。
ちょうどその頃、チビチャより少し小さなサバトラねこ(のちにキジトラに変身)が、時々チビチャを訪ねて遊びに来るようになりました。「サバちん」です。この子は何処からやってくるのかわからないうちに、いっしょに住みつくようになったのです。
2匹になっても自立するにはまだ早いように思われたので、うちをあわせてご近所さん3軒で世話をすることになりました。お隣の玄関先に小屋を置いて寝床とし、朝晩の食事はお隣さんが、昼のおやつはうちが担当してこの子たちを世話するようになったのです。(避妊・去勢手術をしている証に耳がカットされています。)

その後2年ほど経ち、サバちんは我が家にいる時間が徐々に長くなり、ほぼ家ネコとなりました。サバちんに遅れる事2年以上経ってから、ちゃあも夜は家で過ごすことが多くなり、今ではすっかり家ネコです。

2021年3月2日、5歳9ヶ月で、サバちんがあちらの世界へと旅立ちました。


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