金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【3歳戦回顧】 5月4日~5日

2024-05-06 14:41:24 | 競馬

 土曜日は京都6Rダート1200m(3歳1勝クラス)を勝ったマジェスティックウォリアー産駒プロミシングスター中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、伸びあぐねる先行陣の横から、プロミシングスターとストロングリターン産駒サムディの2頭が競り合いのまま先頭に立ちます。ゴール手前でプロミシングスターがハナ差だけ前に出て勝利。ダート良の勝ちタイムは1分12秒7。2着サムディからクビ差の3着には、後方から追い込んできたカリフォルニアクローム産駒ハイウッドブルース

 

 東京6R芝1400m(3歳1勝クラス)を勝ったリアルスティール産駒ニコラウス好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るデクラレーションオブウォー産駒モリノレッドスターの横から、ニコラウスとノーネイヴァー産駒アンドアイラヴハーの2頭が競り合いのまま先頭に立ちます。ゴール手前でニコラウスが1/2馬身抜け出して勝利。良の勝ちタイムは1分20秒8。2着アンドアイラヴハーから1馬身3/4差の3着には逃げたモリノレッドスター

 

 京都7R芝1600m(3歳1勝クラス)を勝ったロードカナロア産駒ワールドエンド好スタートから3番手追走を選択。直線に入るとまず、逃げ粘るシルバーステート産駒エコロマーズの横からモーリス産駒アルトゥームが先頭に立ちます。これの外からワールドエンドが迫り、これを交わしてクビ差をつけて勝利。良の勝ちタイムは1分32秒3。2着アルトゥームから1馬身3/4差の3着には逃げたエコロマーズ

 

 新潟9R芝1200mゆきつばき賞(3歳1勝クラス)を勝ったキングマン産駒アウェイキング中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、伸びあぐねる先行馬を横目に、馬場の中央からアウェイキングが抜け出します。そのまま後続を突き放して3馬身差で完勝。良の勝ちタイムは1分9秒1。2着には、同じく中団待機から差してきたトーセンラー産駒ゴーインマイウェイ、さらに2馬身差の3着には、6番手から差してきたロゴタイプ産駒ヴェサリウス

 

 東京9Rダート1600m青竜ステークス(3歳オープンクラス)を勝ったイントゥミスチーフ産駒ソニックスター好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、ソニックスターが早め先頭に立ち、後続を突き放して押し切りを図ります。最後方からマリブムーン産駒ソレルビュレットが鋭く迫りますが、これにクビ差をつけて勝利。ダート稍重の勝ちタイムは1分36秒2。2着ソレルビュレットから1馬身1/4差の3着には、6番手から差してきたパイロ産駒ラタフォレスト

 

 日曜日は東京5Rダート2100m(3歳1勝クラス)を勝ったキズナ産駒サンライズソレイユ6番手追走で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からマインドユアビスケッツ産駒アムールドパリが先頭に立ちますが、その内側からサンライズソレイユが並びかけて併せ馬状態に。ゴール手前でサンライズソレイユが1/2馬身抜け出して勝利。ダート良の勝ちタイムは2分11秒1。2着アムールドパリから6馬身差の3着には、中団から追い込んできたロードカナロア産駒ロードブレイズ

 

 京都6Rダート1800m牝馬限定(3歳1勝クラス)を勝ったドレフォン産駒アンデスビエント好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入ると、2番手からマジェスティックウォリアー産駒バスタードサフランが並びかけてきますが、これを突き放してスピードを加速。そのまま3馬身1/2差をつけて完勝。ダート良の勝ちタイムは1分52秒9。2着バスタードサフランから1/2馬身差の3着には、最後方から追い込んできたゴールドシップ産駒メイショウリリー

 

 京都10R芝1400m橘ステークス(L)を勝ったモーリス産駒ガロンヌ6番手追走で脚を溜めます。直線に入ると、逃げるキンシャサノキセキ産駒ペアポルックスが後続を突き放します。その外からガロンヌが追いかけて、残り100mのところで交わして抜け出します。そのまま1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分20秒3。2着ペアポルックスから1馬身1/4差の3着には、3番手からダノンレジェンド産駒リジル

 

 


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【GⅠ回顧】 NHKマイルC・京都新聞杯・新潟大賞典・プリンシパルS(L)

2024-05-06 01:18:43 | 競馬

 まずは京都新聞杯勝ったのは、キズナ産駒ジューンテイク好スタートから3番手追走を選択。逃げたキズナ産駒ウエストナウの前半1000mのラップは1分0秒3とややスローの流れに。直線に入ると、逃げ粘るウエストナウの外から各馬が迫りますが、ウエストナウは先頭を譲りません。しかし残り100mのところから、最内を突いてジューンテイクが鋭く伸びてきて、ウエストナウを交わして1馬身差で勝利。良の勝ちタイムは2分11秒2。2着ウエストナウから1/2馬身差の3着には、後方から追い込んできたリアルスティール産駒ヴェローチェエラ

 勝ったジューンテイクは、嬉しい重賞初勝利暮れの朝日杯FS4着の実力馬が、ようやく復活を遂げました。次はダービーだと思いますが、消耗戦になれば見せ場をつくれる1頭だと思います。

 2着ウエストナウは、まさかの逃げ戦法で2着に入りました。ただ、2着の獲得賞金では今年のダービー出走は難しいと思います。またそれにしても、脚を溜めての鋭い差し脚が身上の馬が、ここで逃げ戦法を選択したことで、今後のレースに懸かり癖などの悪影響が出ないか心配であります。このあたり、鞍上の横山典弘騎手はどう考えたのでしょうか。

 3着ヴェローチェエラは、後方過ぎた位置取りが敗因残念な結果ではありますが、持ち味が出せたレースした。秋に向けて成長を期待したいと思います。

 

 

 次は府中のプリンシパルS(L)勝ったのは、モーリス産駒ダノンエアズロック好スタートから4番手追走へ。逃げたミカエルパシャの前半1000mのラップは1分1秒6とスローの流れに。直線に入ると、ミカエルパシャがスピードを加速して押し切りを図ります。残り200mを過ぎたところで、ダノンエアズロックが馬場の中央から抜け出して、そのまま後続に1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分59秒6。2着には、4番手から差してきたシュヴァルグラン産駒メリオーレム、クビ差の3着には2番手からブリックスアンドモルタル産駒アスクカムオンモア

 勝ったダノンエアズロックは、モーリス×モシーンの良血で、セレクトセールで4億5千万円という超高額で取引された馬超高額馬がプリンシパルSを勝って日本ダービー出走権を得ました。馬主孝行な馬だと思います。

 レース自体は、超スローの瞬発力勝負となったので、残念ながら、各馬の地力を見比べられるようなチャンスはありませんでした。また勝ったダノンエアズロックについても、厳しい流れが予想される府中2400mで対応できるかには「?」マークが付く気が致します

 

 

 次は新潟大賞典勝ったのは、5歳牡馬のイスラボニータ産駒ヤマニンサルバム好スタートからマイペースの逃げへ。前半1000mのラップは1分1秒6とスローの流れに上手く落とした感じ。直線に入ると、ヤマニンサルバムがスピードを加速、後続を突き放します。長い直線の大外からキングカメハメハ産駒キングズパレスが前を追いかけて鋭く迫りますが、ゴール前ではハナ差だけ凌いで勝利。良の勝ちタイムは2分0秒1。2着キングズパレスから1馬身1/2差の3着には、馬場の内側を伸びてきたディープインパクト産駒ヨーホーレイク。

 勝ったヤマニンサルバムは、中日新聞杯に続く重賞2勝目GⅢレースでは強みを発揮する先行馬であります。左回りが得意ですので、次も新潟か中京あたりで好走しそう。

 2着キングズパレスは、どんな条件でも常に2着3着となる堅実タイプ。次は人気になりそうですが、とにかく軸に最適な馬。3着ヨーホーレイクは59㎏を克服して3着に粘り込みました。この馬にとっては、もう少し消耗戦となって地力勝負になる舞台の方が合いそう。

 1番人気で11着に敗れたレーベンスティールは敗因不明。怪我をしていなければ良いのですが・・。

 

 

 そしてGⅠNHKマイルC勝ったのは、パレスマリス産駒ジャンタルマンタル好スタートから3番手追走を選択。逃げたキャプテンシーの前半3ハロンのラップは34秒3と、このメンバーにしては超スローの流れに。直線に入るとまず、2番手からマスクオールウィンが先頭に立ちますが、すぐに外からジャンタルマンタルが鮮やかに抜け出して、そのまま後続に2馬身1/2差をつけて圧勝。良の勝ちタイムは1分32秒4。2着には、揉まれながらも馬場の内側を抜けてきたダイワメジャー産駒アスコリピチェーノ、クビ差の3着には、6番手から外を差してきたリオンディーズ産駒ロジリオン、さらにクビ差の4着には、ブリックスアンドモルタル産駒ゴンバデカーブース

 勝ったジャンタルマンタルは、マイルGⅠ2勝目3週前の皐月賞3着の悔しさをここで晴らすこととなりましたスタートから好位を取り、そのままジックリ外を回りながら直線で弾けて勝利と、全く心配がない圧勝劇でありました。もうマイルでは同年代には負けませんので、秋は日本のマイル王になる道へ突き進むことになると思います。凄いマイラーが出てきました。

 2着アスクリピチェーノは、直線でマスクオールウィンに前を塞がれる不利があり、そのあとで内を突こうとしてボンドガールとキャプテンシーを妨害する結果に。それでも最後まで頑張りぬいてロジリオンを差し切って2着に上がりました。不利がなければ、勝ち馬との差は僅かになったはずで、この馬も今後のマイル路線を牽引する馬になっていくと思います。

 3着ロジリオン、4着ゴンバデカーブースともに、力を見せてくれる内容でした。ただ、上位2頭とは差が歴然でありました。

 

 


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