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テルアビブ・オン・ファイア

2019-12-28 22:28:00 | 映画鑑賞




1967年、第三次中東戦争の時代を舞台にしたパレスチナの人気ドラマ「テルアビブ・オン・ファイア」。
その制作現場で働くエルサレム在住のパレスチナ人の青年が、検問所の軍人や制作陣の間で板挟みになりながら、ドラマを仕上げていく映画。

ルクセンブルク・フランス・イスラエル・ベルギー合作。

昨年見たイスラエル映画「運命は踊る」はドイツ・フランス・スイスとの合作。
日本で公開されるイスラエル映画がたまたまヨーロッパの複数国との合作なのかもしれませんが、
複雑な国際情勢が垣間見えます。

「運命は踊る」は重く静かな印象でしたが、本作は軽い感じ。
それでも軍人が絡むので緊張感のあるシーンもあります。

映画の結末は、青年が自分より立場の強い人たちに意見されて、苦悩の末に仕上げたドラマの結末。
日本の作品ではなかなか考えられない結末で、じわじわと笑えてきます。

公式サイトに「紛争なし! 爆撃なし! 笑いあり!」とありますが、まさにその通りの作品。


(ヒューマントラストシネマ渋谷)

関連エントリ:
運命は踊る

【株主優待】東京テアトル:映画招待券(2019年3月末分)


監督:サメフ・ゾアビ
キャスト:カイス・ナシェフ、ルブナ・アザバル、ヤニブ・ビトン

  

映画『テルアビブ・オン・ファイア』公式サイト
コメント (2)
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