専業主婦の梨花が銀行で働き始め、若い男に貢ぎ、横領する話。
原作は角田光代の同名小説。
紙の月(書籍)
原作では学生時代の同級生、元彼、料理教室の友人などの視点から描くことで、
梨花の人物像がより明確になりますが、映画ではそれらのシーンはありません。
そこは本作で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した宮沢りえの演技力でカバー。
一方で銀行内の同僚が横領を手助けしたり調査したりする映画オリジナルのシーンがあり、
リアリティが増した印象。
池松壮亮のヒモっぷりもなかなかでした。
2014年公開。
映画館での鑑賞機会は逃し、「日本映画専門チャンネル」で見ました。
監督:吉田大八
脚本:早船歌江子
原作:角田光代
出演:宮沢りえ、池松壮亮、大島優子、小林聡美、田辺誠一、近藤芳正、石橋蓮司、平祐奈
(日本映画専門チャンネル)
紙の月|松竹WEB SITE
紙の月<PG-12>|日本映画・邦画を見るなら日本映画専門チャンネル