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本能寺の変 431年目の真実

2020-09-12 08:30:00 | 読書


「本能寺の変 431年目の真実」
明智憲三郎著、文芸社文庫、2013年12月

2020年大河ドラマの主人公が明智光秀ということで、
「本能寺の変 431年目の真実」を読み返してみました。

帯に「光秀の末裔がついに明かす衝撃の事実!」とありますが、
光秀が本能寺を急襲して織田信長を討ち、山崎の合戦で豊臣秀吉に敗れたことは
著者も史実として認めています。

光秀が信長に恨みを持って、単独で謀反を企て、偶然信長討ちに成功した、
と語り継がれるのが、末裔としては我慢ならなかったようです。

著者が名付けた「歴史捜査」の執念には恐れ入りますが、
そのまま鵜呑みにできない気もします。
信長・秀吉・徳川家康それぞれの末裔にも話を聞いてみたいところです。

ただ、「勝者が自分に都合のよい話を作った」と主張するのは確かにその通りで、
現代の犯罪でも亡くなった人に全ての責任を負わせるのはよくあることです。

コメント (4)
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