金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 気が早いですが・・アーモンドアイの婿さんを誰にするのか?

2019-10-31 07:13:05 | 競馬

 先週の天皇賞秋の衝撃から、まだ日も浅いのですが、つい色々な妄想にふけるのが私の悪い癖でありまして‥。

 先週の結果を持ちまして、今年のJRAの年度代表馬はアーモンドアイにほぼ確定いたしました。また、彼女が史上最強牝馬であることも疑問の余地がなくなりました。すなわち、彼女の評価を更に上げるためには、香港カップか、来年に今度こそ凱旋門賞か、英チャンピオンSへ行くくらいしか選択肢がなくなりました。

 となると、ディープインパクトとキングカメハメハの両雄が逝去した現在、次の世代を担える種牡馬を急いで用意しなければならない今、やっぱり頼りになるのはアーモンドアイが生む牡馬となります。それまでの間は、何とかお父さんのロードカナロアや、ディープの息子キズナだとかが繋いでいくしかないのですが、ロードカナロアも、アーモンドアイ以外は2000m以上に大きな期待を持つのはリスク大ですし、キズナもまだ、種牡馬としてどこまで本格化するかは未知数であります。

 やはり、史上最強牝馬の生む男の子に、生産界の期待が集まるのは人情というもの。しかし、では誰をお婿さんに迎えれば良いのか! なるべく早く、スーパーホースを生み出さなければならないとなると、婿さん選びも失敗は許されません。

 アーモンドアイは、サンデーサイレンス25%、キングカメハメハ25%の血脈なので、まず、サンデー直系・キンカメ直系の種牡馬は付けられません。一方で、彼女が生む子は、サンデー12.5%となりますので、サンデー6.25%を付加できる種牡馬を付けると、奇跡の血量18.75%のサンデー・インブリードが出来上がります。

 サンデー直系・キンカメ直系以外で、しかも、類稀なるスピードと切れ味、またスピードの持続力を持った種牡馬、併せてサンデーの血を薄く持っている種牡馬がいるのか?

 1頭だけいました! モーリスです。モーリスはサンデーの曾孫なのでサンデー12.5%。モーリスの子供には、サンデー6.25%の血脈を与えることが出来ます。しかもモーリスは、安田記念・マイルチャンピオンS・香港マイル・チャンピオンマイル・天皇賞秋・香港カップと、1600~2000mで無敵の世界的名馬です。

 アーモンドアイはあと1戦で引退させ、繁殖に入れて、モーリスをお婿さんに迎えるのはいかがでしょう? 吉田勝己オーナー‼


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【ラグビー】 ラグビーW杯 いよいよ決勝です!

2019-10-30 07:01:03 | ラグビー

 以前、金融マーケットが動かない理由の一つに、このラグビーW杯があると申し上げました。理由は、ヨーロッパの主たる運用会社の拠点が、ロンドン、エディンバラ、パリなどに集中しており、そこのCEOやCIO(運用責任者)がTVに釘付けになっているどころか、我慢できずに日本に長期出張に来ているという事実があったからです。

 そうこうしているうちに、まずは日本がスコットランドを破り、エディンバラの運用会社の連中が仕事へ戻っていきました。次に、アイルランドが負けて、そしてフランスが負けたので、ダブリンとパリの連中が仕事へ復帰していきました。その結果、金融マーケットは少しずつ活気を戻しているのが現状。

 しかし、一番大きな拠点であるロンドンの連中がたくさん残っている、残っている。しかも、今週は英ヘンリー王子まで、急遽来日することになってしまいました。

 金融マーケットが本格稼働するのは来週からだと思って下さい。けっこう、ラグビーが市場のセンチメントを決めることもあるのです。

 ところで、決勝のチケットですが、今でもかなり市中に出回っているそうです。オールブラックスのファンがたくさん帰国してしまったので、彼らが行くはずだった決勝戦のチケットを、大量に業者が買い付けた模様。今ならコスパの良い値段で手に入るかもしれませんよ!


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【雑感】 同級生を偲ぶ会

2019-10-29 07:34:56 | 雑感

 先週の日曜日に、急逝した中学・高校の同級生の偲ぶ会を開催しました。

 「開催しました」というのは、ご葬儀が本人の意向で家族葬で執り行われたため、ごく親しかった卒業生限りの偲ぶ会を、ご家族の了解を頂いた上で、自分が企画して開催したという意味です。

 本人は著名な経済評論家であり、有名ブロガーでもありましたので、まともに偲ぶ会の参加者を募れば、1000人単位の人が集まったと思います(もちろん、ファンもクレーマーも含めてですが‥)が、卒業生限定としましたので、こじんまりと30~40名の偲ぶ会となりました。

 彼の直近の活動ぶりを、彼のビジネスパートナーから報告してもらったあと、各出席者に中学時代・高校時代の思い出話を語ってもらいましたが、あまりにバカバカしい昔話が多くて、一同爆笑の連続のあと、しんみり泣けてくる・・といった偲ぶ会でありました。

 ところで、自分も来年は60歳なのですが、年金数理の基礎数値に「死亡率」という統計上の数値がありまして、60歳前後の死亡率は約0.5%なのです。私が通っていた高校の同級生の数は250人でしたので、1年間に1.25人が亡くなる計算になります。この2年半で3人の同級生を見送ってきましたので、ほぼ統計どおりの結果となっています。

 次は自分かもしれません。なるべく、昔の仲間とは会えるときに会っておこう‥と、思う今日この頃であります。


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【レース回顧】 やっぱり怪物だった、アーモンドアイ!

2019-10-28 07:30:48 | 競馬

 まだ4歳のレディに対して、大変失礼な物言いではありますが、やっぱりアーモンドアイは怪物だった!

 昨日の天皇賞秋、前半を59秒フラット、後半を57秒後半でまとめたのが、逃げたアエロリットとダノンプレミアム。2頭ともに2000mを1分56秒7のタイムでした。これは、いつもの天皇賞秋ならば楽勝(恐らく1~2馬身差)できるタイムです。これに3馬身差をつけて、1分56秒2で駆け抜けたアーモンドアイは、やはり怪物と言わざるを得ません。

 ルメールは、最初から前にいく馬達をマークすると決めていたようです。速いペースになることを想定しながら、スタートから4~5番手を確保し、恐らく最もライバル視していたサートゥルナーリアと、スピードの持続力に長けたダノンプレミアムをぴったりとマーク、とんでもない消耗戦に参戦しながら、そのまま、ほぼ最速の上りで勝ち切ってしまいました。凄いの一言です。やっぱり、英チャンピオンSか、仏凱旋門賞で走ってほしかった!

 2着のダノンプレミアムも凄いレースをしたと思います。アーモンドアイがいなければ、これも伝説の天皇賞馬として称賛されるレース内容だったと思います。激しい消耗戦だったので、今後の様子を見てからだと思いますが、ぜひ香港カップに挑戦してほしいと思います。アーモンドアイが出なければ、大本命になると思います。

 3着のアエロリットも賞賛されるべきです。いつもGⅠで2着3着になるのは、最後の切れ味の差だけ。基礎となる身体能力と故障しない頑丈な身体は、父クロフネ譲り。アエロリットは伝説の母になる予感が、第2のエアグルーヴになる予感がいたします。

 問題は6着に敗れたサートゥルナーリア。ダノンとほぼ同じ位置にいましたが、最後の200mで力尽きてしまいました。スピードや切れ味に優れていても、スーパーホース同士の激しい消耗戦では、ひ弱さを見せてしまいました。あのダービーでの敗戦について、出遅れだけが原因ではなかったことが明らかになったと思います。スローの瞬発力勝負なら、府中の2400mでも勝ち負けになると思いますが、それはGⅡまでの世界。今後の路線はよく考えて選ぶべきだと思います。

 デビューした頃から、生産界の期待を背負って、ディープやキンカメと比較されることが多かった馬ですが、彼にはちょっと気の毒な扱いだったと思います。彼は彼なりの道があるはずで、人間の都合を押し付けてはいけません。思い切って1600m以下へ路線を変更することで、歴史的名馬への道が見えてくるかもしれません。


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【競馬】 スーパー2000 天皇賞秋!

2019-10-27 07:44:47 | 競馬

 まずは、昨日の豪コックスプレート(GⅠ)のリスグラシュー、お見事でした。海外でも国内でも強いリスグラシュー、次は香港ヴァースか、有馬記念か。個人的には香港で昨年の悔しさを晴らしてほしいと思っております。

 そして、東京のアルテミスステークス。あまりにスローなペースなのに、後ろで我慢をさせられて、リアアメリアは憤慨して引っかかってしまいましたが、直線だけで差し切るレースを見せてくれました。今から阪神JFが楽しみになりますね。


 さて、本題の天皇賞秋。馬場も完全に回復しておりますので、普通に考えれば中心は②アーモンドアイ。アエロリットが作るであろう淀みのない厳しいペースですが、アーモンドアイは昨年のJCでキセキの作ったハイペースでも、全く苦にせず世界レコードで勝っていますので、ドンと来いというところ。

 一方のサートゥルナーリア。阪神2400mを楽勝して、距離の心配はなくなったと言われていますが、前半が酷いスローで、上りだけの勝負となった2400mをこなしたというだけで、厳しいレースでの実績はまだありません。唯一厳しい流れになったダービーでは、出遅れもあり4着に敗れていますので、アーモンドアイと評価を並べることはできません。

 アーモンドアイにとって怖いのは、むしろ前に行って、そのままスピードで押し切るタイプ。⑤アエロリットと⑨ダノンプレミアムの2頭でしょう。もし、アエロリットが前半を58秒フラットで引っ張り、アエロリットかダノンプレミアムが後半を同じく58秒台でまとめたら、アーモンドアイと言えども、前を行く2頭を捕まえるのは至難の業となります。

 ◎はアーモンドアイ、〇ダノンプレミアム、▲アエロリットで、馬券は②⑤⑨の馬単BOXと②⑤⑨三連複を厚めに。

 


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