時の栞
速すぎる時の流れに栞をはさみたい。 一日が特別な日になるように。
俳句 1
蜂蜜かバターか迷う春の雨
鳰の海(におのうみ)
鳰の海に、白い鳥が一羽また一羽と舞い降りてゆく。 「あの鳥が見えるかね?」 白い大きな菊...
美濃紙(みのうし)
目の前に たくさんの色紙がならんでいる。 一枚触ってみると 奥へ奥へ将棋倒しのように流れ...
空薫物(そらだきもの)
霧の向こうに 城がたっていて窓越しに いつも眺めていた。 となりの部屋の空薫物は 強さ...
俳句 2
厳島神の恵みの潮干貝
染草(そめくさ)
気がつくと 紅花畑にいた 衣が花にふれると ぽっと色がつく 染草とは はて こんなことで...
箸枕(はしまくら)
もののけが一匹 箸枕に頭をのせて 大きないびきを かいている つまみだしてやろうかと思っ...
白亜(はくあ)
恐竜の足跡が たくさん白亜におしつけられている 触れてみると サラッとくずれる 周りを見...
俳句 3
石楠花や水琴窟へつづく道
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