モグリッチョのフィールドノート

八丈島の自然などを紹介しています。

白い虹?

2023年02月07日 | 島景色

 

 先日の朝、自宅前の畑より東の空を眺めると、はっきりとではなく薄っすらと白く弧を描く虹を発見! 噂には聞いていた“白い虹”を初めて自分の目で確認することができた!!と思いましたが、太陽高度が低いところでできた“日暈(ひがさ)”でははないかと怪しくなってきました。確認できたのは僅か10分間ほどで、陽が昇のるにつれて薄くなり消えていってしまいした。

 七色の虹は太陽光が雨粒に反射して見られるそうですが、白い虹は太陽光が霧に反射して見られる現象だそうで、太陽高度が低く霧が発生している朝方や夕方に確認されることが多いとのことです。日暈は太陽光が雲の中の氷の粒に反射して見られる現象で、薄い雲が太陽にかかった時に見られるそうです。

 当時、霧らしきものがかかっているのは確認できず薄い雲がかかっていたので、残念ながらこれは白い虹ではなく低い高度でできた日暈の可能性が高いようです。

 以上のことより霧でできるものを“白い虹”、雲でできるものを“日暈”と認識していたのですが、ウィキペディアでは「日暈や月暈を白虹ともいう」という記述もあり、“日暈”と“白い虹”は同一ものであるという可能性もあります。一体どっちなんだろう? 何れにしても大気光学現象に間違いはないようです。


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