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日経ビジネス 徹底予測2021

2021-01-03 15:30:00 | 読書


「日経ビジネス 徹底予測2021」
日経BP、2020年12月

例年年末に、日経ビジネスか週刊東洋経済の翌年の予測を買って、
翌年はどんな世の中になりそうか、ぼんやりと考えます。

今年(昨年末)は日経ビジネスを買いました。

巻頭 世界の4賢人インタビュー
PART1 10大トピックス&スケジュール
PART2 主要30業種予測
PART3 新時代テクノロジー
PART4 アフターコロナの世界をとう生きる?
PART5 日本への提言

の構成。

「世界の4賢人」の1人に榊原英資氏がいて、
氏の華々しい実績は存じ上げておりますが、
「世界の4賢人」にノミネートされるほどの方でしたっけ?
と心の中で軽くツッコミつつ、深く気にせず読み進めます。

PART1 10大トピックス
は宇宙、国際政治からオリンピック、ゲーム、カップヌードルまでさまざま。

PART2 主要30業種予測
は新型コロナの影響がプラスかマイナスかにほぼ集約され、
やはりマイナスの業種の方が多いです。

PART3 新時代テクノロジー
では、電車の混雑予測の基となる乗客数を、
総重量から計算するというのをはじめて知りました。

自分にとっては、
PART4 アフターコロナの世界をとう生きる?
が最も参考になりました。

PART4の最初のテーマが「所得崩壊」。
心の準備をしておかなくては。

・富士通働き方改革
  原則在宅勤務、オフィス面積半減、通勤定期代支給停止とは思い切りました。

・ユニリーバ、ヤフー副業人材受け入れ
  社員の副業を解禁する企業の話は最近よく見かけるようになりましたが、
  それだけだと体のいいリストラでは?と感じていました。
  受け入れる企業が出てきたことは朗報です。

・コカ・コーラ、湖池屋、サッポロ、キリンなどの事例
  いずれも自分が株取引をしている会社です。
  湖池屋、キリンは株価に反映されていますが、
  コカ・コーラ、サッポロは株価になかなか反映されません。
  湖池屋株は売却しました。

・手元資金が豊富な企業
  本書では良い企業の条件として取り上げられていますが、
  少し前までは内部留保はマスコミの批判の的でした。
  マスコミを敵視する訳ではないですが、流されてはいけません。

PART5 日本への提言
ファーストリテイリング会長兼社長 柳井正氏
ネットライフ創業者 出口治朗氏
へのインタビュー

ユニクロは利用しますが、一部従業員の過労の問題は収まったのでしょうか。
本書でも聞き手の質問に対してはぐらかしている印象を持ちました。

出口氏は大人も勉強しろと言っています。
そうします。



本書を読んでいる合間にいただいた、
新宿・流川の特製醤油中華そば(税込1,000円)。




コメント (2)
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