金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【新変異株オミクロン①】 地球を何周も覆いつつ、人類の半減を狙う!

2021-11-30 07:31:47 | 金融マーケット

 新型コロナの騒ぎが始まってから約2年。パンデミックから、普通のインフルエンザ対応と同質化へと、そろそろ終息へ向かう期待感が広がっているところでした。

 先週、突然のようにWHOから公表された「新変異株オミクロン」は、まだ確定的な情報とはなっていないものの、『強い感染力』『ワクチンの効力が効きづらい』『毒性が強い』という可能性が示唆されているように、今確認できている感染事例が、相当に深刻であることを示していると思います。

 この「新変異株オミクロン」が、従来のような「飛沫感染」ではなく「空気感染」であったり、「重症化する人は限定的」ではなく「感染者の多くが危険に陥る」で、しかも「今のワクチンでは制御できない」となると、もともとパンデミックで恐れていたレベル、20世紀初頭の『スペイン風邪』級の悲惨な被害が、今後広がる可能性があります。

 

 以前、このBlogでも申し上げましたが、パンデミックというのは、地球の創造主が、地球の存続システムが崩れるほどに特定の種族が増えすぎた時、その種族の数を半減、あるいは1/4程度に減らして、元のバランスに戻す行為に他なりません。

 「新変異株オミクロン」の出現は、この地球の創造主の強い意志、すなわち「人類を減らすことでしか地球を救えない」という意志が、極めて強固であることを感じざるを得ません。

 

 人類が推進しているSDGs、ESGなどの活動スピードが、まだまだ緩いことを見透かされたように、創造主が新らたな変異株をまた生み出したのかもしれません。少なくとも、自分はそう考えるようにしております。

 コロナウイルスの感染防止は感染防止としてベストを尽くさないといけませんが、SDGsについては、まだまだ本気で取り組まなければならないことがたくさんあると、常に自分には言い聞かせております。(続く)


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【GⅠ回顧】 ジャパンカップ・京都2歳S・京阪杯

2021-11-29 07:41:37 | 競馬

 まずは土曜日のラジオNIKKEI杯 京都2歳S勝ったのは、リオンディーズ産駒ジャスティンロック後方待機からマクリ気味に上がって、直線では、逃げたアメリカンペイトリオット産駒ビーアストニッシドと、好位から差してきたハーツクライ産駒フィデルとの叩き合いを制して勝利スローを後方から差し切ったのですから、強い勝ち方。今後が楽しみになりました。

 一方、その勝ち馬に新馬で勝っていた1番人気のディープインパクト産駒トゥデイイズザデイは、スタートが悪く、最後方へ下げる選択武豊騎手は、こういう時に強引に位置を取りに行きませんが、馬を押す力がないのではないかと疑ってしまいます。これでは勝負になりません。それから、道中で躓いて落馬寸前になっていたキャンデセントは、そのあとは福永騎手が無理をさせませんでした。こちらは、やむを得ない判断だと思います。

 トゥデイイズザデイが前に行かなかったため、レースがスローの瞬発力勝負になり、単調なレースになってしまいました。勝ち馬の今後は楽しみですが、それ以外は参考外にしたいと思います。

 

 次は京阪杯勝ったのは、ヨハネスブルグ産駒エイティーンガール最後方待機から、直線は1番大外を豪快に差し切る強い勝ち方でした。2着のタイセイビジョンも、後方追走からの追込みでしたので、前は少し厳しい流れになっていたと思います。

 その中で、逃げて3着に粘り切ったファストフォースは立派の一言。また、3番手から5着に粘ったシゲルピンクルビーも力を示したと思います。最後に坂がある阪神1200m、特に内側の馬場は相当傷んでいますので、差しが有利な中、パワータイプの馬に向いたコースになりつつあるのかもしれません。

 

 そしてGⅠジャパンカップ勝ったのは、無敗の三冠馬コントレイル。好スタートから、逃げるアリストテレスや、前をいくオーソリティとシャフリヤールを見ながら8番手をキープ。予想どおりスローの展開となり、前半1000mは1分2秒2。その時、これも予想どおり、後方からキセキがマクるように先頭に立って、離し逃げの展開に一変

 後半は、一気に消耗戦の展開となって、残り600mからオーソリティがロングスパートを開始。キセキを捉えてオーソリティが前に出たところを、コントレイルとシャフリヤールが並んで追いかけて叩き合いにシャフリヤールは、この叩き合いで横に寄れるコントレイルは、すぐにオーソリティを捉まえて、そのまま2馬身差の完勝。2着はオーソリティ、3着は、さらに1馬身1/2差でシャフリヤール。

 本日のコントレイルと福永祐一騎手、完璧でした。これで無事に引退となり、来年からは種牡馬生活に入ります。ただし、福永祐一騎手も矢作芳人調教師も、出来ればもう一年走らせて、コントレイルの『名誉回復』を図りたかったことと思います。でも、産駒を残すことも大切な仕事ですから、名誉回復は産駒の成績でお見せする。これも有りだと思います。

 2着のオーソリティは本格化したことをここでも見せました。消耗戦が得意ですので、体調さえ良ければ有馬記念に出ても有力だと思います。シャフリヤールも、今回の後半の厳しい流れの中で立派な3着来春のドバイあたりで、また好走が期待できると思います。4着のサンレイポケットも、天皇賞秋に続いての4着は素晴らしいの一言。GⅠ級の馬と言える内容です。もう6歳ではありますが、本格化が遅れただけですので、来年の活躍が楽しみになりました。

 そして、5着のグランドグローリー。日本の硬い馬場が最も合わないと思っていた馬でしたが、やはり消耗戦になったことが好走の理由だと思います。もっと欧州馬が来ても、良い勝負になりそうなことを、この馬が示してくれたと思います。

 

【最後に】福永祐一騎手の勝利者インタビュー

「本当に凄い馬なんです。調教の仕方によっては1200mでも勝てる馬だった」「本来は3000mを走れる馬ではない。それを勝ってしまうくらいの頑張り屋」「自分自身は、この馬の凄さを皆さんに伝えきれなかった。しかし、種牡馬になったら、どれだけ凄い馬だったかを、あらためて皆さんに示してくれることは間違いない」


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【2歳戦回顧】 11月27日~28日

2021-11-28 16:20:55 | 競馬

 土曜日は東京1Rダート1600mを勝ったキャンディライト産駒トーセンエルドラド中団待機から、直線では長く良い脚を使って、前へ行く馬をまとめて交わして勝利2着は、4番手追走から逃げ馬をゴール前で差したが、後ろから来た勝ち馬に差し切られたアロゲート産駒ポイズンアロウ。3着は、逃げて粘ったリーチザクラウン産駒セイウンシデン

 阪神1Rダート1800m牝馬限定を勝ったドレフォン産駒フローラルビアンカ3番手追走から、直線では逃げたメイショウホマレを捉えて勝利2着はメイショウホマレ

 東京2R芝1400mを勝ったディープインパクト産駒ウェストファリア中団後方待機から、直線では内から外まで、一線での叩き合いとなり、この馬だけが1馬身抜け出して勝利2着は、中団から差してきたキンシャサノキセキ産駒バスマティでしたが、2着以下は、ほぼゴッタで一緒

 阪神2Rダート1200mを勝ったスマートファルコン産駒オーロベルディ2番手追走から、直線で前を捉えてそのまま2馬身1/2差をつけて完勝2着は、3番手から差してきたメイショウボーラー産駒メイショウアジロ、3着は、中団から差してきたスクリーンヒーロー産駒イラーレ

 東京3R芝1800mを勝ったワールドエース産駒サンストックトン中団待機から、直線では脚を溜めてから、先に抜け出していたニューベイ産駒トーセンシエロを、あっという間に差し切って、2馬身差の完勝強い内容でしたので、年明けの重賞路線でも楽しみな存在になりました。2着はトーセンシエロ、3着はエピファネイア産駒エピファニー

 阪神3R芝1600mを勝ったイスラボニータ産駒ハンス中団待機から、直線では1番内を突いて勝利2着は、4番手追走から馬場の中央を伸びてきたロードカナロア産駒アドマイヤジェイ、3着は、大外を差してきたリオンディーズ産駒ディオ。3着馬は、直線で大きく外へ寄れなければ差し切っていたと思います。

 阪神4R芝1400mを勝ったアメリカンペイトリオット産駒スピリットワールド6番手追走から、直線では馬場の中央をゴール前で抜け出して勝利2着には、中団後方待機から馬場の1番外を差してきたロードカナロア産駒サプライズアンセム

 東京5R芝1600m新馬を勝ったエピファネイア産駒コウキ4番手追走から、直線では内側を抜け出して完勝2着には、中団待機から、馬場の中央を追い込んできたロードカナロア産駒デコラシオン。3着には、2着馬と激しい叩き合いを僅差で敗れたハーツクライ産駒ヴィアルネッサンス

 阪神5R芝1600m新馬を勝ったリオンディーズ産駒サク3番手追走から、直線では1番内側から伸びて勝利2着は、後方待機から、馬場の中央を追い込んできたエピファネイア産駒レオンバローズ

 東京6Rダート1600m新馬を勝ったマスタリー産駒サクセスローレル好スタートからマイペースの逃げへ。直線でも、後続を寄せ付けず4馬身差で圧勝2着は、2番手追走から粘り切ったディスクリーキャット産駒ニシノコニャック

 阪神6Rダート1800m新馬を勝ったアロゲート産駒フーリッシュホビー5番手追走から、直線では、3番手から差してきたアロゲート産駒シェイリーンとの激しい叩き合いを制して勝利2着はシェイリーン

 

 東京9Rダート1600mカトレアステークス(2歳オープンクラス)を勝ったドレフォン産駒コンシリエーレ4番手追走から、直線では、外から早めに先頭に立って、そのまま後続の追い上げを抑え切って勝ち切りました。圧倒的1番人気に応えて、来年のケンタッキーダービー出走ポイントを獲得しました。

 ただし、これだけのメンバーを相手に、早め先頭に立ったため、最後はかなり危ない勝利に。2着は、中団後方から差してきたヘニーヒューズ産駒カフェカルマでしたが、クビ差まで詰め寄られました3着は、さらにクビ差で、後方から追い込んだシニスターミニスター産駒ヘラルドバローズ。3着馬は、新馬戦で、JBC2歳優駿の勝ち馬アイスジャイアントの2着だった馬で、ここでも地力を示しました。

 勝ったコンシリエーレは、アイスジャイアントと並んで2歳ダート路線のトップに立ちました。今のところ、あとは、衝撃の新馬戦を見せてくれたアロゲート産駒ジュタロウと、もちの木賞を勝ったクラウンプライドあたりが、トップ戦線を争う候補でしょうか。

 ダートにも良い馬たちが一杯いますので、JRAさん、2歳と3歳のダート重賞路線の整備を宜しくお願いします。特に、3歳はダートのクラシック路線がないとオカシイですよ!

 

 日曜日は東京1Rダート1400mを勝ったイントゥミスチーフ産駒シーヴィクセン好スタートから逃げへ。直線でも、そのまま後続を寄せ付けずに7馬身差の圧勝2着は、後方から追い込んできたマクフィ産駒リュウノブレイク、3着は、2番手から粘り切ったパイロ産駒ナカガワフェイス

 阪神1Rダート1800mを勝ったドレフォン産駒エルバリオ好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入っても後続との差を維持して、そのままゴール2着は、最後方から馬場の内側を差してきたゴールドシップ産駒ダンツエスプリ

 東京2R芝1600mを勝ったエピファネイア産駒ニシノラブウインク中団待機から、直線では馬場の一番外から差し脚を伸ばし、好位から先に抜け出していたロードカナロア産駒ライラスターとの激しい叩き合いを制して勝利ライラスターが勝つはずのレースを、後方から勝ち切ったニシノラブウインクはかなりの強さだと思います。年明けの3歳牝馬重賞路線でも楽しみな存在2着のライラスターも、次は確勝だと思います。

 阪神2Rダート1400mを勝ったドレフォン産駒トーホウデュラン3番手追走から、直線では4頭による叩き合いからゴールで抜け出して勝利2着には、5番手から内側を差してきたワールドエース産駒スズカフィールド

 東京3Rダート1600mを勝ったヘニーヒューズ産駒カンピオーネ2番手追走から、直線では早めに抜け出して、まず5番手から差してきたディスクリートキャット産駒クリスタルウエイとの叩き合いを制したあと、中団から追い込んできたドゥラメンテ産駒オヤノナナヒカリの追撃を抑えて勝利2着はオヤノナナヒカリ、3着はクリスタルウエイ

 阪神3R芝2000mを勝ったルーラーシップ産駒タイセイディバイン好スタートから逃げへ。スピードの違いを見せつけて、直線でもそのまま後続を寄せ付けず、2馬身1/2差をつけて完勝2着は、最後方から追い込んできたハーツクライ産駒ロマンシングブルー。3着は、中団から差してきたルーラーシップ産駒コンジャンクション

 東京4R芝2000mを勝ったディープインパクト産駒ウィズグレイス好スタートからマイペースの逃げへ。これが1ハロン11秒台を継続するとんでもない逃げで、直線に入っても、後続を突き放して6馬身差の圧勝1分58秒5の2歳レコードのオマケ付き。さすが、国枝厩舎です。新馬で敗れた馬の2戦目では、大抵このような凄い仕上げで来るので勝率が高い。勝ち馬のウィズグレイスは桜花賞向きではありませんが、これだけスピードの持続力に長けているのであれば、オークスや、牡馬混合のGⅠで活躍できそう。当面は逃げた方が良さそうですが、レースに幅が出来るともっと強くなります。そして、2着のドレフォン産駒ワープスピードや3着のハーツクライ産駒アルファヒディも素質馬です。今日は相手が悪かっただけ。次はチャンス。

 阪神4Rダート1200m新馬牝馬限定を勝ったロードカナロア産駒ティントリップ2番手追走から、直線では、逃げたパイロ産駒クールココナヒメとの激しい競り合いを制して2馬身1/2差で完勝2着はクールココナヒメ、3着は4番手から差してきたマジェスティックウォリアー産駒メイショウヒメゴゼ

 東京6R芝1800m新馬を勝ったディープインパクト産駒サリエラ好スタートから逃げへ。前半1000mを1分2秒くらいのペースだったので、残り800mからは1番人気のディープインパクト産駒サイルーンとのマッチレースに。直線では、両馬は馬場の中央で並んで激しい叩き合いになり、残り100mでサリエラが抜け出して3馬身差の完勝1分47秒2の勝ち時計ですが、後半4ハロンは45秒台、3ハロン33秒台と中身の濃いレースでした。サラキアの全妹、サリオスの半妹。この馬も国枝厩舎。凄い牝馬がもう1頭出てきました。この馬はマイルも大丈夫だと思いますので、桜花賞も楽しみ2着のサイルーンも、3着以下に6馬身差をつけていますので、次は確勝レベル

 阪神6R芝2000m新馬を勝ったドゥラメンテ産駒メイショウラナキラ後方追走から、4コーナー手前では内埒際を回って、逃げるラブリーデイ産駒ムーランシャタンを早めに捉えて、そのまま4馬身差で押し切りました。2着は、逃げたムーランシャタン、3着は、3番手から粘り切ったドゥラメンテ産駒ベッロジョヴァンニ

 

 東京8R芝1600mベゴニア賞(2歳1勝クラス)を勝ったディープインパクト産駒レッドラディエンス中団待機から、4コーナー手前では早めに先頭に取り付いて、そのまま有力馬たちと激しい叩き合いへ。一度外へ寄れて順位を落とすも、手前を変えるとまた外から伸びてきて、抜け出したところがゴール切れ味はありませんが、ロングスパートで活きるスピードの持続力が抜群でした。また、ズブい馬を動かし続けたRムーア騎手の剛腕ぶりに惚れ惚れしました。

 2着には、内から伸びたキングカメハメハ産駒リアグラシア。3着には、馬場の中央を差してきたモーリス産駒アバンチュリエ。上位馬は、ほとんど力の差がありませんので、次はチャンスだと思います。

 

 阪神9R芝1600m白菊賞 牝馬限定(2歳1勝クラス)を勝ったハーツクライ産駒ルージュラテール4番手追走から、直線では、馬場の中央を抜け出して、最後はドゥラメンテ産駒サウンドビバーチェとの叩き合いをハナ差だけ制して勝利2着には、サウンドビバーチェ、3着には、逃げたトーホウジャッカル産駒トーホウラビアン

 スローの瞬発力勝負となったレースで、瞬発力の優れた2頭による1着2着となりました。勝ったルージュラテールは、ここまで2歳牡馬の一線級を相手にしてきましたので、地力が違うところを見せてくれました。


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【ジャパンカップ】 ガムシャラに勝ちに行け、祐一‼

2021-11-28 07:13:09 | 競馬

 久々にフルゲートとなったジャパンカップ。大本命に推されるであろう三冠馬コントレイルには「つけ入るスキがある」と判断した各陣営が、一斉に出走を決めたことが原因でしょう。

 とはいえ、昨年のように史上最強牝馬アーモンドアイがいる訳ではない。また、マイルの絶対王者グランアレグリアがいる訳でもない。さらには、3歳最強馬なのに2㎏のアローワンスを与えなきゃいけないエフフォーリアがいる訳でもない。また、牝馬猛者のクロノジェネシスやラヴズオンリーユーがいる訳でもない

 であるからして、コントレイルからすれば、昨年のジャパンカップや今年の天皇賞秋とは、メンバーレベルは一段低い状況。それでも、各陣営が「つけ入るスキがある」と考えておるのは、府中2400mで持久力勝負の消耗戦に持ち込めれば「勝算あり」と判断しているから。

 まず、アルゼンチン共和国杯を連覇したオーソリティと、今年のオークス馬ユーバーレーベンは、その代表格。また、欧州調教馬からジャパンブルームグランドグローリーの3頭が出走を予定しているのも同じ理由。

 特にオーソリティに騎乗予定のルメール騎手は、必ずレースを淀みのないペースへ誘導するはず。具体的には、4コーナー手前からのロングスパートを仕掛けてくるでしょう。もし、キセキあたりが、離し逃げをしていて、オーソリティが早めにロングスパートを仕掛けたら、これはもう悲劇的な消耗戦になることが必至であります。

 

 これに対抗するためには、スタート直後にダッシュを決めて、4~5番手の好位置を取り、そこでジックリ脚を溜める闘い方が必要です。いつものように「ゲート次第で‥」などと悠長なことを言っていると、天皇賞秋のようにベストポジションをエフフォーリアに取られてしまったり、昨年のJCのように、狙った位置よりもかなり後方からの競馬となり、絶望的な位置から、前の有力馬を追いかけていく展開になってしまいます。せっかく絶好の2番枠を引いたのだから、祐一君には、必ず、好位置を取りにいくスタートを決めてほしいと思います。

 

 さて予想ですが、当然ながら、本命は②コントレイル相手1番手は、ロングスパートで消耗戦を演出するはずのルメール騎乗の⑦オーソリティ。その他には、消耗戦得意のオークス馬⑭ユーバーレーベン。また、府中牝馬Sで一皮むけた⑪シャドウディーヴァと、捲土重来の今年のダービー馬④シャフリアール。そして最後は、一昨年のJCで3着に入った⑰ワグネリアン

 欧州からの参加組も怖いですが、さすがに、府中の2分22~23秒の競馬にはついてこれないと思います。また、酷い消耗戦となった10月の京都大賞典の1~3着馬(マカヒキ・アリストテレス・キセキ)には、見えない疲労が残っていると見て、切ります。

 馬券は、②コントレイル頭固定の三連単20点 ②⇒⑦⑭⑪④⑰

 

 昨年のJC以降、この歴史的名馬のサイクルが狂ってしまいましたが、最後の最後、ここはシッカリ勝たなければ、来年度からの種牡馬としての種付料や、繁殖牝馬の質にも影響が出てしまいます。祐一君、ガムシャラですよ、ガムシャラ


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【競馬】 ラジオNIKKEI杯 京都2歳ステークス(GⅢ)!

2021-11-27 07:52:10 | 競馬

 ラジオNIKKEI杯 京都2歳S。もともとは年末に阪神で行われていたラジオNIKKEI杯2歳Sで、クラシック候補を何頭も生み出した伝統の2歳重賞でした。あの頃のラジオNIKKEI杯の役割は、今や中山のホープフルS(GⅠ)が引き継いでいますので、今の京都2歳Sは、どうも中途半端な位置づけになっています。京都2歳Sになってから、クラシックに繋がる勝ち馬は、エピファネイアくらいで、あとは小粒なメンバーばかり。

 これはどうも、京都の小回り2000m、しかも平坦なコースとも無縁ではありません。小回り2000mで坂がない京都コースでは、来年の皐月賞へ繋がるレースにはなりづらいということだと考えています。

 しかし、昨年と今年は、阪神内回り2000mでの開催となっています。ここでの勝ち馬が、来年の皐月賞の有力候補へのし上がる可能性は十分に考えられます。

 

 ということで、本命に据えたいのは、9月4日新潟の新馬戦で、まるで父親と同じような「飛ぶ走り」を見せたディープインパクト産駒の⑨キャンデセント。藤原英昭厩舎、福永祐一騎手と言えば、今年のダービー馬シャフリアールと同じ組み合わせ。この馬の絶対能力に賭けたいと思います。

 相手1番手は、11月6日東京の未勝利戦で、同じく祖父同様の『飛ぶ走り』を見せたディーマジェスティ産駒②ディープレイヤー。その他は、9月19日中京の新馬戦で、力強い逃げ切り勝ちを収めたディープインパクト産駒⑤トゥデイイズザデイ。その新馬戦で2着に敗れるも、10月9日阪神の未勝利戦で完勝したリオンディーズ産駒⑧ジャスティンロック。11月14日阪神の未勝利戦での逃げ切りが見事だったキズナ産駒⑩グッドフェイス。3戦目でようやく勝ち上がった馬ですが、骨のある相手に対して安定した力を見せているジャスタウェイ産駒①ポッドボレット

 なお、評判の高いハーツクライ産駒⑦フィデルは初戦の相手レベルが低く、同じく人気の⑥ライラック2戦目でコケやすいオルフェーヴル産駒であるためここでは狙いから外しました。

 馬券は、⑨キャンデセント頭固定の三連単20点 ⑨⇒②⑤⑧⑩①

 

 祐一君、このレースも「絶対に負けられないレース」だと思って、ガムシャラに勝ちに行きましょう。ここで勢いをつけて、日曜日も勝ち切ろう!!


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