「インディゴの恋人」

2016年01月27日 23時39分36秒 | 芸術

 岡山発地域ドラマ「インディゴの恋人」がPM10時からあったので観ました。

倉敷の美しい風景とデニムとエル・グレコの受胎告知の聖母のマントの藍色が印象的、かつ象徴的な結構重いテーマのドラマでした。(よく1時間で収まったというか。。。)

ドラマからはずれますが、私はスペインのトレドの教会でエル・グレコの作品の数々を観るまではどちらかと言うと、エルグレコの描く独特の絵は実はあまり好きではありませんでした。

でも、あの教会に行きエル・グレコの作品に触れて、全く変わってしまいました。

人生の中で人には、感動的な心の琴線に触れて涙がこぼれるような、鳥肌が立つような体験が誰しもいくつかはあるのではないかと思いますが、まさしくこの時の体験がそうでした。

透けるような揺れる白いレース、今にもこぼれ落ちそうな聖ペトロの涙。

感動のあまり涙しました。

忘れられない思い出です。

あの日以来私はエル・グレコがとても好きになりました。

聖ペテロの絵葉書がないかとショップを探しましたが、その絵だけはなくて(確か尋ねもしましたがないと言われたような)残念に思いながら教会を出て、教会前の広場を出口に向かって歩いていると、どこからともなく(恐らく出口方面から)ひとりの男性が現れて、手に持っていた絵葉書の中から聖ぺテロのものを下さいました。

教会か地域のボランティアさんで、観光客に絵葉書をプレゼントしていたのではなかったのかと思いますが、私にとってはまさに天使

本当にびっくりすると共にとても嬉しかった

その絵葉書は今でも大切にしていて、ベッドサイドの机の上に飾っています。

人生には時折こういう素晴らしく感動的なことが起こるものです。

また追々に思い出しながら書いていけたらと今、思っています。

 

  今年はお正月には毎年咲いているヒマラヤユキノシタが暖冬だったせいか今頃芽を出し始めました。

シャクヤクとボタン

 

こちらはヒヤシンスです。

 

そして、トルネリコがこんなに大きく育ってきました

来月、娘のところに手伝いに行くのにお弁当箱を買ってやりました。

忙しくて食べる間もなさそうなのでお弁当を持たせようと思って・・・。

こちらは何日か前の朝日新聞の広告に出ていた本です。

「涙なしには読めない」と言うことでアマゾンで買ってみました。(滅多に新品は買わなくなりました

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