一気に介護度アップ

2022年05月20日 23時37分45秒 | 介護

 母は夜中に見に行きましたが、延々と寝続けていました。

あまりにも身動きもせずずっと寝続けているものですから「本当に息をしているのかな」と目を凝らしたり。。。

結局多分6時半位まで寝たのではないかと思います。

と言いますのが、母がお茶を飲んで吸い飲みを落としていたのに気が付いたのがヘルパーさんがいらした7時でした。

その前は、私は大急ぎで外の空気を吸いに公園を1周だけお散歩し、帰ってからはお洗濯3回、花殻摘みをしたり、ヴィオラを抜いたりしていました。

 

今日も一日、曇っていました。

 

やはり、ママ友ガーデンのお花を間近で見たくなり寄り道してしまいます。

 

 

バラのいい香りがします。

幸せな時間のひとつですね

 

 

 

 

 

公園の外周経由

教会へ。

 

教会の紫陽花も少し色づいてきました。

 

今日も門は閉まり、神父様のお車はなく、でも、玄関のカギは開いていました。

公園への道すがらの紫陽花も色づいてきました。

 

 今日の果物

カットしたのはお昼過ぎていました。

 

 今日の母はまだ足りないかの如く延々と寝続けていましたが、眠りは浅くなっていたようです。

金曜日の朝、来て下さるヘルパーさんは今回も2人。

オーナーさんと引き継ぐヘルパーさんと。

このオーナーさんが救急車を呼んで下さった方です。

かなり、いろいろと介護についてお詳しそうです。

退院時もショートから帰って来た時も、「薄いとろみをつけた方がいい、全粥(食べられるなら普通のご飯)、一口大」ということでしたが、今朝はとてもではないですが、性根がないという感じで・・・

ヘルパーさんも「これはかなり強度のとろみをつけないといけない。又、ペースト食、ミキサー食のレベルですよ。お薬ももう粉にしてもらった方がいいです。メイバランスも取り入れて」と言われました。

又、ベッドの角度も入院中、誤嚥で入院しているので調べているはずだから聞いてみるように言われました。

この時、お茶碗に半分くらいの番茶とメイバランスを半分くらい飲みました。

その後、レーズンロールのレーズンを抜いて、バナナ半分、アーモンドミルクで、パン粥を作ったところお茶碗の半分くらい食べてくれました。

1人で食べられる状態ではありませんでしたので、今日は夕方まで食べさせました。

その後うとうとし始めました。

2時間ほど寝て、10時半。

又、お茶とメイバランスとパン粥の残りを食べました。

そして、またうとうと。

 今日は1時から歯医者さんが来て下さることになっていました。

12時から起きていましたので、卵ご飯をつぶして食べさせました。(お茶碗半分強)

あとはミニミニ冷ややっこ、鯖焼き1口、刻んだレタスと小さく切ったミニトマトのサラダ(胡麻ドレッシング)・・・これはほとんど食べませんでした。

その他にはお茶とメイバランスを少し。

食後、又うとうと。

誤嚥が怖いのでベッドを起こしていましたが、そのまま寝ていました。

そうこうしているうちに歯医者さんが来られ、30分後の1時半からは看護師さんが来て下さいました。

ぼんやりして、顔も土気色みたいで、生気なし。

 4時からはリハの方が来て下さいました。

一番にニコニコしながら母のお誕生日のことを話され始めました。

まだ皆が集まる前、何とか元気を出させようとして、4人で(彼女と訪問看護師さん2人、ソーシャルワーカーさん)「おめでとう~~~」「ケーキ、凄いねえ」とか盛り上げようとしてくれていたそうですが、全くダメだったそうです。(反応なし)

ところが、そこへ男性のリハの方(初めの頃担当して下さっていました)がいらして、「おめでとう~~~」と手を振ったら、母も「わぁ~」と元気いっぱい手を振り返して、彼女曰く「4人でがんばったのに、たった1人に負けたんですよ」

「そんなに彼が好きだとは知らなかった~」と言われると母曰く「そんなことはないよ、○○さん、好きよ」

「い~や、そんなことはない。私達、たった1人に敵わなかったんです」

元気いっぱいの彼女ですのでいつも母も元気になるのですが、今日はいまいち。

それでも、ちゃんと返事が出来たのにはびっくり

それにしても私も知りませんでした~。

あとで、母に「そんなに○○さんが好きだったのね」と言うと

「そんなことは全然ない」と顔色一つ変えずにクールに答えていました(笑)。

私が作ったケーキはスタッフはもちろんですが、やわらかいものを食べることが出来る患者さんにも少しずつお裾分けをして下さったそうです。

それはありがたいことでした。

でも、よく患者さんにも差し上げて下さったものだと。

作ったばかりですし、元職員だし(これは関係ないですね)、管理栄養士だし 安心して下さったのかな。

(因みに、ここの病院がホスピスだった時に働いていたのは管理栄養士ではなく、経営に携わっていました。麻薬の取引では怖い目にも

 

 母は夕食は「欲しくない」と言いましたが「ばら寿司があるよ」と言いますと「食べる」。

時間はかかりましたが(1時間半くらい)、途中から自分でスプーンを持って食べました。

その後はお昼のフルーツの残り(メロン、いちご、パイン等)を小さくカットしてヨーグルトとメイプルシロップをかけたものをお茶碗軽く1杯くらい食べました。

これを食べ終わった8時頃から少しずつ元気になり、だら~っとではなく、しっかりもたれてTVをずっと観ていました。

そして、9時半にメイバランスを少し飲んで、10時に寝ました。

母の体調にはかなりの波があって、昨日今日は一番どん底状態でした。

でも、少し復調の兆しが見えましたので安心しました。

 

 

 私の胃はバナナを1本食べるとかなり痛くなっているようですが、半分では痛くなる日とならない日があり、ならない日の方が多いかも。

今日はバナナを止めてみましたが、全然関係なく、朝食後、昼食後、痛くなりました。

今も違和感があります。

痛いまではいかないけれども、鈍痛のような。。。

一体、原因は何

お薬も食前、食後、3回と就寝前に出ていますが、あまり効果がないような。。。

痛みを我慢するのも辛い

来週、母がショートに行ったら又、病院に行ってみます。

 

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】

 

元フジテレビアナ・菊間千乃さんの目標達成術

 

目標と願望は違います。

大切なのは、未来のゴールを
具体的に決めること。
そうすればいつまでに
何をやればいいのかが明確になり、
そこに向かって努力することができる

━━━━━━━━━━
菊間千乃
(フジテレビのアナウンサーとして活躍後、
 38歳で司法試験に合格し弁護士に)
━━━━━━━━━━

最新号の人気連載「20代をどう生きるか」に
ご登場いただいたのは、
フジテレビアナウンサーから弁護士に
転身されたという異例の経歴を
お持ちの菊間千乃さんです。


◎目標とは勝ち取るもの
◎入社2年目の一大転機
◎人が動き出すきっかけをつくる
◎自分の心の声に耳を傾ける

など、夢を目標を叶える秘訣について
お話いただきました。

 

 

 

★致知出版社の「ご縁メール」

 

≪会社が潰れる危機 ⇒ 経営改革の断行≫


 
【新連載】社会教育家・田中真澄
───────────────────
「人生百年時代を生きる心得」
 


最新号のトップインタビューには、
京阪ホールディングス会長の
加藤好文さんにご登場いただきました。

京阪ホールディングスは鉄道事業を中核として、
1906年創業の歴史ある会社であり、
その設立に関わったのが渋沢栄一翁です。

「経営トップは会社の羅針盤」

そう語る加藤さんですが、かつては
経営改革待ったなしの状況に直面し、
見事に経営を軌道に乗せられた
過去をお持ちの方です。

本日は、そんな加藤さんの
経営改革に至るくだりをご紹介します。


───────────────────
インタビューの様子はこちらから


そして、経理部に戻って思ったのが、
「このままでは、会社は絶対に潰れる」
ということでした。


──会社が潰れる……。
  当時の会社はどんな状況だったのですか。


というのは、沿線人口の減少で乗客数はマイナス続き、
不動産事業もバブル崩壊で不良資産がいっぱいあったんです。

その他のグループ会社も本社に甘えて
赤字を垂たれ流している状態でした。

実は、前に経理部にいた頃から
会社が危ないことには気づいていて、
これは何とかしなくてはいけないと思ってはいたのですが、
いよいよ行動を起こそうというタイミングで
流通事業本部に異動になってしまった。

それで経理部に戻ったら、会社の状況は
さらに深刻になっていたというわけです。

自分なりに「こうしたほうがいい」
「ああしたほうがいい」と考えていたところ、
2001年4月頃、佐藤さんに
「思い切って改革するから、改革案をつくってくれ」
とお声掛けいただいたんです。

佐藤さんが社長に就任される少し前のことです。

そして、自分なりにつくった経営改革案をぶつけたら、
「よし、それで行こう」ということになって、
以後、6年間は経営政策室で佐藤社長と
一緒に経営改革に掛かりきりでした。


──具体的にどう改革に着手されていかれたのですか。


(中略)


一方で、何をやるにも
「こういう理由でこの改革をしなければいけないんだ」
「しんどいけれど我慢してくれ」
と、周りにしっかり説明することを大事にしました。

やはり、周りに納得してもらえないと改革は進められません。

それから、きついことばかりでは社員もついて来ないので、
例えば、「改革を成し遂げて東証一部上場を目指そうや!」と、
常に希望の旗を掲げることも意識していました。


──希望の旗を掲げる。
  まさに経営改革を成功に導く要諦ですね。

 

 

 

 

追記(5月21日)

 

★バラ十字会メールマガジン(毎週金曜日)

 

バラ十字会日本本部AMORC


ジェーン・エア ― 文芸作品を神秘学的に読み解く33

 

こんにちは。バラ十字会の本庄です。


━…………………━

下記の公式ブログでお読みくださると、今回話題になる本の挿絵や著者の肖像画を見ることができます(下記のリンクをクリックしてください)。

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M914028&c=3304&d=ed84

━…………………━


東京板橋は、初夏の過ごしやすい陽気になっています。

町のそこここにバラの花が咲き乱れています。


いかがお過ごしでしょうか。



札幌で当会のインストラクターを務めている私の友人から、イギリスの小説についての文章が届きましたので、ご紹介します。

▽ ▽ ▽

『ジェーン・エア』― 文芸作品を神秘学的に読み解く33

森和久



この物語はジェーン・エアという孤児で器量の悪い女の子の半生を綴ったものです。

ジェーン自身による一人称で書かれており、ジェーンが移り住んだ場所ごとに4つ+1つを舞台にしています。


1.【ゲーツヘッド】(1章~4章)


赤ん坊の時に孤児となったジェーンを伯父夫婦が引き取り、自分の3人の子どもと一緒に育てます。

やがて伯父も亡くなり、義理の伯母は仕方なくジェーンを育てますが、虐待に近いものです。

3人の従兄姉たちもジェーンをいじめ尽くします。

ジェーンの味方は一人もいません。



2.【ローウッドスクール】(5章~10章)


1月19日、伯母は手に余った10歳に満たないジェーンを寄宿学校ローウッドスクールへ入れます。

ここは劣悪な環境で多くの病人や死者を出すほどのところです。

ここでジェーンは同じように孤児のヘレン・バーンズという級友と出会い打ち解けますが、ヘレンは病死してしまいます。

しかし、尊敬できるテンプル先生という理解者にも恵まれ、生徒として6年、さらに教師として2年を過ごします。



3.【ソーンフィールド】(11章~28章)


テンプル先生が去ってしまった学校に残ることをよしとせず、ジェーンは新聞広告を出し、住み込みの家庭教師の職を得ます。

生徒はアデルというフランス生まれの孤児で、38歳になる当主エドワード・ロチェスターが養育しています。


ここではアデルもジェーンになつき、ロチェスターにも気に入られ、ついには求婚されます。

ジェーンもロチェスターを愛おしく思っていて、プロポーズを受け入れますが、結婚式の最中に、ロチェスターには妻がおり、発狂してソーンフィールドの屋敷の3階に幽閉されていることが発覚します。


ロチェスターは妻がいてもジェーンと暮らしたいと説得しますが、ジェーンは家を出ます。

7月のことでした。この時ジェーンは、こんな体験をします。


「白い人間の姿をしたものが青空に光り輝き、神々しい額を地上に向けた。それは私を凝視し、凝視しつづけた。そして私の魂に話しかけてきた。その音声ははるかかなたから発せられているのに、とても近くに聞こえて、私の心にささやきかけた。『「我が娘よ、誘惑より逃れよ!』『お母様、そういたします』」[小尾芙佐訳]


無一文のジェーンは見知らぬ土地を数日さまよいます。



4.【ムーア・ハウス】(29章~35章)


行き倒れになりそうなジェーンを牧師のセント・ジョンが助け、彼、それに妹2人と暮らすようになります。

後にセント・ジョン兄姉はジェーンの従兄姉であることが分かります。

牧師のセント・ジョンはインドへの布教に妻として同行することをジェーンに申し出ます。


その申し出に神への愛はあったとしても、自分への愛がないことを確信したジェーンは結婚を拒絶します。

しかし、セント・ジョンの神がかりとも言える説得により、ジェーンはセント・ジョンとの結婚を受け入れようと思い始めます。

ところがその時、「ジェーン」と呼ぶ声がはっきりと聞こえます。ロチェスターの声です。



3+.【ソーンフィールド】(36章~38章)


6月1日、ジェーンはソーンフィールドに向かいます。

しかし、そこには火事で焼け落ちた屋敷が無残に残っていました。

近所の人が言うには、ロチェスターの妻が火を付け、そして屋根から落ちて死んだのです。


ロチェスターも妻を助けようとして、怪我をして片腕と視力を失いました。

今は近くのみすぼらしい家に住んでいるということです。

ジェーンはすぐにロチェスターに会いに行き、愛の告白をし、結婚します。


10年後の現在、ロチェスターは片目の視力が回復し始め、息子も生まれ、2人は幸せに暮らしています。




この物語の大きなテーマは、「神秘」と「愛」です。


21章の冒頭は6歳の頃の出来事を元に、ジェーンの次のようなモノローグで始まります、


「予感とは奇妙なものだ! そして、共感もそうであり、予兆もそうである。そして、この3つが組み合わさって、人間が解くための鍵をまだ知らないひとつの神秘を作り出す。私はこれまで予感というものをバカにしたことはない。」


「というのは、私自身、奇妙な体験をしたことがあるからだ。共感は存在すると思う。(たとえば、遠く離れている親戚が、疎遠であるにもかかわらず、それぞれが自分の出自をたどると源は同じという絆の意識が存在している)。その働きは人間が理解できないのだ。そして、予兆は、私たちが知る限りでは、自然と人間の共感かもしれない。」[拙訳]




また27章の始めの部分では、こう述べます、


「午後のある時、私は頭を上げて、あたりを見回し、西日が壁にその衰えを示しているのを見て、『私はどうしたらいいの?』と問いかけた。」


「しかし、私の心の答えは『ソーンフィールドをすぐに離れろ』というもので、これはあまりに急な答えで、私は耳を塞いだ。そんな言葉には耐えられないと言った。(中略)しかし、その時、私の心の声が、『できる』と言い、『やるべきだ』と予言したのだ。」[拙訳]


そうしてジェーンはロチェスターの元から去る決心をするのでした



そして35章の終わりのシーンです、


「家中が静まり返っていた。セント・ジョンと私を除く全員が、今は休息していたのだと思う。最後のろうそくが消え、部屋は月明かりに満ちていた。私の心臓は高鳴り、その鼓動が聞こえた。突然、言いようのない感情が沸き起こり、その感覚は、私の頭や全身にも伝わってきた。」


「その感覚は電気ショックとは違うが、同じくらい鋭く、奇妙で、驚くべきものだった。私の五感に働きかけ、あたかも最大限の活動が休止状態から呼び起こされ、強制的に目覚めさせられたかのようだった。」


「『何が聞こえた? 何が見える?』とセント・ジョンは尋ねた。私は何も見なかった。しかし、どこかで叫び声が聞こえた...『ジェーン! ジェーン! ジェーン!』という声が聞こえたが、それ以上は聞こえなかった。『神よ、何事ですか?』 私は息を呑んだ。私は『どこにいるのですか?』と言ったかもしれない。」


「それは部屋にも家の中にも庭にも見えず、空中からでもなく、地中からでもなく、頭上からでもなかったからだ。私はそれを聞いたのだ。どこからなのか、永遠に知ることはできない。知るよしもないが、それは人間の声だった。エドワード・フェアファックス・ロチェスターの声だった。その声は痛みと苦しみに満ち、不気味に響いた。」


「『今行きます』。私は叫んだ。『待っていてください! 待っていて、すぐ行きますから!』扉まで飛んで行って廊下を見たが、真っ暗だった。私は庭に飛び出したが、そこは空っぽだった。『どこにいるんですか?』私はそう叫んだ。」[拙訳]



こうしてジェーンはロチェスターのところへ向かうのです。

実はその時、ロチェスターも同じようにジェーンの声を聞いていました。


片腕を失い、盲目になったロチェスターにジェーンは結婚を申し込みます。

そしてお互いの愛を、真実の愛を確信するのです。



19世紀の中葉に書かれたこのイギリス文学作品は、全編を通してキリスト教の教義が色濃く反映されています。

もちろんジェーンも真摯に神への祈りを捧げます。

しかし、ジェーンは子どもの頃から一貫して誠実さと倫理感を曲げることはありませんでした。


ですから牧師のセント・ジョンが神学教義を持ち出して結婚を迫ってもジェーンの心は頑なです。

ジェーンが帰依するのは創造主としての神なのです。

28章、ジェーンがロチェスター邸を出て見知らぬ土地をさまよい、飢えと疲れでうちひしがれそうになったとき、彼女はこう想うのです、



「こんな苦しい思いに疲れ切って、わたしは膝をついた姿勢で起き上かった。夜が訪れ、星が昇っていた。静かで安らかな夜――あまりに穏やかな夜で、不安の入り込む余地もないほどだった。神がどこにでもおられるということをわたしたちは知っているが、その存在を一番強く感じるのは、神の御業が壮大な規模で眼前に広がるときだ。」


「まさに今、雲のない夜空に、神の世界がその定められた針路を静々と回っており、それを見るとき、わたしたちは神の無限、全能、遍在を最もよく知るのだ。わたしはひざまずいて、ロチェスター様のために祈った。見上げると、涙でかすんだ目に壮大な銀河が映った。」


「それが何であるか――無数の小宇宙が柔らかな光で空間全体を照らしているということ――を思い起こしたとき、神の全能が感じられた。お造りになったものはお救いくださる、と確信でき、また地上の世界は滅びることはなく、そこにある魂も一つとして滅びることはないだろうという確信も深まった。」


「わたしの祈りは、感謝の祈りに変わった。命の造り主は、魂の救い主だ。ロチェスター様の心配はいらない――彼も神のものであり、神に守られているのだから。再びわたしは心地よく丘に抱きとられ、まもなく眠りに落ちて悲しみを忘れた。」[河島弘美訳]



 ジェーンが愛したのはロチェスターという人間であり、見返りはもちろん、対象となる何かでもないのです。

そこには2人の共感する一体性だけが存在します。

俗世を超えた精神愛です。



 私はこの作品を読んで、バラ十字会AMORCの世界総本部の代表を1915年から1939年に務めていたH・スペンサー・ルイスの次の言葉を思い起こしました、


「人生の最大の贈り物は、愛の法則が宇宙の最高の法則であるということです。この世に愛ほど輝かしいものはありません。愛が存在するからこそ、人生は常に生きる価値があるのです。」

△ △ △

再び本庄です。


『ジェーン・エア』に示されていたように、時間と空間を超えて、親しい人と心が通じ合うということは、もしかしたら、とても多くの人が経験していることではないでしょうか。



下記は森さんの前回の文章です。

記事:『浦島太郎について』

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M914029&c=3304&d=ed84



★ 森さんは、道新文化センター(札幌東急教室)で下記の講座を開講しています。お勧めです。

『あなたのためのスピリチュアルな知恵・神秘学』

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M914030&c=3304&d=ed84



では、今日はこのあたりで。


また、お付き合いください(^^)/~



◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇

■編集後記

YouTubeチャネルのチャネル登録者数が800人に達しました。

メルマガの読者の方で、まだこのYouTubeチャネルの登録をしていない人がいれば、ぜひ、ご登録をよろしくお願いします!

【人生を考える・神秘学を学ぶ-人生の教科書チャネル】

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M914031&c=3304&d=ed84


下記は、このチャネルの人気の動画です。

【人生を変える名言-ジャン=ジャック・ルソーの言葉『良心とは』】

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M914032&c=3304&d=ed84

◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする