ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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リチウムバッテリーによるインバーターの遮断について

2020-02-29 |  快適化(電気関係) 

北海道の感染者が急激に増加している。

昨日の28日は、WHOが世界全体での新型コロナウイルスのリスク評価について、これまでの「高い」から「非常に高い」に引き上げたと発表した。

 

北海道ではこのあとも追加されて66人になっている。

 

今日のキャンカーネタはリチウムバッテリーによるインバーターの遮断について。

鉛バッテリーからリン酸鉄リチウムバッテリーに載せ替えて、考えないといけないのが遮断電圧の問題だ。

鉛バッテリーでの遮断電圧は一般的には10.5Vだが、リン酸鉄リチウムバッテリーはそれより約1Vくらい高い。

その為にバッテリーの電圧が下がって、インバーターが停止するまで使用するとリン酸鉄リチウムバッテリーにダメージを与える。

最近のインバーターは遮断電圧が選択できるが、うちのジルに載っているのは古い。

 

 

インバーター本体のREMOT-DIRCT端子にバッテリープロテクターからの+12Vを入れればインバーターを動作させられる。

しかし、困ったことにうちのインバーターは右側の大きな盤の下にある。

これではとても触る気になれないが、キャン友さんのブログでリモコンの裏にもAUX端子があってコントロールできるのを知った。

細かい話はそちらのブログを見てもらうこととして、実践的なことだけをかいつまんで書く。

 

 

うちのジルのインバーターはパワータイトのFI-S1503Aというタイプのもので、リモコンはREMO-182というもの。

まずネジ2本を外してリモコンを取出す。

 

 

 

裏側にモジュラー端子とAUX端子がある。

このAUX端子に12Vを入れてやると、リモコンのタクトスイッチを押さなくてもインバーターが動きだす。

0Vにするとインバーターは停止する。

この機能を使ってバッテリープロテクターの出力をリモコンのAUX端子に入れてやれば、プロテクターが切れるとインバーターも停止する。

 

 

インバーターの電源の入切はバッテリープロテクターからAUXの間にスイッチを取付けて行う。

これまでのようにインバーターのリモコンでも入切りは出来るが、そうした場合は遮断電圧は10.5Vのままとなる。

 

これはリモコンの裏カバーを外したものだが、この操作を行うにはジャンパープラグが開放になっている必要がある。

何も触らなければ開放状態になっているので、いちいち内部を開ける必要はない。

 

 

これは余計なものを外してテスト中のもの。

うまく動作してバッチリ。

12Vを入れて動作させると、表のLEDは点灯ではなくゆっくり点滅する。

余談だが、このリモコンのタクトスイッチは壊れやすい。

スイッチを押しても動作しないときは、このタクトスイッチを疑うべし。

 

 

リモコンを外して、裏にバッテリープロテクターからの12Vをスイッチを取付けてつなぎ込むだけ。

バッテリープロテクターはLiFePO4の電圧に調整すれば、それと同時にインバーターも遮断できる。

大きな盤を動かす必要もないのでこれなら簡単にできる。

 

快適化やトラブル事例はこちらに沢山あります。

 

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コメント (6)
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