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ナオミとカナコ

2020-08-28 22:30:00 | 読書


「ナオミとカナコ」
奥田英朗著、幻冬舎文庫、2017年4月

珍しくドラマを見た後に原作本を買いました。

「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那。」
と帯にあるとおり、OLが夫のDVに悩む親友と夫殺しを計画する物語。

ドラマは2016年1~3月期にフジテレビで放送。

主なキャストは

直美:広末涼子
加奈子:内田有紀
達郎:佐藤隆太
朱美:高畑淳子

で、最後出国手続きを済ませて通路を颯爽と歩く直美と加奈子の後ろを
大勢の警察が追いかけるシーンで終わりました。

逃げ切るのか捕まるのか、解釈は視聴者に委ねられた形で、
3:7くらいで捕まりそうな雰囲気でした。

原作だとどう終わるのかがいちばん気になったのですが、
やはり最後は読者に委ねられた形で、こちらは7:3くらいで逃げ切れたのかな、
と思わせる描き方でした。

あらすじを知ったうえで読んでも、展開がスリリングでおもしろかったです。

直美と加奈子が達郎殺害を計画するシーン。
達郎がいなくなって羽を伸ばしつつも疑いをかけられるシーン。
警察から取り調べを受けたり、逃亡を図るるシーン。

直美のセリフは広末涼子、加奈子のセリフは内田有紀、
朱美(中国人)のセリフはカタコトの高畑淳子の声で脳内再生されました。


コメント
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