金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【大晦日】 「笑ってはいけない」の放送がない年末!

2021-12-31 05:49:35 | 競馬

 遂に、年末の風物詩「笑ってはいけないシリーズ」が終了となってしまいました。

 まぁ確かに、最近の「笑ってはいけない」はマンネリ化して、スタート時に比べると面白さが半減してはいましたが、とは言っても、今さら「紅白歌合戦」をダラダラと観続ける気分ではありませんので、主体的に観ようと思う番組がなくなってしまいました。

 

 このシリーズを振り返ると、個人的には、2004年の年末に放映された「笑ってはいけない温泉宿 in 湯河原」が一番面白かった。あの頃は、この年末特別番組自体が罰ゲームで、通常のガキ使の番組内で行ったゲームの結果、負けた方が「笑ってはいけない組」勝った方が「笑いを仕掛ける組」となっていました。

 

 湯河原駅に降り立った、負け組の浜田・山崎・田中。駅前広場を見上げると、いきなり巨大な広告看板に「笑顔の菅プロディーサーのドアップ写真」が。また、タクシー乗り場の前には、勝ち組の遠藤扮する仮面プロレスラー『ダイナマイト四国』が現れ、ファンに取り囲まれながら、ダイナマイトダンスを踊る‥といった具合。

 一番お気に入りの場面は、夜の湯河原の温泉宿の和室で、厳寒のため、コタツに籠っている浜田・山崎・田中に対して、映画スターウォーズの壮大なテーマ曲に乗って、C-3POとR2D2が現れるシーン

 単に、障子の戸を開け放しにして、寒気を部屋に入れるという嫌がらせのためだけに出てくるのですが、寒いから田中が閉めて、またコタツに入ると、再度、壮大なスターウォーズのテーマ曲が流れる。あらためてC-3POとR2D2が、うやうやしく現れて、また戸を開けっぱなしに。この繰り返し。

 この壮大なテーマ曲と、あまりにセコイ悪戯のギャップの面白さに、まさに視聴者は抱腹絶倒でありました。

 

 あ~あ、「蝶野ビンタ」や「田中タイキック」が放送厳禁になるなんて、ツマラナイ世の中になってきたなぁ。今年は、テレビ東京の『孤独のグルメ 年末特番』を観ながら、酒飲んで寝よっと。


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【年末も熱い将棋界】 渡辺明 対 豊島将之 クリスマスイヴの死闘‼

2021-12-30 07:12:14 | 将棋

 どうしても、この闘いは報じないといけません。

 

 12月24日(金)に行われた、第35期 竜王戦1組ランキング戦1回戦で、前竜王の豊島将之九段と、渡辺明名人が早くもここで激突

 まず1局目は、豊島九段の先手番で角換わりの戦型に。序盤から主導権をめぐる激戦が続いて、そのまま中盤へ。終盤に向かいながら、徐々に渡辺名人が差を広げていきましたが、豊島九段の必死の抵抗で、最後の詰め筋までは至らず、両王将が入玉、そして豊島九段が何とか24点を確保したことから、215手で渡辺名人からの申入れにより『持将棋』が成立。先手後手を入れ替えての指直しとなりました。追い込まれていた豊島九段が、上手く持将棋に持ち込んだという内容でした。

 第1局が終わったのが、夜の23時17分。ここから第2局が開始されました。先手番は渡辺名人でしたが、第2局も第1局に続いて角換わりの戦型へ。お互い、「もう一丁やり直しましょう!」という意気込みだったのかも。今回も序盤は主導権を巡ってお互い一歩も譲らない展開に。ただし、考慮時間があまり残っていない中にあって、徐々に、戦術面で迷いのない渡辺名人が優勢に渡辺名人が、最後までミスのない手順を繋いで107手で勝利。2回戦へ進むことになりました。敗れた豊島九段は、出場者決定戦(5位決定戦)へ回ることになりました。

 

 それにしても、12月24日(金)のクリスマスイヴの夜、将棋界の両横綱が竜王戦1組ランキング戦で、深夜2時過ぎまで激闘を繰り広げるとは!

 ボクシングに例えて、もう少し判りやすい表現で言うと、朝10時から、翌朝の2時までの16時間にわたって、WBCとWBAの世界ヘビー級チャンピオンが、『足を止めての殴り合い』の激闘を繰り広げるとは!

 

 ボクシングの場合は、どちらかが倒れるまで戦いますが、将棋の場合は、「負けました」と頭を下げて終わりますので、あまり殴り合いには見えないのですが、この対局は、明らかに殴り合いでした。クリスマスイヴの夜に、もの凄い試合を見せて頂きました。


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【GⅠ回顧】 ホープフルステークス

2021-12-29 07:17:22 | 競馬

 昨日、中山で行われた2歳GⅠのホープフルS勝ったのは、ディープインパクト産駒キラーアビリティ。好スタートから3番手を確保、道中もスムースな競馬が出来ていました。前半1000mが1分0秒2で、後半1000mが1分0秒4ですから、淀みのないスタミナ勝負、そして前々にいた馬が有利になる展開でした。キラーアビリティは、直線に入って早めに先頭に立って、5番手から差してきたCデムーロ騎手のディープインパクト産駒ジャスティンパレスの追い上げも許さず、1馬身1/2差で完勝。それにしても、横山武史騎手の勢いが止まりません。今日も完璧な騎乗でしたし、来年もこの馬で、クラシックの主役を張っていくのでしょう。

 2着のジャスティンパレスも、ほぼ理想的なレースが出来ました。勝ち馬との差は、4コーナーまでの位置の差。まだまだ逆転は可能だと思います。3着のモーリス産駒ラーグルフは、位置取りは2着馬と同じでしたので、着差は最後の切れ味の差4着のハーツクライ産駒フィデルは、不利な後方からの追込みによるものであり、この馬は広い東京で楽しみな存在5着のハーツクライ産駒ボーンディスウェイは、厳しい流れの2番手追走からの粘りでしたので、地力を見せた5着と言えます。

 1番人気のコマンドラインは12着。スタートで後手を踏み、今日のルメール騎手は後方から差す競馬を選択しました。しかし、この結果ですので、やはりこの馬は、先行して力を発揮するタイプなのでしょう。またマイルの方が合っているのだと思います。

 ちなみに、朝日杯組との比較では、朝日杯3着のダノンスコーピオンが、ここの勝ち馬キラーアビリティに萩Sで勝っていますから、全体レベルは朝日杯がやや上に思えます。朝日杯の上位5頭と、ホープフルの上位2頭、それに東京スポーツ杯を勝ったイクイノックスを加えて、今年の2歳牡馬のトップ8という評価で良いかなと思います。

 

 ところで、2歳リーディングサイヤー争いは、この最後の最後で、ディープインパクトがエピファネイアを大逆転した模様。ディープインパクトにとっては、実質ラストクロップ世代ですが、最後までトップを譲らないところは、さすがだと思います


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【2歳戦回顧】 12月28日

2021-12-29 00:47:48 | 競馬

 中山1Rダート1200mを勝ったドレフォン産駒トーアスカーレット中団待機から、直線では1番外を追い込んできて、3番手から先に抜け出していたイスラボニータ産駒ルワンジュと、同じく中団から差してきたダイワメジャー産駒サカエショウをキッチリ差し切ったところがゴール2着はサカエショウ、3着にルワンジュ

 阪神1Rダート1800mを勝ったダノンレジェンド産駒アテンパーティ好スタートからマイペースの逃げへ。直線でも後続を抑えて勝利2着は、5番手追走から差してきた1番人気のキングカメハメハ産駒ニューダイアリーズ。3着は、4番手から粘り切ったブラックタイド産駒ルイナールカズマ

 中山2Rダート1800mを勝ったアメリカンペイトリオット産駒イスカンダル好スタートからマイペースの逃げへ。直線では、3番手から差してきたモーリス産駒モールとの叩き合いになりましたが、これを抑え切って1馬身差の勝利2着はイスカンダル、3着は中団から差してきたスクリーンヒーロー産駒バックスクリーン

 阪神2R芝1200mを勝ったブラックタイド産駒ゼロドラゴン中団後方待機から、4コーナー手前では5番手へ。そのまま外を豪快に追い込んで1馬身1/4差で快勝2着は、4番手追走から差してきたキズナ産駒アスターディゴン、3着は、中団後方から強烈に追い込んできたフランケル産駒ダノンアーリー

 中山3R芝1600mを勝ったディーマジェスティ産駒クロスマジェスティ2番手追走から、直線では早め先頭に立って、4番手から差してきたマツリダゴッホ産駒シュヴァトライテとの激しい競り合いを制して勝利2着はシュヴァルトライテ、3着は中団から差してきたジャスタウェイ産駒アドマイヤザルミナ

 阪神3Rダート1200mを勝ったドレフォン産駒ペプチドヤマト2番手追走から、直線では、逃げたブラックタイド産駒カライカマウリオラとの長い叩き合いをクビ差だけ前に出たところがゴール2着はカライカマウリオラ、3着は3番手からハナ差まで追い込んできたキンシャサノキセキ産駒キッショウ

 中山4R芝1800mを勝ったロードカナロア産駒レッドモンレーヴ5番手追走から、直線では、1番外を通って、前を行くダイワメジャー産駒スパイダーゴールドとフェノーメノ産駒オウケンボルトを差し切って快勝2着はスパイダーゴールド、3着はオウケンボルト

 中山5R芝2000m新馬を勝ったハーツクライ産駒アクアテラリウム好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入っても、2番手追走のハーツクライ産駒ハーツアズワンとの叩き合いを制して、また3番手から差してきた1番人気のハービンジャー産駒サンドレスの追撃も凌いで勝利2着はハーツアズワン、3着はサンドレス

 阪神5R芝1600m新馬を勝ったロードカナロア産駒レベレンシア4番手追走から、直線では1番外へ持ち出して、3番手から先に抜け出していたロードカナロア産駒ミロワールを差し切ったところがゴール2着はミロワール、3着は2番手から粘り切ったハーツクライ産駒インザオベーション

 中山6Rダート1200m新馬を勝ったリオンディーズ産駒ギュウ好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線でも、3番手から差してきたアメリカンペイトリオット産駒マサノカヴァリエの追撃を抑え切って勝利2着はマサノカヴァリエ、3着は中団から差してきたビッグアーサー産駒ワイドマティーニ

 阪神6R芝1800mを勝ったアメリカンペイトリオット産駒ルミナイト好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入っても、3番手から差してきたドゥラメンテ産駒スコールユニバンスの追撃を凌ぎ切って勝利2着はスコールユニバンス、3着は後方から差してきたルーラーシップ産駒エターナルビクトリ

 

 阪神7Rダート1800m(2歳1勝クラス)を勝ったパイロ産駒デリカダ3番手追走から、直線では、先に抜け出したモーリス産駒カフジオクタゴンとの激しい競り合いを制して、1馬身1/4差だけ前に出たところがゴール1分53秒6と時計も良く、2歳牝馬ダート路線ではトップクラス2着はカフジオクタゴン、3着は中団から差してきたアメリカンペイトリオット産駒ファンウワーズ

 

【追】2021年の「2歳戦回顧」は本日で終了です。ここまでは2歳戦全レースを振り返りましたが、新年5日からの「3歳戦回顧」では、見所があった3歳戦のみを記録に残すことに致します。


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【競馬】 ホープフルステークス(GⅠ)!

2021-12-28 07:25:45 | 競馬

 さぁ今年最後の重賞レース、中山のホープフルS2歳牡馬路線は、先日の朝日杯FSの1~5着がかなりの好素材でしたが、こちらも負けないくらい好メンバーが揃いました。

 まずはダービー馬候補の呼び声が高いディープインパクト産駒の⑥コマンドライン。同じくディープインパクト産駒では、萩Sでダノンスコーピオンと差のない2着だった⑤キラーアビリティと、デビューから2連勝中の⑧ジャスティンパレス。また、前走エリカ賞でレコード勝ちを収めたエピファネイア産駒⑦サトノヘリオスや、百日草特別でレッドラディエンス以下の有力処相手にキッチリ勝ち切った、エイシンフラッシュ産駒の⑫オニャンコポン

 人気はルメール騎手が乗る⑥コマンドラインに集中しそうですが、ここは我らが⑫オニャンコポンを本命に指名します。(指名しないと、あとで我が家のオニャンコポンに嚙み殺されてしまうので‥)

 相手1番手には⑥コマンドライン。その他は、⑦サトノヘリオス⑤キラーアビリティ⑧キャスティンパレス⑨ボーンディスウェイ

 馬券は、⑫オニャンコポンと⑥コマンドラインの2頭軸三連単16点 ⑫⑥⇒⑫⑥⇔⑦⑤⑧⑨

 

 これで、何とか良い年が迎えられますように‥。


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