「もう死なないといけないなあ」&最上のわざ(Life's Greatest Task)&映画『コット、はじまりの夏』(The Quiet Girl )

2024年04月25日 21時32分00秒 | 介護

 1週間振りの夏日になったようです。

今日の最高気温は25.0℃、最低気温は10.7℃でした。

 

雨上がりの朝

 

 

 

気温はどんどん上がっていきました。

追加で買った2つの苗も含めて、寄せ植えを作ったり作り直したりしました。

 

もうひとつ、お花を足した方がいいかなという感じ。

 

 今日の果物

 

ふと見るとレモンの木に蕾が~

結局、植え替えかえませんでした。

今年は肥料だけはしっかりやろうと思っています。

 

まだレタス類やえんどう類もあるので、その間にきゅうり2本とトマトを3本、植えました。

お昼にえんどうを収穫して(3回目)、又、卵とじを作って食べました。

もう2回くらい収穫出来そうです。

そろそろパンジーやビオラを切り戻そうと思っていますが、まだこんなに綺麗に咲いてくれていますのでもう少しこのままで

 

昨日、書いた「花衣」シリーズの「黒真珠」

植え替えようかと思いましたが、長雨だったせいか茎が傷んでいましたのでそのままで。

午後には咲くかと思われたバラですが、あまり開きませんでした。

 

「ブルームーン」だけは咲いて枯れてしまいそうです。

ふと見ると別の赤色っぽいゼラニュームも咲いていました。

少し夕方になって落ち着いたかな

 

 2時過ぎに母が帰ってきました。

相変わらず、険しい難しい顔をして口、特に舌をティッシュで触っています。

送って下さった看護師さんと介護士さんも「ずっとこの調子で

母に止めるように言っても無理で、何かを食べさせたりTVを観せたりして、他に注意が向くようにしないとダメなのですが、これもなかなか効を奏しません

母曰く「もう死なないといけないなあ」といきなり言いましたので「え」と思って聞くと、「みんなに迷惑ばかりかけるから」

「死にたい」ではないのでまだ救われますが、はぁ。。。

こういう母をみると決して愉快な気持ちにはなれないのは事実ですが、止めたくても止まらない辛さを感じているのは母の方です

この気になる動作がなくなれば、母も今は調子が落ち着いていますので楽でしょうに。

とんでもない落とし穴があるものです

一生懸命に生きている母には申し訳ないですが、生きるって辛いと思ってしまいます。

耐えるしかないのですが、私なら母のように老いて病んで、忍耐し続けることが出来るだろうかと思います。

私の救いはあの詩の、「祈る手が残っている」という中にしかないです。

あの詩とは、何度かアップしている「最上のわざ」。

 

最上のわざ

 

この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、
おのれの十字架をになう。

若者が元気いっぱいで
神の道を歩むのを見ても、ねたまず、
人のために働くよりも、
謙虚に人の世話になり、
弱って、もはや人のために
役だたずとも、
親切で柔和であること。

老いの重荷は神の賜物、古びた心に、
これで最後のみがきをかける。
まことのふるさとへ行くために。

おのれをこの世につなぐ鎖を
少しずつ外ずしていくのは、
真にえらい仕事。
こうして何もできなくなれば、
それを謙虚に承諾するのだ。
神は最後にいちばん
よい仕事を残してくださる。
それは祈りだ。手は何もできない。
けれども最後まで合掌できる。

愛するすべての人のうえに、
神の恵みを求めるために。
すべてをなし終えたら、
臨終の床に神の声をきくだろう。

「来よ、わが友よ、
われなんじを見捨てじ」と。

 

ヘルマン・ホイヴェルス神父

 

 

Life's Greatest Task


What is this life's most important task?

To grow old with a cheerful heart,

To be still even when I would like to be active,

To be silent when I would like to talk,

To have hope in times of frustration,

To carry my cross in humility and serenity of heart,

To put aside envy even when I see younger people walking God's path full of health and energy,

To humbly accept help from others when I would rather work for the sake of others,

So when I can no longer be useful for others because of frailty I need to gently and humbly accept the heavy burden of old age as a gift from God.

I have an aged heart that has been in use a long time and now God is giving it a final polishing so that I can return to my true home all shining.

To gradually release myself from the chains that bind me to this world is indeed a wonderful work.

When I cannot do things let me humbly accept these circumstances in humility.

 

However for my closing years God has kept for me the most important work of all, and that is:

Even if I can no longer do anything else with my hands, right to the very end I can join those hands in prayers.

I can pray, asking for God's blessings upon all those I love.

 

And when I come towards my end, approaching death may I hear God's voice when He says to me;

"COME ! YOU ARE MY FREIND ! I WILL NEVER DESERT YOU !"

 

Hermann Heuvers

 

 

 

 

 

 

 昨日から今日にかけて観た映画です。

美しいアイルランドの風景の中、ひとこまひとこま丁寧に撮影されています。

とても静かな映画だと感じたのは特にこの少女がそうだからでしょう。

ラスト、泣けました

 

映画『コット、はじまりの夏』予告編

 

英語のタイトルは「The Quiet Girl 」

 

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】2024.4.25

 

宇宙にある「知恵の蔵」

 

美しい心を持ち、夢を抱き、
懸命に誰にも負けない
努力をする人に、
神は「知恵の蔵」から
一筋の光明を授けてくれる。
━━━━━━━━━━━━━━
稲盛和夫(京セラ創業者)
○月刊『致知』2006年4月号
特集「根を養う」より
━━━━━━━━━━━━━━

●この宇宙のどこかに
知恵の蔵ともいうべき場所があり、
そこに蓄えられた叡智から得た
閃きに導かれて、
経営や人生を成功させることができた──。
幾多の苦難を乗り越え、
道を拓いてきた人ならではの言葉です。

●「世のため人のため」を
考えた人だけが開けられる蔵がある
こちらから


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4 コメント

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Unknown (げたのうら)
2024-04-26 21:01:24
週に一回宣教師の方々と英会話教室でお話をしているのですが、次回のレッスンの時にこの「Life's Greatest Task」と言う詩について語ろうと思います。ありがとうございました。
Unknown (wako)
2024-04-26 21:27:41
ピエリナさん こんばんは
いつも翌日夜になってしまって、ごめんなさい。。
お母様の「もう死なないといけないなぁ」の言葉、辛すぎて涙が出ました。。まさに「生きてしまう」なのかもしれません。。
なんとも言葉になりませんが、それでも、先日の記事のように母娘で笑ったり、ピエリナさん手作りのお食事を美味しく食べることができるのは、生きているからこその幸せですものね✨
いつもの言葉・°*共に歩んでいきましょう。。
Unknown (ピエリナ)
2024-04-26 22:04:35
こんばんは、げたのうらさん🤗

素晴らしい詩でしょう。
ご存じかもしれませんが、この前に私の介護の指針している詩があります。
何度が紹介したことがあります。
またご紹介しますね。
Unknown (ピエリナ)
2024-04-26 22:12:23
こんばんは、wakoさん🤗

お忙しいのにコメントありがとう。

母は死にたいわけではなく生きたいと思っているのでそれが救いです。
それでもやはり老いて病いを持っている苦しみを誰も理解することは出来ないと思いますからかなり孤独で辛い思いをしていると思います。
ですから、もっと優しくしてあげないといけないなぁといつも反省しています。
母にそのように言わせているのは私の落ち度だと思いますから😭

写真を撮りに行けていますか⁉️
またかの地へ行くことが出来るといいですね🩷

合言葉「共に歩んで行きましょう」
ありがとう❤️

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