この世は絶えず変化しているとは言え、身近なこととなるとあまり意識していませんでした。
でも、気が付いたら、自分が育てたものの私の年代と子供の年代とでは大変な違いがあり、母の年代ですともうそれは凄い変化だと思います。
お正月に子供達全員が初めて帰って来ませんでした。
友達を連れて帰って来ると言ったものの気が変わり帰って来なかった娘一家。
昨日のお昼に母が電話をして初めて知りました。
また、息子に到ってはお料理などの買い物の関係で、帰ってくるのか来ないのか年末から何回か聞いていても返答なし。
今日の2時過ぎになってやっと帰らないと判明。
折角、作ったおせちをどうしよう。。。
有り難いことに友人が食べてくれることになり、やれやれ。
子供はとっくに親離れし、家族を作っています。
びっくりするほど立派に自立しました。
ここまで到るまでに私の方が子離れ出来ず、何故 何故 何故
ひどい言葉に何度も涙を流しました。
私の育て方のどこで間違ったのだろうと思ったりもしました。
でも、時代が変わったのでしょうね。
私ももう頭を完全に切り替える時期が来たようです。
「女は三界に家なし」・・・「女性は若いときは親に従い、嫁にいっては夫に従い、老いては子に従え」
これはつい最近まで同年代の男性医師にも言われた言葉です。
でも、今、思います。
折角、子供が自立したのですから、私はこれから自由です。
まだ母の介護がありますが、心置きなく何でも出来るし、どこへでも行けます。
好きな時に好きなことが出来るわけです。
これからが私の本当の人生の始まり。
これからの私にはまだよくわかりませんが、お役目がある気がします。
それを探しつつ、ワクワクすることを見つけたいと思います。
友人宅へおせちを持って行く時に見えたアーク。
涙がこぼれるほど悲しかった思いから立ち直りました。
文字通り命を懸けて生んだ子供。
期待も見返りも求めず今までしてきたつもりでしたが、今回は少々堪えました。
帰らないなら帰らないと一言言って欲しかった。
でも、子供達も自分達の生活で一生懸命で心身共に大変なのでしょう。
今後何か言って来たらもちろん手助けはします。
でも、それ以外はもう何も言わずしないようにしたいと思います。
(今までもかなり遠慮して言いたいことも言わずにきたのですが・・・それが良かったのか悪かったのかは不明です)
私の人生、今までと同じことをしていたら今までの繰り返し。
今までならしなかったことをどんどんして変わって行きたいと思っています。