3週間ぶりの雨

2023年01月13日 21時20分22秒 | 自然

 朝は晴れていましたので、お洗濯をし、予報通り段々と曇って来ましたので、浴室に取り込みました。

雨は午後2時から降り続いていますが、久し振りの恵みの雨です。

しかも暖かいので、温室のラン達を外に出しました。

 

 

 

 今朝の果物

母が「あまおう」は美味しいと言っています

今朝もパンとカフェオーレ(メイプルシロップ入り)を2杯と果物をしっかり食べました。

でも卵やサラダは少しだけ

 

 ゴミ出しに行く時公園の入口まで行って見ました。

 

我が家の八重の椿

雨が降るので出したお花達。

軒下からも出しました。

 

傷んでしまったようなバラの花達。

咲いてくれるかな

 

 

 今日の母はまずまずですが、ベッドで過ごす時間が多かったです。

でも、油断なりません。

ティッシュを取るのに手を伸ばしたりして、ベッドからずり落ちそうになります。

なぜか左、左に寄って来るのです。

今日は金曜日ですので、朝のヘルパーさんの後は1時から看護師さん、4時からリハでした。

いつもの金曜日です。

時が穏やかに過ぎていきました。

 

 

 

 

 

★致知一日一言【今日の言葉】

 

人が成長する条件

 

人間は、自分の得にならないことを
やらなければ成長できない

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鍵山秀三郎(イエローハット創業者/
日本を美しくする会相談役)
月刊『致知』より
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本日は、イエローハットの
創業者・鍵山秀三郎さんの
言葉をご紹介しました。

高校卒業後、就職した会社では
先輩からの壮絶ないじめに耐える日々
を過ごしたといいます。

「不条理・不合理・不都合な
ことに直面した時、
ついつい口で反論したり、
あるいは反抗的な表情や
態度を取ったりしてしまうものですが、
私は一切しませんでした。

どうしてそこまで忍耐できたのかと言うと、
2つの理由が挙げられます。

それは.....」(記事より抜粋)

↓続きはwebchichiでお読みいただけます↓

■掃除の神様・鍵山秀三郎氏が
 すべての社会人に伝えたい「成功の要諦」

【記事はこちら】


≪最新号でも〝掃除の力〟が話題に!≫

「そうじの力で運命を開く」
小早祥一郎(そうじの力社長/組織変革プロデューサー)

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━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

★致知出版社の「ご縁メール」 


 ≪心温かきは万能なり【鍵山秀三郎の言葉】≫

 

京都を代表する料亭「和久傳」の
女将、桑村祐子さん。

先代より経営を引き継ぎ、
ブランド価値をさらに
高めてこられたわけですが、
その過程には様々な苦労と挑戦の
日々がありました。

なかなか仕事に向き合えなかった
桑村さんが、いかにして
自分でも「なんとかなる」と
自信をつけられたのか。

その過程をお話しいただきました。

※対談のお相手は、大分由布院を代表する
 温泉旅館「玉の湯」の桑野和泉さんです。


取材の様子はこちらから
─────────────────

【桑村】
大徳寺での生活は掃除に始まり掃除に終わる、
そんな日々でした。

毎朝井戸水を汲んで水拭きするので、
さほど汚れてもないのになぜ毎日やるんだろう、
こんなに拭いていたら板が傷む
くらいに思っていたんですが(笑)、
ある日ふと、
「拭いている私が気持ちいい」って感じたんです。

掃除をする前とした後では空気が変わる。

人の気持ちが常に動くように、
目に見えないけれども、
空気も常に流れている。

大徳寺での掃除体験を通して
そういう気づきを得られました。


【桑野】
心を込めて毎朝掃除してくださっているからこそ、
このお部屋に入ると落ち着くんですね。


【桑村】
大徳寺で学んだことでいまなお大切にし、
スタッフにもよく伝えている言葉があります。

それは「はい」「ありがとう」「ごめんなさい」の3つです。

何事も「はい、私がやります」という積極的な気持ちで取り組む。

何かミスや失敗をしたら「ごめんなさい」と素直に謝る。

そして、何かしてもらった時には「ありがとう」を口に出す。

「ありがとう」は魔法の言葉だとよく言われますけど、
とにかく「ありがとう」が多く飛び交う組織にしたい。

大事なのは、この基本的な3つの言葉を
「心から言えるか」だと思っています。


【桑野】
そこに尽きますよね。


【桑村】
女将になったばかりの頃、
一所懸命やって売り上げは伸びているけど、
私自身が全然幸せを感じられなかった時、
イエローハット創業者の鍵山秀三郎先生が
お店に来てくださったことがあります。

それ以前にも母の娘として何度か
ご挨拶したことはありましたが、
女将になってからお会いするのは初めてで、
その時におそらく私の浮かない顔を見かねて、
色紙に言葉を書いてくださったんです。


いまでも思い出すと涙が出るんですけど……

「心温かきは万能なり」という言葉をいただいて……。


自分にできることを精いっぱいやったらいいんだと。
温かい気持ちでいる限りは大丈夫だよと。
この言葉にとても救われました。

苦手なことを受け入れて、
逃げずに投げ出さずに諦めずに追求し続けていけば、
何とかなる。そう実感しています。

 

※続きは本誌でお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

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【鮨】文芸作品を神秘学的に読み解く36

 

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こんにちは。バラ十字会の本庄です。


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今日は、2023年の小寒と大寒の、ちょうど中間の日にあたります。

童謡の「おおさむこさむ」を思い出しました。


私が覚えていた歌詞は「おおさむこさむ、山から小僧が飛んできた」ですが、「おおさむこさむ、山から小僧が泣いてきた」など、いくつかバリエーションがあるようです。



寒い中、いかがお過ごしでしょうか。



札幌で当会のインストラクターを務めている私の友人から、岡本かの子さんの小説についての文章が届きましたので、ご紹介します。

▽ ▽ ▽

『鮨』(すし)

岡本かの子著


文芸作品を神秘学的に読み解く36

森和久


この作品は昭和14年(1939年)の1月に発表されました。

「富国強兵」、「欲しがりません、勝つまでは」という時代です。

家族は家長主体の「家制度」で、食料もどんどん配給制になっていく時です。


主な舞台となっているのは、東京の下町と山の手の境目にある坂や崖の多い街で、繁華街とは真逆の刺激に疲れた人びとが行くような所、閑静な住宅街でも活気あふれる商店街でもない、うらぶれた地域、そこの一番低まった場所にある、「福ずし」という小さな寿司屋です。

福ずしは、古い寿司屋を譲り受け、店先だけを作り直し、裏の方は崖に支えられている柱の足を根接ぎして、そのまま住宅として使っています。


主人は東京屈指の寿司店で修行したので、福ずしはそれなりに客が集まるようになっていました。

客は十人十色ですが、それぞれが好き勝手、自由気ままにしていることが共通点とも言えます。

店の主人もそれを容認しています。



「ともよ」は、父母のやっているこの店の一人娘で、福ずしの看板娘ではあるのですが、仕方なしに店を手伝っています。

寿司屋の娘だということを恥ずかしく思っており、女学校時代には、友だちに知られないようにしていました。


また、父母は喧嘩をするわけではないのですが、それぞれが自分のことだけを考えており、そのくせ表面には出さないという家庭です

これらのことがともよを孤独にし、自分とは相容れない客たちを相手にすることで、孤独感を増強させていました。

遠足で行った川で泳ぐ魚たちが、来ては去って行くのを見て、自分の店の客たちとオーバーラップさせ、自分はまるで、魚たちが食んでいく杭に付いた苔のようだと思うのでした。



福ずしの客の中に「湊」(みなと)という50歳過ぎのフランス髭を生やした紳士がいます。

指には古代エジプトのスカラベの指輪をしています。神秘学を学習している人にはおなじみですが、スカラベは「再生」や「復活」のシンボルです。

湊は、店では「先生」と呼ばれ、店主も特別に気使っています。

彼は、決まって玉子と海苔巻きで終わるという鮨の食べ方をします



ともよは湊にある種の好意を抱くようになり、湊もそれに薄々気づいているようです。

ある日、表通りに買い物に出たともよは、湊を目にします。

彼は観賞用の髑髏(どくろ)魚(ゴースト・フィッシュ)を買ったところでした。

ともよは湊に声を掛け、二人で病院の焼け跡の空き地に腰を下ろし、話をするのでした。


「あなた、お鮨、本当にお好きなの」。何を言おうかと逡巡した後、ともよは尋ねました。

特別鮨が好きなわけではないという湊が、食べるようになった経緯を語り始めるのでした。



それは玉子と浅草海苔しか食べられなかった湊の子ども時代のことでした。

他には時々、生梅や橘(たちばな)の実といった酸味のあるものを囓(かじ)る程度という極端な偏食でした。

そんな湊少年を父親は見捨ててしまったようだし、母親については、今いる生みの親とは別に「お母さん」がどこかにいると湊少年は思っていました。

彼も孤独の中に生きていたのでした。


そんな中、母親はどうにかして普通に食事をさせようと、鮨を握って食べさせるのでした。

はじめは玉子鮨を食べさせました。

いつも食べている玉子と酸っぱいものを組み合わせたのが鮨だったのでしょう。

次は、母親が「白い玉子焼きだと思って食べればいい」という烏賊(いか)の鮨でした。「象牙のような滑らかさがあって、生餅(きもち)より、よっぽど歯切れがよく」、思いのほか旨かったのです。

それから湊少年は母の握る鮨を食べ続け、幻想の「お母さん」とこの母親は同一なのかも知れないと思うようになっていきました。

これをきっかけに、食も太くなり、立派に育ったのです。

それと相対するように湊家は没落し、父母も兄姉も相次いで他界し、2人目の妻も死に、それからは1人で暮らしているのです。


「ああ判った。それで先生は鮨がお好きなのね」、ともよは言いますが、「いや、大人になってからは、そんなに好きでもなくなったのだが、近頃、年をとったせいか、しきりに母親のことを想い出すのでね。鮨までなつかしくなるんだよ」と湊は答えます。

湊は鮨そのものが好きだったわけではなく、母を思ってのことなのだということをともよは知らされます。


そんな長い一人語りを終え、湊は、髑髏魚をともよに与え、去って行きます。



その後、湊は福ずしに全く現れることはなくなり、ともよは湊を見つけようとするのですが、叶わず、涙することさえありました。

やがて、ともよも湊のことを気に掛けることはなくなり、「先生は、何処かへ越して、また何処かの鮨屋へ行ってらっしゃるのだろう──鮨屋は何処(どこ)にでもあるんだもの──」と考えるようになったのでした。

それは、福ずしの鮨を好んでいたわけでもなく、ましてや自分に会えるからでもなかったということをともよは受け入れていくことになるのです。



疎外感に満ちた人生を送っているともよには、湊は共感を持てる唯一の存在だったのでしょう。

そして、湊にとってともよは、これまでの自分を見るようなものだったのでしょう。

しかし、孤独に生きてきた湊には、心を通わせるような存在はもう受け入れることは出来なくなっていたのです。


湊との出会いと別れを経験し、ともよは一つ大人になったことで、より強く生きていくことでしょう。



ここで一つ考慮しなければならないことは、湊が自分の過去をさらけ出したから、もう福ずしへは行かなくなったとは言えないということです。

人はどうしても短絡的にそういう因果律を見いだしたがりますが、ここに時間の矢は当てはまらないでしょう。

手掛かりは、二人がカフェに入るでもなく、崖端にある病院の焼け跡の空地に座り込むということ。

これは滅びの心的情景を思い起こさせます。

さらには、湊が髑髏魚を買っていたということです。

これは読者に「死」をイメージさせます。

つまり、会えなくなる最後にともよと二人だけで話すことが出来たということです。

そして髑髏魚はともよの手に委ねられます。



こうしてみると、湊は作者である岡本かの子の投映で、ともよは息子、岡本太郎への投げかけなのかも知れません。


この作品を1月に発表したかの子は、翌2月17日に亡くなります

そして、日本は大戦へ突き進んでいきます。寿司屋もネタが入らず休業や廃業に追い込まれた所が少なくなかったようです。

そんな中、太郎は芸術家として大成していきます。

△ △ △

再び本庄です。


私はこの小説を知りませんでした。

青空文庫で見つけ、読み始めるとすぐに、著者の世界にすっと引き込まれました。



下記は森さんの前回の文章です。


記事:『ライ麦畑でつかまえて』

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1007981&c=3304&d=ed84



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★ 今回の文章の著者の森さんは、道新文化センター(札幌東急教室)で下記の講座を開講しています。お勧めの講座です。


『あなたのためのスピリチュアルな知恵・神秘学』

「私は誰?私はなぜここに?私の人生の目的は?」そんな疑問をお持ちになったことはありませんか?

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1007982&c=3304&d=ed84

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では、今日はこのあたりで。


また、お付き合いください(^^)/~



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■編集後記

ポインセチアが咲いていました

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1007983&c=3304&d=ed84

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