クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

栗林公園の「松平公かすてら」~クリン家ドライブ四国旅行・7

2017-02-28 | 旅行記

 とくしま(徳島)県を去った・クリンたちは、

 そのまま・山をこえて

 となりの香川県に、入りました


四国・ドシロウト(ど素人)

クリン一行が

めざす、香川かん(観)光地は、

高松と、

ことひら(琴平)の、2ヶ所

 そのうち、高松では、「栗林公園」に行くことが、

メインテーマです

 「クリリンこうえんだって~」「りつりん公園だぞ。」

 「栗林公園」とは、高松松平家の下やしき(屋敷)として

うつくしく

せいび(整備)された

大名ていえん(庭園)で、

 四国ゆいいつ(唯一)の、「特別名勝」

そして、

「ミシュラン3つ星」にえらばれた、 けいしょう(景勝)地です

 それだけあって、印しょう(象)としては、

同じく、外国人からひょうか(評価)されてる、

 「足立美術館」に、どことな~く・似ている・・

 クリンたちは、思いました。

 (足立美術館を日本一としている、アメリカのガーデニング団体も、

ここ栗林公園を、「桂離宮」に次ぐ第3位と認定してるそうです


 たんせい(端正)で、しゃっけい(借景)があって、

茶しつ(室)があって、

 ぼんさい(盆栽)みたいな・松が、1000本も

うえられてて

かがみ(鏡)みたいに、池がキレイな

 つくりあげられたていえん(庭園)・・

 じゅうこう(重厚)かつ・こうが(高雅)な おもむきは、

さぬき(讃岐)国主の体面そのもののようで、

 クリンたち、きょうしゅく(恐縮)しました

 中には、リッパな「梅林」があり、ちょうど

「梅祭り」が

開かれていましたが、

 それは、高松松平家の祖が、「水戸黄門」の、お兄ちゃんで

あることに

由来しているからなのかな~

・・・・

 そんな・つながりに、思いをはせながら、

オリジナルスイーツの

「松平公かすてら」で、お茶するのも、

 いっきょう(一興)です


・・・・・

 (ここには、高松らしく「松」があり、水戸とのつながりの

「梅」もある というのに・・・)


「くり(栗)の木は、ぜんぜんなかったね『クリリンこうえん』なのに・・」

だから~、『りつりん(栗林)こうえん』




(その8、「四国の道の駅利用感想」に、つづく)








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徳島土産の鳴門わかめ~クリン家ドライブ四国旅行・6

2017-02-27 | 旅行記

 うだつの町並み(徳島県美馬市脇町)の

すぐよこに、

吉野川がながれていました。

 ←ちんかばし。


クリンたちのよそう(予想)を

はるかにこえて、

いいところだった・とくしま(徳島)県・・

 はなれがたい・ものがあります。。

・・・・・

が、

 たびびと(旅人)は、次なる目的地・かがわ(香川)県に

よばれています

 

 とくしまの思い出を、長く たのしむために、、


クリンたち、

「鳴門の塩漬け生わかめ」を 

買って、

毎日、食卓で 思い出話することにしました(やわらかくて、げきうま!)




(その7、「栗林公園と松平公かすてら」に、つづく)

 

 

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うだつの町並み散策の注意点~クリン家ドライブ四国旅行・5

2017-02-26 | 旅行記

 うずしお(鳴門の渦潮)のほか、びざん(眉山)、おおぼけ・こぼけ、

いやのかずらばしなど、

 ネイチャースポットも多い、とくしま(徳島)県ですが、

うちの場合、

 おにいちゃんが、アンヨ・イタイタなので、足元のわるいところには

行けません

 ただ、このまま・とくしま(徳島)を去るのも おしいので、

 県内で、もうひとつ有名な、かんこう(観光)地である

「脇町」に よってみることに しました

 わきまち(脇町)とは、とくしま市中心部から、

香川方面に

50km行った、

  山あいにある、小さな町 

 昔、あい(藍)商人たちがくらした・家がのこる、

「重要伝統的建造物保存地区」

で、

 それは、「うだつの町並み」と よばれています。

 「うだつ」とは何か  と、いえば、

 家の、1かい(階)と2かい(階)の間に もうけられた、

 小さな、仕切りかべ(壁)の名前

 あい(藍)の取引でもうかった、阿波商人の家は、

瓦やね(屋根)や、ぬりごめのかべ(壁)、

 どっしりとした・2かい(階)だて、という共つう(通)点のほか、

 防火しきりとして・つけられた、「うだつ」がついているのが

さい(最)大の とくちょう(特徴)です 

 430mの通りに、並び立つ商家は、こぞって・この

うだつをかかげ

 しかも、うだつに かざり(装飾)をほどこしたため、

 いつしか、うだつは、「財を成した商家のシンボル

としてのいみ(意味)を

もつように なったそうです。


 この町には、今も住む人があり、公共しせつ(施設)や

カフェとかもそろってて

 すごく・きれいで、しずかで、しかも・文化的

  カーリー(假屋崎省吾)が、お花展をやってたりします

 少し歩けば、昭和初期の芝居ごや(小屋)もあったりして・・

大人カップルの

さんさくろ(散策路)には、

本当に、うってつけの、町です 


・・・・・


しかし、、

 「うだつがあがる」とか、「うだつがあがらない

ごげん(語源)となった・町ですので、

 仲良しじゃない・ふうふ(夫婦)とかが、おとずれてしまうと、

いっしょく・そくはつ(一触即発)

きき(危機)を 招きかねません


ちゅうい(注意)をはらってください・・



(その6、「徳島土産の鳴門わかめ」に、つづく)






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眉山文学~クリン家ドライブ四国旅行・4

2017-02-25 | 旅行記

 とくしま(徳島)市・中心部に入ると、どこからでも

チラチラ見える山

 それは、びざん(眉山)です

 びざん(眉山)は、ひょう(標)高290メートルの低さながら、

 なだらかな・女性のまゆ(眉)のごとき・りょうせん(稜線)から

その名がついた

という山で、

「日本で一番、うるわしい山号」だと、

うちのチット

たたえています

(※ちなみに、2番は「霧が峰」


「万葉集」に よまれて以来、

さまざまな・たんか(短歌)や俳句に

うたわれてきた

びざんですが、

 こと・小説となると、あまり、この山の名をかん(冠)した作品は

多くありません。


 「川上眉山っていうのがいるけど、徳島県人じゃないし、

たぶん、

漢詩からとって号にしているだけかと思うし、

 徳島市は、さだまさし映画の『眉山』一本で、推してくるし・・、

もう少し何かないかしらね?

読みたいわ~。

眉山文学。」

 チットは 求めています。


・・・・・・


やっぱり、

 まゆやま(眉山)って、うまくかくの、むずかしいからなあ~。。

 

どなたか、いい本・ご存知の方いらっしゃいましたら、おしえてください☆


 ←ちなみに、だざいおさむ(太宰治)にも、山とはむかんけいの、

『眉山』っていう・たんぺん(短編)あります




(その5、「うだつの町並み散策」へつづく)







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徳島ラーメン・巽屋~クリン家ドライブ四国旅行・3

2017-02-24 | 旅行記

 とくしま(徳島)に来たら、食べなくてはならないもの

それはいくつか・ありますが、 

 クリンたち、その中でぜひ!「徳島ラーメン」を

食べてみたいと思い、

 有名店の、たつみや(巽屋)というお店を、

めざしました


 ここです 


 地元の大物(仙谷由人元官房長官)が、たいこばんを押す

とくしまラーメンは、

 とんこつしょうゆを、さっぱりさせた、茶色いスープに、

細めのストレートめん(麺)と

ぶたバラ肉の甘辛に(煮)が

入っているのが

きほん

 このように、生卵をトッピングすると、カンペキで、

見た目、

ちょっと「すき焼き」みたいな

ローカルフードです

 おにいちゃんは、「肉たま入り」にしたので、肉・多め

になりましたが、

ふつうの「支那そば」を

注文しても、

まあまあの肉のりょう(量)なので、

ここが、気をつけどころです

(※肉玉入りにしたら、ライスを注文したほうがベター)


 クリンたち、気に入って、インスタントラーメンでも

買いましたが、

スープがこい目なので、

肉を入れなくても、食べごたえあります 




(その4、「眉山文学」へつづく)





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鳴門で渦潮を見るときの注意点~クリン家ドライブ四国旅行・2

2017-02-23 | 旅行記

とくしま(徳島)県に

初上りく(陸)した、

クリン一行

 「まず、どこに行くの?おにいちゃん。」

 「徳島ったら、鳴門海峡で渦潮見物だ。

この海は、太平洋と瀬戸内海の干満差で、

 ちょうど、鳴門大橋の下くらいの海水が、大きく渦

を巻くんだぞ。

 ほら、こんな感じに


・・・・・

えっ


こ、この、

どこかで見たような

ぐるぐるまわる 水のながれは、、


 せんたっき(洗濯機)じゃん


せんたっきは、

クリンの天てき(敵)

 ここに入れられた日には、目がまわり、おぼれ死にかけることもある、

 「魔の、渦潮空間」です 

 (・・・・・。)

 「ヤダーーーーー!!



大丈夫だよ~。

  上から眺めるだけだから。

  こわいこと、ないよ。」(チット)

 「ヤダよ!! もしおちたら、どうするの クリン、死んじゃう


グリンが海に落ちたら、

 お兄ちゃんが飛び込んで助ける。」

 (・・・お、おにいちゃん そこまでいうなら・・)


というふうに、

なんだかんだ

家ぞくに なだめられながら

クリンたちが 

向かった先は

 「鳴門公園」がほこる・うずしお見物スポット、

「渦の道」でした

 ここは、「鳴門海峡」のま(真)上、「鳴門大橋」のま(真)下に

つくられた、

高所・ゆうほどう(遊歩道)で、

 海上45mから、うずしおをながめられる という、

リアル・肉がん(眼)スポットです 

 うずしおを、もっと間近で見たい人には、「うずしお観光船」

が、あり、

 もっと、とおくでいいよ、って人は てんぼう(展望)台が

ありますが、

 クリンたち、「今は2月でさむいから、船じゃなくていいね。

でも、近くで見たいね」

って話し合って、

 この・「有料・遊歩道」の、足元のガラス板ごしに

うずしおを

見下ろすのを、

えらびました


しかし・・・


(・・おっかねーーー (高所恐怖症の方は無理です)

 「はしの上から、音がするよ!!」 「上が高速道路だからね~。」

「しかも、ここさむい!」 左右がガラス張りじゃないから外気くるね。」


 (・・・も、もし、うっかりおちちゃったら


(か、かえりたい・・) おののく・クリンでした。


が、

 (あ、あれ・・?)


あんまり、

うずまいてない。。

 これが、世界三大ちょうりゅう(潮流)・・?



 さかまく・うずしおを、イメージしていたクリン一行の 目に映ったのは、

ただ、

波がしらが白立つ、

あおい海でした。。

 

 あのあたりに、少し巻いているんですけどねー。

今の時間は満潮だから。

渦潮っていうのは、

干潮のときに

大きく渦を巻くんですよ。」

ボランティアガイドのおじさんが、

おしえてくれました。


 (・・・あ~。そうだったんだ。)

 今は、9時すぎです。今日の干ちょう(潮)は、午後2時40分

と、

かいてありました・・。


うずしおの

見ごろ時間を

じぜん(事前)にしらべなかった

クリンたちが

わるかったのです。。


うずしおを見に行く・みなさま

 干ちょう(潮)の時間を

あらかじめ、たしかめてから、行きましょう




(その3、「徳島ラーメン・巽屋」につづく)













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車で東京から四国に行く~クリン家ドライブ四国旅行・1

2017-02-22 | 旅行記

さあ!

はじまりました

 クリン家ドライブ旅行・四国へん(編)

東京都たま(多摩)市の

自宅から

四国へ向かい、

 とくしま(徳島)⇒かがわ(香川)⇒えひめ(愛媛)⇒こうち(高知)

と、

四県をせいは(制覇)して

また・かえる

という、

 全行てい(程)・2000kmの、完全車たび(旅)です

 

ここでは、

都内から四国に 上りく(陸)するまでの

ルートを、

ご紹介していきます

 

 東日本の人が、四国にわたる場合、まず・目ざすのが

とくしま(徳島)

 京都心からだと、650km以上ですが、たま(東京都南部の多摩市)

からだと、

高速をつかって、620kmです

高速料金は、11420円。(深夜ETC割引ありで)

ガソリン代は、

6000円かかりました (ℓ125円くらい、ホンダのステップワゴンの場合で)

 

 まず、クリンたちは「相模原愛川IC」から高速にのり

圏央道

東名

名神

中国自動車道

山陽自動車道

神戸淡路鳴門自動車道

高松自動車道

すすみ、

なるべく、四国の近くまで

一気に行くことに しました

 これが、料金・労力を考えた上での、ベストチョイスです

 

(※大阪あたりは、切り替えが複雑で、

 うかうかしてると、へんなところに入ってしまうので、

 ナビに注意をはらってください

 

 クリンたち、「節約家族」なもので、

あえて、

出発は、夜の8時半

深夜に高速を

いどう(移動)し

高速料金を 

「3割引」にしたのです

 

 この時間たい(帯)に走ると、道がこんでなくて、スイスイだし、

おトクです

 とちゅう(途中)、3回ほど PAやSAにより、

10分くらい休けい(憩)したり、

ゴール直前のPAで

1時間ほど ねたりして、

 夜明けを まちました 

 

 そして、ゴールの「鳴門公園」(徳島県)に、ついたのは、

朝の9時です

(※高速道路を時速80kmで走行した場合

 

 気心知れた・仲間や家ぞく(族)と、大ぜい(勢)で行くなら、

車たびは

だんぜん・おすすめです(安い!)

 ただ、お子さまづれだと、ちょっと・たいへんかも・・。


大きな車で、

マットレスや毛布を

つみこめる

「熟睡環境」をととのえましょう


 クリンたちは、トゥルースリーパーをつんだので、

けっこう

車中泊も しました

 

 

(その2、「鳴門でうず潮を見る」につづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

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四大陸選手権2017

2017-02-21 | フィギュアスケート

<男子ショートプログラム>

 

    「いつものゆづじゃない!! 

 

<男子フリープログラム>

 「いつものゆづじゃない!!

 

<エキシビション>

(・・ぜんっぜん、いつものゆづじゃない。。)

 

 

 

しょうがないよ~。

 羽生君、病み上がりで 

 ひどい状態だよ、

 誰が見たって・・。」(チット)

 

 (・・・・

 

 

※なにはともあれ、

 クリン家、四国よりきたく(帰宅)してます

 

 

 

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上野公園穴場カフェ~ガーデンテラス

2017-02-12 | お茶関係

とうはく(東京国立博物館)の

てんらん(展覧)会を

見おえて、

 お茶することにした クリンたち

いつも思うことですが、

 上野こうえん(公園)や、その近辺には、お茶するのに

「ここ」というカフェ(喫茶店)が

少ないです。


 ただ、とうはくが、「ホテルオークラ」と

ていけい(提携)した

おかげで、

以前よりは 休けい(憩)しやすく

なりました

 その中でも、穴場といえるのが、「法隆寺宝物館」(東博の施設)に

付ぞくする・カフェ、

ガーデンテラスです

 ひょうけいかん(表慶館)のうらにある、ここまで来る人

そんなにいないし、

このたてものの中に

きっさ(喫茶)があるの自体、

知られてないから、

きせき(奇跡)的に すいてます


上野だろうが、こんざつ(混雑)時間だろうが、

 かまわず・長居したい人に、うってつけのカフェです








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春日大社・千年の秘宝(混雑状況)

2017-02-11 | アート・文化

クリンたちが

上野に向かったりゆう(理由)

 それは、かすがたいしゃてん(春日大社展)を、見るためです

「奈良公園」の中にある、ふじわら(藤原)氏ゆかりの神社・

「春日大社」は、

 今、20年に一度のたてかえ(式年造替)をしていて、

ついでに

お宝の一部を、

 県外の人にも、見せてくれています

 「平成館」(東京国立博物館平成館)での てんらん(展覧)会は、

毎回こみあいますが

http://kasuga2017.jp/

今回の春日大社てん(展)

は、

ならんだり、

入場せいげん(制限)されるほどは

こんでいません

 クリンたちが行ったのは 日よう(曜)日だったので、

(わ~、人いるなあ・・)

ってかんじでしたが、

それでも!

 テレビで宣伝された・刀(金地螺鈿毛抜形太刀)や、

 「鹿図屏風」の前だって、

黒山の人だかり・・

というほどでは

ありませんでした

 

にもかかわらず、

見るのに

時間がかかります

それは、

 出品されたもののうち、4分の1くらいが、

まきもの(春日権現験記)だからです


それをよもうとする

人々の列で、

じゅうたい(渋滞)が

発生・・

 

チットたちが 話してるのが

きこえました。

 「これ見に来てる人たちって、たぶん春日大社に行ったことがあるんだろうね。」

 

 

 今回出品の目玉である、「雅楽の大太鼓」や「獅子・狛犬群」を見ていると、

 (奈良ってすごいなあ~ 古都ってふかいなあ~

って

もちろん

かんしん(感心)します


ですが、

それを見に来て、

ねっしん(熱心)に

「絵巻物」をよみこみ、

 千年のれきし(歴史)に 思いをはせようとする・・

そんな・きょうよう(教養)のある人々が

こんなにもいる

(首都・東京もすごいなあ~)

って

思わずに いられませんでした


(混雑状況報告終わり。

 以下・チットの感想

 春日大社といえば、日本史では院政期の僧兵(奈良法師)たちの印象が大きいのですが、

今回の展覧会では

そこはほとんどカットされていました

しかし、「王朝の美」というには

重厚な宝物が多く、

武具も目立ったので、

やはり平安時代は戦乱と切り離せない・・

あらためて感じました。

 女性的視点でいえば、もう少し華やかなものもほしいので、

日本一と称される藤の花に関連する絵とかも見たい

なんて 思いました







 

 

 

 

 

 

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伊豆栄・しのばずてい(不忍亭)~土日のランチ

2017-02-10 | グルメ

ゆしま(湯島)天神から

上野公園へは、

 しのばずのいけ(不忍池)ぞいを 歩いて・すぐです


おなかすいた~。」

 「ランチどうする?」

多くの人が

あつまり、

たくさんの店がある・うえの(上野)ですが、

いざ、

「混んでなくて落ち着ける店」をさがすとなると、

けっこう 苦労します。。


 そんな時は、いずえい(伊豆栄)も、ひとつのせんたくし(選択肢) 


上野に何度か来た人なら

みんな知ってるお店ですが、


伊豆栄は、

江戸時代中期からやってる、「鰻の老舗」

 なぜ、上野で「うなぎ」 なのかと言えば、

昔は

しのばずの池で

うなぎが とれたからです

 (※汐見町の海水が、言問通りの川伝いに流れ込んでいたらしい


 文ごう(豪)とかにも ひいきされ、そこそこのフンイキをもつ

料理や(屋)さん・ながら、

ここ、「伊豆栄」の

えらいのは、

 しきい(敷居)が高くない という点

ちなみに

その うなぎは、

お手ごろ・価格りょう(量)・少なめ 

 うなじゅう(鰻重)と、うな(鰻)丼が、同じねだん!!

(写真:最もリーズナブルな、松2700円)


 タレは、辛口 (王道の江戸前

いうものです。


 うなぎ以外の和食も、ひととおり・そろっているので、

お仲間や

しんせき(親戚)との会合に

 ピッタリ (※わが家も、おばあちゃんとかと 昔来ました。)


さて、

その「伊豆栄」。

 上野駅やこうえん(公園)に近い、「本店」が、有名です。

 ですが、同じ通りの、ちょっとはなれた「不忍亭」のほうが、

おちつけて、

クリンたちは 好きです

 ぜんぜん・こんでないし、広々とした おざしき(座敷)で

くつろげるし

ぜいたく・この上なし


 今は、かいそう(改装)中なので 見えませんが、

おざしきから

しのばすの池が見えて

 ロケーションが「THE・上野」 

それに、

 「お得ランチ」のある平日をあえてさけ、土日祝日にくれば、

ほぼ・「貸しきり状態」


そうとう、

こみいった

大人の話とやらが

できるのです・・


この前健康診断受けたら、体脂肪率がさあ・・」

 「え~ マジ~」 (たとえば、こんなかんじに







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つる瀬~湯島天神下の和菓子屋で買うべきもの。

2017-02-09 | グルメ

 天神さん(湯島天満宮)を、おまいりしたら、

その後、かならずよりたい・店があります 

 それは、天神下こうさ(交差)点にある、「つる瀬」です


つるせは、

昭和5年から、このゆしま(湯島)の地に

みゃくみゃく(脈々)とつづく

わがし(和菓子)のお店で、

 きっさ(喫茶)が、へいせつ(併設)されていて、あんみつが

おすすめです


天神さんがえりの

女性たちは、

大体ここへ ながれつき、

 「赤飯弁当」とか食べる これが、ゆしま(湯島)の

スタンダード


 店とう(頭)はんばい(販売)では、

 「豆餅」(150円)「ふく梅」(200円)

かんばん(看板)商品で、

この2つを 

買ってかえれば、


「ああ、湯島行ったんだね。」

と、気づいてもらえます  






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小倉柳村「湯島の景」~月夜の名画

2017-02-08 | クリン名画館

 「梅まつり」でにぎわう・天神さん(東京・湯島天満宮)は、

 実は、ちょっと・小高い場所に、あります。

 天神さんのとりい(鳥居)を出ると、「上野広小路」へとつながる

急かいだん(階段)が

あるのですが

マンションやビルがなかった昔は、

 しのばずの池(不忍池)や、そのいったい(一帯)まで

見わたせたらしい・・


そんな、

ナイスビューな

ゆしま(湯島)のけしきを、

「小倉柳村」っていう・うきよえし(浮世絵師)

版画に、おこしています


 <湯島の景:明治13年>


けざやかな、月夜・・


お気に入りの、一枚です。




 

 

 

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湯島天神の梅~2月上旬の開花状況

2017-02-07 | 各地のイベント

 「極楽往生」をねがって、人々が 祈りをささげに

出かけていったのは、

昔の話。

 

今の人は

どちらかというと、

 げんぜりやく(現世利益)を求めて、寺社仏かく(閣)に、もうでます


かくいう

クリンたちも、

直近のこと・たのみたくて、ゆしま(湯島)天神に、まいりました

 こちらは、すがわらのみちざね(菅原道真)をまつる、学問の神さま

東京分社


 ちょっと、おねがいしたい件があって 出向いたのですが、

 目下、「受験シーズン」ということで、合格きがん(祈願)に

来ている人が

い~っぱい いました。

 

 まだ、ゆしま天神の一大イベント「梅まつり」も、はじまってない

のに・・。

 

(ねえ、チット。・・・あれっ) 

 (こ・・今年のウメ、すでにもう、咲いてない


2017年の

梅まつりは、

たしか、2月8日からのはずですが・・


この日、2月5日。梅まつり前にもかかわらず、

 けいだい(境内)のウメは、はや、5・6分咲き

 

 紅梅 「婦系図」(泉鏡花)で知られる白梅も、

 さんぱい(参拝)客のかんしょう(鑑賞)に、十分たえうる

開花状況で、

きたい(期待)してなかっただけ、

人々は

反どう(動)で

コウフンしていました


 このところ何年か、開花がおそく、3月近くになって咲く 

なんてことが

ざらだったから、

ゆだん(油断)してましたが・・


 だんとう(暖冬)の今年は梅まつりスタート前から、フライング咲き

してます

(梅まつりねらいの方は、お早めにどうぞ  もう、こんでます







 

 

 

 

 

 

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切支丹(キリシタン)屋敷の行き方

2017-02-06 | クリン江戸散歩

 江戸時代初期、きんきょう(禁教)令下の日本で、キリスト教をすて、

「転びバテレン」となった

『沈黙』の 主人公・・

 そのモデルは、「ジュゼッペ=キアラ」という、実在のせんきょうし(宣教師)

です。

 えんどうしゅうさく(遠藤周作)の小説は、彼が、ききょう(棄教)を

受け入れるシーンで

まく(幕)を閉じます

が、

 このあと、キアラには、江戸での長い・「幽閉生活」が、ありました


「転びバテレン」

と呼ばれた、

外国人せんきょうし(宣教師)を

収容したしせつ(施設)、

「切支丹屋敷」

あったのが、

東京都・文京区の小日向。。


 今、そのあと(跡)地は、どうなっているのか

しらべたくて、

ミニクリンを、現地にはけん(派遣)しました 

 

 (けっこう・わかりにくいところにあるので、

もし、行こうと思っている方は、

参考になさってください


まず、

 キリシタンやしき(屋敷)への、「最寄り駅」は、東京メトロ

丸の内せん(線)の

みょうがだに(茗荷谷)駅


 改札を出たら、2番出口から左に、ちょっと行くと、

 「茗荷坂」という、くだり坂があるので、

そこを、ひたすら おりていきます

 とちゅう(途中)、右手に教会があるので、それを目印にすると

いいです

 まっすぐ・下りていくと、つきあたり・右手に、

たくしょく(拓殖)大学のキャンパスが見えます。

 一方、左手には、「滝沢馬琴」のはか(墓)がある、「深光寺」

があって、

 そこを、道なりに左折すると、せんろ(線路)があるのですが、

そこは くぐらずに

手前で、右に曲がる

 曲がったすぐのところに、「宗四郎稲荷大明神」という、

赤いはた(旗)の立つ、

小さなお社があるので、

その真横の道に

入ります

 すると、そこから、ちょっと急な、「蛙坂」っていう坂がはじまります

 たいしたきょり(距離)ではないので、がんばってのぼると

 のぼりきったところは、平坦な住宅地。そこを、左折

数十メートル先が、目的地です。 

 <文京区小日向1-24-8。都旧跡・「切支丹屋敷跡地」>


 このひ(碑)の立つ、向かいがわ(側)、

現在ブランドマンションがたつ場所が

昔、

キリシタンやしき(屋敷)があった場所です。 

 

 ここを、2014年に ほり返したさい、

3体のいたい(遺体)が

出土したそうで

 その一人は、イタリア人せんきょし(宣教師)の、シドッチ

あとの2人は、

シドッチのお世話係だった

日本人ふさい(夫妻)だろう、

ということです。


 「シドッチ」というのは、日本史では けっこう・有名な人で

ジュゼッペ=キアラよりも

だいぶ後の

江戸時代中期、

 さこく(鎖国)下の日本にせん(潜)入した、イタリア人の

司さい(祭)でした

 キリスト教が、だんあつ(弾圧)の果てに、表面上・日本から いっそう(一掃)された

時代になって、

いまさらながら!

やくしま(屋久島)に 上りく(陸)した

シドッチは、

 ローマ教会でさえ・あきらめた、日本布教を あきらめなかった

カトリックのとうし(闘士)


 すぐにつかまって、江戸のここ・キリシタンやしき(屋敷)に

つれてこられますが・・


 この時 彼をじんもん(尋問)した、ばくふ(幕府)の「最高権力者・新井白石」

をして、

その高い学しき(識)

高けつ(潔)な人格

かんぷく(感服)せしめ

助命に

ほん(奔)走させたと言います


 この時、あらいはくせきが、ききとったことは、

「西洋紀聞」と「采覧異言

という本に

まとめられたそうで、

 今は、うちの歴女・チットの、えつらん(閲覧)するところと

なってます

 「結局シドッチは、お世話係の日本人夫妻に 洗礼を授けたことで、

キリシタン屋敷の地下牢で

死ぬんだけど・・、

 あの、朱子学者・新井白石を感服させて、

幕府の礎法を

曲げさせようとするほどの

学識と人柄って、

いったい

どれだけ、優れたものだったんだろう

・・・・・

そんな、本物のキリスト者が

非業の死を遂げた場所なら、

一度、

来ないわけにはいかないよね

チットは 言っています。


 シドッチや、ジュゼッペ=キアラの苦のう(悩)を おしこめた、

江戸のキリシタンやしき(屋敷)・・


そこは、

映画『沈黙』にも出てきた

きょうふ(恐怖)のだんあつ(弾圧)者、

「井上筑後守政重」の

下やしき(屋敷)の一角でした・・。


 文京区は、ひ(碑)のある場所から、ちょっと南に行った所にある坂道を、

「キリシタン坂」

と 

名づけており、

 坂道にある、でん(電)柱には、「切支丹支」とかかれた・プレートがはられ、

いまだに、そのれきし(歴史)を伝えています 


 後世の日本人にとっては、「切支丹坂」という、あやしくも・タブー

名前の坂は、

ワクワクかん(感)を

しげき(刺激)するのか?


 山田風太郎・中山義秀・田中貢太郎・・・など、名だたる小説家が、

キリシタンやしき(屋敷)や

キリシタン坂のことを

ネタにしています

 

 うちのチットも、だいぶ前から、来てみたかった場所ですが、

 しかし・・・、

ここに

収容された

人々は、


信じるものを、全否定されたあげく、

 りかい(理解)してくれない・いこく(異国)の者に 自由をうばわれ、

死に、いたらしめられた人々・・。

 そんな・むねん(無念)を甘受した、けいけん(敬虔)なクリスチャンたちの

心きょう(境)を思うと、

沈うつ(鬱)な気もちになり、

 けっして、暗くワクワクした・きょうみ(興味)をもつなど、

できない

と、

チットは 言ってます。。


 キアラや、シドッチたち、せんきょうし(宣教師)が、命をおえた

やしき(屋敷)の庭や、土牢のかべ(壁)に、


 せめて、いやし(癒し)の花が咲き


 天国に召されるまでの間を、見守っていてくれると

いいと思う・・。

 チットは、そんなことを 言っていました


ミニクリンも、クリンも、ほんとに!そう・思います 



 (※さっきの坂を下りて、トンネルをくぐって左折→まっすぐ行くと、もとの茗荷谷駅に着きますので























 




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