母がショートから帰って来ました。

2024年01月04日 22時00分45秒 | 死生観

 あっという間にもう4日。

今日は母がショートから帰って来ますので、普通の生活に戻すべくいつものようにベッドから出ました。

 今日の果物

今朝は昨日買って来たアフタヌーンティーのパンを少し食べました。

お煮しめも朝からあるもので作りました。

若い頃は美味しいと思わなかったこのお煮しめですが、シンプルで身体に優しく、今はとても好きです。

多くの旬のお野菜が入りますから、身体の中も綺麗になり元気が出そう。

 朝一に近所のショートステイ先から、「書類をコピーさせてもらいたいので行かせて頂いてもいいですか」とお電話がありました。

「出掛ける用事がありますので持って行きます」とお返事し、又、ちゃりんこに乗ってお出掛け。

風があって少し寒く感じられましたが、それでもこの青空と陽射し

ショート先の玄関

その後、いくつか用事を済ませて帰りましたが、電動自転車は出だしが軽くていいです。

が、急に進むので広い場所でないとちょっと怖いです。

走っている時も軽いですが、普通のモードにしたりしています。

ここのところ暖かいので、ちゃりんこが大活躍

昨日、ゴディバの福袋が高過ぎたので、こちらのチョコを買いました。

 

そして、昼食後、お抹茶を点てて練り切りを頂きました。

母と半分こずつです。

 

この龍ちゃん、かわいい

 

母には龍ちゃんの頭の方を残しました。

 

こんなの、アップする~って感じですが、アフタヌーンティーのこれが30%オフになっていましたので購入しました。

あったかそうでです

いつもはデパートに行くと衣服の方へ行き母に何かを買いますが、今回は行かなかったので母の衣服はなしです

ごめんね~。

・・・って母は買っても喜ばないと言いますか、むしろ怒ったりすることが多いです。

やはり、戦争中苦労したからでしょう。

 2時半過ぎ、ショート先からお電話があり、10分もしないうちに母が帰ってきました。

何となく不調って表情でした。

クリスマス&お正月のプレゼントをもらって帰ってきました。

 

母は「飲み物か何か欲しい」と言いましたので、レーズンバターロールとミルクをミキサーにかけました。

そして、龍ちゃんも「食べる」と渡しました。

「どうしてこんなに調子が悪くなるんかなぁ」と、どよ~んとしていましたので「誰しも生身の人間はいつもパーフェクトではないよ。いい日があったり悪い日があったり・・・バイオリズムがあるから」と私。

しかし、その後又、急に覚醒

元気になりました

 その後、ドクターが往診に来られました。

2日が当直でいらしたのですでに母とは年始の挨拶は終わっていたようですが「改めておめでとう。今年もよろしくっ

その後、介護ノートに貼っていた母のおせちを看護師さんに説明されたり、先日の家族の面会の写真を見られたりしつつ、「体重も増えて少しふっくらして、良い感じよ」

今日は調子もいいし(その時)、そのお言葉で自信もついたのか母は「今年はお雑煮を作る」と言いました~

帰られた後も車椅子で掛け軸のある和室へ行こうともごもご。

どう考えても段差もありますし、いくつかの部屋を抜けたり、障害物が多過ぎ。

「どうやって行くの」と尋ねると、私が連れて行くのだそうです。

無理でしょ。

車椅子が通らない曲がり角がありますし

 その後、又、急に悪くなりました。

今にも死にそうに言います。

息も絶え絶え

いえ、酸素の数値はすこぶるいいのです。

こういう時は水分補給。

母はベッドの中からくしゃくしゃの顔をして(ドクター曰く母は百面相)、「こんなにあなたに世話になるとは思わなかった」と言いました。

それってどういう意味だろう。。。としばし考えました。

私には世話になりたくなかった

ピンピンコロリと逝けると思っていた

あれこれ聞いてみても「うん」と言いませんので「施設に入ると思っていた」と聞いてみますと、これだけは言いたくないみたいでしたが、微かに「うん」と。。。

母には「人間誰しもお世話にならないといけないのよ。だから気にしなくていい。私がいるのだからいいじゃない」と言いました。

「交通事故で即死とかでない限り」・・・と言ったあとで、「それでも周りの人や警察の人にお世話になるね」と言い直しました。

年を取って、しかも病気になって、自由が利かなくなっていくことは想像しか出来ませんが、かなりかなり辛いことに違いありません。

母とこうして接していますと否応なく、老いや死について考えます。

そして、生きることについても。

母には少しでも希望を持ってほしいと思いあれこれ話しますが(生きたくもないけど、死にたくないとよく言います)、私も死んだことがないので「多分、こうだろう」と今までホスピスで働いた経験やいろいろな人に出会った体験、そして何百冊も読んだ本から思っていることを折に触れて話しています。

 母は最後に「ありがとう」と言いました。

こんなにはっきりと聞いたことはありませんでしたのでびっくりしました

でも、思うのです。

「ありがとう」なんて要らないと。

★致知一日一言【今日の言葉】2024.1.4

運を高める松下幸之助の言葉

ぼくは物事がうまくいった時は
皆のおかげ、
うまくいかなかった時は
すべて自分の責任と思っていた
━━━━━━━━━━━━━━
松下幸之助(松下電器産業創業者)
〇『人間における運とツキの法則』
(特典書籍/致知出版社刊)より
━━━━━━━━━━━━━━

★致知出版社の「ご縁メール」


最新号の特集テーマは「立志立国」です。


巻頭の編集長コラムには、
今回の特集について
次のように綴られています。

─────────────────

人生劈(へき)頭(とう)一箇の事あり、
立(りっ)志(し)是(これ)なり─―


幕末の儒者、
春日(かすが)潜(せん)庵(あん)の言葉である。

劈頭は真っ先のこと。

人生の出発点において一番大事なことは
志を立てることだ、と潜庵はいうのである。


人生だけではない。


立国劈頭一箇の事あり、立志是なり、である。


明治初期、自分が一日怠なまけたら
日本の進歩が一日遅れる、
と勉学に励んだ青年が数多くいたという。


明治の日本が世界に冠たる国家になったのは、
そういう国民の立志があったからである。

国民一人ひとりの立志がないところに立国はない。

国民一人ひとりのありようが、
いま問われているのである。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする