金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【大学同期と夜会】 乾杯前に「サンシャイン水族館」巡りを楽しむ! 

2024-04-17 04:53:06 | 雑感

 

 大学時代に同じクラスだった友人2名とは、年2~3回ほど夜会を催しており、今回は池袋のサンシャインシティ内の中華レストランが夜会の会場でありました。

 せっかくサンシャインシティまで来たので、夜会前に「サンシャイン水族館」を廻ろうということに。

 サンシャイン水族館に入館したのは30年ぶりでしたが、これが素晴らしく進化しておりました。

 

 

 中央部分に設置されている大水槽には、さまざまな魚やエイなどが優雅に泳ぎ回っているほか、自然界では獰猛と言われるウツボも、ここではお行儀よく水槽内で共生しています。

 

 

 また大水槽の奥にある「クラゲ」コーナーは圧巻であります。

 さまざまな種類のクラゲが、こちらも自由に、そして優雅に漂っております。この空間にしばらく立っていると、自らが「クラゲ」と同化して彼らの傍らで一緒に漂ってる錯覚に陥ります。気がつくと、1時間2時間など、あっという間であります。

 いや~、久しぶりに「新世界」というか、「異空間」というか、「小宇宙」ともいうべき、脳やハートを刺激してくれるカンフル剤を堪能いたしました。

 

 また来ようっと!

 

 


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【ギャンブル依存症も恐いが・・】 「ゲーム依存症」が日本を滅ぼす⁉

2024-04-16 02:03:55 | 雑感

 

 MLBの大谷翔平選手の専属通訳が起こした事件の行方が連日のように報道されて、その都度「ギャンブル依存症」の怖さを再認識させられているところです。

 「ギャンブル依存症」への耐性を個々人がどう備えていくかが今後の大きなテーマになっていくと思いますが、それより何よりも、ワタクシが日頃から危惧しているテーマがございます。それは「日本人のゲーム依存症」であります。

 

 ワタクシは、朝の通勤時、バスや電車に座って通勤できるように、かなり朝早く家を出ています。かつては、そうやって座って通勤する日本のサラリーマン・サラリーウーマンたちは決まって、日経新聞を細長くたたみながら読んでいました。朝の通勤時間を活用して、その日必要な情報を頭に叩き込むのが当然のスタイルでありました。

 

 それが今はどうか?

 

 もちろん、今は紙の新聞紙を広げている人間を見ることはありません。日経新聞の電子版を活用しているケースが殆どなので、大きめの携帯電話あるいは i-pad で読むスタイルが定着しているのだと思っていたら、大間違い! なんと、

 電車内バス内で携帯電話を虎視しているサラリーマン・サラリーウーマンの8割9割がゲームに興じているではありませんか!

 

 そんなはずはない! などと言うあなた。

 本当なんですよ。RPGはもちろんのこと、シューティングゲームの類を夢中になってやっている人たちが殆どであり、世界の動きなどの情報を朝一で仕入れているような仕事人は皆無なのです。

 言葉は適切ではないかもしれませんが、「国民の総白痴化現象」が進んでいます。

 

 そういうワタクシも、新聞は自宅でザッと読んでしまったあと、通勤時間には、YouTubeで「葬送のフリーレン」のネタバレ動画を見たりしていますので、隣に座っているオジサンからは「白痴老人」などと思われているのかもしれませんが・・

 

 

 人のことを言える立場ではありませんが、けっこう心配な状況が、今の日本には蔓延しています。

 ぜひ、ご認識を!

 

 

 

 


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【4月は人事異動の季節】 「退任」が決まった友人や元同僚が決まって口にする言葉とは⁉

2024-04-03 02:00:12 | 雑感

 4月は人事異動の季節であります。

 

 かく言うワタクシも、昨年の4月に39年勤めた会社の役員を退任、6月には取締役も退いて、サラリーマン人生の第1ステージが終了いたしました。

 同じように、この4月に第1ステージが終了した社外の友人や元同僚から連絡をもらい、「挨拶に行きたい」「ちょっと一杯付き合ってくれ」と、何人かとお話する機会が続いています。

 それにしても、ジックリ話をするうちに、彼らが決まって口にする言葉がこれ。

 

 「何で今、俺が退任しないといけなかったのか」

 「なぜ、俺が退任してアイツは残ったのか」

 「どこか外に良いポストはないか。まだまだ力を発揮する自信はある」

 

 それぞれ、もう60歳を優に過ぎた人たちであり、サラリーマンとしては運よく会社役員にまで上り詰めて、充実した職業人生だったはずの人間であります。そんな方々が、第1ステージが終わったところで、文句ばっかり口にする。正直、見っとも良いものではけしてありません。むしろ「見苦しい姿」と言った方が良い。

 なぜ、こんなことになるのだろう。想像するに、以下のような理由がありそう。

 

 ◎人は地位が上がれば上がるほど「欲」が一段と大きくなる

 ◎人は地位が上がれば上がるほど「自己評価」が膨らんで過大となる

 ◎そしてトップに立つと「欲」「自己評価」ともに究極の大きさまでに膨らむ

 ◎さらに「永遠に生き続ける」勘違いをして、いつまでも「トップの地位」にしがみつく

 

 上記の友人たちや元同僚たちは、そうなる前に、途中で抜け出すことが出来たということむしろ運が良かったと言えると思います。ワタクシは、そう彼らに語りかけて、熱くなった頭の「クールダウン」を促すようにしております。

 ちなみに、1年前のワタクシだって、「退任の内示」を受けた時には「あ、遂に終わったか・・」と少し落胆した記憶があります。それでも、すぐに気を取り直して「これまでの厚情に対する感謝」を口にすることが出来ましたが、最初のリアクションとしては、まず「落胆」が来たのは事実。彼らと大きな違いはありませんでした。

 

 誰にだって、プーチン大統領や習近平主席と同じような精神構造になる素地はあるのです。そうなる前に「離脱」あるいは「クールダウン」できたことはきっと幸いなのだと思います。

 

 


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【「思い込み」に注意!】 年をとると「思い込み」が激しくなります・・

2024-03-27 02:54:01 | 雑感

 本日は「思い込み」によって、大変恥ずかしい目にあったことをお話いたします。

 

 ワタクシは、本当に「思い込み」をしやすい人間であります。

 散歩の途中や通勤途上でも、ふと目に触れた言葉や風景に「好奇心」を抱きやすく、その琴線に触れたモノは、すぐに「携帯=google」で調べて、結果「なるほど・・」と納得する瞬間をこよなく愛するタイプの人間なのであります。

 すべてをそうして調べれば「思い込み」が発生することはないのですが、ときどき「あ、これは『あのこと』を差している言葉だな!」と、脳内のシナプス結合だけで「分かった」に到達してしまうと、「携帯=google」調査を省略するケースがあり、このうち1/10くらいが冒頭の「思い込み」へ繋がってしまいます。

 

 「THE NORTH FACE」というブランドがあります。通勤途上に、多くのサラリーマンがこの名を冠したリュックを背負う風景が珍しくなくなりました。特に新型コロナが流行して、出勤とリモートが交互に発生する勤務形態が進む中で、パソコンや周辺器具を持ち運ぶのに頑丈なリュックが求められ、この「THE NORTH FACE」ブランドが大人気になりました。

 この文字をはじめて電車内で見た時、ワタクシは少し考えてから、「あ、そうか・・ それにしても粋な名前をつけたものだな」と独り合点して納得してしまい、この時に「思い込み」が発生してしまいました。

 ワタクシがどう「思い込み」をしたかというと、

 「THE NORTH FACE =北面 であるから、これは平安時代に、上皇・法皇をお守りしていた『北面の武士』からネーミングしたブランド名なのだな。『大切なものをしっかりと守る』という意味を込めた粋なブランド名である。当然ながら、こんな発想は日本の企業しかあり得ないな!」

 

 もちろん、本当の意味はまったく違います「THE NORTH FACE」は米国企業のブランドであり、もともとは「登山用具や衣服」からスタートしたブランド。ちなみに The north face とは、北半球における山岳の北側に面する部分のことで、極めて困難な登山ルートを指す言葉だそうです。「エベレストの北壁」などが典型的な例との由。

 それが、なんで北面の武士」として脳内シナプスで繋がってしまったのか

 ワタクシ自身が全く理解できておりません。まったく・・

 

 

 そして、もう一つ、決定的な「思い込み」をやってしまいました。

 先日「大谷翔平選手がプライベートジェットでMLB開幕戦(韓国で開幕)へ向かう」という内容が、新聞でもTVでも盛んに報道されておりました。自分は、朝起きて日経新聞をザッと読んだあとは、携帯のYouTubeで流れる海外ニュースなどをチェックするのですが、電車内なので音は出さずに画像のみで確認する癖がついております。画像のみと言っても英語字幕がついていたりしますので、ニュースの内容を理解するにはほぼ十分なものであります。

 例の「大谷翔平選手」の報道では、一緒に搭乗するメンバーの中に、おひとり背が高くて大変綺麗な女性がいたので、これはもしや「大谷選手の奥様か⁉」とまずは考えたのですが、よくよくお顔を拝見すると、大谷選手にそっくりな顔立ちで、しかも180㎝を超えるかという高身長でもあり、「あ、これは大谷選手の妹さんだな!」と勝手に「思い込み」をしてしまいました。

 

 ちなみに、その日の午後、会社内の打合せ時に、大谷選手の妹さんて、綺麗なひとだなぁとメンバーに話したところ、全員がキョトンとしたまま顔を見合わせてしまいました。

 数秒後に大爆笑が起きたことは言うまでもありません。

 

 本件のくだりは、例の「通訳の賭博事件」によって吹き飛んでしまいましたね。奥様の話題は消えてしまいましたので、おかげで、「ワタクシの恥ずかしい思い込み」も拡散しないままで収束となりました。

 

 いずれにしても「思い込み」だけは避けたいものです。

 でも、早合点や独り合点の癖はもう治らないだろうなぁ・・

 

 


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【将来が見えなくて不安・・】 とつぶやく若者が数多くいますが、その本音を探ると・・

2024-03-13 01:12:06 | 雑感

 

 同じ会社で働く若手社員を「cheer up」するために、ときどき「夜会」を開いています。

 もちろんですが、基本は当方で負担します。まぁ「cheer up」に加えて、こちらが若手の本音を聞きたいためでもあり、そのための「コスト」を負担するのは当然であります。

 

 こうした夜会で、聞き役に回っていると、間違いなく言われるのが「将来が見えなくて不安」という言葉。「将来が不安」の意味は、もちろん「社会情勢の将来が見通せない」という意味だったり、「会社の将来性が分からない」という意味もありますが、最も共通しているのは「自分の将来の姿が見えてこない」ということ。

 当然ながら聞き役に回っていますので、「そうだよね、そうだよね」と相槌を打ちながら、もっと本音を、もっと本音を、と聞き出そうとするのですが、さすがに、20代そこそこの若手から「自分の将来の姿が見えてこない」と言われ続けると、

 

 「自分の将来の姿なんて、今から判る筈はないじゃないか!

 とつい声を荒げて言いたくなってしまいます。

 

 人類の歴史が始まって以来、個々の一人ひとりの人生は、はかなく弱弱しいものでありました。大自然の災害や病気あるいは飢えといった理由によって、子供の時期に亡くなるケースが多く、うまく大人に成長できたとしても、戦争などに明け暮れる日々を必死に生き抜くといった世界。だいたい、日本人の平均寿命は、太平の世だった江戸時代ですら40歳に達しておらず、ちゃんと平均寿命が50歳を超えたのは戦後になってようやくのこと。それだけ、病気や戦争で、若くして亡くなる人が数多く存在したということであります。

 それが、ここへ来ての医学の進歩や経済の発展、日本においては「歴史上稀とも言える80年間続く平和」のおかげで、平穏に生活できることが当たり前、という感覚が染みついています。それ自体は有難い事なのですが、それを「当たり前の権利」と勘違いしている輩が数多いようです。

 平穏で生活できている自らの幸運をきちんと受け止めて、その幸運を活かすも無駄にするも自分次第であることが分かっていない。だからこそ、「自分の将来の姿が見えてこない」などという「他人まかせの言葉」が出てくるのだと思います。

 

 平均寿命が40歳に満たなかった江戸時代に生きていた町民たちが、「自分の将来の姿が見えてこない」と嘆いていたでしょうか。「自分の将来が見えてこない」不安から、貯金ばかりに精を出して、消費や投資を抑制していたでしょうか。

 全く逆です。

 先が見えないことはむしろ常態であり、だからこそ、今日一日を大切に生きようと「必死に」しかも「楽しく」、人生を謳歌していたのが江戸の町民たちでありました。だからこそ、今の時代にも輝く「歌舞伎」「浮世絵」などの芸能文化や、「江戸前寿司」「鰻の蒲焼」「天麩羅」などの食文化が栄えたのであります。

 

 これを言うと「炎上」必至ではありますが、あえて言わせていただくと、

 「将来が見えなくて不安」という人は、自分から変化を起こすことを怖がっている人だと思います。自分から何もしないでいても「老人になるまで平穏に生きる権利がある」と勝手に思い込んでいる人たちです。人類の歴史上で最も恵まれた平穏な環境を生きているにも関わらず、そのチャンスを活かそうとしない人たちです。自分から行動を起こさない理由に「将来が見えなくて不安」と、責任を自分以外に転嫁しているだけ。

 

 少し厳しい言い方になりました。

 しかし、ウクライナやガザ地区の若者たちの置かれた状況を見てもまだ、日本の若者の多くが「将来が見えなくて不安」と呟いています自分の殻ばかりに閉じこもっていないで、もう少し自分たちの置かれた状況を、客観的・歴史的に評価する習慣を身につけるべきだと思います。

 

 

 誰の人生にも「確定した将来」などは存在しません。

 むしろ無限の可能性が広がっているのです。

 そして、その無限の可能性を切り開くのは、他の誰でもなく、あなた自身であります。

 

 


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