ちょっと落ち込み中(明日、退院)

2023年08月23日 21時21分00秒 | 介護

 昨夜から嬉しい雨が降っています。

とても涼しく心地よく、暑かった日々に束の間の休息を与えてくれています。

 

 

 今朝からのスケジュールはすべて終わり、母を明日、迎える準備はほぼ整いました。

 

 

  今朝の朝顔

夕方には車いすやスロープが来ましたので、朝顔を少し移動させました。

 

 

前々から考えていた母の部屋の壁に壁掛けクッションを飾りました。

 

 

食後などしばらく起きていないといけない場合、ベッドの傾斜をここまで上げるように「30度」とリハの方が書いて貼って下さっています。

カーテン(レースも)もピンク色に変えたし、ちょっとは華やかになって元気が出るかな

 

ブレンダーも準備完了

今朝の果

その後予定通り9時前にお二人のリハの方が来て下さり、お部屋を見て頂きました。

この時初めてお話が出たので慌てたのですが、病院ではずっとエアマットだったようで、それでも母は痛いと言っていたので、家でも今後褥瘡予防の為にエアマットを借りた方がいいとのこと。

ケアマネさんもこのお話はご存じなく想定外のことできっと点数のことで慌てられると思い、その場でご連絡をしました。

今度の金曜日はいつものリハの方がたまたまお休みを取られているので、我が家までの道順の確認の為にも今日、いらしたようでした。

 

 

 

 それから、11時半に病院に行きました。

でも、少し早すぎたようです。

リハの方が終わられる(デイあるいは病室訪問)まで、そして、食事がお部屋まで上がって来るまでの時間がありました。

今日は水曜日ですので、お花の日。

今回はほおずき。

 

母の部屋に行くと今日は不調。

お部屋のお花も変わっていました。

コーナーのお花も

 

廊下のお花も

 

1階のお花も変わっていると思います。

  

明日、退院なので写真を撮りました。

 

こちらは全部、病棟。

ショートの時には上の突き当りを右に廻ります。

 

 

12時前、お食事が来ました。

母があまり食べないので普通の半分の量だそうです。

 

手書きのメニュー

お粥はこんな感じ。

 

ピオーネもこんな状態に

大体2~3個分だそうです。

 

カロリーや塩分をざっくりお聞きしたところ、1日で600kcal+メイバランス200Kcal+おやつ100Kcal位のようです。

塩分は3~4g。

この漢方のお薬は口のねばねばの為に出されていたようですが、あまり効果がなかったようで、家では飲みにくいしもう必要ないと言われました。

母は欲しくないと言い、目もほとんど閉じた状態でしたが、食べたいという気持ちはあるようで、お粥は9割。

スープは全部、ピオーネは少し残しました。

メインの刻み食は数口食べただけでした。

基本ミキサー食。

覚醒している時に食べさせること。

又、持って行っていたお口の中のケアの出来る歯みがきティッシュはとてもいいと言われて、これを家でも続けて使って下さいと言われました。

帰りに母に「スーパーに寄るけど欲しいものがある」と聞くと「パン」

病院では全くパン食はなかったようです。

1時間半ほど病院にいて、おむつやお洗濯物などを持って、帰りにスーパーとドラッグストアに寄って帰りました。

母を迎える為にお花も買いました。

 

果物も。

パイナップルが入りませんでした

7月16日(日)に入院した時にはまだパンも果物も普通に食べていたんですよね。。。

明日からはミキサー食です。

ドラッグストアにミキサー食を売っているとお聞きして、少し買ってみました。

家に帰って高校野球の決勝戦を観つつ、昼食。

そうこうしているうちに4時半頃、福祉用具の方が来て下さいました。

ケアマネさんから連絡が入ったようで、エアマットに近いものを持って来て下さいました。

エアマットだと起きられなくなる可能性があるそうで、明日の担当者会議でも話をして下さるそうです。

「多分家だと娘さんが食卓で食べさせたりするだろうし」とのことでした。

(結構動く、動かす 病院のように寝たきり状態にはならないという意味のようです)

ベッドメイキングをしていましたが、このマットが太いのでマットレスと低反発のマットレスの2つは使えないと言われ片付けました。

このマットの上にカバーシーツでOKだそうです。

 

柵もこの後、もうひとつ付けて下さり、車椅子も車いす用のスロープも入りました。

(スロープは外)

 

これでほぼほぼ母を迎える準備は完了。

明日は何を作ろうか、明後日の朝は・・・などと献立作成がぐるぐる。

 

 

 

 さて、私の今の落ち込みの原因ですが、落ち込みと言うか頭ではわかっていますが、悲しいなぁと。。。

夕方7時前にドクターからお電話がありました。

明日の担当者会議に出席出来ないので、今の状況と今後のことをお話しておこうと思ってとおっしゃってお電話を下さいました。

体調はまずまず落ち着いた状態が続いている。

しかし、今後はミキサー食。

そして、今までは私も少しでも食べさせようと思ってきたけれども、今後はもう食べたい時に食べたいものを無理させない範囲で食べさせて、徐々に老衰の状態を見守って行きましょう。

がんばっていきましょう。

そう言われました。

その後、心の深い部分でとても悲しいから泣けたらすっきりするのでしょうが泣けもせず。

そんな時にも喉も乾くしおなかも空くし・・・

でも、ぼぉ~と考えながらお風呂に入って、このままショートに行かせていいのだろうかと疑問が湧いてきました。

もうそんな状態ではないなら、家に居させた方がよくはないか。

そこで、30分以上経っていましたが、ドクターにもう一度お聞きしようと思ってお電話しました。

今日の当直はソーシャルワーカーのYさんでした。

「どうされました」といつものように優しく聞いて下さったので、説明したところ、ドクターの方もショートは母の為にも私の為にも使った方がいいと言われていたことを教えて下さいました。

が、その後「もういいですよ」とは言ったのですが、「繋いでみます」。

ドクターは他の患者さんのお部屋でお話をなさっていました。

その後8時過ぎにわざわざかけて来て下さいました。

すぐにすぐどうということはないこと。

もちろん、急変はいつでも起こりえる。

今度、尿路感染や誤嚥性肺炎になった場合、どうしますか

家でとなると家族はかなり大変になると思いますよ。

私は母がずっと家で死にたいと言ってきたので、そういうことが起こったら家に連れて帰らなくちゃと思ってはいるけれど、1週間や10日寝なくても大丈夫かもしれないけれど・・・いえいえ、寝ないと無理かもとか言うとドクターに笑われました。

でも、最後はがんばりたいと思いますと答えました。

そう。

がんばらないと。

私には母を見送る責任があります。

母に言われたからではなく、自分で選んだことです。

つまり私の意志。

辛い選択ではありますが、避けて通ることは出来ない。

何だか、胃が重苦しいです。

哀しみも感じます。

私はそんなに強くはないですし。

気分転換に少し映画を観るか読書をして寝ます。

 

 

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】2023.0823

 

徳のある人の香

 

徳のある人の香は、
隠しても露わになっている
──香風隠せば、彌(いよいよ)露(あらわ)る
━━━━━━━━━━━━━━
横田南嶺(臨済宗円覚寺派管長)
○月刊『致知』2023年9月号
連載「禅語に学ぶ」【最新号】より
━━━━━━━━━━━━━━

●横田南嶺師が禅の教えを
分かりやすく伝える好評連載「禅語に学ぶ」。
その魅力、紹介はこちらから

●臨済宗円覚寺派大本山円覚寺。
730余年の歴史を有する鎌倉の名刹です。
本連載では、
若くして管長を務める横田南嶺老大師に、
20代から打ち込んできた修行体験や
先師からの学びを交え、
奥深い「禅語」の世界を
毎月紐解いていただきます。
その一言一句が、この混迷の世に与えられた命を
精いっぱい輝かせて生きるヒントとなるでしょう。

 

 

 

 

 

≪明治維新の功罪を明らかにせよ≫


致知出版社の「ご縁メール」 


最新号(『致知』9月号)では、
今日の日本が大転換期にあることを踏まえて、
時代を切り拓いていくヒントを、旧知の
お二人に語り合っていただきました。

東洋思想研究家の田口佳史さんと、
志ネットワーク「青年塾」代表の上甲晃さんです。

緊迫する国際情勢、混迷深まる国内事情など、
昨今に日本を取り巻く状況は厳しさを増す一方です。

その中にあって、まず押さえるべきは、
いまの日本を形づくった最大の要因は、
どこにあるか明確にするべきだと
田口さんは言います。

そこで本日は、時代を遡って、明治維新について
取り上げたくだりをご紹介します。


取材の様子はこちら
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【田口】
上甲さんがおっしゃるように、
いまの日本には国家構想がないことが大きな問題ですが、
明治維新の時には岩倉具視(ともみ)が、
横井小楠(しょうなん)と佐久間象山(しょうざん)という
卓越した二人を近代国家建設の構想係に考えていました。

そして実行役に大久保利通と伊藤博文を据え、
西郷南洲(なんしゅう)を総理大臣にして全体を束ねさせようと。

こんな素晴らしい布陣はないわけですよ。

ところが明治維新の6年前に象山が斬られ、
明治維新と同時に小楠も斬られてしまった。


岩倉は意気消沈しますが、象山が常々
「ロシアのピョートル大帝に学べ」と
言っていたのを思い出しましてね。


彼がヨーロッパ先進国に使節団を送り、
そこから得た学びをもって
ロシアを一流国家にしたのに倣い、
岩倉も自ら団長となって岩倉使節団を立ち上げ、
2年間にわたって欧米を歴訪したわけですよ。

ところが、帰国した使節団を南洲が迎えに行ってみると、
船から下りてきたのはシルクハットに
フロックコートを羽織った外国人ばかり。

使節団の皆はどうしたのかと思っていたら、
向こうから「やあ、西郷どん」と声をかけてきた。

全員西洋人になって帰ってきたわけです。

日本は二人の大構想家を失って、
和魂洋才ではなく洋魂洋才の物真似国家に
成り下がってしまったということです。

この明治維新の功罪を明確にせずにきたから、
日本という国はここまで惨憺たる状態に
陥ってしまったと私は思うんです。

私は拉致問題が明らかになった頃、
政治家諸君に盛んに言ったんです。


国をストップさせろと。


この国は、国民の生命、財産、自由を守るという
国家の使命、機能が働いていないから、
国をいったんストップして根本から立て直すべきだと。

ところが何もしないでズルズルと
やってきたのが戦後の日本ですよ。


【上甲】
まさに惨憺たる状況ですね。

コメント (12)
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