相 絵一の偽画工坊

気まぐれ映画絵日記

男が女を愛する時 When a Man Loves a Women

2021年12月29日 | 音楽

亜北斎「1966年 ソウルシンガー、

    パーシー・スレッジ の大ヒット曲

    男が女を愛する時 When a Man Loves a Woman.

    歌詞は 愛した女にもうメロメロ、ベタ惚れで恥ずかしいくらい。

    お気に入りは、  ウエス・モンゴメリーの 

    ビートルズの名曲を題した ア・デイ・イン・ザ・ライフで  

    聴いた時の感動は鳥肌もんやった。

           ルイス・ヴァン・ダイクの When a Man Loves a Woman.も

    うれしかったな。」

写楽斉「日本でも 1974年 新宿のジャズが熱かったころ 

    TBMが録音した ソウルフルなベーシスト 水橋孝の 

    When a Man Loves a Woman  大友義雄のアルトが泣かせる。

    ええもん残してくれた。

    映画は アンディ・ガルシアとメグ・ライアンの 男が女を愛する時

    もひとつ ベット・ミドラーがジャニス・ジョプリンを演じた 

               映画 ローズ で歌いあげる When a Man Loves a Woman

    好きやな、タイトルがええ。男が女を愛する時は漠然とわかっても、

    女が男を愛する時 を知りたいもんや。男には永遠の課題や。

     

亜北斎「そやな 女が男を愛する時はわからんけど、

    男が女を愛する時は ようけあったな。

    あんたは そん時がずっと続いとって 羨ましい。

    ところで あんたがジャズを好きになった時は、きっかけは。

    わては 10代後半 田舎の生活環境の居心地が悪うて

    飛び出した先が ジャズ喫茶。暗くて 狭くて ひとりで 

    大音量の中 本を読みながら コーヒーとタバコ。 

    至福の時いうんか、自分の居場所を見つけた、ええ世界やった。」

写楽斉「似たような人が ようけおるやろ。

    わては悪い奴のたまり場が楽しかったな。

    そんで ここは北国。雪が降ってきた。積もってきた。

    雪を見るとこのレコードジャケットを 哀しく思い出す。

    レイ・ブライアントの スロー・フレイト。」

     

亜北斎「最後に おなじみの 増え続けるコロナウイルス感染者数。

    ヨーロッパの正月は どないになってまうんやろ。

       

     みなさんには 来年は、 

    人生が おいしゅうなれ、おいしゅうなれ。と 

    おまじないして。  よいお年を、 ほな。 」

 

 

    

 

        

 

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帰ってくれたらうれしいわ You'd Be So Nice To Come Home To

2021年12月22日 | 音楽

亜北斎「今更の話で申し訳ないんやけど。

    ヘレン・メリルの You'd  Be  So  Nice  To  Come  Home  To.

         帰ってくれたらうれしいわ。大橋巨泉の名訳・迷訳で有名な話。

    戦時中 帰還する兵士が、無事に家に帰ったら

    愛しいあんたがいてくれたら うれしい。という感じの歌。

    それを、女性のほうからの言葉で、帰ってくれたらうれしいわ。

    と訳してしもた。みたいなことらしい。」

写楽斉「ニューヨークのため息の歌手やろ。

     

    いまは、ニューヨークどころか ロンドンも、ため息、

    世界中で コロナでため息だらけや。

    オミクロンの次には、シグマが待ちかまえとるんか。

    いつまで続くんやろ。クリスマスも 苦しみますで 

    年が明けたら 明るくなるんか。」

      

亜北斎「ため息で マスクが息苦しい。ため息で 窓も曇るし外が見えん。

    明るい材料はないんか。

    マスクのいらん世界が 帰ってくれたらうれしいわ。

    亡くした命は返らへん、出した金は還らへん。

    日本以外で急増する コロナウイルス感染者数。」

     

    

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いつか王子様が Someday my Prince Welcome.

2021年12月15日 | 音楽

亜北斎「突然やけど マイルス・デイビスの 

    いつか王子様が Someday  my  Prince Welcome.  

    マイルスは イントロがええ、アレンジがええ、音がええ。

    緊張感がたまらん。イヤイヤ すべてがかっこええ。

    マイルスは王子様でも帝王でもなくジャズの神様や。

    マイルスを聴け!!、や。」

      

写楽斉「この曲 元はと言えばディズニー映画の童話 白雪姫。

    白雪姫というからには冬の雪の中のお姫様か思たら 

    雪のように白いお姫様やったと思い出した。

    白雪姫は毒リンゴを食らい、わては毒あるジャズを喰らい

    快感の中毒に。満足満足や」。

      

亜北斎「いつか王子様が迎えに来ると 待っといて、

    すぐに来る人と 待っても待っても来ん人と。

    やっと来たら疫病神。いつか は都合のええ言葉やな。

    いつか ということは 今度なとか そのうち といっしょや。

    わてのいつかは、いつか閻魔さんがと、待っとるだけや」。

写楽斉「ついでながら 同じマイルスの 天国への七つの階段  

    Seven  Steps  to  Heaven. わては天国への 

    七段めの階段に足をかけとるけど 足踏み外して

    地獄へ真っ逆さまちゅうこともありえる。何があるか わからん。

    またまた ついでながら 毎週のコロナウイルス感染者数。

    まったく オミクロンも雲をつかむような わからん奴っちゃ。

      

                      ほな さいなら。」

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コートにすみれを Violets for Your Furs

2021年12月08日 | 音楽

亜北斎「寒うなってきたな。確か去年の今日も 12月8日やった。

    80年前 戦争が始まった日、

    40年前ジョン・レノンが殺された日。」

写楽斉「この季節 雪の中 毛皮のコートに身を包んだうら若きご婦人の胸に

    春のすみれをプレゼント、と洒落た恋の歌。

    コルトレーンの Violets  for  Your  Furs. コートにすみれを。

             

    1941年 マット・デニスが書いたこの曲を

    1957年 コルトレーンが録音。それを今 

    時空を超えて山形の片隅で聴いとる。」

亜北斎「コルトレーンのすみれは枯れてへん。

    訳も粋やな。コートにすみれを欧米人と違うて 

    日本人にこんな洒落た感覚ないな。関西人にはでけんやろ。」

写楽斉「このコルトレーンがたまらん。歌はジョニー・ハートマン。

   最近な 音楽関係のドキュメンタリー映画が多くてうれしいんやけど。

    このコルトレーンも見たいのに 山形での公開はないんや。 

    チ ト サ ミ ス イ。」

亜北斎「コロナウイルス感染者数。

    * コロナ通 尾身苦論 出番なし

    * 感染者 0ミクロン 小さめで  」

      

 

   

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この素晴らしき世界 What a Wonderful World

2021年12月01日 | 音楽

亜北斎「NHK 朝ドラ Come  Come Everybody. 

    サッチモ、ルイ・アームストロングの ルイ から 

    るい と名付けられた安子の娘。時代的に 敵性語として 

    ルイ とは出来ず るい とひらがなに。」

写楽斉「その戦中から二十数年後 68年、ベトナム反戦、黒人差別、

    ウーマンリブ、ヒッピー、フラワーパワーに揺れたアメリカに、

    この先に 素晴らしい世界が待ってると歌いあげた 

    サッチモの What  a  Wonderful  World. 

       

    歴史というか 時代の流れやな」。

亜北斎「それより以前 60年にヒットした 似たようなタイトルで 

    サム・クックの Wonderful  World. がある。

    映画 ハリソン・フォードの アーミッシュを舞台にする 

    目撃者、ジョン・ブック。納屋の中で ラジオから流れる

    Wonderful  World. にあわせて レイチェルと歌い踊るシーン。

        

    この歌は サッチモと違って 勉強は出けんけど愛さえあれば 

    という ほのぼのとして、ちと意味深なラブソングや。」

写楽斉「この 素晴らしき世界な、世界中には 

    この世とは思えん素晴らしい景色、絶景がいっぱいや。

    人間が創り出す 素晴らしい音楽に、素晴らしい映画、

    素晴らしい文化、芸術が。

    そやのに、同じ人間のやる政治、経済、宗教の世界は 

    醜い欲が渦巻いて、にっちも さっちも どもならん。 

    素晴らしい世界どこやない。情けのうなるな。」

亜北斎「そんで、コロナウイルス感染者。

    南アフリカから オミクロンという新種が、悪魔が忍び寄ってくる。

    心配、不安の種がつきん。みなさん 気抜かんと。」

      

 

 

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