金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 スワンステークス(GⅡ)とアルテミスステークス(GⅢ)!

2020-10-31 08:03:45 | 競馬

 まずは、今の京都競馬場で最後の重賞レース、スワンSから。現時点で芝1400mで日本最強なのは、グランアレグリアか、ダノンスマッシュか、サウンドキアラか。アレグリアもダノンもいないここでは、①サウンドキアラの頭固定で決まり。相手には、マイルGⅠ馬2頭の②アドマイヤマーズと⑯ステルヴィオのほか、⑩ボンセルヴィーソ、⑭アルーシャ、⑨カテドラルの5頭お得意の三連単20点で。①⇒②⑯⑩⑭⑨⇒②⑯⑩⑭⑨

 

 次は、府中の2歳牝馬重賞のアルテミスS札幌2歳Sの1着2着⑭ソダシ⑤ユーバーレーベンが人気を集めそうですが、ここは大混戦と見た方が良さそう。

 新種牡馬マクフィ産駒の⑯ヴァーチャリティ前走は強かったですし、エピファネイア産駒⑨オレンジフィズ新馬は好メンバー相手に完勝でした。血統馬の⑥ククナ(キンカメ×クリミナル)も前走は完勝、モーリスの娘②ストゥーティ新馬で破った相手は、何と2歳牡馬マイル路線のトップ争いに君臨するレッドベルオーブ。それから、サフラン賞でサトノレイナスの2着だったエピファネイア産駒⑬テンハッピーローズは、現時点の2歳牝馬NO.2とも言えます。また、サフラン賞5着のディープ産駒①タウゼントシェーンは、サトノレイナスに進路を塞がれた上での5着で、前が空いていれば2着はあった馬。この馬も見限れません。

 馬券は、人気薄の実力馬、サフラン賞組の⑬テンハッピーローズと①タウゼントシェーンから2頭軸三連複10点で手広く。⑬①⇒②④⑤⑥⑦⑧⑨⑭⑮⑯


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【天皇賞】 やっちゃえ、祐一! フィエールマンでロングスパート!!

2020-10-30 07:21:30 | 競馬

 日曜日の天皇賞(秋)に出走する12頭のうち、GⅠ馬が7頭で、取ったGⅠが合計16個という豪華メンバー。当然ながら、みんな、大本命のアーモンドアイを負かしに出てくるメンバーばかり

 キセキジナンボーは、淀みのないペースで逃げて、そのまま逃げ込む戦法ダノンプレミアムダイワギャグニーは、昨年同様、早めに抜け出して、後ろの馬が来る前にゴールになだれ込む戦法

 これらのスピードのある先行馬を捉まえられるよう、アーモンドアイのルメール騎手は、出来れば5・6番手くらいの位置で前を追いかけていき、ラスト200mで差し切る、昨年と同じレースをしてくると思います。

 

 さて、祐一君稀代のステイヤーであるフィエールマンに乗って、府中の2000mで何をする。普通に乗ったらアーモンドアイには敵わない。上記のように、淀みのないペースで進むのならば、2000mのレースを消耗戦に変えてしまい、スピードよりも、スタミナが試されるレースにすることこそ、取るべき選択肢なのでは?

 答えはアーモンドアイの外側で徹底マークの上、残り700mからのロングスパート。もし、無理に追いかけてくれば、あのアーモンドアイでさえも、ゴール寸前で脚が上がってしまう可能性が出てくる。一方、フィエールマンを追いかけてこなければ、そのまま逃げ込まれるリスクが高い。名手ルメールにも迷いが生じる。

 

 その昔、同じ天皇賞(秋)で、逃げたトウショウボーイの横から、名ステイヤーのグリーングラスが残り700mでロングスパートゴール寸前まで、2頭によるマッチレースとなりましたが、両馬ともに脚が上がってしまい惨敗。勝ったのは、最後方から追い込んだホクトボーイでした。

 そんな激しいレースが観てみたい! 先週に続いて‥。


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【アーモンドアイのお婿さん候補】 エピファネイアが急上昇!

2020-10-29 06:52:27 | 競馬

 少し気の早いテーマのですが、アーモンドアイがGⅠ8勝目を達成したら、次はもう、お婿さんを誰にするかが話題に上がります。(その前に、もう1戦、香港カップへ行くか、行かないかというテーマもありますが、もう十分に走ったので、怪我する前に、引退させてあげて欲しい気がいたします、ハイ)

 ちょっと前までは、モーリスが第1候補だったと思います。モーリス×アーモンドアイは、何と言っても、サンデーサイレンスの4×3という奇跡の血量を実現する組合せであり、またモーリス君は、香港マイル・香港カップと2つの国際GⅠを含むGⅠ6勝を誇るスーパースターですから。

 しかし、ここへ来て、もう1頭のお婿さん候補が、赤丸急上昇してきています。そう、エピファネイア君です。競走成績こそ、GⅠ6勝のモーリスが上ではありますが、初年度産駒からデアリングタクトというスーパー牝馬を出したほか、あのコントレイルを、菊花賞であと一歩まで追い込んだアリストテレスも、エピファネイア産駒であり、種牡馬としては一歩リードしている状況。そして、エピファネイア×アーモンドアイも、あのサンデーサイレンスの4×3のクロスが実現できる組合せなのです。

 スピード因子の組合せならば、モーリスとアーモンドアイですが、距離ももたせてダービーを、とか、凱旋門賞を、とかになると、エピファネイアとの組合せが上回っていると感じます。

 さて、実質的オーナーである吉田勝己さん、どちらを選ぶのでしょうか?


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【将棋】 あれれ? 藤井聡太二冠が三連敗⁉

2020-10-28 06:59:14 | 将棋

 ずっと競馬ばかりをテーマにしていたので、久しぶりに将棋の話題を。

 豊島竜王と羽生永世七冠による竜王戦は、1勝1敗で第3局へ。初戦は、豊島竜王の序盤の先制パンチが効いて、1ラウンドKO勝ちという派手な将棋でしたが、第2局は、羽生永世七冠が豊島竜王の1発パンチを巧みに避ける指し手を駆使しながら、順調にリードを広げて完勝という内容。ここまでは、互いの持ち味を出しながらの素晴らしい勝負が繰り広げられています。第3局以降も注目です。

 そして、スーパーリーグとなった、王将戦挑戦者決定リーグ何と、大本命と見られた藤井聡太二冠が、開幕から三連敗で、挑戦者争いから早々と脱落してしまいました。とは言っても、初戦が羽生永世七冠、2戦目が豊島竜王、3戦目が永瀬王座ですから、現役最強争いのトップ棋士ばかりなので、三連敗といっても意外な結果ではありません。

 それよりなにより、二冠となった藤井聡太さんに対して、他のトップ棋士たちが、こぞって深い研究を始めた証拠だと言えます。藤井聡太二冠とすれば、その研究のさらに上をいかなければ、彼らには勝てないという訳ですから、今は、挑戦する立場と、追われる立場の違いを痛感しているところだと思います。

 それにしても、現役最強を争っている、渡辺名人、豊島竜王、藤井聡太二冠、永瀬王座、そして羽生永世七冠の闘いぶりが凄い最近の将棋は「殴り合い」であると将棋解説のプロ棋士のどなたかがおっしゃっていましたが、まさに序盤からブンブン殴り合う展開が当たり前です。ちなみに、女性棋士同士も同じですので、凄い世界になってきました‥。


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【競馬】 歴史的なGⅠ三連戦 最後はアーモンドアイ!

2020-10-27 06:51:23 | 競馬

 先々週、先週と、無敗の三冠牝馬と無敗の三冠牡馬が誕生いたしました。そして、今週は、アーモンドアイによるGⅠ最多8勝目が懸かる天皇賞(秋)が府中で開催されます。

 昨年の天皇賞(秋)同様に、今年も豪華なメンバーが揃いましたので、とんでもないレベルのレースが期待できます。昨年は、快速馬アエロリットの逃げと、それを途中から引き継いだダノンプレミアムによる、全く淀みのない厳しい流れの2000mを、アーモンドアイが豪快に差し切って快勝。1分56秒2の時計と併せて、彼女の生涯最高のパフォーマンスを見せてくれました。

 今年はアエロリットのような存在がいませんが、参加メンバーがアーモンドアイに勝つためには、少なくとも4コーナーまでにアーモンドアイよりも前に居て、そこからスピードで押し切るか、あるいは、ずっとアーモンドアイを外側からマークし続けて、そのままマッチレースのようにロングスパートをかけるか、2つに一つですから、レース自体が緩むことはあり得ないと思います。

 アーモンドアイにどう対するか、注目は次の3頭。まずはクロノジェネシス。重馬場にでもなれば、アーモンドアイに対しても対等の勝負に持ち込めると思いますし、雨が降らなくても、今年の府中の馬場は痛みが進んでいるので、クロノジェネシスにとっては好条件。真っ向勝負を挑んてくると思います。

 2頭目はダノンプレミアム。昨年の2着馬ですが、今年も早めに仕掛けて、後ろからの馬には脚を使わせるレースをすると思います。例年よりも馬場が速すぎないのは、この馬にとっても好条件だと思います。

 3頭目はフィエールマン。ステイヤーであるフィエールマンがアーモンドアイに勝つためには、徹底したマーク、すなわち外から被せるようなマークとロングスパートが効果的です。そうです、菊花賞で、コントレイルに対してアリストテレスが取った戦法です。ちなみに、今回フィエールマンに騎乗するのは福永騎手。アーモンドアイのルメール騎手に対して、先週のお返しをするチャンスということ。

 見どころ満載の天皇賞(秋)、11月1日(日)15時40分スタートです!


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