決断(胃ろうは延命?)

2023年07月21日 23時23分00秒 | 介護

 今日も最高気温は33.5℃あったようですが、朝も爽やかで心地よく、今もエアコンなしです。

昨夜もエアコンなしで眠ることが出来ました。

やはり湿度が高くないからだと思います。

 

 

 今朝の朝顔

 

 

どちらも「旭光」ですが、写真とは全く異なっています。

 

 

 

 

 

 

もう萩井が咲いていてびっくり。

 

 

今朝の果物

今日は金曜日ですので10時からごミサがあるかと思い、行ってみましたが、年配のご夫婦のお話では神父様は今、ベトナム野菜の収穫にお忙しいとか。

結局今日はありませんでした。

午後からは銀行の方が見えたり、夕方には別のお店にカーテンを見に行ってみました。

 

月曜日に採寸に来て下さることになりました。

 

明日にはもう障子が出来上がってくるようです。

 

 2時過ぎ頃でしたか、病院の主治医から電話がありました。

肺炎は上がっていた白血球も下がり、問題ないようです。

リハの訓練では手引きで歩いたりもしたようです。

ただ、問題は嚥下。

昨夜から覚醒状態が悪く、お薬でむせたりしたようで、明日からの週末、看護師さん達も口から飲ませるのを怖がっているとか。

どうしますか

と尋ねられて、「選択肢はどのようなものがありますか」と伺いました。

まずはたちまち、この週末をどうするかということと今後(もう1週間少々入院予定)どうするか決めておいて下さいと言われました。

選択肢は吸痰と一緒で本人は苦しいので嫌がるけれど、


●鼻からお薬を入れる


●胃ろう


●誤嚥覚悟で今、病院でしているようにゼリーに入れて飲ませる。

ひとまず、鼻からしか選択肢がないのでこの週末は鼻からお願いすることにしました。

胃ろうは年齢も考えてリスクも高く、又、延命措置になるそうです。

鼻からは本人が抜く可能性があるので、ミトンをしたり身体拘束をすることになると言われました。

母はまだあまり状況がわかっていないと思えますし、鼻からのチューブを嫌がるでしょうし、ドクターの言われる施設入居も嫌がるだろうと思います。

胃ろうは多分論外ではないかと思えました。

最初伺った時には一体どうしたらいいのか途方に暮れそうでした。

娘にメールをしましたが、いつ読むかどうかもわからない。

往診に来て下さるドクターにお電話でご相談しようと思いましたが、金曜日の午後は休診で、ドクターに連絡を取ることは出来ないと言われました。

ケアマネさんは相変わらず留守電。

そこで、一番頼りになるヘルパーさんにお電話してみました。

「難しい問題で家族さん次第」

でも、実際、胃ろうをしつつ、おやつは口からという人もいらっしゃるとか。

再度、食事などは出来ているのかもっと詳しいことが知りたいと思い、病院へ電話をしました。

結局、良い時と悪い時の差がやはり激しく、昨夜からは覚醒が悪くお食事もお薬も水分も飲めていない状態のようで、限界だったようです。

いい時にはお食事も出来るので、もう鼻から管を通されていましたが、いつでも外せる状況だし、週末様子をみてみましょうと言われ、何だか少し安心しました。

でも、いずれにしても嚥下の問題は段々と深刻にはなっていくだろうと思います。

母の意識がしっかりしていますので、本人の意思をまず尊重したいと思います。

母はバイタルはいいそうなので、入院であらゆる機能が落ちるとは言われていますが、ほぼほぼ家の状態と同じだと思いました。

ドクターは「年齢や状態を考えると、ここまでこうして無事に生きてこられたのはご家族の手厚い介護があったからだと思います」と言われました。

私は特には何もしていませんので母の生命力だと思います。

母から「食べる」という行為が全くなくなるのは考えものです。

誤嚥のリスクを負いながら「食べる」という方向で行くのはかなりリスキーですが・・・

でも、もしかしたら母はより「生きる」ということを考えて、胃ろうを選ぶかもしれないと思いました。

意識がない状態で選ぶ胃ろうとは母の場合は又違うように思います。

それでも、それは「延命」

最後まで口から食べさせてあげたい。

胃に穴を開けて食べる楽しみが無くなることは本望だろうか。

母の為に一番どの方法がいいのだろうかと悩みます。

今、1人で悶々と考えていても問題は解決しませんので、まずは週末の様子をみて、娘の意見を聞いて、何よりも母の気持ちを優先させたいと思います。

吸痰をしたらしいので今日もぐたっとなっているのか電話はありませんでした。

ドクターに今日、会いに行った方がいいのかどうか伺うと「そんなに深刻ではありません。」

それに寝続けているようですし、今日のところは様子見にしました。

 

 

 


★致知一日一言 【今日の言葉】2023.0721

 

人生は逆境からしか学べない

 

★編集者の取材手記は
こちら 

 

人生は逆境からしか学べない。
逆境や困難があるからこそ、
人類はそれを克服しようと学び行動し、
高度な文明を発展させてきた
━━━━━━━━━━━━━━
井上裕之(いのうえ歯科医院理事長)
○月刊『致知』2023年8月号
特集「悲愁を越えて」【最新号】より
━━━━━━━━━━━━━━

地元・北海道帯広に31歳で歯科医院を開業し、
仕事も家庭も順調にいっていた最中、
突如襲ってきた自動車事故――。

愛する妻を失うかもしれないという
悲しみと絶望の中で、
自己啓発・成功哲学に出会い、
逆境の時を乗り越えていった、
いのうえ歯科医院理事長の井上裕之氏が語る、
奇跡を起こす心の持ち方、
運命を好転させていく人生の法則とは。

━━━━━━━━━━━━━━

●きょうの致知一首

太き道明るき道を示されし
「致知」の教えを今日も確かむ
(群馬県/唐澤米子様)

 

 

 

 

★致知出版社の「ご縁メール」 


≪3,300ボルトの高圧電流直撃からの生還≫
 

それぞれに父親の志を継いで、
会社経営に邁進しているお二人が
最新号で紹介されています。

一人は、健康と環境に安心な
無添加石けんと製造・販売する
シャボン玉石けん社長の森田隼人さん。

もう一人は、北海道有数の企業グループ、
北海道光生舎理事長の髙江智和理さんです。

本日は、北海道光生舎の創業者である
髙江常男さんの波乱の経営人生の
一端を取り上げてご紹介します。

想像を絶する逆境に直面しながら、
命懸けで生きる出発点となったご体験は、
胸に迫ってくるものがあります。

 

取材の様子はこちら
───────────────────


【髙江】
父は1927年に北海道の芦別に生まれました。

私の祖父である父親が炭鉱夫でしたので、
程なく家族と共に炭鉱の町として
栄えていた赤平に移ってきました。

本人曰いわく、子供の頃はガキ大将だったそうですが、
10歳の頃竹とんぼが眼に当たり怪我をして、
それが原因で右眼を失い義眼となりました。

そこからひどいいじめに遭うようになって
奥尻島へ養子に出されたのですが、
私の祖母である母親が病に罹ったため
15歳の時に赤平に戻りました。

結局母親は亡くなり、父はその後先輩の伝手で
釧路原野に電信柱を立てる仕事に就いたのです。


それから半年経った12月末のことでした。

電信柱に登って電線を張る作業をしていた時、
まだ流れていないはずの電気が流れていましてね。

3,300ボルトの高圧電流に触れ両腕が丸焼けになり、
10メートル下の積雪の上に落下したんです。

【森田】
3,300ボルトの高圧電流で両腕が……。

【髙江】
本人はその瞬間の記憶がないそうですが、
下で作業していた職員は、父の両腕から
火花が飛ぶのを見たそうです。

腕と一緒に肺の一部も焼けてしまったのでしょう、
息をすると雪の上に真っ赤な血が迸って、
「きれいだな、ここは天国なのかな」と
思ったところで意識を失ったと話していました。


すぐに地元の病院に
運び込まれましたがそこでは対応できず、
命を維持できる保証もないまま、
列車で2、3時間かけて釧路まで運ばれることになりました。

ところが釧路でも「とても治療できる状態ではない」と
たらい回しにされ、ようやく受け入れてくれた桑野病院で、
心臓にカンフル剤を打たれて何とか蘇生したそうです。


しかし、変色して倍以上に腫れ上がり、
壊死し始めた両腕は切断するしかありませんでした。

既に神経は死んでいたため、
手術は麻酔なしで4度に分けて行われたそうです。

それでも切断するとふっと体が軽くなるので、
「あ、いま腕が落ちた」と分かるそうです。

切断した切り口からの出血を見逃すと死んでしまうので、
その度に付き添いに来ていた祖父が
大声で先生を呼んで止血してもらったそうです。

その病院に入院していた3か月は、
自分の体が腐っていく臭いを嗅ぎながら、
地獄のような日を過ごしていたと話していました。


※本対談は10Pにわたって本誌で
 ご紹介しております。

 

 

 

 

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無いは在る-在るは無い


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こんにちは。バラ十字会の本庄です。


━…………………━

下記に文章を転載していますが、話題を説明する図版、写真が含まれている公式ブログでお読みください(下記のリンクをクリックしてください)。

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昨日、東海の梅雨明けが発表されたとのことで、東京も本格的な夏の直前です。


いかがお過ごしでしょうか。



私の友人で作編曲家をしている渡辺さんから、ものごとの両面についての興味深い文章が届いていますので、ご紹介します。

▽ ▽ ▽

『無いは在る-在るは無い』

渡辺篤紀



最近、知人から古神道の原理を表した「無いは在(あ)る、在るは無い」という言葉を教えてもらいました。


その時は、詳しい内容までは聞けませんでしたが、禅問答のようなこの言葉を、私なりに考察してみました。



■ 古神道

「無いは在る、在るは無い」を

もう少し、言葉を補って書くならば、


無いということは、在るということである

在るということは、無いということである


となり、これは存在・非存在の二元論を言い表しており、また、陰陽道の陰陽思想とも似ているように思われます。



■ 陰陽道

陰陽思想の陰と陽は、どちらが正しくて、どちらが間違いであるかというような意味ではなく、陰と陽という異なる2つの要素の絡み合いによってこの世界は構成されているという考え方です。



これを先ほどの「無い」、「在る」と入れ替えてみると、

「陰は陽である、陽は陰である」となります。



すると、陰と陽は結局のところ、同じものを異なる面から見たものであると解釈することができます。


陰陽思想には「陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ず」という言葉があります。

このことを考え合わせるならば、陰と陽は、互いに変化する、同じものの異なる側面だということになります。



そして、冒頭の「無いは在る、在るは無い」という言葉は、存在と非存在が、同じものを異なる面から見たものであり、互いに変化、移行するものだと考えることができます。



■ 仏教

仏教にも同様の考え方があります。


般若心経に書かれている「色不異空、空不異色、色即是空、空即是色」という言葉です。



これを読み下すと、

色は空と異ならず、空も色と異ならず、

色すなわち空なり、空すなわち色なり。

となります。


この言葉も、「色」(形があるもの)と「空」(形のないもの)という、異なる2つのものが同じであることを説いています。



では、西洋の錬金術や神秘学には、このような思想は存在するのでしょうか?



■ 錬金術・神秘学

錬金術・神秘学にも同じような言葉があります。

それは、「As Above, So Below」という言葉です。



これは、日本語に訳すと、「上のように、下も然り」となります。



この言葉には、もう少し長いバージョン「As above, so below; as below, so above.」があり、その日本語訳の一例に、


上にあるすべてのものは、下にあるものに似ており

下にあるすべてのものは、上にあるものに似ている


があります。



この場合の「上」は「マクロコズム」(宇宙)、「下」は「ミクロコズム」(人間)だと解釈されることがあります。

また、「実体のないもの」(構想された世界)と「実体のあるもの」(創造された世界)と解釈されることもあります。

第2の解釈を採ると、「無いは在る、在るは無い」という言葉とほぼ同じことを表しています。



仮に、「上」と「下」を「無い」と「在る」に置き換えてみると


すべての無いものは、在るものに似ており、

すべての在るものは、無いものに似ている


となります。



古神道、陰陽道、仏教、神秘学に伝わる二元的な考え方を簡単にご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?



まったく違うものと思われがちなこれらの思想が、根本のところで、とても似たことを主張しているのは、少し驚きではないでしょうか?



どこを出発点としても、究極的にたどり着く答えというものは、私はある一点に収束するのではないかと思っていますが、収束した先がまた出発点となり、「陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ず」というように、事物の展開の本質は、ウロボロスのような形をしているのかもしれませんね。



参考記事:『ウロボロス』について

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1061137&c=3304&d=ed84

△ △ △

ふたたび本庄です。


上の文章で取り上げられている「上にあるすべてのものは、下にあるものに似ており」の部分ですが、これは、伝説のエメラルド・タブレットに含まれているとされる言葉です。


神秘学(神秘哲学:mysticism)の根本になっている考え方のひとつであり、当会の教材でも、初心者課程で詳しく説明されています。


参考動画:「エメラルド・タブレットとは」

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1061138&c=3304&d=ed84



下記は、渡辺さんの前回の記事です。


記事:『古代の樹木と人間』

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1061139&c=3304&d=ed84



では今回は、この辺りで。

またお付き合いください(^^)/~


◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇

■編集後記

センニチコウという花のようです

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1061140&c=3304&d=ed84

◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇

 

コメント (2)
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