ヴィクトリアM(GⅠ)であります。
昨年のマイルCS(GⅠ)を豪快に差し切り勝ち、そして暮れの香港マイル3着、3月のドバイターフ2着と、実績ではダントツの5歳牝馬⑩ナミュールが出走してきます。牝馬ながら、とにかくタフな馬であります。
しかし、3月のドバイターフで一度ピークを迎えていて、そこから1か月ちょっとのヴィクトリアMでの状態はどんなものなのでしょうか。陣営はむしろ、ピークを次走の安田記念に持っていこうとする気がしますので、ここは八分九分で出てくる気がします。
かつて、あのウオッカは、4歳時のドバイ遠征後のヴィクトリアMで、圧倒的1番人気で2着に敗れたことを思い出します。そして次走の安田記念は貫禄の圧勝劇でしたので、いかにドバイのあとで状態を維持するのが難しいかを示す事象でありました。
ここは、ヴィクトリアM一本に目標を絞ってステップを踏んできた4歳牝馬⑥マスクトディーヴァを中心に据えたいと思います。府中マイルを試走させるために、敢えて2月の東京新聞杯に出走させて6着。そして、マイルの流れに慣れたあとの4月の阪神牝馬Sでは4番手から完勝。昨年の秋華賞でリバティアイランドを上回る切れ味で2着となった⑥マスクトディーヴァが、初のGⅠ制覇を成し遂げると予想致します。
相手1番手は、もちろん上記のマイル女王5歳牝馬⑩ナミュール。2着3着は外さないと思います。
その他には、NHKマイルC2着の4歳牝馬⑤ウンブライル、オークス2着・秋華賞3着・エリザベス女王杯3着の4歳牝馬⑦ハーパー、秋華賞馬の5歳牝馬③スタニングローズ、紫苑S1着の4歳牝馬⑬モリアーナ、中山牝馬Sを勝った4歳牝馬④コンクシェル、昨年のヴィクトリアM5着の5歳牝馬⑧サウンドヴィバーチェ、ターコイズS勝利の6歳牝馬②フィアスプライド、エリザベス女王杯2着がある5歳牝馬①ライラック、桜花賞5着の4歳牝馬⑮ドゥアイズ、福島牝馬S2着の5歳牝馬⑭フィールシンパシー。3頭目は人気薄が飛び込みそう。
馬券は、まずは本命⑥マスクトディーヴァの単勝。そして⑥マスクトディーヴァ頭固定で⑩ナミュール2着3着付の三連単20点 ⑥⇒⑩⇔⑤⑦③⑬④⑧②①⑮⑭ で。