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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

Y

2021-08-10 | 山川健一



山川健一
『初台R&R(ロックンロール)物語』★★★


アニキ!
まだまだ発掘!隠れたエッセイ本
やはり山川さんの語り口が時代を経ても心地よい。
逆行したって、重複したっておもしろいものはおもしろい。
 
時代は80年代 熱き時代だった。

エキゾーストノート
 
初台はかれこれ何年?縁がある場所
商店街も様変わり?
ガタンガタンと首都高の騒音がうるさい
新宿から徒歩圏内、ローカルな利便性よき都会










--------(抜粋)
 
 
僕等のまわりには、幾つものストーリィが転がっている。その断片をひとつに紡いでゆくのが“日常”なのかも知れない。1枚のLP。1枚のTシャツ。1通の手紙。1足のコンバース。1葉の自画像。初めて買ったバイク。海辺の風。樹木の匂い。都市を映す濡れた路面。喪くしたもの。得たもの。それぞれのシーンが物語の端緒と結末を描いている。なぜなら過去は、自分を通して未来と繋っているからだ。
地球のEXITを求めて旅する気鋭が、R・ストーンズとのインタビューを収録して贈る、都市の必携アイテムを語る好エッセイ集
熱いロック精神を、あなたに。
 
 
--------
 
 
この本はミック・ジャガーに対する愛に溢れている。
(なんと本人に直でインタビューした会話掲載)
 
巻末の初出一覧がまたスゴイ!
締め切りに追われていた当時が思い浮かぶ内容
 
 
その噂のミック・ジャガー
インタビュー当時の押し曲♪だそう。
 
Shoot Off Your Mouth - Mick Jagger - Primitive cool
 
 
 



























久々の九十九里 今までにない暴風
ビシビシと砂と雨が身体をたたく。





砂の道







海を上がった後オリンピックサーフィン会場を覗いてみた。
よい場所でした。

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Y

2021-08-05 | 山川健一

 

山川健一
『印象派の冒険』★★★


意外や意外の本
バイクとロックンロールなアニキが印象派!?
 
発行は1989年
 
誰もが知るゴッホから始まり、タヒチのゴーガン(ゴーギャンと言った方が通じるね)、
ルノワールときて、セザンヌ
そして私的に好きなモネ、最後にロートレック
 
上記6名の印象派と呼ばれた画家達の生家を訪ねる旅


フランスをふらりと旅する山川さんカッコよいなぁ
リアルタイムに読めてたら素敵だったろうな。
(なんせ出版から30年も経過・・)
 
しかし笑えたのは山川さんゴーギャンが嫌いらしい。
何て分かりやすいんだろう!よいと思います!
真っすぐな人なんだろうね。
 
 
 
--------(抜粋)
 
 
冷たい太陽の下の、ゴッホの家
ゴーガンは何処へ行こうとしたか
職人気質を忘れなかった、コレット荘のルノワール
子供の子をキャンヴァスにとり戻したセザンヌ
クロード・モネの庭園幻想
わずか36年に過ぎなかったロートレックの生涯


--------
 
下手な上滑りな蘊蓄がなく分かりやすい山川論でした。
 
 
 
---
 


ぼくも正直であろうと思う。とにかくまず、自分自身に。
いろんな欲望を抱えていたり、臆病になったり、そういう自分をきとんと見なければならないのだ。それから、胸のコアにはイノセンスガあるのだということを、否定してはならないのだと思う。
 
 
 
---
 




手作りカフェオーレ 夏読書



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『印象派』(ジャン・クレイ著)の序文で、ルネ・ユイグはこんなふうに述べている。

「‥‥‥人がものを見るときには、すでに何らかの心の用意がしてあるものである。そこに認めることのできるものは、すでに知っているものや、いま探しているものなのである。つまるところ私たちのまなざしは、外界から受容するものによって満たされるのみならず、すでに頭の中に持っている知識によっても満たされているのである。」
 


ルイ・ユイグ 
1906~ フランスの美術史家
著書に『現代絵画史』『芸術と人間』『見えるものとの対話』など。
 


---
 
 
 







なつかしい~(^▽^) 昔の図書館本ってこうだったよね。
書架に眠っていた本

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Y

2021-06-23 | 山川健一

 

山川健一
『マギー・メイによろしく』★★★


マギー・メイ?
Maggie May
ロッド・スチュアートのアルバムの収録曲
ロッド・スチュアート?
 
 



『みんな十九歳だった』に続くエッセイ第二弾
重複して語る場面が多く見られるけど、続けて読んでいるからだね。
 
やっぱり山川さんエッセイが読ませます。
時代がズレていても、ロックに対する思いが伝わりよき。
レゲエも懐かしく感じる。
 
 
--------(抜粋)


今から振り返ると、女の子のほうはもっと嘘つきだった。ルージュをひいたあの可愛らしい唇から発せられる言葉は、どれもこれもみんな嘘だったんじゃないかと思えてくる。恋愛、音楽、日常生活
街角に消えていく小さな伝説を語ろうとする、『みんな十九歳だった』につづく著者の第2エッセイ集


--------
 
ルージュ
ユーミンのルージュの伝言じゃないけど、
聞かなくなった言葉
コロナのご時世 まず「口紅」なんて塗らなくなった。
リップがあれば事足りる。
 
 
 
---


ロックはもともと、とても健康な音楽だったのだと思う。ロックは脳髄にしみてくる音楽なのではなく、肉体に効く音楽だった。



音楽はあらゆる表現の中で、無意識が最も生の形で提示される表現なのだと思う。音は今そこにあり、しかしたちまちのうちに消え去ってしまう。感覚、と呼ぶしかないものが支えている音楽もある。ロック・ミュージックは、まさにそのようなものとして進化してきたのである。
 
 
---

◎ぼくのターンテーブルから






今聴いている曲
ニック・ジョナスからハマり、ジョナス・ブラザーズへ♪

きっかけはこのアルバム『Spaceman』


 
Myヒット♪外れなしでドライブしながら聴きたい。
 
Nick Jonas - This Is Heaven (Official Video)




そこからのジョナス・ブラザーズ♪

Marshmello x Jonas Brothers - Leave Before You Love Me (Official Music Video)


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Y

2021-06-21 | 山川健一

 

山川健一
『みんな十九歳だった』★★


やっぱり山川さんはエッセイがよき。
爽快 痛快 読んでいて飽きない!
語り口も独特で隣で話しかけられているよう。
 
みんな十九歳だった
十九歳・・十代最後の貴重な歳・・オモイダセマスカ?
しばし回想してみたけど思い出せず・・
あの頃の記憶は成人式の大雪が印象に残っているぐらい。
ってことは十九歳じゃないし・・
その当時のカレは今の相方に似ている。
あぁなつかしい。しかし好みは変わらないってことね(笑)
 
 
--------(抜粋)


19歳へ向けて、誰もがゆっくりと成長していく。ミック・ジャガーもホックニーもアーウィン・ショーも、かつてはイノセントで戦闘的なわんぱく小僧だった。それは、なんて素晴らしいことなのだろう。
著者の第1エッセイ集に、単行本未収録の長篇ジャマイカ論「ブラディ・ジャマイカへもう一歩」を併録


--------
 
五木寛之氏と旅した話が印象深かった。

 

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五木寛之『ゴキブリの歌』★★推薦図書を読む読む。(気まぐれ親父4さんから)せっかく教えてもらったし五木さんと言えばベストセラー『生きるヒント...

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金井美恵子はなんて魅力的なんだろう
 
「そして、詩人になりつつある者は、次のように考える。書くことをやめるべきであり、やめられるはずだ、なぜなら、作品を書くことは、あまりにも非人間的な力業を、書くことに持ちこたえる力業を書く者に要求しているのだから、それを誰が持ちこたえよう」
あるいはまた、次のように。
「わたしたちは、句点を打った後で、日常に戻って来るとでもいうのか。それとも打ってしまった句点を境にして、むこう側へ、終わったはずの時間が逆流する時間錯誤の空間が広がるのを、少しずれた位置から読みかえし、読みかえすことの稀薄な空気の層のたなびきを、句点から句点の間の非日常として耐えてみせるのだろうか」
 
 
---
 
何度か読み返し理解しようとしたけど ??
 
 







世代は違えども、今はYouTube musicがある♪♪
記載のある音楽を流しながら、読み進めてみた。
 
 






 
新しい装丁Ver. 骨太な感じね。

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Y

2021-06-12 | 山川健一

 

山川健一
『パーク・アベニューの孤独』★★


続いてもう一冊
 
この作品は、1983年 角川書店より単行本として刊行された。
 
こっちはこっちで薬(ヤク)はコカイン・・(笑)
舞台は1980年の冬から81年の春にかけてのニューヨーク
 





---
 
 
 
 
 
 
「そうさ。人は誰でも、眠るために生きてるのさ。そして、眠っている時には、いろんなことを思い出してるんだ。歳をとると、起きたってぼんやりしてるだろう。このわしだってそうさ。年寄りには思い出すことがたくさんあるから、ああやってぼんやりしていられるんだ。そして、そいつがたっぷりたまると、永遠に眠っても大丈夫なくらい思い出がたまると、死んでゆく。まったく、うまくできているよ」
川本は、カウンターにグラスをおいた。冷え冷えとした、堅い音が響いた。音の余韻の中で、彼は考えた。それでは自分が眠れないのは、眠って思い出すに値する過去がたりないだろうか、と。しかし、そんなことがあり得るだろうか。
「だけど、ミスター、眠れないと、それこそいろんなことを思い出すんだぜ」
なだめるような口調で、爺さんは言う。
「それは、まだ昔のことが死んでいないからなんだ」
「死んでない?」
「うん。眠っている時に思い出すのは、みんな死んだ過去さ。だからこそ、起きている時には安心していられる。昔のことがまだ生きていて周りをのそのそ歩き回ったら、誰だって気が狂う。そうじゃないかな」
「わかる気がする」
「起きている時に思い出すものは、まだみんな生きているのさ」
「でも、だったらどうすりゃいいんだい」
デイヴ・ジェームスはピーナッツをいくるか手のひらの上に乗せると、口の中へ放りこんだ。口を動かしながら彼はしばらく考えていたが、結局こう言った。
「心配ない。自然に眠れるようになる。そういうものさ。どんな思い出も、やがて死ぬ」
川本は、腹立たしい気もちを押さえた。こんな爺さんの繰り言を本気で聞いても仕方がない、と思った。
 
 
 
 
 
 
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Y

2021-06-11 | 山川健一

 

 

山川健一
『さよならの挨拶を』★


エッセイ以外にも初期本を読んでみたくなった。
ただ手に入る本が少なく、希少本
 
時代背景は70年代
描写もそうだし、薬(ヤク)に溺れている主人公
その種類がシンナーとトルエン・・おいおいと苦笑
最先端の薬が今では化石 異様な場面に映って滑稽とも取れる。
 
若い女性に走る父親、昼間から酒浸りな母親、比較的まともな姉2人
そして思うがままに生きている自堕落な主人公
 
うーん昭和ですな!
ついつい『犬婿入り』と並行で読んでみた。
正直わたしはこっちの世界の方が読みやすかった(比べるのはどうかと思うけど(笑))
まぁ双方微妙だったけど、備忘録なので記載
 


--------(抜粋)
 


欺瞞という名の共犯意識だけが絆となった家庭の内で、幻の入口を求めて無軌道に、そして意志の赴くままに生きる少年の揺れる心理と生理とを詩情豊かに、静謐に、痛みそのものを謳いあげる青春文学の金字塔。
 


--------
 






---
 
 
それがどうしたって言うのよ。だからどうしろって言うのよ。あなたといると、本当に息がつまりそうだわ!
 
 
---
 
 
 





勢いづいて『パーク・アベニューの孤独』も読んでみる。
こちらはガラッと変わって80年代のニューヨークが舞台
備忘録は明日










レミーマルタン♪

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Y

2021-06-03 | 山川健一

 

 

山川健一
『僕のハッピー・デイズ』★★★★


お風呂本 再読の再読?
 
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山川健一『僕のハッピー・デイズ』★★★再読だけど途中の記憶がなく、、春樹との交流部分に驚き。山川さんに出逢って救われたことを思うと不思議な気...

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そろそろ違うエッセイも読みたいところ。
近々手元に届く予定
逆行したってよいじゃない?
 
小気味よいアニキ!のおしゃべりに耳を傾ける。
心地よくて気づくと元気になっていて、一っ走りしたくなる(バイクはないけどね(笑))
時代の熱を感じまくり、アツイ世界に入り浸ろう。



 

イージー・ゴーイング!
https://ameblo.jp/yamaken/




コロナ渦の影響もあり、
『ジャマイカの聖なるパレード』の描写が一気に広がり迫ってきた。
80年代のジャマイカ
仲が良かったご近所の男子を思い出す。
レゲエにハマってジャマイカに行ってレコーディングしてたな。
疎遠になっちゃったけど元気かな?
なんて感傷に浸ってみたり。


---
 
 
ダウンタウンから少し歩くと、そこはもう海だ。ココナッツの木があり、ブーゲンビリアが咲きみだれ、真夏の太陽がある。そして、カリブの透明な海が広がっている。陽気なジャマイカンの背後には、いつも明るい海がある。
 
 
カリブの海、ココナッツのジュース、アーモンドの木、ブルーマウンテン、ラム、ブーゲンビリア、人なつっこい笑顔、生き生きとした子供達 
そして、レゲエ・バイブレーション
 
 
---
 
 
 
やっぱり景気がよいというか、そんな時代のエッセイを読むと気持ちが明るくなる。
感染対策 外出自粛 在宅勤務 渡航禁止
映画の中の世界が現実に。
 
実家の両親には未だワクチン接種の通知が届いていないらしい。
地域格差
 
 
 
残業が続くと疲労が溜まる。
週末はゆっくり読書会の課題とグレート・ギャツビー
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



沼津からの富士山

 

 

 



会社帰りの暗い道
以前は「一杯飲んで帰りません?」
お酒の提供がないってホントやり切れない。


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Y

2017-02-12 | 山川健一

 



山川健一
『人生の約束』★★★


山川さんの小説
以前挫折したことがあった『ニュースキャスター』
やはり山川さんはエッセイが絶妙で小説に手が出ない。
今回は竹之内豊が表紙ってことで(コレさださんからのつながり?)

 

--------(抜粋)

 

IT企業のカリスマ経営者である祐馬。仕事に没頭する日々の中、かつての共同創業者であり親友の航平が、故郷で死んだことを知る。同じ頃、会社では不正取引が発覚し‥‥‥。何もかも失った祐馬が、友の愛した故郷、家族や仲間達のため選んだ道とは――人生は失くしてから気づくことばかり。
孤独の先にかけがえのない大切なものを見出す感動小説

 

--------

主人公のイメージは竹之内 うん ステキ

週末読書


---



最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である――
チャールズ・ダーウィンの言葉








人間の体のほとんどは水でできている。
水は空から降って来て、大地に染み込み、それを俺達が飲んでいる。水だけじゃない。地球上のあらゆる物質が巡り巡って俺達の体を作ってるんだ。われわれ自身が地球なのだ。
地球は宇宙で大きな星が爆発し、その欠片からできた。宇宙はわれわれの故郷で、だから星々や月を見ると懐かしいと感じるのだろう。葉から零れ落ちる一滴の水の中に宇宙があるという仏教の教えは、たとえ話ではなく、本当のことだったのだ。







「クラスの中で、私あなたがいちばん好き」
「ほんとに?」
「音楽のこともよく知っているし。こういう人は、女の子と寝る時はどうなんだろう、っていつも考えてた」







「今日は、もうお別れしましょう。ずっと二人でいると、私、また朝まで一緒にいたくなっちゃうもん」








「あんたのコンピューターで米が作れますか?魚は獲れますか?」
あの男は耳元で、そう囁いたのだ。








「ここじゃ、曳山を曳くことを『つながる』って言うのよ」








「ダーウィンの進化論、二ーチェの哲学、フロイトの精神分析か」
「それがキリスト教的な従来の価値観にピリオドを打ったのさ。神が支配する世界にピリオドを打ち、そのせいで人間は神の子供ではなく、ひどく孤独な存在になった」








窓の向こうの東京タワーが、発行する注射器のように見えた。








「生命が生命にとって生きやすい環境を作るように、ビジネスもビジネスにとって生きやすい環境を作るべきではないのかね?そういうこと、考えたことがあるか?」








「失くしてから気づくことばかりだな、人生は」








納得して、時が流れる――







---

抜粋して思った。
山川さんらしく会話が絶妙「らしさ」が多々ちりばめられている。





























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Y

2016-12-12 | 山川健一



山川健一
『僕のハッピー・デイズ』★★★

再読
だけど途中の記憶がなく、、
春樹との交流部分に驚き。
山川さんに出逢って救われたことを思うと不思議な気持ちに。

わたしのお気に入りの一冊は数年前に読んだ。
(過去青山ブックセンターで2冊お取り寄せしたぐらい)


バイクの箇所を読むとどうしても先日のことが浮かぶ。
ちょっとした失恋気分
でも既に気持ちは前向きなのが「オンナはこわい」ところね。
気持ちの重さはその衝撃にもよるけどどこかで「あ もしかしたら」
「相手に期待しない」そう強固なの。



アニキ~な一文よりこういった箇所も魅力

---



鳥達の声に耳をすませながら


僕らが呼吸し、歩き、汗を流しているこの大地に、鳥達の声が聞こえるというのはなんと素晴らしいことなのだろうと思う。鳥も、まだこの地上を見捨ててはおらず、したがってこの大地はわれわれ人間のものであると同時に鳥達のものでもあるのだとう想念は、しばしばぼくをほっとさせる。
輝く森、森の住人達、夜の空の星々。われわれは、そうした自然の神秘からさまざまな力を受けているのだという気がする。いつでも、彼らは言葉にならない言葉でわれわれに語りかけてくれているのではないか。耳をすませれば、それが聞こえるはずなのだ。
豊かな恵みを受け入れる用意、危険を察知する感覚、誰もが自然のある一部分にすぎないのだという事実。われわれの肉体の深いところに眠っているはずのさまざまな感覚と能力を、声は、呼びさましてくれる。



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そしてよく言ってるフレーズ

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「ロック」でありつづけるためには、いつだって「ロール」しつづけていなければならないのだ。



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ア ニ キ !

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それがどうしたの、だったらどうだっていうんだい、ぐらいの意味である。いろいろなシュチュエーションで、微笑みをうかべながら、心のなかでつぶやいてみるのだ。SO WHAT? あなたも、試してみるといい。いろいろなことが、スムーズに運ぶようになるだろう。結局、ぼくがこの本で書きたかったのは、そういうフィーリングだったのかもしれない。



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よい時代だった♪ http://tower.jp/item/512388/MIND-CRUISIN'

 

ふと停った シグナルで あなたを見かけた さよならのナンバー FMからは 聞こえてた ...


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Y

2015-03-19 | 山川健一



山川健一
『イージー・ゴーイング 頑張りたくないあなたへ』★★★★★

わたしの一番大切な本

今回も救われた。


手に取ったのは何年ぶり?

失恋の一つや二つや三つ(短期間に何やってるんだか。。)
それをなんなく過ぎてからの今回の大波。。
なんせお風呂で泣こうとしたからね「お風呂場で泣く女」
備忘録にない4年前


この本にいつどこで出逢ったのかは忘れてしまったけど、
青山ブックセンターで二冊注文して一冊をお友達にプレゼントした記憶はある。
その時「絶版」と言われ残りの貴重な在庫をお取り寄せした。
今は復刻してるのかな?


ありがとう山川さん。


何とか哀しみと仲良く?肩を並べて語り合い脱することが出来ました。

って言っても毎日深呼吸ばかりして平静を保とうと努力してるけどね。



27歳で一つの大波 転機
それから色々あったけど、、




























「最愛の人は一人しかいない」
「最愛の人を逃したら?」
「最愛の人は逃げない」

 勘違いも楽しいね。


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