「おながわ海中漫歩」 ちょっと海へ

宮城の海に潜って40年以上、最新の女川湾の情報をお知らせします。
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2020年1月14日(火)藻場回復活動 in 女川町指ヶ浜

2020-01-15 10:38:40 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:くもり

海況:南よりの風 凪

気温:3~7℃ 水温:8.8~9.7℃

透明度:5~7m

 転石帯にアカモクが着生し成長(20~50cm)

 今日は、アリエルチームと藻場回復活動で指ヶ浜で潜ってきました。

 水温は10℃を切り9℃前後まで下がってきた為、藻場回復海域には、アカモクが着生し成長を続けていた。このまま成長すると3月から4月頃には、5mを超え水面近くまで達する。また、近くの海域で種付けしたロープのマコンブも50cm以上成長し、磯焼けした岩礁帯や転石帯に着生が期待できる。

2本目はホヤシキ根で、クチバシカジカの抱卵を探したが、残念ながら発見できなかった。

 イセエビの幼体は指ヶ浜でも観察された

 キタマクラは水温が下がって動けない個体が多い

 


2020年1月12日(日) 今日の竹浦

2020-01-13 08:29:01 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:くもり

海況:北西の風 凪

気温:4~7℃ 水温:10.5~10.7℃

透明度:5~6m

 フサギンポの抱卵(グロット) 卵の中に稚魚の眼が・・・

 今日は、アリエルチームの初潜りに便乗して竹浦のグロットとアゴ島で潜ってきました。

水温は例年より0.5~1.0℃高めで推移し、まだ10℃台を保っている。この時期の楽しみは、なんといってもクチバシカジカの抱卵だが、今年はまだ見つかっていない。しかし、フサギンポの抱卵は5~6ヵ所ほど確認され、また、ダンゴウオも数多く観察できる。

 一方、先日発見したカエルアンコウは見つかず、他の季節来遊魚たちもほとんど見かけることができなくなった。

 肌のきれいなマボヤの上にダンゴウオが多い

 最近ミズガイも多く観られる


2020年1月6日(月) カエルアンコウ 探したが!!・・・・ in 竹浦

2020-01-06 20:42:29 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

天気:晴れ

海況:西よりの風 やや強く  風波あり

気温:4~8℃ 水温:10.3~10.7℃

透明度:5~6m

 ダンゴウオ(弁天島)

 今日は、4日に初観察したカエルアンコウを探しにグロットと弁天島で潜ってきました。

 SHOPのスタッフ 4名で、先日観察された場所の水深16m~20mの砂礫帯や岩礁帯を約30~40分ほど探したが、残念ながら見つけることができなかった。しかし、まだチャンスがあるので、12日(日)に再度探しに行きます。

 その他、久しぶりに弁天島周辺でクチバシカジカの抱卵を探したが、これも空振りに終わった。

 


2020年1月4日(土)初潜りで カエルアンコウ 発見 in 竹浦

2020-01-04 20:42:42 | おながわ海中漫歩「ちょっと海へ」

 天気:晴れ

海況:西よりの風  凪

気温:3~6℃ 水温:10.7~11.0℃

透明度:3~4m

 女川湾で初観察のカエルアンコウ(体長 6cm) グロット

 今日は、初潜りで竹浦のアゴ島とグロットで潜ってきました。

 天気も良く穏やかな海況の中、1本目は先日発見したサイトクビレを探しにアゴ島で潜って見たが、残念ながら発見できなかった。

 2本目は、グロットでクチバシカジカの抱卵を参加した5名ダイバーで手分けして探したが、これも発見できなかった。

 しかし、グロットの水深16m付近で女川湾で初めてカエルアンコウを発見した。カエルアンコウの仲間は、伊豆地方などで観察され、ダイバーに大変人気のある魚種だが、ここ竹浦で会えるとは、夢にも思わなかった。現在の水温は、10℃台となり季節来遊魚にとっては非常に厳しい環境になっている。

 カエルアンコウの顔

 その他、ダンゴウオ、クチバシカジカ、ババガレイ、フサギンポの抱卵、クジメの抱卵などと、マボヤの放精放卵が観察できた。

 マボヤの放精・放卵 (グロット)

 放出したマボヤの卵

 初観察のカエルアンコウを再度観察するため、1月6日(月)に竹浦に行きます。