Blue Blue Blue

1930年代のテキサスで銀行強盗の女が逃亡中に出会った少年を巻き込み、逃避行するアメリカ映画。

緊急事態宣言発令前に見てきました。

新型コロナウイルス感染予防の対策について｜新宿武蔵野館



「銀行強盗の男女が逃避行するアメリカ映画」と言えば、「俺たちに明日はない」が思い浮かびます。
実際、本作は「俺たちに明日はない」にインスパイアされたそうです。
「俺たちに明日はない」の舞台も1930年代のテキサスとのこと。

「俺たちに明日はない」は1967年製作。
自分が見たのは1990年頃だったでしょうか。
街並みや自然の景色、あらすじは似ている気がします。



「俺たちに明日はない」は最後2人が銃殺されたと記憶していますが、本作の結末は違います。

先日レビューした「アイ,トーニャ」同様、マーゴット・ロビーがプロデューサー兼女優。
本作はかなり妖艶です。



※「ドリームランド」より「俺たちに明日はない」を連呼してしまいました。

（新宿武蔵野館）


関連エントリ：
【株主優待】武蔵野興業：映画優待券（2020年9月分）
※映画割引優待券を利用し800円で鑑賞


監督：マイルズ・ジョリス＝ペイラフィット
出演：フィン・コール、マーゴット・ロビー、トラヴィス・フィメル、ケリー・コンドン

　　

『ドリームランド』公式サイト

関連エントリ：
アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒　BIRDS OF PREY

スキャンダル

死の谷間

マネー・ショート 華麗なる大逆転

フォーカス

ウルフ・オブ・ウォールストリート

日高屋の株主優待500円券を利用して、
「味噌ラーメン」をいただいてきました。



前回もらったサービス券を出して麺大盛無料。

オーソドックスな味噌ラーメンです。
ぶた肉、もやし、ニラ、にんじんなどの具がたくさんのっていますが、
メンマもトッピングしました。



料金は「味噌ラーメン」540円、「メンマ」130円、合計670円。
食後のお会計の際、株主優待の500円券を渡して差額の170円を支払い。
今回もPayPayで差額をスムーズに支払うことができました。



レシートと一緒にサービス券を受け取り。
次回利用します。

ごちそうさまでした。


関連エントリ：
【株主優待】ハイデイ日高：優待券（2020年8月分）

【株主優待】日高屋：半チャーハンセット（とんこつラーメン）(2021)

【株主優待】日高屋：酸辣きのこ湯麺(2021)

【株主優待】日高屋：バジル餃子セット(2021)

【株主優待】日高屋：レバ野菜炒め定食(2021)

4月1日、エイプリルフールに巻き起こる群像コメディ。

「嘘も方便」、「嘘から出たまこと」といったことわざを地で行く映画です。



メインは戸田恵梨香、松坂桃李のカップルの恋の行方ですが、
熟年カップル、同性カップル、離婚カップルとその娘など、
複数のストーリーが並行して進んでいきます。

それぞれの登場人物が絡み合ったりすれ違ったり、ほとんど絡まなかったり、
関係性が面白かったです。



2015年公開。
当時は見ませんでしたが、戸田恵梨香、松坂桃李結婚後のいまの方が、
興味深く見ることができた気がします。

浜辺美波も出演。
現在20歳とは思えない大人っぽい雰囲気ですが、当時は14歳。
しっかりした演技でしたが、さすがにいまよりは子供に見えました。



「日本映画専門チャンネル」で鑑賞。


監督：石川淳一
脚本：古沢良太
出演：戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、戸次重幸、宍戸美和公、大和田伸也
　　　寺島進、高橋努、浜辺美波、山口紗弥加、滝藤賢一、千葉真一、高嶋政伸、りりィ、岡田将生、
　　　生瀬勝久、小池栄子、千葉雅子、窪田正孝、矢野聖人、浦上晟周、木南晴夏、古田新太、富司純子、里見浩太朗

（日本映画専門チャンネル）

　　

エイプリルフールズ｜日本映画・邦画を見るなら日本映画専門チャンネル


関連エントリ：
劇場版コード・ブルー

蜜蜂と遠雷

不能犯

彼女がその名を知らない鳥たち

ヤ○4x-3●中

4月25日から3度目の緊急時宣言が発令されることとなり、
発令前最後の野球観戦となりました。



神宮球場では観客・スタッフとも感染症予防対策は十分にしております。

2021シーズン 東京ヤクルトスワローズ／明治神宮野球場 有観客試合開催方針について | 東京ヤクルトスワローズ

ヤクルト・山田がいつの間にかセ・リーグトップとなる8号2ランホームランで先制。
その後中日に木下ホームラン、ビシエドタイムリー、京田ホームランで逆転されますが、
9回裏2死1、3塁から23日の試合から出場している新外国人オスナが逆転サヨナラタイムリー。
接戦の好ゲームでした。

球場めしはバックスクリーン下の売店で「ぼっかけ焼きそば」（600円）を購入。
以前、同じ売店ではシンプルで安い塩焼きそばを売っていて時々食べていたのですが、
しばらく買わないうちに変わっていました。



牛すじやこんにゃくが思ったよりたくさん入っており、
焼きそばにも甘辛い味が染みていておいしかったです。



観衆：4,986人
試合時間：２時間57分

ニッカン式スコア ヤクルト対中日 - プロ野球 : 日刊スポーツ

関連エントリ：
脳に悪い7つの習慣

1994年、アメリカ女子フィギュアスケート界で実際に起きたスキャンダルを基にした映画。

リレハンメル・オリンピック直前に、トーニャ・ハーディングが、
自身より上位に来ることが多かったナンシー・ケリガンを襲撃した（仲間に襲撃させた？）事件。



アメリカのスポーツ界のスキャンダルなのに、当時日本でも連日報道されていた記憶があります。
本作はトーニャ・ハーディングの生い立ちから事件前後までのストーリー。

幼少期に母親から受けた虐待に近いスパルタ教育、
恋人からのDV、アクションシーンのような痴話ゲンカなどがありつつ、
気丈にふるまってスケートを続けるトーニャ・ハーディングを、
世間一般のイメージよりは好意的に描いています。



主演はマーゴット・ロビー。
製作側にも名を連ねています。
美しく強くて脆い役は彼女のはまり役の一つ。
スケートの練習もして臨んだそうです。
ただ全て彼女が滑り切った訳ではなく、プロスケーターとCGも使われているそう。


仲間の一人に、太っていて、短絡的で、見栄っ張りで、
あることないことなんでもしゃべってしまう男がいて、
どこかで見たことあるなと思って調べたら、
「リチャード・ジュエル」主演のポール・ウォルター・ハウザーでした。
「リチャード・ジュエル」と似たようなキャラクター。


「ザ・シネマ」で鑑賞。



監督：クレイグ・ギレスピー
出演：マーゴット・ロビー、セバスチャン・スタン、ジュリアンヌ・ニコルソン、ボビー・カナヴェイル、アリソン・ジャネイ、マッケナ・グレイス、ポール・ウォルター・ハウザー

（ザ・シネマ）

　　

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル||洋画専門チャンネル ザ・シネマ


関連エントリ：
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒　BIRDS OF PREY

スキャンダル

死の谷間

マネー・ショート 華麗なる大逆転

フォーカス

ウルフ・オブ・ウォールストリート

リチャード・ジュエル

「イスラエルがすごい」
熊谷徹著、新潮新書、2018年11月

NHKで8年間記者として働いた後、1990年からドイツでフリージャーナリストとして活動する著者ならではの視点で、
主に近年のイスラエルについてレポートした書籍。

イスラエルでは新型コロナウイルスのワクチン接種が進み新規感染者数が激減し、
屋外でのマスク着用が不要になった、というニュースを見て本書を思い出し、
読み返してみました。

イスラエルには
「テロや戦争が絶えない危険な国家」
「ハイテク国家」
両方の顔がありますが、本書では後者を中心に述べられており、
輸送機器やセキュリティの研究開発状況が具体的に記されています。

ただ「テロや戦争が絶えない危険な国家」であるからこそ軍事技術が発展し、
そこから輸送機器、セキュリティなどの技術も産まれてきて「ハイテク国家」になったともいえます。

事実、第2章「イノベーション大国への道」では、
イスラエル国防軍で電子諜報を担当する「8200部隊」の出身者が創業したベンチャー企業が
約1000社にのぼると推定とあります。

著者から見たイスラエル人の思考：
「失敗することを恐れてはならない。失敗は、むしろ良いことだ」
「他の国を頼りにしてはならない。自分の命は武力によって自分で守るしかない」
「相手を質問攻めにして、納得するまで相手を信用しない」

第3章ではイスラエルとドイツの関係、
第4章ではイスラエルと中国の関係
について、第二次世界大戦後を中心に触れています。

両国とも緊張関係の時期もありましたが、いまは技術・経済優先で関係を強化しているそうです。

アメリカとの関係、パレスチナをはじめとするアラブ諸国との関係についても数ページずつ触れています。
イスラエルの全体像を知るには、こちらの関係の方が重要に思えますが、
本書は「ハイテク国家」の方に焦点を当てたということでしょう。

最後の第5章はイスラエルと日本の関係。

日本がイスラエルとの関係構築に消極的な理由として
1.日本企業の「自社開発・調達主義」
2.アラブ産油国に対する忖度
3.治安に関する先入観
を挙げています。

自分もまあそうかなと思います。
3は先入観というより事実ではないでしょうか？



関連エントリ：

株主優待の550円券を利用して、「ほたてとあさりのちゃんぽん」をいただいてきました。

公式サイトより引用
----------
ほたての焼いた面はカリっと香ばしく、身はジューシーで甘みがあるのが特徴です。

あさりとバターの相性も抜群です！
野菜と貝類の旨味がスープに溶け込み、三重県産のあおさをトッピングすることで磯の香りも楽しめます。
----------



路面店のリンガーハットでは、自動券売機を導入しているお店が多いです。
優待券を利用するときは、自動券売機を利用せず店員さんに「優待券利用です」と伝え、
メニューを見せてもらいます。

レギュラーサイズにしました。890円。

株主優待券550円との差額340円を現金で支払います。



通常のちゃんぽんのスープは白濁色ですが、
「ほたてとあさりのちゃんぽん」のスープは透明度が高く、海鮮風味でした。

具材はほたて、あさり、あおさの他、
自分が見て食べた感じだと、
かまぼこ、ねぎ、たまねぎ、いんげん、にんじん、きくらげ、キャベツ、もやし、セロリ、はくさいなど。

ごちそうさまでした。



リンガーハット人気の春メニューが到来！「ほたてとあさりのちゃんぽん」「たまごとレタスの半チャーハン」 | 長崎ちゃんぽん リンガーハット

ほたてとあさりのちゃんぽん｜長崎ちゃんぽん リンガーハット

関連エントリ：
【株主優待】リンガーハット：食事ご優待券（2020年8月分）

【株主優待】リンガーハット：とくちゃんぽん麻婆茄子

【株主優待】リンガーハット：太めん皿うどん

「学ばない探偵たちの学園」
東川篤哉著、光文社文庫、2009年5月



最近のアイドルは詳しくないのですが、
光文社文庫が期間限定で日向坂46を起用した「日向坂文庫」というキャンペーンを行っており、
対象作品の一つに何作か読んだことがある作家の

東川篤哉「学ばない探偵たちの学園」

があったので、手にとって見ました。

著者の作品は短編集しか読んだことがなかったのですが、本書は長編。
ジャンルはいつもどおりユーモアミステリー。
タイトルどおり学園内で事件が発生します。

著者の作品の特徴として、自分の生活圏とそう遠くない東京の多摩地区を舞台にしているので、イメージが湧きやすいです。
本書の舞台は恋ヶ窪（「恋ヶ窪」自体にはあまりイメージが湧きませんが。。。）。

また登場人物の雑談に野球ネタが多いです。
さらに本作ではトリックの一つに野球の応援グッズが使われています。



ちなみにカバーの女性は濱岸ひよりさんだそうです。

西●1-7○ソ

日本で8年ぶりに登板した楽天・田中将大が、日本ハム・中田、石井にホームランを打たれ、
5回で降板するのをテレビで見届けてから、メットライフドームに向かいました。

観客・スタッフとも感染症予防対策は十分にしております。

ライオンズが取り組む新型コロナウイルス対策についてのお知らせ｜埼玉西武ライオンズ

試合の方はワンサイド。
西武は高橋礼央が苦手なうえに、山川、外崎、栗山といった主力を欠いており、反撃の糸口をつかめず。
この戦力で貯金3あるのが不思議なくらいです。

ナイトゲームが終わる21時前後には外のお店はどこも閉まっているので、
食事は球場内ショップで購入。
「プルコギ丼」にしました。



写真を撮らなかったので公式サイトより。800円。

9回表が終わったところで球場を後にしました。

所沢駅で「小江戸　LAST RUN」と書かれた電車が停まっていて、写真を撮っている人が何人かいたので自分も。



西武新宿駅に着くと、その電車が折り返しで停まっていたのでもう一枚。



レッドアロークラシックが2021年4月29日に定期運行を終了します(PDF)

観衆：9,461人
試合時間：２時間59分

ニッカン式スコア 西武対ソフトバンク - プロ野球 : 日刊スポーツ

関連エントリ：
脳に悪い7つの習慣

手紙を通じて一人の男性と姉妹、母娘が世代を越えて繋がる物語。

先日CS「日本映画専門チャンネル」で放送されていたのを鑑賞しました。

監督・脚本：岩井俊二、音楽：小林武史
という名前から既にお洒落な雰囲気が漂ってきて、
松たか子、広瀬すず、森七菜、神木隆之介、福山雅治ら美男美女が演じることで、
ファンタジックなラブストーリーに仕上がっています。



男性の方は、乙坂鏡史郎の高校時代を神木隆之介、
現在を福山雅治が演じているのでまだ分かりやすいですが、
女性の方は文章で説明するのが難しく、
映画館で見ていたら混乱しそうです。

手紙も最終的には読んでほしい人に届いているのですが、
途中書き手、読み手が複雑に入り組んでいて、見る側が頭を使います。



美男美女が演じる映画だから納得してしまいますが、
現実世界で同じシチュエーションになったら、
人の手紙を読んだ読まないでケンカになりそうです。

主役ではないせいか、福山雅治がいつもより抑えめの演技のように感じました。
エヴァンゲリオンの監督の庵野秀明が、本作では松たか子の夫役で出演。　



監督・脚本：岩井俊二
出演：松たか子、広瀬すず、庵野秀明、森七菜、豊川悦司、中山美穂、神木隆之介、福山雅治

（日本映画専門チャンネル）

　　

ラストレター｜日本映画・邦画を見るなら日本映画専門チャンネル


関連エントリ：
マチネの終わりに

万引き家族

三度目の殺人

そして父になる

「藤巻健史の「個人資産倍増」法」
藤巻健史著、講談社＋α文庫、2004年7月

最近書店で藤巻健史氏の新刊を見かけ、
時代が変わっても氏の言いたいことはそんなに変わらないだろうと思い、
自宅にある本を読み返してみました。

本書は2002年に単行本として出版され、2004年に文庫本が出版されました。
Amazonで探してみましたが、いまではほぼ取扱いがありませんでした。

単行本出版から6年後、文庫本出版から4年後の2008年リーマンショックは読み切れなかったようです。

氏のユーモアを交えた説明は本で読んでもおもしろいですが、
講演はさらにおもしろいです。
「ハイパーインフレ説」は漫談を聞いているようです。
幸いハイパーインフレは起きておらず、氏も執筆を続けています。

本書では第1章から第5章までの情報・知識を前提に、
第6章の「資産運用の大原則13ヵ条」を定めています。

第１条　ターニングポイントを見極める
第２条　強い国のリスク資産に注目する
第３条　自分への投資だと思って外貨資産を買う
第４条　長い目で見ればインフレは必ず来ると認識する
第５条　少子高齢化を勘違いしない
第６条　休むも見識なり
第７条　自分なりのロジックを組み立てる
第８条　個人的リスクコントロールシステムの築き方
第９条　個人投資家はマーケットリスクのみを取れ
第10条　仕組みが簡単な商品ほどよい
第11条　景気の大きな方向性を当てる
第12条　相場の小さな綾で儲けようとしない
第13条　多少の損失を被っても勉強代と思うことが肝心

最後に個人投資家の投資の始め方として、要約すると、
外貨建てMMFからスタートし、インデックスファンドの購入することを勧めています。

自分も本書を読んでか、複数の投資家の意見を取り入れてかは忘れましたが、
投資を始め立ての頃は外貨建てMMFを購入していて、
インデックスファンドはいまだに購入・保有しています。

日高屋の株主優待500円券を利用して、
「半チャーハンセット（とんこつラーメン）」をいただいてきました。



サービス券を出し忘れてしまい、麺は普通の量。



とんこつラーメンにはチャーシュー、メンマ、のりなどがのっていますが、
少し寂しいので追加でネギをトッピング。



料金は「半チャーハンセット（とんこつラーメン）」700円、「ネギ」120円、合計820円。
食後のお会計の際、株主優待の500円券を渡して差額の320円を支払い。
この日は吉祥寺の店舗を利用しましたが、PayPayで差額をスムーズに支払うことができました。



レシートと一緒にサービス券を受け取り。
次回は忘れずに利用します。

ごちそうさまでした。


関連エントリ：
【株主優待】ハイデイ日高：優待券（2020年8月分）

【株主優待】日高屋：酸辣きのこ湯麺(2021)

【株主優待】日高屋：バジル餃子セット(2021)

【株主優待】日高屋：レバ野菜炒め定食(2021)

綾野剛演じる青年がヤクザとして生き、使命を果たすまでの悲哀を描いた作品。

2021年1月29日公開ですが、4月からキネカ大森での上映が始まりましたので見てきました。



グロテスクかつシリアスな作風がなおさら、
ヤクザは怖いし、なっちゃいけないなあというのを感じさせます。

そういう意味では先日鑑賞した役所広司主演
「すばらしき世界」と通じるものはあるのですが、
あちらは一匹狼、こちらは組織・家族の一員と属性が異なっており、
それが行動の違いにも表れます。

3つの時代からなる物語です。

1999年＝グレている程度だった未成年の時代

2005年＝ヤクザの世界にどっぷり浸かっていた時代

2019年＝懲役刑を受けて出所し、ヤクザが生活しづらくなった時代であり、
過去の経歴がSNSで広まってしまうおそれがある時代

綾野剛は先日「ドクター・デス」では刑事役、本作ではヤクザ役。
闇金もやってましたし、芸風が幅広いです。



尾野真千子もいろいろ演じていますが、自分が見た作品は幸薄い役が多いです。

北村有起哉は「すばらしき世界」にも出演。
あちらでは役所の職員役。本作ではヤクザ役。
雰囲気が全然違います。

市川隼人は最近脇役として存在感を発揮しています。



（キネカ大森）


関連エントリ：


すばらしき世界

【綾野剛出演作品】
ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-

闇金ウシジマくん　ザ・ファイナル

闇金ウシジマくん Part3

白ゆき姫殺人事件

へルタースケルター

【尾野真千子出演作品】
影踏み

ミュージアム

後妻業の女

ニシノユキヒコの恋と冒険

そして父になる

謝罪の王様


監督・脚本：藤井道人
出演：綾野剛、尾野真千子、北村有起哉、市原隼人、磯村勇斗、菅田俊、康すおん、二ノ宮隆太郎、駿河太郎、岩松了、豊原功補、寺島しのぶ、舘ひろし、小宮山莉渚

　　

映画『ヤクザと家族 The Family』| 大ヒット上映中

「不格好経営」
南場智子著、日本経済新聞出版社、2013年6月


ネットオークションやゲームに興味がない自分は、DeNAという会社に対して、
「マッキンゼー出身の女性社長が立ち上げた、ときどき悪さをするネット企業」
程度の認識しかありませんでした。

2011年12月、横浜ベイスターズを買収しプロ野球に参入したことで俄然関心を抱き、本書を購読しました。

プロ野球参入により、DeNAという会社を知ったり興味を持ったりした人も多いでしょうから、
それだけでも球団買収は会社にとって大きなメリットだったと言えます。

本書では1999年にDeNAを立ち上げてから本書が出版された2013年までのトピックが中心です。
生い立ちからマッキンゼー時代についても一つの章を割いています。

所々に南場氏のポリシーが書かれています。

■苦しいときに意識するふたつのこと（まえがき）
1.とんでもない苦境ほど、素晴らしい立ち直り方を魅せる格好のステージだと思って張り切る
2.必ず後から振り返って、あれがあってよかったね、と言える大きなプラスアルファの拾い物をしようと考える

■採用した人材へのアドバイス（第7章　人と組織）
・何でも3点にまとめようと頑張らない。物事が3つにまとまる必然性はない
・重要情報はアタッシュケースではなくアタマに突っ込む
・自明なことを図にしない
・人の評価を語りながら酒を飲まない
・ミーティングに遅刻しない

■第7章　人と組織　その他のフレーズ
・誰か言ったかではなく何を言ったか
・管理職かメンバーのひとりかというのは、上下関係ではなく役割の違い
・会社での立場が人間の上下関係ではない

また、「（人を信じて）任せる」という言葉が何度も出てきますし、
女性として働くことについての考えも述べています。

ほぼすべて共感でき、尊敬できる方だと思いました。
時々問題のあるビジネスを立ち上げることもありますが、
南場氏のDNAが引き継がれていれば、また立ち直ることができるのではないかと感じました。

「DeNA Quality」も記載されていますが、見直されているようで、
いまDeNAのサイトに載っているものとは文言が異なります。
https://dena.com/jp/company/policy/

創業当時は睡眠時間が1日1時間（しかも移動中のみ）だったり、
会社に泊まり込んだなどというハードワークのエピソードが出てきて、
それでも開発完了の日にプログラムのコードが1行も書かれていなかったなどの失敗もあったそうです。
また、本書の登場人物の1人は40代、1人は50代で亡くなられています。
自分には到底真似できません。


・立ち上げメンバーを口説くときに、板倉雄一郎著「社長失格」を渡した

・マッキンゼー時代の上司は大前研一氏

・プロ野球参入は元会長の春田真氏

などのエピソードがあり、それぞれの書籍が家にありますので、
おいおい読み直してみます。

香取慎吾がギャンブル依存症の役を演じた作品。

うまく行かないからギャンブルにはまるのか。
ギャンブルにはまるからうまく行かないのか。

川崎で印刷会社に勤める傍ら、競輪にのめり込んでいた主人公・郁男は、
印刷会社をリストラで解雇され、恋人の故郷・石巻で新たに生活を始めます。

しかし、恋人と口論した夜に恋人が何者かに殺害され、
恋人の娘に愛想を尽かされ、会社をまたしても解雇され、
借金を清算するためにお世話になった人たちから金を借り、
それでもなおギャンブルで負け続けます。

さらには会社、スナック、賭博場、お祭りで暴力沙汰。

そんな中救いの手を差し伸べてくれる人がいて、その人の下で働き始めます。

直後に恋人殺害容疑で捕まった犯人がまさかの人物。

そこで話が終わるかと思いきや、さらにもうひと悶着。

先日の日本アカデミー賞で草彅剛が最優秀主演男優賞を受賞しましたが、
本作の香取慎吾も好演しております。



恒松佑里は、同世代の20代前半の若手女優がひしめく中、
主要キャストでの映画出演本数はトップクラスではないでしょうか。

「日本映画専門チャンネル」で鑑賞。



監督：白石和彌
脚本：加藤正人
出演：香取慎吾、恒松祐里、西田尚美、吉澤健、音尾琢真、リリー・フランキー

（日本映画専門チャンネル）

　　

凪待ち＜PG-12＞｜日本映画・邦画を見るなら日本映画専門チャンネル

関連エントリ：
アイネクライネナハトムジーク

酔うと化け物になる父がつらい

殺さない彼と死なない彼女