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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

M

2014-01-31 | 町田康


町田康
『ゴランノスポン』★★★+

でたー キター 町田康
一時ハマって離脱して今回再復?
奈良さんの表紙に惹かれたのもあるし 短編だし(笑)
なんだかよく分らない言い回しとか勝手暴走してるところとか(一人称だからネ)
はははと声を出して笑える箇所多数
お話がどうどかじゃなくちがった意味でおもしろい。

~思わず、先生、私はそんな先生の思っているような人間ではありません。豚足を履いた馬鹿にも劣るクレイジーなただのキムチチャーハンです。そう告白したくなった。でもそれをしてしまえば先生に恥をかかすことになる。このときの私は真に、どんなことがあっても、たとえ卑劣な嘘つきになったとしても、日本中世におけるポン引きと寺社権門DJスタイルをやり遂げよう、と決意した。

(笑)
しかしあの先生は誰だったのだろう?


次 また町田康ゆこうと思います。

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S

2014-01-29 | 作家別諸々(さ行)




沢野ひとし
『山の帰り道』★★★★


これはおもしろい。うん。


---

我々の祖先は太古の時代から山に畏敬の念を抱いていた。日本人の山岳観の始まりは山岳信仰である。山を見つめる時、人は常に敬虔な気持ちで両手を合わせてきた。山は命の素となる大切な水の源であり、動植物を育み、人間の生活の糧を生み出してくれる。空高く突き上げる頂はもっとも天に近く、神が宿る地にふさわしい。そこには安易に人が踏み込んいい場所ではなかった。



P77



本は読まれないとただの活字のシミになってしまう。



私は妻から「ケイタイは通じるが話が一切通じない人」と言われてきた。わがままで身勝手だから、過去を回想すると恥ずべき記憶で窒息しそうになる。



P92-
体が元気なうちは浴びるほどたくさんお酒を飲んだらいい。楽しいお酒も、からみ酒も「酒で勉強した」という作家は数限りない。だらだら飲み放題の生活も将来は何かの役に立つ。恋も文学も芸術も酒が最初のきっかけをつくる。



P134



「書は人なり」という言葉があるが、昔から立ち位置を心得ている人、自分の仕事をきっちりとした人の字はバランスがいい。



「天命」という言葉が頭をよぎった。幸せに生きることは幸せな死に方を見つけることだ。

神はその人に見合った生涯しか与えてくれない。



P150



「形あるものはやがて崩れ、水は低きに流れ、愛は常温に戻る」


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K

2014-01-28 | 作家別諸々(か行)
 
川上未映子
『愛の夢とか』★★


正気か狂気か,,,分らなくはない日常
なんだか独特 揺るぎなさがあり 誰にも邪魔されない。
お花畑
緑溢るるお庭 そこに足を踏み入れると土のむっとする匂いに包まれる。
そこは私だけの世界
 
最近、短編集ばかり読んでる。
 
 
 
 
 
 
 

さて関係復活→→→出来たらゴールイン?

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E

2014-01-24 | 江國香織

江國香織
『雨はコーラがのめない』★★

途中放置したままで、ミニバッグに入る薄型ってことで再読
江國さんと音楽を通しての愛犬 雨 との日常
二人の満ち足りた時間
ジェネレーションギャップ
環境のちがいはあるにせよ、聴こえてくる♪~





停滞しているような?
ただタイミングは絶妙
古田新太
と 田辺誠一 (笑)

こちらもハマってしまった→https://www.youtube.com/watch?v=4I2ZRkMnfss 再生回数:231532


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K

2014-01-17 | 角田光代



角田光代
『よなかの散歩』★★★

せっかく文章抜粋したのに全てPCエラーで消滅。。うぅぅ
ちゃんと上書き保存しておくのが賢明








連休の食事情♪
その恵比寿のイタリアンの次の日の夕方~
遅めのランチは秋葉で鰻 ひつまぶし
夕食八丁堀のなぜかBARが一軒目 そこで飲む2 ほうれん草
二軒目 八重洲の中華 激辛地獄の麻婆豆腐 そこでも飲む2
次の日 朝はホテルのバイキング
ランチはお台場のドックカフェでチーズドリアにステーキ
夕食は博多のモツ鍋 白湯塩をポン酢で 鯖の炭焼きが美味だった。
一週間で2K戻ったのに再び増量。。
それにしても久々に訪れたお台場 VenusFortあまりの寂れ具合に閉店も秒読み?




























青い空と白い雪のストライプの大きな布を神様が目の前で広げたら 今年の僕に一番似合う冬を作るためにエッジをきかせて切り取ってく


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K

2014-01-12 | 角田光代



角田光代
『まひるの散歩』★★

先にまひるから読んでしまった!
よなかが先だった。



恵比寿で5時半から飲みはじめて気づいたら11時半だった。
同じお店で6時間話しっぱなし あはは


https://www.youtube.com/watch?v=EVC4Uy4asoI 再生回数:159728


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Y

2014-01-08 | 吉田修一



吉田修一
『太陽は動かない』★★★★★

最近のダントツNO1!お正月読書2冊目はコレ!
冬の福島から一気に灼熱の香港へ



「‥‥‥死にたきゃ死ね。ここは香港だぞ。いくらでも飛び降りるビルならあるよ。死にたきゃ勝手に飛び降りろ。‥‥‥それができないくせに、何が殺してくれ、だ。‥‥‥笑わせるな」

死にたきゃ死ね。生きていたけりゃ働け。簡単なことだ。



犯人を追う警官が犯人であるようなもので、警官は追い続けられる。そして犯人は逃げ続けられる。


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Y

2014-01-07 | 吉田修一



吉田修一
『平成猿蟹合戦図』★★★★

お伽噺 『猿蟹合戦』 なつかしい昔話の現代版
弱い者たちが力を合わせて強い悪者をやっつけるお話
あぁスカッとした!



どれも東京からのメールだった。すでに日もとっぷりと暮れ、人通りもまったくない大館の町を歩きながらそれらを読むと、なんとなく別世界から届いたように感じる。



人生にはどうにもならないことがある。



不思議なもんやわ。今、な~んにもいらん。今、な~んも欲しくない。な~んもいらんて思う時になって初めて、一番欲しかったんちゃうかと思うようなもんがコロンって手の中に入ってくる。ほんま不思議なもんやわ。


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