jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

新緑のブラ・ドライブ ・・・・・Impression of Audi A3 Signature Edition(2)AUTOライト &デイタイムランニングライト

2024-06-04 | 

 

納車後、暫くするとナビ画面がフリーズする症状が現れた。ディラーに連絡すると↓の画面の電源マークを長押しして再起動してください、との事。2、3日はそれで凌ぐ事ができたが、それも効かなくなった。ディラーに出掛けプログラムの書き換えで治ったけれど、不信感が ・・・・・。一応、プレミアム・カーとしてそれなりに認知されているAudiにしては、お粗末だなぁ、と。ひょっとして下位グレード(A3)だからなのか?

また、最近の車の特性に慣れるより仕方がないけれど、例えば、AUTOライトとデイタイムランニングライト・システムの不可解な作動に戸惑った。2020年の保安基準の改訂でどちらも自動で強制的に点灯され、ドライバーによる手動解除が出来なくなっている。意図しない時、想定外に点灯したり、消灯もままならないとなると誰だって頭が混乱します。未だにヘッドライト、デイタイムランニングライト、スモールランプ等々の相互関連性がしっかり整理できていない。だってデイタイムランニングライトはヘッドライトが点灯したら消えると思ったら夜もずっと点いているよ(笑)。また、エンジンを切っていてもスタート釦がONの場合、AUTOライトとデイタイムランニングライトのシステムは作動するので、夕方など点灯に気付かないリスク(バッテリー放電)がある。各車メーカー、それぞれアプローチが異なるので、強制の自動は結構、めんどくさいです。

 

さぁ、明るい話に移りましょう。新緑の季節になりました。ぶらっと、猿投グリーン・ロードを枝下インターで降りて矢作川上流へ。

廃線になった名鉄三河線の三河広瀬駅です。まだ、現役の様に小綺麗に整備されたプラット・ホームが残っており、まるで列車がもう直ぐ到着しそうですね。そのワケはこのプラットホームが国指定文化財に指定されているからなんですよ。鉄道マニアだけではなく四季折々の趣きが楽しめ、写真愛好家にも人気があるそうです。うん、分かります。特に冬、雪化粧したこの廃線駅の寂寥感など想像しただけでもゾクッとします。駅前に味のある旅館まで用意万端、整い、駅舎も現役バリバリの感じですね。時々、売店が開かれているようです。

 

 

 

上流に向かい、足助への案内表示が出たのでそちらへ橋を渡ります。新緑が眩しいです。水量はそこそこありますね。中央、やや左に釣り人の姿が小さく見えます。

足助に着きました。秋の紅葉シーズンの香嵐渓(直ぐ左手)とは対照的に、今日の旧街道沿いの元宿場町は動くもの、音がするもの、何一つない「沈黙の町」でした。でも、そこが頗る良い。

 

 

 

郊外、自動車道を約100キロ走り、燃費計は14.7㎞でした。もう少し良い数値を期待したのですが ・・・・・


音(音楽)は観るもの ・・・・・ SHURE M75EM TYPE2

2024-05-29 | お遊びオーディオ

 

ダメもとで買い取ったM75EM2(SHUREカタログではM75E2)、想定外の好反応を得たので、早速、更なるUP策を。遊んでいるものの中から相性がいい組み合わせを選び、シェルはアントレー、リード線はオルトフォンに落着きました。

高純度アルミ削り出しのES-12+PC-Triple CのLW-3Cです。

 

スタイラスは純正の楕円針ではなく、JICO針に交換されており、モデルNo.は不明です。ですが、予測を遥かに上回るイイ音なんです。最初の組み合わせの段階で、上も下もスッキリ伸びた明快な音でしたが、高域に伸びるに従いやや薄くなっていました。新しい組み合わせではそこがしっかり改善され明晰な音になった。これでM75シリーズは4タイプになりましたが、下から二番目のグレードなのに全て「当たり」です。SHUREがMMカートリッジの雄と言われる所以です。また、通の間ではSHUREは下のグレードに行くほど音が良いとか、「釣りはフナに始まりフナに終わる」の格言のように「M44Gに始まって、終わる」と言われるほどです。

唯一無比のアルト、デスモンドの遺作(PAUL DESMOND / Artist House AH2)から、オードリー・ヘップバーンへのオマージュ曲、”Audrey”(ブルーベック共作)を聴いてみましょう。

 

4年ほど前、TV番組・ジャズ喫茶ベイシー50周年記念「レコードと万年筆」が放映され、その中で菅原氏は「絵は聴くもの、音(音楽)は観るもの」と言われた。氏のオリジナルかどうかは、どうでもよく、氏の口から出たその言葉は実に説得力があり、そうした見地が有ることを恥ずかしながら初めて知りました

いつになくハスキーながら澄んだトーンで思いの丈を語る”Audrey”、これは間違いなくラブレター。アルコール好きで文学的素養もあると評判のデスモンドらしく淡麗にして切々と綴る恋文に、次第に「音(音楽)は観るもの」の見地を朧気に覚える。

また、ビッカートのgがカートリッジによってはビビる箇所があり、M75EM2もビビりますがその弾力ある音色は魅力があります。V・ゲルダー録音のCTIレーベルの音と別人の如く異なり、ビビる位、リアリティがあります。ひょっとしてビッカートもヘップバーンのファン、それも隠れだったかもしれない(笑)。

「絵は聴くもの、音(音楽)は観るもの」、そう言う見地があったんや。


ダメもとで ・・・・・ SHURE M75EM TYPE 2

2024-05-22 | お遊びオーディオ

 

病院の診察が早く終わった時は帰りにHARD OFFに寄ることにしている。1年ほど前、ガラスケースの奥の方に本体のみのM75EM2が新しく入った。他はシェル付きなのでそれなりに様になるけれど、カーリッジ単体なのでちょっと寂しい。半年後位に最前列に移動したけれど、なかなか買い手が現れない日々が続いていた。M75シリーズの中でもEMは当時、ヤマハのプレイヤーに載せられていた?モデルで一般的にはあまり知られていなかったのかもしれない。それと、スタイラスがオリジナルではなく、JICO針なのがマイナスだったようです。でも、不憫に思い拾ってきました(英世4枚+α)。いつも通り、まず、何でもないシェルとリード線でセットし、それから相性を絞り込んでいく予定です。

 

 

いゃ~、もう、このままでアタリの予感がしました。

 

 

 

深夜のジャズ・バー、客は二人っきりに。マスターと男の眼が合った。マスターが一枚のレコードを、そして一曲目ではなく真ん中あたりに針を降ろした。女はそれを見逃さなかった。

ピアノのイントロに導かれ、ハーマン・ミュートが耳を擽るように流れ出す、だが、品は失っていない。女はカクテルから男のブラントンに腕を伸ばす・・・・・・・、「今夜は帰らないわ」のサインだったのか、ミステリアスでミラクルな11:20。確証を得ないまま店を出ると夜風が心地良い。

「貴方って悪い人ね(笑)」、「いゃ~、悪いのはルグランとベイカーさ」、「もっと悪い人があ・な・た」、「いやいや、マスターだよ」。男の勝ちが見えてきた。タクシーのライトに絡み合う指が浮かび上がる。

若き日の思い出を蘇らすベイカーのハーマン・ミュートが兎に角、音色もすべて素晴らしい。勝ちパターンの絶対的切り札、これぞ”ONCE UPON A SUMMERTIME”のベスト・ヴァージョン。


日経「何でもランキング」1位・・・・・「清岸寺庭園」(滋賀県米原市)

2024-05-20 | 日記・エッセイ・コラム

 

5月18日(土)の日経「何でもランキング」を観てビックリした。「静けさめでる雨の庭園」の1位に「清岸寺庭園」(滋賀県米原市)が選ばれていた。選出ポイントを挙げると「天気により姿を変える幻想的な庭が首位に選ばれた。普段は白砂の代わりに苔で海を表現した枯れ山水庭園。しかし梅雨なので雨が続くと伏流水が染み出し、池泉庭園に変身する。江戸時代の庭としては珍し仕組みだ。」とする。7人の専門家のうち4人が首位に入れるほど圧倒的な支持を集めている。

実は昨年の10月に初めて訪れており、その素晴らしさに驚き、記事をUP(10/13)していたのです。そもそもここを訪れた動機は寺内の茶寮「喫茶去(こ)」でしたから、浅学の恥をモロに掻いたワケです。写真のみ再掲しておきます。興味のある方は本記事を。

 

 

 

本物は時間と空間を越え、初めてでも人の心を打ちますね。


Impression of Audi A3 Signature Edition (1)

2024-05-18 | 

 

最近の車はスマホ化が進み、各種の操作がパネル・タッチで行われるそうだ。確かに、先日、SMのイベント・スペースで国産車の新型のキャンペーンがあり、D、N、R、Pのシフト・レバーが無くなり、パネル操作になっていたのには驚いた。なにも、そこまでしなくても、と思うけれど、先進技術の競争なのか? スマホ化と技術革新とは違うのでないか。

今まで、ずっとシリンダー・キー、ちゃんとしたシフト・レバーに馴染んて来た者にとってスタート釦を始めとするオペレーションの変化は、車検時の代車で少しばかり経験しているものの、頭がスムーズに働かない。このA3もシフト・レバーが小さなデザインものとなり、しかも、Pの位置がわざわざ単独のタッチ釦に移った。やり難く、しかも面倒ですね。

最初に困ったことは駐車し、エンジンを切った後、窓を開けようとパワー・ウインドウ釦を押しても開かないですね。わざわざエンジンをかけないでアクセサリー(電装品)・オンの状態にするオペレーションが、ブレーキを踏まないでスタートボタンを押す、とは頭が回らないですよ(笑)。

また、このスポーツ・バックはハッチ・バックなのでセダン(今までずっと)で言う所の所謂、トランク・リッド(蓋)という概念ではなく、5ドアという仕組みなんですね。だから運転席付近にあるはずのトランク・レバーがない。ドアが解錠状態であれば、リア・ゲート(背面ドア)も同時に解錠されているワケです。カミさんが買物荷物を入れようと、「開けて」、と何度もトントンしてもそのレバーが見つからなく焦りましたよ。また、リモート・キーにある2X・トランク釦を何度押しても反応しません。うぅぅぅ、ちょっと腹が立ちましたね(笑)。トランク釦の絵表示は何なのだ(セダンと共用か!)、紛らわしい。取説に書いてあったのかな? 気が付かなかったかもしれないなぁ。

そもそも、意中の車でなかったので、的外れで頓珍漢な辛口の印象が出るやもしれませんが、備忘録としてImpressionを続けていきますので、暇つぶしにお付き合い下さい。