金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【プロ野球開幕したが‥】 「晋太郎イップス」という病をご存知でしょうか?

2022-03-31 07:35:33 | タイガース

 待ちに待ったプロ野球が開幕いたしました。BIGBOSS=新庄監督の登場で、話題豊富なプロ野球界ですが、我々タイガースファンにとっては、何と言っても、前半戦のタイガースの快走こそが、快楽の極致でありまして、とにかく、行けるとこまで突っ走れ!という応援の仕方を毎年繰り返しております。

(まぁ、どうせ秋になると、切ない季節が訪れますので、せめて春先ぐらいは元気にやらんとね‥)

 

 しかし、我がタイガースも、BIGBOSSの日本ハムも、いきなりの5連敗。今年は春先の楽しみすら奪われるのか!と思うと、目の前が真っ暗になっております。さらに、この春先の時点で、我がタイガースを応援する全国6000万人のファンの間に、「晋太郎イップス」なる病気が蔓延しはじめております。

 とにかく、先発の藤浪晋太郎投手の投球が、怖くて観ていられない、という病気なのです。見て下さい、このダイナミックな投球フォームを!

 

 ここから投げ出される150㎞超の剛速球が、相手打者の頭部めがけて一直線‼

 いきなり『危険球で退場』となるのです。これは怖い。プーチンよりも怖いかもしれません。

 プーチンは「ビーンボールを投げるぞ、投げるぞ‥」と言っているだけで、まだ化学兵器や生物兵器は使っていませんが、晋太郎君は「いきなり、究極の破壊兵器の発射ボタン」を押してしまうのです。しかも、発射ボタンを押した後で、頭抱えたりするのです怖い‥。

 開幕戦は、ナイスピッチだった晋太郎君。しかし、後続が打たれて勝利投手の権利を失いました。なので、今週の第2戦目が特に怖い‥。

 

 「晋太郎イップス」に罹って、プロ野球中継が観られない、そんなファンが増えつつある。今のタイガースファンは、けっこう深刻な症状に追い込まれております‥


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【五輪やW杯が地上波で放送できない!?】 元凶はIOCとFIFA!

2022-03-30 07:32:52 | オリンピック・パラリンピック

 昨夜のサッカーW杯アジア予選の日本代表戦は地上波で放映されましたが、最重要試合であったのは、先日行われた日本 対 豪州の試合。この最重要なアジア代表決定戦が、地上波やBSでの放送はなく、有料ネットチャンネルのDAZNのみで生中継されました。

 

 試合内容は、終了間近で日本代表が立て続けに2点を取り、歓喜のW杯出場決定となりましたが、多くの日本人ファンは、生中継で試合を観ることが叶わず、サッカーファンにとっては消化不良の1日となりました。

 ちなみに、本番のカタールW杯は、日本戦だけは地上波放送が実現するようですが、その他の試合は、すべての放映権を200億円で買ったABEMAとの話し合いの結果次第になりそう。DAZNと異なり、ABEMAはまだ地上波との共存繁栄を志向しているので、さらに放送される試合が拡大する可能性はあるようですが‥

(直近情報では、NHKとテレ朝とフジが、それぞれ何回ずつかの放映権を獲得したようです。なお、ABEMA自身は無料放送で全64試合を流すようです。さすがABEMA‼)

 

 なお、このような状況になった元凶は、オリンピックやW杯の『放映権』が、都度都度ウナギ登りのように吊り上げられていること値段を釣り上げているのは、もちろん、IOCFIFAであります。その収入増の全てが、世界のスポーツ振興やサッカー振興へ回っているのであればまだ理解は可能なのですが、そのうちの幾らかが、IOCの理事や役員、FIFAの理事や役員の懐へ収まっているのでは?と疑いの目で見られています。

 上場企業や政府機関であれば、監査法人の会計監査を受けることになりますが、IOCやFIFAという組織は、いずれの国にも属さず、しかも上場法人ではありませんので、自主的な監査が実施されているのみ。

 

 オリンピックやサッカーW杯は、世界中にいる貧しい少年少女も、差別なく観られるようにするべきスポーツイベントです。それが、スポーツの発展に繋がりますし、世界の隅々まで共通の意識が広がる、すなわち相互理解の礎となり、五輪憲章の魂に繋がることとなります。

 しかし、近年のオリンピックやW杯は、その誘致合戦の時から『多額の賄賂』が飛び交うと言われ、そして、このTV放映権を代表とする「利権」により、五輪貴族やFIFA貴族なる奇妙な人種が生まれています。すでにIOCやFIFAの役員・理事になることが利権そのものとなっており、その地位に就くためには多額の資金が必要なサイクルが定着。結果として、TV放映権が雪だるま式に膨れ上がり、今回のように、地上波では対応できないくらいの金額になってしまったということ。

 

 こうなると、もう今の五輪の仕組みや、W杯の仕組み自体をぶち壊す時期が来たのかもしれません。ただし、ぶち壊すのも大変な労力がかかると思います。各国のサッカー協会、各国のIOC下部組織(日本で言えばJOC)も、すでに上部組織ともども、金まみれになっているはずだから。上部組織だけを壊すのではなく、下部組織ともども壊さないといけないため。

 誰が革命を起こすのか?

 革命を起こす存在がいないことが、大きな課題になってしまっているようです。


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【GⅠ回顧】 高松宮記念・日経賞・毎日杯・マーチS

2022-03-29 07:32:31 | 競馬

 まずは阪神の毎日杯勝ったのは、スクリーンヒーロー産駒ピースオブエイト好スタートからマイペースの逃げへ。うまくスローペースに落とせたのが勝因の一つ。そのまま直線に入っても、逃げるピースオブエイトと、2番手のモーリス産駒ペジャールを、後方の馬が追いかけても差がなかなか詰まらないラストに、ようやく後方から、1番人気のドゥラドーレスが鋭い差し脚で追い込んできましたが、時すでに遅し

 勝ったピースオブエイトは、これでデビューから3連勝で重賞制覇。クラシックへ向けて主役候補へ名乗りを上げました。3着のドゥラドレスは賞金を積むことが出来ませんでしたので皐月賞は断念。ダービートライアルへ向かうことになるでしょう。

 

 次は中山の日経賞勝ったのは、ドゥラメンテ産駒タイトルホルダー好スタートからマイペースの逃げへ。雨で重めの馬場をゆっくりと、脚にダメージを残さないように走っていました。3コーナー過ぎから、早めにスパートをかけて、後続に脚を使わせる形に持ち込み、直線では、外からヒートオンビート、内からボッケリーニが鋭く伸びて来ていましたが、この2頭の追い上げを凌ぎ切って、クビ差、クビ差の勝利

 勝ったタイトルホルダーは、これで本番に向けて優先出走権獲得。前年の菊花賞馬らしく、きっちり勝ち切りました。先週勝ったディープボンドとの決戦が楽しみになりました。2着ヒートオンビート、3着ボッケリーニともに、本番の天皇賞春に向けて好レースが出来ました。こちらも楽しみであります。

 

 そして中山のマーチS勝ったのは、パイロ産駒メイショウハリオ中団待機で脚を溜めます。前は流れており、絶好のポジション。直線では先に抜け出したパイロ産駒ケンシンコウを追いかけて、残り100mのところで捉まえて1/2馬身差で勝利メイショウハリオは重賞2勝目2着はケンシンコウ、3着は後方から差してきたキンシャサノキセキ産駒ブルベアリサーチとエンパイヤメーカー産駒ヒストリーメイカーの同着

 狙っていたカデナは5着。位置が後ろ過ぎたのが敗因。ダートなので、せめて中団後方くらいに待機できると良いのですけどね‥。

 

 最後に、スプリントGⅠ高松宮記念勝ったのは、ゴールドアリュール産駒ナランフレグいつものようにスタートは良くなく、ほぼ最後方待機の形に。前は1番人気のレシステンシアが逃げる展開で流れるレースに。ナランフレグは内埒際を進んで、4コーナーから直線に入っても、最内側を突く選択。すぐ前にはトゥラヴェスーラが居たが、もう1頭分だけ隙間ができるそこを突く形で、もう一段瞬発力を発揮。ゴール前では、ナランフレグ、ロータスランド、キルロード、トゥラヴェスーラ、メイケイエールと、ほぼ差のない形でゴールへ。クビ、ハナ、クビ、クビで、1着ナランフレグ、2着ロータスランド、3着キルロード、4着トゥラヴェスーラ、5着メイケイエール。

 大激戦を制したナランフレグは、最内にスペースが出来た幸運も味方そこを見逃さなかった丸田恭介騎手のファインプレー。丸田恭介騎手は嬉しいGⅠ初勝利で、彼の男泣きには感動いたしました。

 まず、惜しかったのはロータスランドと岩田望騎手最内が空かなければ、この馬が勝っていました。そして、1番強い内容だったのが、17番枠から豪快に追い込んだメイケイエールと池添謙一騎手これだけ長く良い脚が使えたので、マイルも大丈夫だと思います。次も狙いたいと思います。

 そして1番人気のレシステンシアと横山武史騎手逃げた戦法は悪くなかったと思います。それよりも、ダイワメジャー産駒の短距離馬は、5歳くらいで燃え尽きる馬が多い。真面目なレシステンシアは、そろそろ燃え尽き症候群になりつつあるように感じました。次も危険な人気馬になりそう。


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【ドバイ競馬 回顧】 ワールドカップ・シーマクラシック・ターフ・GS

2022-03-28 06:31:43 | 競馬

 日本馬の大活躍となったドバイワールドカップDAYを振り返りたいと思います。

 

 まずは、ダート1200mのGⅠドバイゴールデンシャヒーン勝ったのは地元UAEのスイッツァランド中団待機で脚を溜め、直線では1番外に持ち出して、逃げるワンダーホウェアクレイグイズを早めに捉まえて、そのまま後続を突き放して完勝もともとはアメリカの馬ですが、ドバイの地で華が開きました2着は、後方待機から一気に追込んだ日本のロードカナロア産駒レッドルゼル。昨年に続いて、惜しい2着。激しいペースになることを想定して、覚悟を決めて後方待機を選択した川田将雅騎手のファインプレーと言えるでしょう。

 

 次は、芝1800mのGⅠドバイターフ結果は、日本のロードカナロア産駒パンサラッサと、英国のロードノースの同着優勝パンサラッサは予定通り、好スタートからスピードを活かした逃げへ。ペースを緩めずに、そのまま直線に入ると、2番手3番手に居た馬はズルズル後退、替わって中団から猛然と差してきたのは、昨年の優勝馬ロードノース更に、後方から馬群を縫って追い込んできたのは、昨年の2着馬である日本のディープインパクト産駒ヴァンドギャルド。この3頭が並んだところがゴール。長い写真判定の結果、1着はパンサラッサとロードノースの同着。ハナ差の3着にヴァンドギャルド。

 逃げ切ったパンサラッサは、狙い通りのレースで勝ち切る会心のレース。吉田豊騎手を誘った矢作芳人調教師にすれば、20年前に自費でドバイに招待してくれた吉田騎手への恩返しにもなりました。これで矢作厩舎は当日の3勝目。同着優勝のロードノースも、デットーリ騎手がキッチリ間に合わせるファインプレーで同レース2連覇を達成最も惜しかったのが3着のヴァンドギャルド。あと10mあれば、両馬を差し切っていました。ヴァンドギャルドは、1600~1800mで消耗戦となる厳しいレースになると、力を見せてくれるタイプ。国内レースでは今一つですが、厳しい消耗戦になりそうな時は、この馬を思い出しましょう。

 逆に1番人気で8着に敗れたシュネルマイスターは、この消耗戦が不得意。基本はマイルまでの馬で、緩い流れになれば1800~2000mでも走れるということ。サートゥルナーリアに似ていると思います。

 

 そして、芝2410mのGⅠドバイシーマクラシック勝ったのは、日本馬のディープインパクト産駒シャフリヤール好スタートから2番手追走へ。逃げを選択したルメール騎手のオーソリティは、狙い通りに「ペースを緩めない」淀みのないペースへ持ち込みます。消耗戦に持ち込むことによって、切れ味勝負にならないようにする作戦直線に入っても、オーソリティは先頭を譲らず、このまま押し切るかに見えましたが、残り100mのところで、2番手からシャフリヤールが一気に加速して先頭へ。大外から猛然と追い込んできたUAEのユビアーをクビ差だけ凌ぎ切って勝利。2着にユビアー、3着はオーソリティ。

 勝ったシャフリヤールの2分26秒88というタイムは、恐らくシーマクラシックレコードだと思います。オーソリティが創り出した消耗戦に、最後はギリギリ脚が上がっていましたが、押し切り勝利。強い内容でした。2着のユビアーは、もともと欧州出身で芝のトップホースの1頭。この馬に勝てたことは大きいと思います。3着のオーソリティは狙い通りのレース。もう少し距離があれば、1着と3着は逆転するでしょう。5着のユーバーレーベンも、あわやというレースで見せ場満載でした。8着のグローリーヴェイズは位置取りが後ろ過ぎたのが敗因。ここは参考外で良いと思います。

 

 最後に、ダート2000mのGⅠドバイワールドカップ勝ったのは、アメリカのカントリーグラマー3番手追走で、快調に逃げる圧倒的1番人気のライフイズグッドを徹底マーク。直線に入ると、残り200mのところで、ライフイズグッドに競りかけて競り落します。5番手から差してくるアメリカのホットロッドチャーリー、後方から追い込んでくる日本のチュウワウィザードの追撃を余裕でしのぎ切って快勝ここもデットーリ騎手の好騎乗が光るレースとなりました。

 3着に入ったチュウワウィザードは、昨年のよりもメンバーが揃ったドバイワールドカップでも、力を見せる結果となりました。これも、川田騎手が覚悟を決めて後方待機を選択したファインプレーだと思います。

 なお、圧倒的1番人気で4着に敗れたライフイズゴッドは、やはり距離の限界。ダート1800mまでしか経験がなく、あと200mが踏ん張り切れませんでした。

 

 オマケで、その他のレースもお伝え致します。

 まずは、ダート1600mのゴドルフィンマイル(GⅡ)を勝ったキズナ産駒バスラットレオン。好スタートから、ペースを緩めることなく、スピードで押し切る強い逃げ切り勝ちでした。国内でも、行き切るレースの方が合っていると思います。坂井琉星騎手の好騎乗が目立ちました。矢作芳人厩舎、まず1勝。

 

 次は、芝3200mのドバイゴールドカップ(GⅡ)を勝ったステイゴールド産駒ステイフーリッシュ。好位追走で脚をジックリ溜めます。直線では、外から差してきたアイルランドのマノーボとの激しい叩き合いに。一度は前に出られるものの、残り100mのところで差し返して、そのまま半馬身差で勝利。ステーフーリッシュは、サウジアラビアに続いてドバイでも強い勝ち方。ルメール騎手の手腕も見事でした。矢作厩舎、連続の2勝目。

 

 あと、ダート1900mのUAEダービー(GⅡ)を勝ったリーチザクラウン産駒クラウンプライド。6番手追走から、4コーナー手前で動き始めて、マクリ気味に1番外から先頭を伺う。逃げ粘るUAEのサマーイズトゥモローを競り落して、そのまま3馬身差で完勝。ここを勝利したクラウンプライドは、ケンタッキーダービーに向けて楽しみな存在となりました

 また、父リーチザクラウンは、スペシャルウィーク産駒で、唯一残ったサイヤーライン。ここでクラウンプライドが米国で大活躍することになれば、スペシャルウィーク⇒リーチザクラウンのサイヤーラインが繋がっていくことになります。スペシャルウィークは、娘シーザリオのおかげで、母父としては血統表に名を残すことは確実ではありますが、やはりサイヤーラインも繋げてほしい。クラウンプライドには、是非米国で結果を出してほしいと思います。


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【3歳戦回顧】 3月26日~27日

2022-03-27 16:24:22 | 競馬

 土曜日は中京4R芝1200mを勝ったハーツクライ産駒サトノレギオン中団待機で脚を溜めます。直線では、1番外へ持ち出して、逃げ切りを図るアジアエクスプレス産駒タイゲンを残り100mのところで捉まえて、1馬身1/4差で快勝2着はタイゲン、3着は3番手から粘り切ったスクリーンヒーロー産駒イラーレ

 中京5R芝2200mを勝ったエピファネイア産駒コントゥラット4番手追走から、直せんでは早め先頭に立ったキズナ産駒ナリタイチモンジを追いかけて、残り100mのところで交わす。そのまま突き放して4馬身差の圧勝。稍重の勝ち時計2分15秒92着はナリタイチモンジ

 阪神5R芝2000mを勝ったキタサンブラック産駒ブラックシールド5番手追走から、直線では、逃げて粘るキズナ産駒モンサンプリーモを豪快に差し切って1馬身1/4差で快勝。稍重で2分2秒72着はモンサンプリーモ、3着は3番手から粘ったハービンジャー産駒スマートウェリナ

 中山5R芝1200m(3歳1勝クラス)を勝ったフロステッド産駒ジャスパークローネ好スタートからスピードを活かす逃げへ。直線でも、そのまま後続を寄せ付けず1馬身1/4差で完勝小雨の良馬場で勝ちタイムは1分9秒1。今日の中山は内側がよく伸びる。外を回すと届かない2着はマクリ気味に前進したアドマイヤマックス産駒アラクレ、3着は5番手から伸びてきたルーラーシップ産駒オードゥメール

 阪神6R芝1400m(3歳1勝クラス)を勝ったビッグアーサー産駒ケイアイオメガ2番手追走から、直線では、逃げ粘るアメリカンペイトリオット産駒プレスレスリーを残り100mで交わして、また追いすがるキタサンブラック産駒ドグマを抑え切って、1馬身1/4差で勝利。稍重、勝ちタイムは1分22秒42着はドグマ、3着はプレスレスリー

 中山6R芝1800m(3歳1勝クラス)を勝ったザファクター産駒ショウナンマグマ好スタートからマイペースの逃げへ。直線でもそのまま後続を突き放して8馬身差の圧勝最内だけは馬場が良いのでコース取りのファインプレー。またこの馬は重めの馬場が得意と思われ、覚えておくと良いです2着は8番手から差してきたディープインパクト産駒ゼッフィーロ、3着は最後方から追い込んだエイシンフラッシュ産駒ルークスヘリオス

 阪神9R芝1800m君子蘭賞 牝馬限定(3歳1勝クラス)を勝ったルーラーシップ産駒ヴァンルーラー好スタートからマイペースの逃げへ。前半後半ともに淀みのないペースで、後続に脚を溜めさせない。直線に入っても、後続を寄せ付けず1馬身差で快勝ピッチ走法で重めの馬場も得意2着は3番手から差してきたキズナ産駒シンシアウィッシュ、3着は2番手で粘り切ったディープインパクト産駒サトノリーベ

 

 中山10Rダート1800m伏竜ステークス(3歳オープンクラス)を勝ったパイロ産駒デリカタ3番手追走で、逃げる1番人気のホウオウルーレットを見ながらレースを進める。そのホウオウルーレットを、2番手でエスポワールシチー産駒ペイシャエスが徹底マークで、4コーナー手前では競りかけて潰してしまう展開に

 直線に入ると、そのペイシャエスと、外からハーツクライ産駒ノットゥルノが前に出て、この2頭が先頭を争う。デリカタはこの2頭に挟まれる苦しい形になりましたが、ゴール前50mのところで、グッと前に出て、クビ差だけ前に出たところがゴール勝負根性で勝ち取った勝利。重馬場の勝ちタイムは1分52秒1。2着はノットゥルノ、3着にペイシャエス圧倒的1番人気のホウオウルーレットは5着に敗退。これを潰した3着ペイシャエスも強かった。

 

 日曜日は中山4R芝1800mを勝ったラブリーデイ産駒ヤマニンバニータ3番手追走から、直せんでは逃げ粘るシルバーステート産駒イルモンドと長い叩き合いに。イルモンドを競り落して1馬身1/4差前に出たところがゴール。重馬場の1分50秒42着はイルモンド、3着は5番手から差してきたドゥラメンテ産駒ヒドゥンキング

 中京5R芝2000mを勝ったドゥラメンテ産駒セントカメリア2番手追走から、直線では早め先頭に立って、そのまま後続を突き放し3馬身差で圧勝。重馬場で2分3秒82着は中団から追い込んできたモーリス産駒ララヴァルシエル、3着は6番手から差してきたシルバーステート産駒ビレッジスター

 阪神6R芝1600mを勝ったマジェスティックウォリアー産駒ムーンリットナイト7番手追走から、直線では1番外へ持ち出し、逃げ粘るモーリス産駒ハギノモーリスと、2番手から前を伺うエピファネイア産駒ヴァモスロードとの叩き合いに。残り100mで抜け出して1馬身1/4差で快勝2着はハギノモーリス、3着はヴァモスロード

 中山5Rダート1200m(3歳1勝クラス)を勝ったルーラーシップ産駒ミユキアイラブユー好スタートから2番手追走へ。直線に入ると早め先頭に立って、後続を突き放して2馬身1/2差の圧勝。重馬場の1分10秒72着は後方から追い込んできたミッキーアイル産駒ウィンダミア、3着は中団から差してきたキズナ産駒ライラボンド

 阪神7Rダート1200m(3歳1勝クラス)を勝ったアジアエクスプレス産駒シホノディレット2番手追走から、直線では早め先頭に立って、そのまま3馬身1/2差で圧勝。稍重のダートでスピードが活きました。1分11秒22着は4番手から差してきたフリオーソ産駒クロジシジョー、3着も同じ位置から差してきたミッキーアイル産駒ナムラフランク

 中山9R芝2000mミモザ賞 牝馬限定(3歳1勝クラス)を勝ったパイロ産駒ラブパイロー好スタートからマイペースの逃げへ。上手くスローに落として、そのまま直線へ。直線に入っても、2番手にいたハービンジャー産駒エーデルブルーメとともに、後続を寄せ付けず、そのままゴール2着はエーデルブルーメ、3着は後方から差してきたスピルバーグ産駒ルージュリナージュ

 中京9R芝2200m大寒桜賞(3歳1勝クラス)を勝ったキタサンブラック産駒ブラックブロッサム3番手追走から、直線では、前を行っていたメイショウゲキリンを早めに捉まえて、そのまま後続を突き放して6馬身差の圧勝重馬場の2分14秒1は好タイム。ブラックブロッサムはこれでデビューから2連勝。ダービーに間に合えば、面白い存在になります。2着は後方から差してきたドゥラメンテ産駒サンライズエース。3着は勝ち馬と同じ位置から粘り切ったブラックタイド産駒フェーングロッテン


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