最上のわざ(Life's Greatest Task)&足あと(Footprints)

2021年05月01日 20時15分01秒 | 祈り

 朝からの雨予報が当たって、青空が広がっていましたが、雨がぽつりぽつり。

でも、それ以上は降りませんでした。

生温かい風の強い一日でした。

 今朝、母は「よく寝てすっきりした」と言ってすでに目を覚ましていました。

  

いちごの下に藁でも敷けばいいのですが、手に入りませんのでそのままにしています。

昨年は確か巻きすで対応した気がします。

  

今日も2個収穫。

大きい方を母に

地のものはやはり甘くて美味しい

母は、今日は自分から伝い歩きしてお台所に来ました。

 

 

 今朝の果物

朝食後、「何か美味しいものがほしいわぁ」と言いますので、ぜんざいを作りました。

その後ナッツも食べていました

 

 9時過ぎに小多機のスタッフが来てくれましたが、又、「朝は送迎で忙しいからおむつ交換だけになります」

ケアマネさんのお話が浸透していないようです

母はその後、書類のチェックに根を詰めて止めるように言っても聞かず

結局、しんどくなりました

 

 

 11時半にケアマネさんが5月の予定表の書類にサインがほしいということで来られました。

人手がないのでもう今のサービスでいっぱいいっぱいのようです。

歩行訓練もひとり誰かスタッフがつかないといけないので出来ないと言われていました。

そんな大げさなものでなくてもいいのですが、とにかく、スタッフが足りないようです。

また、最近の母がどんなにゆすっても起きないくらい寝てしまっていて心配だと言われていました。

それは私も感じていて、ドクターや看護師さんにもよくお聞きしていることです。

やはり、実際に会ってお話するのとしないのちでは違うと感じました。

ワクチンのお話などもして、少し距離が縮まった気がしました。

 

 その後、母は本人の希望で何とか台所に来て、昼食を食べました。

今日は変な取り合わせですが、お赤飯とチーズフォンデュ(中身は初めてエビフライを揚げて使ってみました。そのほかはブロッコリーなどのお野菜)。

母はお赤飯を普通のお茶碗に1杯と大きめのエビフライを3尾、あとはブロッコリーを中心に食べました。

その後本当は寝たいところだったのでしょうが、1時半から看護師さんが来て下さることになっていましたのでそのままお台所の椅子に5分ほど座ったままでいてもらいました。

そうこうしているうちに看護師さんが来て下さってバイタルチェック。

荒い息をしていましたが、バイタルは異常なし。

今日はボディミルクを付けて足のマッサージをしてもらって気持ち良さそうにしていました。

3時前に皆で母の好物のコーヒーゼリーを食べ、3時のお薬を飲んで、少しうとうとしかけましたが結局、眠れないようでした。

看護師さんとも話をしたのですが、老いていくことは本当にしんどいことです。

見ているとつくづくそう思います。

ましてや病気がある場合はなおのことです。

見ている私までエネルギー枯渇状態になり、しんどくなってきます。

母と同い年の95歳(母は5月12日で96歳になりますが)でも、お元気な人はお元気。

毎朝公園を10周し、ひとりでに自立して生活されています。

要介護認定も受けておられません。

また、田舎のお友達の中には田んぼに出ている人もいます。

耳が少し遠いくらいでお元気です。

母も「予定ではパーキンソン病になったりするはずではなかった」と言っていますが、こればかりはわかりません

先日、お風呂で転んで亡くなった小学校からのお友達はどこも悪くなくて、一番元気でした。

お風呂場で転んで打ち所が悪かったようです。

 その後、折角寝かけたかなと思ったら、小多機が夕方の訪問(4時半頃)に来られ、結局眠れず。

「今日はもう夕食は要らない」と言いました。

でも、お薬があります。

あまり早い時間に飲ませても血中濃度の関係で良くないので、とにかく7時までは何とか寝ないでいてもらい、お薬を飲んで、吸入も済ませて、やっと本格的に寝られる体制に。

 今日は本当にしんどそうで、看護師さんに又来て頂いた方がいいのではないかとか、入院した方が楽なのではないかと思いましたが、入院してもショートステイに行っても同じで、「コールしてもなかなか誰も来てくれないし、家がいい」と言いました。

こんな母をショートステイに行かせるのはどうなのと思ってしまいますが、毎日、こんな状態の母を見ていると私の方がもたなくなるかも。

それはそれでいい気もしますが、共倒れになってしまっては元も子もありません。

やはり、母を私が見送らなくては

2人切りの限界を感じます。

老い、老いていくということは本当に大変なことです。

こんな時に思い出すのは今まで何回もアップしてきたヘルマン・ホイヴェルス神父様(Hermann Heuvers:元上智大学学長)の随想選書「人生の秋に」に書かれている「最上のわざ」という詩と、「足あと」という詩です。

本当に辛い時、どなたか上の方が背負って歩いて下さっているのでしょうか。

「足あと」を読むと、うるっときます。

 

 

最上のわざ

 

この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、
おのれの十字架をになう。

若者が元気いっぱいで
神の道を歩むのを見ても、ねたまず、
人のために働くよりも、
謙虚に人の世話になり、
弱って、もはや人のために
役だたずとも、
親切で柔和であること。

老いの重荷は神の賜物、古びた心に、
これで最後のみがきをかける。
まことのふるさとへ行くために。

おのれをこの世につなぐ鎖を
少しずつ外ずしていくのは、
真にえらい仕事。
こうして何もできなくなれば、
それを謙虚に承諾するのだ。
神は最後にいちばん
よい仕事を残してくださる。
それは祈りだ。手は何もできない。
けれども最後まで合掌できる。

愛するすべての人のうえに、
神の恵みを求めるために。
すべてをなし終えたら、
臨終の床に神の声をきくだろう。

「来よ、わが友よ、
われなんじを見捨てじ」と。

 

ヘルマン・ホイヴェルス神父

 

 

Life's Greatest Task


What is this life's most important task?

To grow old with a cheerful heart,

To be still even when I would like to be active,

To be silent when I would like to talk,

To have hope in times of frustration,

To carry my cross in humility and serenity of heart,

To put aside envy even when I see younger people walking God's path full of health and energy,

To humbly accept help from others when I would rather work for the sake of others,

So when I can no longer be useful for others because of frailty I need to gently and humbly accept the heavy burden of old age as a gift from God.

I have an aged heart that has been in use a long time and now God is giving it a final polishing so that I can return to my true home all shining.

To gradually release myself from the chains that bind me to this world is indeed a wonderful work.

When I cannot do things let me humbly accept these circumstances in humility.

 

However for my closing years God has kept for me the most important work of all, and that is:

Even if I can no longer do anything else with my hands, right to the very end I can join those hands in prayers.

I can pray, asking for God's blessings upon all those I love.

 

And when I come towards my end, approaching death may I hear God's voice when He says to me;

"COME ! YOU ARE MY FREIND ! I WILL NEVER DESERT YOU !"

 

Hermann Heuvers

 

 

あしあと


ある夜、わたしは夢を見た。
わたしは、主とともに、なぎさを歩いていた。
暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。
ひとつはわたしのあしあと、もう一つは主のあしあとであった。
これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、
わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。
そこには一つのあしあとしかなかった。
わたしの人生でいちばんつらく、悲しい時だった。
このことがいつもわたしの心を乱していたので、
わたしはその悩みについて主にお尋ねした。
「主よ。わたしがあなたに従うと決心したとき、
 あなたは、すべての道において、わたしとともに歩み、
 わたしと語り合ってくださると約束されました。
 それなのに、わたしの人生のいちばんつらい時、
 ひとりのあしあとしかなかったのです。
 いちばんあなたを必要としたときに、
 あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、
 わたしにはわかりません。」
主は、ささやかれた。
「わたしの大切な子よ。
 わたしは、あなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。
 ましてや、苦しみや試みの時に。
 あしあとがひとつだったとき、
 わたしはあなたを背負って歩いていた。」

 

マーガレット・フィッシュバック・パワーズ

 

 

FOOTPRINTS


One night I dreamed a dream.
I was walking along the beach with my Lord.
Across the dark sky flashed scenes from my life.
For each scene, I noticed two sets of footprints in the sand,
one belonging to me
and one to my Lord.

When the last scene of my life shot before me
I looked back at the footprints in the sand.
There was only one set of footprints.
I realized that this was at the lowest and saddest times in my life.

This always bothered me and I questioned the Lord about my dilemma.
"Lord, you told me when I decided to follow You,
You would walk and talk with me all the way.
But I'm aware that during the most troublesome times of my life there is only one set of footprints.
I just don't understand why, when I needed You most,
You leave me."

He whispered, "My precious child,
I love you and will never leave you
never, ever, during your trials and testings.
When you saw only one set of footprints
it was then that I carried you."

Margaret Fishback Powers

 

我が家の今日のバラ

 

大天使ガブリエル

シェエラザード

今日は外の空気を胸いっぱいに1度も吸っていませんでしたので、夕方、急いで公園を1周(約5分)だけしました。

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】

 

(5月1日)

道を究めていこうと思えば、
周りから見れば苦しい練習も
苦しいとは思わなくなる。
楽しいこと、当たり前のことに思えてくる

――――――――――
伊調馨(ALSOK所属レスリング選手)

 

 

 

★エドガー・ケイシー   珠玉のリーディング

 

(5月01日)

すべての魂にとって、物質世界に入る目的は、ナザレのイエスの生涯に実現されているように、父なる神の御心と栄光と目的を最重要なものにすることです。
And it is for that purpose that each soul enters a material manifestation, that it may put the will, the glory, the purpose of the Father-God first and foremost, as exemplified in the life of Jesus of Nazareth.
(2081-1)

コメント (4)
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